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2004年8月31日 (火)

8月決算報告

秘書:
早いもので8月も終わりですね。
一大イベント前の嵐の前の静けさ、と行くかと思いましたが、さすがに夏と言うことでいろいろございましたね。

それでは収支の報告を行います。どの項目をご覧になりますか?

>ゲーム

秘書:
今月購入したゲームは5本になります。
5本全てがGBAのファミコンミニです。ファミコン探偵倶楽部I&II、新・鬼ヶ島はクリアしましたが、謎の村雨城、スーパーマリオ2はまだ未クリアです。マリオ2はようやくクリアできる目処が立ちましたが、村雨城は赤雨城で止まっています。ドリマガで竹本泉先生が「村雨城は当時ノーミスでクリア」していたと言われていますので、頑張ってください。

どの項目をご覧になりますか?

>CD

秘書:
今月購入したCDは2枚になります。
THE ALFEE:30th ANNIVERSARY、槙原敬之:EXPLORER です。アルフィーさんのCDはジャケットのベルバラ風イラストが魅力ですね。実際に池田理代子先生の書き下ろしです。槙原さんのCDタイトルは「エクスプロイダー」のようでいいですね。ところでCDを買われたということは、そろそろあの件を許される気になられたのですか?

どの項目をご覧になりますか?

>酒

秘書:
今月の飲酒日数は14日です。
先月に引き続き暑い日が続きましたので、ビールの飲酒が増えております。それに加えてバーベキューや海にも行っていますので、必然的に飲酒日が増えていますね。来月はこの半分を目標に頑張ってください。

どの項目をご覧になりますか?

>スポーツ

秘書:
今月は仙台スタジアムでサッカーを1試合、秋田県皆瀬村でプロレスリング・ノアを観戦しています。今回で、ベガルタの今期観戦試合は、ホーム、アウェイ合計でちょうど10試合となります。そろそろ資金繰りが厳しくなってきましたね。

どの項目をご覧になりますか?

>設備投資

秘書:
今月は破壊した扇風機の代わりに除湿機を購入しています。夏場はフル稼働でしたね。最近は気温も低いため、少しそっぽを向いております。

どの項目をご覧になりますか?

>イベント

秘書:
今月は、キャラバン用の予告VTR作成を行いました。一部から大絶賛を受けております。またその中で、「毛利名人編は無いのか?」と言う意見を頂いております。今回が全て高橋名人になったのは、ただの偶然なのですが、毛利名人といえばラジコン操作、ピアノ演奏、トランプピラミッド建てなどが有名ですね。果たして実現しますでしょうか?

>閲覧終了

秘書:
本当に終了なさいますか?

>はい

秘書:
それでは決算報告を終了いたします。

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2004年8月30日 (月)

復活は近くも復帰は遠く

昨日、日記に上げたムービーの話は、おいおいフォローすることにしまして、例のチームのお話を。

ソロモンに帰ってきたのがアナベル・ガトーさんなら、今週、横浜市三ツ沢公園球技場に帰ってきたのが、元・ベガルタ仙台こと『ペガ仙台』です。
思えば今年3月のJ2開幕戦。初戦のこの球技場で0-4で敗れて以来、低迷を余儀なくされた仙台。その不甲斐なさに業を煮やし、うちの日記では得失点差分を名前から引いていった結果、一時は「名称消滅か?」と言うところまで来ましたが、何とか現在は7位で留まっています。

そして先週の水曜日。地元仙台で湘南相手に(内容はともかく)4-1で快勝し、得失点差も-3まで来ました。一時期は得失点差-15まで開き、名前も『ヘノノクL(エル)』と、元が「ベガルタ」であることすら分からないようになってしまいましたが、ようやくここまで来ました。

そして相手も場所も開幕戦と同じ場所。ここで大勝して一気に得失点差0!名前復活!と行きたいところでしたが…。

あいにく台風の影響により、東京・神宮球場の野球が雨天中止になるような天候。当然横浜にも影響が出ます。画面を通してもはっきりと分かる強い雨。この雨がいい方向に転がる場合と、悪い方向に転がる場合があるのですが、双方ともに悪い方向に転がりました。自然界のバランスとしては不自然なはずですが、台風でこのバランスも崩れてしまったのでしょう。結局0-0でスコアレスドロー。引き分けなり。

こうなると2位集団からも離されてしかるべきなのですが、2位の福岡が負けて、他の集団チームもごちゃごちゃしまして。前節まで2位への勝ち点差は6だったのですが、なぜか1縮まって2位への勝ち点差5になりました。どうやら悪運はかなり良いようです、このチーム。

名前は、「ペ」の「。」が消えて「ル」と「ク」が復活で、『ヘガルク仙台』になりました。もうちょい、もうチョットで名前復活です。

でも次の試合はホーム仙台ですが、現在2位の京都が相手なので、やはり苦戦は必死。大体今シーズン2戦目で、僕の目の前で0-5って試合をやってくれた強豪が、京都です。僕は週末なのに神戸出張のため、試合を見に行けませんので、応援に行かれる方は、会場で美味いビールを飲んでいただきたいものです。

寒い気温と寒い試合は、ビールがまずくなるので勘弁。

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2004年8月29日 (日)

これがムービーの面白さ

この日記を書いていて、よくお友達に言われること。

「主語がない」

例え話を使った説明に大変気合が入り、言いたい事も分かる。だがその説明が、「何に対する説明なのか書かれていない」と言う。なるほど。面白いことをおっしゃる。

確かに「アングル」「ブック」などと言う単語を使用し、ドラマチックに文章を書き上げても、それが何に対することなのか分からないのでは意味がない。(ブック、アングルについては毒狩人さんのHPをご参照ください)やはり文章は読みやすく、分かりやすく。起承転結が大事だ。日記なのに。

ところで僕は、デジカムを使ったムービー撮影が好きである。いつの頃からかカメラマンとして、遊びに行ったスキーの映像や、友人の旅などを撮影したりしている。しかも旅の途中のナレーションや、演出、解説、挙句に編集までこなして、80分を超える番組を作ったこともある。この場合僕の役割は、「水曜どうでしょう」の黄金のカルテット4人の役割全て、と言うことになる。

さすがに最近は時間もなく、TWINZ以来イベントもないので、あまりムービー編集はしていなかった。しかしここにきて、久しぶりに編集の機会を得た。

それは先週お伝えした3夜連続アングルの、「名人対決」がそれだ。3人の名人によるファミコンバトル。その模様をカメラ2台を駆使し、細かな表情までを捉えていく。あぁ、想像しただけで腕がなる。

それに伴い、予告編をつくることにした。名人対決を煽る予告ムービー、そのロケ地は秋田。予告全編で秋田ロケを敢行である。「水曜どうでしょう」内の名ドラマ、「フィヨルドの恋人」が全編ノルウェーロケを敢行したが、それと同じようなものと思っていただければ幸いである。

ビシっと編集して、バキッと完成。早速友人らに見せてみた。

「これはかなり面白いんだけど、やっぱり『何をするのか』は言ってないよね」

はっ!気付かなかった。またしても主語のないものを、しかもムービーで作ってしまった。それでも、皆には分かってもらえると、皆には伝わると、先生信じてるから。でもそれって「エゴ」かも。

そんな訳で、MISCさんに全面ご協力いただき、約30秒ほどの名人対決予告編をムービーにてアップさせて頂いております。上記リンクからMISCさんに飛んでいただき、適当に探していただければ、予告ムービーがありますのでご覧下さい。

もちろんBGMは「ギャオス逃げさる」です。

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2004年8月28日 (土)

ほほえみの爆弾

ここ最近は夜になると、早くも「夏は遠くなりにけり」な気温にまで下がるようになりましたね。こんばんは。まんが・MANGA・MANGAです。秋の夜長も近いということで、まんがの話でもしましょうか。昨日もしましたか? まあそういわずに、一席お付き合いください。

姉が本屋に勤めているので、本の売れ筋の話を良く聞きます。やはり興味のあるのは、まんがコミックの売れ行き。例えば、「ドラゴンボール愛蔵版」なんてのは、僕は全然売れないと思っていたのですが、予想に反してかなり売れたんだそうです。これは、初期のドラゴンボールを知らない若い世代と、最後どういう風に終わったのか覚えていないタイムリー世代が、ともに購入したからだそうで。

僕は「つまらなくなっちゃったなぁ」と思いながら最後まで読んでいたので、別にいまさら買うまでもないと思っていたのですが、若い世代を除くと、「あの場面だけ読みたい」と言う方が購入をされているそうです。

こうなれば集英社は商売上手ですから。やはり人気作品を投入してきました。「幽遊白書」完全版がそれです。

ドラゴンボールが初期と後期で大きく作風が変わったように、幽遊白書も初期と後期で、作風が大きく変わっています。大まかに分けると、「ラブコメ → バトル → ラフ絵」 と進化を遂げています。やはりこのまんがも「最後がどうなったのか分からない」派閥に属しています。ここを読まれている方で、最後どのような展開になったのか、覚えてる方はどれだけいらっしゃるでしょうか。

で、その幽遊白書ですが、ドラゴンボールのように売れるのか?と思いきや、1巻の売れ行きは芳しくなかったそうで。「やっぱりダメなのかなぁ」なんて思ってたら、なぜか2巻だけが飛ぶように売れたとのこと。話を聞いた姉が「なんでだ?」と思いコミックコーナーを見て、「なるほど」と思ったそうです。

表紙が蔵馬さんだったんです。

その事実に気付いた姉は開口一番、本屋店員にあるまじき言葉を吐いてしまいました。

「げっ、気持ち悪い」

別に蔵馬さんが気持ち悪いんじゃなく、表紙違うだけで売れる状況を冷静に分析した言葉です。それにしても、表紙だけでこれだけ売れ行きが違うとは、驚きました。そうなると3巻の表紙は飛影さんで、4巻の表紙は美しい魔闘家鈴木さんと言うことになるのでしょうか。

いずれにせよ、その表紙の魔力をほんの少しでいいので、「武装錬金」に分けていただけないものかと思う、今日この頃です。

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2004年8月26日 (木)

来年はまともに開幕するのか?

個人的に、どの競技の誰よりも注目していた、レスリングの永田克彦選手が予選敗退してしまったので、僕の中ではそろそろアテネ五輪は終わりです。

アテネ五輪でうまくカモフラージュされていましたが、プロ野球の1リーグ制への移行話は淡々と進んでいます。少し前に、1流のヒールオーナー・渡辺恒夫氏が退陣したことで、混迷の度合を増していましたが、ここにきて選手会側が法的手段の準備を整えるなど、さらにドロドロした展開になっています。

個人的にずっと気になっていたのが、漫画家の水島新司先生。昭和40年代から高校野球とパリーグ中心で野球まんがを書いており、特にプロ野球を舞台としたまんがでセリーグだったのは、ヤクルトスワローズを舞台とした「虹をかける男」くらいで、しかも終盤には相撲を取ったりしていたので、いまいちセリーグ臭のしないまんがでした。

そんな水島先生は今年から「ドカベン・スーパースターズ」を週間少年チャンピオンで連載してます。これはパリーグに架空の2球団、東京スーパースターズと四国アイアンドッグスが今年から新加入し、8球団でパリーグが運営されているというもの。しかもこの連載が始まって早々、近鉄とオリックスの合併が浮上したものですから、僕はずっと注目していました。そうしたところ、さすがは水島先生。凄い展開を用意しておりました。

開幕戦の東京と四国の試合を、先週まで引っ張ったのです。普段であれば、序盤のペナントレースの状況を説明し、オールスター戦でドカベン選手を散々活躍させて後半戦、と言うパターンでしたが、今年は延々と開幕戦。このあたりに水島先生の葛藤を感じずに入られませんでした。

そして今週から、岩城や山田の所属する東京スーパースターズが、地元にダイエーホークスを迎え撃つ状況となりました。今年のペナントの話は一切出てきません。そしてそんな状況の中、王監督(まんが作中)は、一人つぶやきます。

「今年はパリーグが2球団増えて、大成功だ。東京スーパースターズは、パリーグの巨人になれる」

よりによって王監督(まんが作中)に言わせてしまいましたか。水島先生の心の葛藤が見受けられます。9月のオーナー会議なんてまだ先と思ってましたが、来週からはもう9月です。プロ野球界、どうなるのか。

ところで、アテネ五輪の野球日本代表チームの戦いぶりは、すばらしかったと思います。今後一番問題になるとすれば、普段見せないヘッドスライディングや犠牲バントまでした選手たちが、シーズンに戻ると同時に以前と同じようなプレイに戻ってしまったら、やはりプロ野球は衰退してしまうのではないかと。

アテネ五輪での本気度がシーズン中にも繁栄されれば、例えチームが下位であってもファンは応援すると思うんですけどね。その辺どうなんでしょ。年間140回も本気出すのは、しんどいかしら?

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2004年8月25日 (水)

まんが・MANGA・MANGA日本昔ばなし

むか~しむかし。あるところに、木こりの若者がおった。
若者は、はやくに2mを超えた体躯をいかして、大人の10人分くらいの仕事をしておった。
そんなある日、若者は木こりのさいちゅうに、手をすべらせて愛用のオノを池に落としてしまった。

「うがぁ~、しまった。あれがないと仕事ができない」

池の前でぼうぜんとする若者の前に、池の中から女神があらわれました。おどろく若者に女神はいいます。

女神:
お前が落としたのは、この金のオノか? それとも普通のオノか?
若者:
俺が落としたのは、その普通のオノだ。
女神:
すばらしい。そのお前の正直な心に対して、この金のオノをさずけよう。では。

金のオノをわたして女神は去った。若者は仕事にもどるために、もらったばかりの金のオノで木を斬ってみる。

「なんか手にしっくりこないし、重さもちがうし、切れ味わるいし、ダメだ。このオノ、使えねぇ」

おわり

本当の話では、両方のオノをもらうんでしたっけ?

日常使っているものから突然道具を変えてしまうと、あまり上手くいかなくなるというお話。例えば、
・スキーの日本ジャンプ陣は、板の長さの規定が変わって、勝てなくなってしまった。
・武田鉄也さんはプラスチックのハンガーで敵と戦うも、プラ製なのであっさり壊れてしまい、「違う!木の!!」と叫んだ。
・プロゴルファー猿さんは、紅蜂さんに愛用のドライバーを折られてしまい、新しいドライバーを探すも苦戦した。
などなど。

身近なものでは、ボールペンやパソコンのキーボード、+ドライバーなどもその分類に当たるだろう。
だから。

僕がGBAファミコンミニの「スーパーマリオ2」で、W7-4までしか行けないのは、ゲームボーイアドバンスSPの「Aボタン」が微妙に右上に上がっているために、Bダッシュ後のジャンプがコンマ何秒かのタイミングの違いで狂い、その結果、100機いるマリオが全滅してしまう。

と言うことでいいね?

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2004年8月24日 (火)

銅メダルの試合の前に綱引き4対4を

うちの姉は昔、芸能関係のゴシップ記事が好きで、よく読んでいた。「ゴシップ」と言うのは、噂話、ホラ話などの意味で、あまりよい意味ではない。要するに、予測して面白おかしく書いた記事、と言うことになるのであろう。

プロレスにおいてもこの手の話は枚挙に暇が無く、手を出したらキリが無いくらいだ。そんな中「暴露本」のような裏側を描いた本が売れていたりするのだが、コンビニに行ったら面白そうな本があったので買ってみた。「プロレススキャンダル事件史2」と言うものだ。その中で目を引いたのが、「ジャパンプロレス崩壊の裏側」と言う記事。

ジャパンプロレスとは、長州力率いる維新軍が新日本プロレスを離脱し、独立した際の団体である。新日から全日へ戦いの場を移し、そして3年弱で崩壊するのだが、その裏事情が当時の社長の話で掲載されています。その中でもっとも興味を引いた文章。

「アニマル浜口さんは、新日に戻ろうといっても、首を縦に振らなかった。国際プロレスが潰れて、拾ってくれた猪木さんを裏切って、ここを死に場所と決めてきた。ここがダメなら潔く身を引く」

「国際プロレス」と言う、70年~80年代の第3のプロレス団体が崩壊したのが、1981年。アニマル浜口さんは、そこの所属レスラーで、いわば職を失ってしまったことになる。そこで新日本プロレスに戦いの場を移したのが、同じく1981年。アントニオ猪木さんとの、理不尽な1vs3の変則マッチを組まれたのが82年。新日本正規軍対維新軍団・綱引き4対4の試合が行われたのが83年。

浜口京子さんは、そのとき4歳とか5歳だったわけだ。

プロレスの試合を見る上で、そんな個人の家庭の事情なんか当時も今も知ったことではありませんが、お父さんはつらい時代を頑張って娘さんを育てたんだなぁ、と思いました。だって会社(国プロ)が潰れたとき、娘は2歳ですよ。どうします? そこから紆余曲折を経て、浜口京子選手はオリンピックの舞台で世界3位ですから。

プロレスラーの晩年ってのは、淋しくなる人も多くて。当時ジャパンプロレスの親分だった長州力さんも、息巻いて新日本を飛び出して、WJってプロレス団体旗揚げして、1年で活動休止ですよ。憧れの革命戦士が。

だから、30ホヤホヤ小僧の生意気な意見かもしれませんが、こう言う年の取りかたが「幸せ」なのかなぁ、なんて、チョットおセンチになりました。

でも、浜口京子選手のあだ名が「ハマキョン」ってのは、僕的に認められねぇ。

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2004年8月23日 (月)

仙スタのどこに座席を増やすつもりなのだろうか

宮城県内のニュースを主に伝えるローカル新聞・河北新報に、興味深い記事が掲載されていました。それは、仙台スタジアムの座席数増設を当面見送る、と言うものでした。

事の発端は、昨年のJ1シーズン。仙スタの最大集客人員は1万9694人。J1だった昨年は1試合平均で1万9110人の集客があったそうで、僕もチケットの買えない試合が多々ありました。なので「宮城スタジアムだと広すぎるので仙スタ増設しちゃおうぜ」と予算の確保をしていたらしいのですが、今年は集客平均が1万6804人まで減ったので、「やっぱ増設しなくてもいいじゃん」となったそうです。

仙台市は見送りの期限を設けずに、「また超満員御礼札止を連発すれば、増設するかもよ~」と言っております。

ようは「J1上がれ」ってことですね。これだから大人は。TBS系スーパーサッカーのサイトを見れば一目瞭然ですが、今年のJ2入場者数ランクの上位10試合中、8試合が元・ベガルタ仙台こと『ベガ仙台』で、7試合が仙台スタジアムでの試合です。これだけ見ていれば、いかに集客力が高いかと言うことが分かりますが、まあ観客数が下がっているのは事実な訳で。

でも、こう言う話が議題に上がるだけ、仙台サポーターは幸せだと思います。

そんな訳でベガ仙台は、未だに2位グループ混戦のどん尻にいます。上を見れば、大宮や福岡、京都などが「お前は来るなー!」と蹴落としにかかり、下を見れば横浜や水戸が「こっちにおいで~」と誘い、さらに一番底を見れば、札幌、湘南が「J1降格組サークル作ろうよ~」と、甘い言葉で誘います。そんな7位の仙台は福岡と土曜に対戦しました。

最近引き分け続きで、格下にも勝てずにだらっとした試合の続く仙台。この日は福岡での試合のためスカパPPV観戦。先週くらいまでは、僕もビール片手に野次りながらテレビを見ていましたが、今週は緊張感が違います。パソコンで「歌月十夜」と言うノベルゲームを遊びながら、片手間で試合を見ていました。さらに食事やアテネ五輪で席を度々外していました。先週までとは、緊張感が違います。

暑い中福岡の猛攻を何とか耐え抜き、0-0で迎えた89分。相手にPKを与えてしまい、0-1で敗戦しました。2位との勝ち点差は7。これは、01年に昇格を決めた年の、勝ち点が最大に開いたときと同じ数字です。いよいよ後がありません。

名前は「ベ」から`取って『ペガ仙台』です。このまま『ペガッサ仙台』とかになったほうが宇宙を感じなくも無いですが、応援しにくいので止めときます。

今週水曜の給料日は、仙スタで11位の湘南と試合があります。昇格宣戦に踏みとどまるか、J1降格組サークルに仲間入りを果たすのか、その大体が決まります。

水曜定時で上がるから。

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2004年8月22日 (日)

アングルに3回は引っ張りすぎだと思う

続き。

背後からの屈辱の言葉に耐えつつも、僕は心の中で思った。

「女よ。今の僕のこのプレイは、確かに上手い人のそれではないかもしれない。だが、今の僕はね…名人なんだよ…。」

これは、今の僕からは想像も出来ないような、遠い頃の記憶。名人と言う称号に酔いしれつつも、ただ一夜の、しかも実力を発揮できなかった事実は、僕の中に長い間、引っ掛かりを残したままだった。

そんなことはとっくに忘れた、2004年。昨年のファミコン20周年を機に、世の中には、再びファミコンブーム再来かと言うような空気が満ちていた。GBAで発売されたスーパーマリオは発売数50万本を越え、ファミコン20周年記念のCD、DVDも多数発売されていた。そんな中、一つのDVDと出会った。

「ファミコン生誕20周年記念DVD」と言うそれには、ファミコンの歴史が映像で収められていた。当然僕がそれを買ったのは、偶然ではない。中に収められていた、ある『映画』に長い間興味があったからだ。その映画とは、

「高橋名人vs毛利名人 激突!大決戦!」

だった。

当時の2大名人、力の高橋と技の毛利が激突する。しかも映画で。ゲームは名作「スターソルジャー」だ。連射が命のこのゲーム、とにかくボタンを早く叩くことが、勝負へのカギとなる。当時の小学生は、こぞって連射の速さを競い合った。高橋名人は16発/sec、毛利名人は14発/secである。1秒にボタンを14回とか16回とか叩く。その、日常では使わないテクニックに、子供達は魅了された。

そして、この対決DVDを見て、僕は友人達に提案した。友人らは当時、スターソルジャーの大会に出場しようと試みるも、いろいろな事情で大会に出場できなかったやつらだ。僕は、重い口を開いた。

「キャラバンをやってみたくないか?」

キャラバンとは、2人の名人が全国を回り、全国の地区大会予選を兼ねていた大会である。高橋名人vs毛利名人のDVDに即発された僕は、思い切ってそんな提案をしてみた。

「いいよ」

凄くあっさりした答えだった。
しかしここで、キャラバンを戦うメンバーが揃った。力のきめん名人、技のGatch名人、インサイドワークのジュッティム名人が、北東北、南北海道全5地区を股にかけ、スターソルジャーで対決する2004キャラバンの開催が決定されたのだ。

対決方法は、仙台を出発し目的地へ移動 > 3人でスターソルジャー対決 > また次の目的地へ移動、と言う工程。なんかキャラバンとは違う趣のもののような気もするが、それで対決を行い、真の名人を決定すると言うもの。

今なら真の名人の称号を得られるかもしれない。

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2004年8月21日 (土)

事前アングル・その2

続き。

「これ着て、客寄せですか?」

名人でありながら、所詮その扱いは新人社員のそれと何ら変わらない。

「お前がその気なら、それ着たままぷ○○よ対戦してもらって構わないんだが?」
「それは遠慮します」

一瞬、青いハリネズミが人間と対戦してる絵を思い浮かべて「かなりおいしい」と思ったが、あくまで僕は「名人」の称号にこだわった。その前に、とりあえず客寄せだ。着ぐるみを着て店内を徘徊する。店内中の人間の視線がたまらなく気持ちいい。「マスクマンって、こう言う気分なのかなぁ」と、少しだけ思った。

一通り客寄せを終えて、いよいよ本番。たくさんのギャラリー、参加者の前で紹介される。
「ぷ○○よ名人の、きめん名人とI名人です」
大会には、僕と同期のIくんも名人役として参加していた。このことが、後で大きく僕に影響することになるとは、このときはまだ気付く由もなかった。

参加賞ありの大会のため、参加者の多くは女性だった。しかし僕の最初の相手は、いかにもゲームやり込んでいる風の男性。初戦開始。僕は早々と連鎖を組みに行くも、相手の連鎖を組む速度は、僕の比ではなく早かった。とてつもなく巧い。僕は思った。

「キサマ、このゲームやりこんでいるな!」
「答える必要はない!」

バーン!! きめん、おじゃま○よに押しつぶされ、あっさり敗北。とりあえず気を取り直し、次の相手と対戦する。徐々に調子も上向き、連鎖を決めて相手に連勝を開始した頃、隣の席のIくんの台の回転が、異常に速い事に気が付いた。対戦の合間を見て、隣の画面をのぞき見る。

「Iのやつ、『ガチ』を仕掛けてやがる」

『ガチ』とは『ガチンコ』の意味で、本気の事だ。Iは、全く手を抜かず、向かってくる相手をことごとく秒殺している。販促イベントなのに、これではこのゲームを嫌いになって帰る客がいるかもしれない。僕はイベント担当者に視線を送った。彼は明らかに僕に目で合図を送った。その合図は、

「負 け ブ ッ ク を の め」

だった。負けブック、要するに「接待プレイ」のことだ。ある程度、相手にゲームを楽しんでもらい、最後は名人が勝つ。これが理想的な図式だったが、なにせこのゲームは先手必勝。相手より早く連鎖を組んだ者勝ちである(初代のみ) 初心者相手には通用しても、経験者にはなかなか通用するものではない。僕は徐々に負けが込み始め、連敗を重ねていった。

そんな時、僕の後方でひそひそ話をしている女子に気が付いた。なにやら僕のことを話しているようだった。僕はその対戦にも負けたあと、後方のひそひそ話に耳を傾けた。そして僕の耳に飛び込んできたのは、信じがたい一言だった。

「やだぁ。この人、名人じゃない!」

!! 激しいショック。負けブックを飲んだばかりか、こんな屈辱的な言葉まで浴びせられようとは…。

続く。

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2004年8月19日 (木)

久しぶりに新企画発表。その事前アングル

~始めに~
今日のお話は実話を元にした実話ですが、一部記憶が曖昧な部分があるので、多少面白おかしく表現方法を変えておりますが、基本は実話ですので、それを踏まえた上でお読みください。

~序章・追憶~

子供の頃の彼らは輝いて、眩しいほどだった。
ファミコンの「名人」と呼ばれるその彼らを、少年達は憧れ、敬い、目標とした。

16連射の高橋名人
華麗なテクニックで魅了する毛利名人
赤い眼鏡の橋本名人
ブック破りの河野名人

他にもいろいろな名人が、各メーカーから現れては消えていった。確かに、ただの営業マンだったのかもしれない。確かに、会社に命ぜられただけなのかもしれない。でも、今の子供達には分かるかなぁ。僕らは、僕たちは…

『名人になりたかったんだ』

あれは今から、10年以上前のこと。まだ10代だった僕は、就職直後に見知らぬ土地に一人飛ばされ、毎日陰鬱とした日々を過ごしていた。「水曜どうでしょう」も「ベガルタ仙台」も存在していない時代。僕はゲームとお酒を友として、日々を過ごしていた。

そんなある日、僕に全く関係ない部署からお声がかかった。なんでも、今度行うイベントの人手が足りないらしい。「会場整理か何かか?」 なんとも状況がつかめぬまま、その部署に僕は出向いた。そして、イベント担当者の口から聞かされたのは、大変意外な言葉だった。

「きめん、おまえ名人をやってみないか?」
「は?」

状況がつかめず、思わず聞き返す。

「お前ゲーム得意だろ? 1日で良いから、イベントのときに名人をやってもらいたいんだよ」

担当者はそう答えた。ゲームは、当時売り出し中の新作ゲーム「ぷ○○よ」だ。落ちものパズルゲームに可愛らしいキャラクターが色を添える、歴史に残る傑作ゲームである。

「喜んで受けさせていただきます」

迷うことなく即答する僕。1日とは言え、僕しか適任者がいなかったとは言え、「名人」の称号を得られるのだ。こんなにうれしいことはない。ファミコン名人じゃないことが少し残念だが、そんなことは些細な事だ。幸いこの手のパズルゲームは、苦手じゃない。連日家に帰っては練習を積み、本番当日までには、折り返しで9連鎖まで組めるようになっていた。

「大会で優勝目指してるわけじゃないし、これくらい出来れば十分だろう」

本番当日。
僕は仕事を終えて、夜から開催のイベント会場へと向かう。会場は、街の中心部にある遊技場だ。事務所に顔を出して、担当者と店長に挨拶をする。

「お、きめん来たな。早速で悪いけど、これで客寄せしてきてくれるか?」
「?」

担当者からは、青いぬいぐるみのようなものを渡された。ぬいぐるみにしては大きい気がする。広げてみると、その青いぬいぐるみは、ゆうに大人1人が入れるくらいの大きさのものであった。

「その『着ぐるみ』着て、店内宣伝しながらイベント参加者集めてきてくれ」

渡されたものは、当時人気が急上昇していた、ニヒルな表情で青い身体をした『音速ハリネズミ』の着ぐるみだった…。

続く。

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2004年8月18日 (水)

見知らぬ方にリンクを張るのはあまり好きじゃない

今年の新日本プロレスGIクライマックスは、天山選手の優勝で幕を閉じました。2連覇です。おめでとうございます。新日の(多分)エースの永田選手は、予選ブロック敗退でした。ちなみに、彼の得意技は「ナガタロック」で1~3のバージョンがあります。

こみっくパーティ~のヒロイン高瀬瑞希さんの夏服の立ち絵を初めて見たとき、
「こんなポーズ出来ねーよ。さすが、2次元の方は体が柔らかくていらっしゃる」
と思いました。
右手を背中から通して、左手のヒジを掴む。そんなかっこ僕には出来ない。

ところが、この常識はあっさりと崩れる。バーベキューのとき集まった女子が、普通にこのポーズをしていたのだ。
「あ、出来るもんなんだ」
世界一変。街中を歩くときや、待ち合わせのときなどに、周囲をつぶさに観察する。結構このポーズをしている人がいる。さすがに前傾姿勢ではないが、普通に背中に腕を通している。ようは体格の違い、言い換えればやせれば出来る、と言うところか。

そんな訳できめんぐみ、体重が落ちないままに体脂肪だけ20%になると言う、少しバランスの悪い体格になってしまいましたが、この夏。ようやく、高瀬瑞希さんの立ち絵ポーズが出来るようになりました。おめでとうございます。

だがひとつ気になるのは。
僕のヒジ及び肩関節の稼動域が狭いのか、はたまた筋肉が膨張してしまったのか。このヒジを背中から通すポーズをとると、なにか怪しい関節技を喰らっているような状態になってしまう。そう。「ナガタロック3」を喰らってしまっているような、まさしくそんな感じ。背中が分厚いんだな。

もうチョットがんばろう。今日もアイスは食べてないし、ビールも飲んでない。大丈夫、頑張れる。

なので、もし次に僕に会ったとき、僕に高瀬さんと同じ「立ち絵」が増えているときは、「行けたか!」と皆さん心の中で思ってください。コスプレはしません。

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がんばれ、福島代表:聖光学院

今回のアテネ五輪は、日本選手にメダルの期待できそうな人、競技が多数あり、また実際に柔道の谷選手、野村選手の金メダルを始め、メダル獲得が多数あるため、見ていて大変楽しいです。

新聞も五輪一色ですが、地元・宮城県内版でも特集が組まれています。代表的なのがサッカーの今野泰幸選手と、バレーボールの大友愛選手。共に出身地は宮城県で、仙台市内の高校出身。卓球の福原愛選手も宮城出身ですし、こんな地方都市からでもオリンピックに行けるのかと、少し勇気付けられます。

そんな中、仙台市のほぼ真上にある宮城県富谷町から、銅メダリストが生まれました。水泳背泳ぎ100mの森田智己選手です。はっきり言って知りません。本人の努力無しにこの結果はありえないことなのでしょうが、失礼ながら、こんな田舎町からメダリストが生まれたのかぁ、と感心させられました。その心境をもっとも的確に答えていたのが、NHKのインタビューに答えていた見知らぬおばちゃん。

「森田君は3丁目町内会のほこりです」

どこだよ!どこの3丁目だよ! まあ、言いたいことはなんとなく分かりますが。

さて、より上を目指すために、若い頃から親元を離れて行うスポーツと言えば、代表的なものに高校野球があります。よく、「甲子園に行くのに、地元出身選手なんかいないじゃないか」などと中傷されますが、野球リトルリーグチームのコーチをしている人に聞いたところ、実際はいろいろあるようで。

特に、実力が似かよっている場合に、監督の好みなど実力以外でレギュラーが選ばれることもあるため、出場機会を求めて自ら地方に転出するケースも、最近では少なくないそうです。確かにこのようなケースが増えれば、野球の実力的な底辺のレベルアップも図れそうです。

でも、「他県の出身者が、地元代表で出ているのがどうしてもチョット…」と言う人も、中にはいるかと思います。地元宮城の、今年の夏の甲子園代表・東北高校は、大阪府出身のダルビッシュ投手がエースナンバーです。
「やっぱり地元出身者は難しいのかな?」
そんなことを思いながら、先日の東北高校の試合を見ていたら、興味深い事実に気が付きました。バッターの紹介のときに、出身中学校が乗っていたのです。

・八軒中学
おぉ、仙台の八軒か? でもどこにでもあるよな、こう言う地名。

・六郷中学
お、回りが広大な田んぼの六郷中か。がんばるじゃん。

・八木山中学
昨日もバス停前通過したじゃないか。

・西多賀中学
目の前じゃねーか。

次々に映し出される、仙台市内中学出身の選手たち。そういえば、横投げの真壁投手は宮城県大河原町出身だったな。やるじゃん、地元。頑張ってるよ。

東北高校、今日負けたけどな。

雨かぁ。それでも、言い訳しないダルビッシュくんは偉いな。去年甲子園まで決勝戦見に行ったけど、あれから1年楽しませてもらったよ。ありがとう。

とか書いてたら、柔道谷本選手金メダル。本当に凄いな、今年の五輪。

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2004年8月16日 (月)

夏にまだ少し

blogに日記を移行してから、気付いたこと。それは、休んだ日が一目でわかる、と言うこと。

カレンダーを見ると、抜けてる日が丸わかりですね。先週はお盆の休暇で1週間お休みを頂きました。ですので時間が不定期。それに加えて、オリンピックも始まりましたので、連日深夜までテレビを見る始末。そんな訳で、日記を書かない(書けない)日が増えてしまいました。

そうなるとどうなるか?

読者が減る? 答えはノンだ。正解は、「ネタがたまる」もしくは「ネタが腐る」です。日記なのにネタがたまると言うのもおかしな話ですが、それを突っ込むとこのサイトの意味を失ってしまうので、そ知らぬ顔をしていただきたく。かつて藤崎詩織さんの声優をされた金月真美さんは「♪夏にまだ少し早い季節~」と歌っていましたが、ここは「♪夏にまだ少しギリで間に合いそうな季節~」と言うことで、お願い致します。

そんな訳でまずは『ペカタ仙台』です。

先週、首位川崎にロスタイムで2点取り、引き分けに持ち込んだ勢いで、一気に上位に浮上したい、元・ベガルタ仙台こと『ペカタ仙台』は、水曜にAWAYで山形戦、土曜にHOMEで水戸戦と連戦を行いました。

川崎戦の勢いそのままに、山形戦は前半で2点をリード。調子のよさを見せ付けます。しかし相手は仙台より上位のチーム。早々勝たせてくれません。後半に3分間で2点を失い、終始押され気味のまま試合終了。2-2引き分け。僕はこの試合を、水曜深夜(木曜早朝)2:30に呑んで帰ってから観戦しましたが、観戦後はすっかり酔いも冷め、イライラして逆に眠れなくなりました。前半で寝てれば、いい夢見だったろうに。

さて土曜、今度は水戸戦。相手は仙台より下位のチーム。それでも早々勝たせてはくれません。前半に1点を失い、終始押され気味のまま試合終了直前、何とかPKで追いつくも1-1引き分け。僕はスカパー!で映像を見ながら「行かなくて良かった」と思うほどの、フラストレーションの溜まる試合でした。

得失点差-5から変化なく、名前もマンネリ気味です。「タ」が消えて、「ペ」の「`」と「カ」の「゛」が増えて、『ベガ仙台』くらいでご勘弁ください。早く「ルタ」返して!「ルタ」!

ところで。

試合後選手が挨拶でスタジアムを1周しているときに、サポーター席のあたりで選手とサポーターが口論をしていました。特に財前選手とシルビーニョ選手の怒り方は、半端ではありませんでした。多分不甲斐ない戦いぶりに、エキサイトしたサポーターが罵声を浴びせたんでしょう。テレビでだらけて試合を見ている僕がフラストレーション溜まってるんですから、朝から応援フラッグ貼ったり、大声で応援しているサポーターの皆さんには、耐えられないものがあったのでしょう。

でもね。

昨年ジェフ市原から仙台への自主的な完全移籍を求めた、FWの佐藤寿人選手は、「ベガルタ仙台でサッカーやって、人生で初めて楽しいと思った」と言ってくれていたんですよ。それだけサポーターの後押しは強かった。その全国稀に見る、選手とサポーターの強力な協力体制に、なんかヒビが入りそうで怖い。

「もう仙台で試合したくない」なんて選手が出てきてからじゃ、遅いよ。サポーターの怒る気持ちはわかるけどもね。J2と言う、禁断の聖域に落ちたチームがどうなるか、札幌や湘南の例を見ればイヤと言うほど分かります。怖い怖い。

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2004年8月14日 (土)

新イベント救世主伝説・ファミコンの拳2

続き。

動かない1Pコンを前にして、しかしきめんは冷静だった。
「技術者として1800勝。このきめんの技、きさまには見切れまい」

~ネタここまで~

うちにある貴重な資料、「バックアップ活用テクニック総集編」で、ファミコン拡張端子を再度確認する。その上で1Pコンと、L5の基板パターンを確認する。ファミコンのコントローラの中には、「4021」と言うICを一つ使用しているのだが、L5も使用しているICは同じく4021。しかしL5側には、抵抗部品が2個追加されている。ただそれは、L5と言う特殊コントローラのA,B両ボタンに対するもののようだ。

きめん本気モード突入。
両ICから伸びている基板パターンを、手書きで紙に起こす。16本あるICの足から延びているパターンは、全部で4本。それらはGND以外の回路であることが確認出来る。そして、ICに対するコネクタから伸びている回路は、両コントローラとも全く同じであることが判明した。ただコネクタから伸びている、双方の配線の色が違うだけだったのだ。以下資料。

1Pコントローラ
茶:GND
白:DC5V
黄:CLOCK
赤:DATA
オレンジ:P/S

L5
茶:GND
赤:DC5V
緑:CLOCK
黄:DATA
オレンジ:P/S

ここまでくれば、後は簡単。それぞれの回路とハンダで接続してしまえばいいのだ。技術者らしく絶縁チューブと、D-Sub9Pコネクタを用意して、丁寧にハンダ付け。そして完成。ファミコンにセット、電源オン!

「動いたぁ~!!」

歓喜の叫び声が家の中に響き渡る。技術者として1800勝。「所長」の称号を持つ、このきめんの前では、1Pコントローラなど、敵ではなかったのだ。とりあえず、遊びにきた友人に早速プレイしてもらう。NEWファミコンで使うノーマルファミコンの1Pコンは、最高だろう?

「ボタン硬い」

まあ。そりゃ、買ったばっかりだしねぇ…。

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2004年8月12日 (木)

新イベント救世主伝説・ファミコンの拳

その昔、元斗皇拳の継承者・金色のファルコさんはジャコウさんに
「ケンシロウを倒せい! この世から抹殺するのだ!」
と勅命を受けました。その内容が理不尽なものであるとか、そんなことには関係なく、そう言われたので仕方なくファルコさんはケンシロウに戦いを挑みます。

さて、現代。一流の技術者・きめんは、友人に、
「ファミコンの1Pコントローラを、ファミコン本体前面の拡張端子につなげないか?」
と勅命を受けました。なんで1Pコントローラ(以下1Pコン)をわざわざ拡張端子に繋ぐ必要があるのか、そんなことには関係なく、そう言われたので嬉々としてきめんはファミコンに戦いを挑みます。

友人が主に使用するのはNEW(AV)ファミコンなので、コントローラがスーパーファミコンのように丸みを帯びています。これが「連射には不向き」と言うことで、NEWファミコンでも1Pコントローラで遊びたい、と言うことなのです。

さて、まずは材料の調達。ようは拡張端子を使う周辺機器を、1Pコンと繋いでしまえばいいのだ。ゲーム屋で、新品の1Pコントローラと中古のアスキースティックL5を購入した。家に帰り、早速実験開始。過去にいろいろな実験を繰り返し、改造に成功したコントローラは多数。そのため僕の部屋は「奇跡の部屋」と呼ばれている。

1PコンとL5を開ける。コネクタの配線数は共に5本。ファミコン用コントローラの入力は、DC5V、GND、DATA、P/S、CLOCK、の5本から形成されている。双方の配線は、色も5本中4本が同じ。
「いい木人形(デク)だ」
呟きながら、5本の配線をハンダ付け。接続完了しスイッチオン!

…動かない。

拡張コネクタに差した1Pコンは全く無反応だ。ためしに本体の1Pコントローラを動かしてみる。Aボタンを押すごとに、弾の発射+ポーズ+左上への移動、が繰り返される。
「や、やめてくれ~! くだけそうだ~!」
叫ぶ画面の中のキャラ。
「ん~?まちがったかな?」
小首をかしげるきめん。絶叫と共に大破する、画面の中のキャラ。どうやらこの接続方法ではないらしい。
「俺の求める改造方法はまだ遠い」

ちなみに、コントローラ同士を繋ぐと言うことは、1Pコンの接続部は切り取られ、L5の本体自体は使わなくなると言う事だ。弱者から強者へ、その部品は使われていくのだ。僕はこれを「愛羅承魂」と呼んでいる。

「このコントローラの部品は我が中に。この部品で俺はさらに強くなるであろう」

その作業を見ていた、一人の女は呟く。

「こ、この家の機械たちは違う。この家では改造は消滅では無く、強者の部品の一部となって蘇ること」

長いので続く。

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2004年8月10日 (火)

うちのディスクシステムは未だに現役だけど。

グラディウスVと喧嘩別れして以来、ずっと考えていたことがある。それは、
「僕はゲーム好きなんじゃなくて、ただのファミコン好きなだけなんじゃないか?」
と言うこと。

まあファミコンにしても初期~中期に限られるのだが、なんとなくそんな思いに刈られていた。だが、もしそうであったとしたら、アーケードやPCエンジン、サターン、プレステで遊んでいた時期はなんなのだと考えたとき、答えらしきものが見えた。ファミコンには思い入れが強すぎるのだ。面白ゲームどころか、クソゲーまでゲラゲラ笑って遊んでいた頃の記憶が楽しかったがために、引きずられてしまうのだろう。と、言った辺りで今回はとりあえず妥協することにした。

本日、ゲームボーイアドバンス用ファミコンミニ第3段発売が発売となりました。今回は全てディスクシステムのラインナップ。しかも相当強力なメンバーです。発表された10本全て欲しいとも思ったが、やはり資金繰りが難しい。とりあえずゲームとの思い出と思い入れから、買うゲームを絞り込むことにした。

スーパーマリオ2
やり込み度:4 思い入れ度:5

謎の村雨城
やり込み度:0 思い入れ度:1

メトロイド
やり込み度:6 思い入れ度:5

パルテナの鏡
やり込み度:0 思い入れ度:1

リンクの冒険
やり込み度:8 思い入れ度:8

新鬼ヶ島
やり込み度:9 思い入れ度:10

ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者
やり込み度:7 思い入れ度:8

ファミコン探偵倶楽部II 後ろに立つ少女
やり込み度:8 思い入れ度:9

悪魔城ドラキュラ
やり込み度:9 思い入れ度:8

SDガンダム
やり込み度:3 思い入れ度:6

極端にアドベンチャーのやり込みと思い入れが高いのは、僕が当時そのジャンルが好きだったから。消えた後継者のユリさんの話に涙し、後ろに立つ少女の最後のどんでん返しに本気で絶叫し、新鬼ヶ島の龍の見せる幻を自力で突破した、どれもその話題だけで呑み会が3次会までいけるんじゃないかというものばかり。

マリオ2とメトロイドが思いのほか低いのは、ゲーム発売時にまだディスクシステムを持っていなかったので、始めた頃には攻略本片手に淡々とこなしていたから。なので両数値とも低い。

ドラキュラとリンクはかなり遊んだ。両方ともディスクのセーブ項目は、全てクリアした状態になっている。リンクはRPG要素が当時から賛否あったが、2周目は最初からレベル上げした状態なので普通のアクションゲームとして楽しめるため、そちらばかり遊んでいた。
それに加えてリンクは当時ドラクエIIと発売日が近かったこともあり、僕の周りは皆リンククリア前にドラクエIIに走ってしまった。なので僕一人がリンクで遊んでいたので、「みんながドラクエIIにはしるので、私リンクの冒険を独占させていただきます」と宣伝したこともあるくらいだ。あ、うそです。ごめんなさい。

村雨城とパルテナは、当時全く遊んでいない。共に思い入れ度が「1」なのは、村雨はウル技DJで、パルテナはしあわせのかたちでマンガを読み、変な裏技とかゲーム設定だけは覚えているので。「関口ヒュードラ」とか似てたよね。

SDガンダムは自分では持っていないのだが、試験前に「勉強会」と称して中学校時代に友人宅に集合し、散々対戦しまくった記憶が残っているので。特に名シーンとして、ホワイトベースがドム1機に撃沈された場面は、今でもベストバウトとして、友人との間で語り草になっている。

そんな訳で、Amazonで予約できなかったので、ヨドバシに直行。ファミ探1&2、新鬼ヶ島をまず最初に手に取った。そしてしばらく悩んだのち、マリオ2と村雨城を購入した。村雨は今回を逃がせば遊ぶ機会はないであろうから、と言う判断で今回はこの5本に決定。

今はお盆休み中なので、だら~っとファミ探1をプレイ中。当時から気になってたが、フラグ立てきついよね、このゲーム。謎解きが分からない(忘れた)ときは、みんなで協力し合おうな!

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2004年8月 9日 (月)

ありえないことはありえない

プロ野球であれば20年以上見ていますから、劇的、奇跡的な試合をリアルタイムで体感できたことはあります。
83年の西武×巨人や92、93年のヤクルト×西武の日本シリーズ、88年近鉄最終戦のダブルヘッダー等々。このような場面に立ち会えることは、スポーツを見るものとしてこれ以上無い喜びです。

ただサッカーの場合、僕がまともに見るようになったのはせいぜいここ5~6年なので、そういう場面にはあまり遭遇していなかった。ついこの間までは。

アジアカップ、サッカー日本代表の決勝トーナメントの勝ち進み具合は凄かった。準々決勝での川口GKのPK戦の場面や、準決勝の10人での延長4-3での逆転勝ちは、サッカーの凄さ、怖さをまざまざと見せ付けられ、そして教えられました。もし、鉄の爪で知られるプロレスラーのフリッツ・フォン・エリックさんがサッカー選手だったら、この試合を見て、
「先日のヨルダン戦は素晴らしい迫力だったな。俺も本職なのにエキサイトしたぜ」
と絶賛の言葉を述べられることでしょう。

そんな歓喜と奇跡の裏側で、J2の試合は淡々と進んでいます。8/8の仙台七夕最終日、仙台スタジアムに無敵艦隊・首位川崎フロンターレを、元・ベガルタ仙台こと『カルタ仙台』が迎え撃ちました。
僕は、先月のマルコス選手退団式以来1ヶ月ぶりの観戦。僕のとなりには、おそらく初観戦と思われる初々しいカップル。

七夕見物の後に詰め掛けたのか、AWAY席から溢れ出しそうな川崎サポーター。それに負けじと仙台七夕など見飽きて仙スタに集まった仙台サポーター。試合開始前から激しい応援合戦が繰り広げられます。首位攻防戦でもないのに!首位と6位の争いなのに!まるでダービーマッチのような応援、歓声が響き渡ります。「凄い応援だね」とカップルが話しているのが見えます。

試合は序盤からなぜか互角の展開。今シーズンのベストマッチともいえる、激しい攻守の入れ替わりを見せます。仙台のシュートが決まるも惜しくもオフサイド。場内ため息。カップルもため息。すると前半に川崎は1点を先制、後半にも1点を加え、2-0と仙台をリードします。なんとなく大人しくなる場内。カップルもチョット元気が無さそう。そして迎えたロスタイム。「こりゃダメだ」と言うように、観客も席を立ち始めました。そして、ありえないことが起こりました。

ロスタイムは4分。そのうち3分が経過し残りは1分弱。そこにきてようやく仙台のエース・佐藤寿人選手のシュートが決まり1-2。残り時間は約20秒。試合再開。川崎の選手の蹴ったボールは、力なく仙台のGKの手へ。この段階で残り5秒。GKの高桑選手キック。そのボールをDFキック。浮いたボールをMFキック。前線につながり、オーバーラップしていたDFセドロスキー選手折り返す。そしてボールは再び佐藤寿人選手の下へ。シュート。

入った。入っちゃった。

残り1分で2点差を追いつき同点。ありえない、信じられないものを見た。仙台駅前まで聞こえるんじゃないかという大歓声がスタジアムを包んだ。僕もイスに立ち上がり大絶叫。ふと、カップルを見た。フェンスまで乗り出して歓声を送っている。「完全にはまったな」 新たなサポーター誕生の瞬間です。

しかし、奇跡を起こしたものの、試合は引き分けで順位も7位に交代。名前は「ヘ」と点1個復活し、「ル」が消えて名前は『ペカタ仙台』です。ペです。最近ペ様とか言うお方が流行だし、いいんじゃないでしょうか。

ところでサポーター席から、スローインしたり治療で外に出たりした川崎の選手に向かって、水をかけているシーンが見られました。あれは良くない。「日本一のサポーター」とか言われて頭に乗ってないか? エキサイトしてるからって、ホームだからって、夏の暑い日だからって、そう言うのはダメだ。国へ帰れ!

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2004年8月 7日 (土)

KIMEN's one weekly

注:管理人の、「水曜どうでしょう扇子」購入の悲哀をつづった日記です。
童謡「1週間」の節でお読みください。

♪月曜日は電話で注文~ 売り切れと返答もらう~
チュラチュラチュラチュラチュラチュララ~ チュラチュラチュラチュラ~ラ~ラ~

♪火曜日はお昼抜け出し~ 自宅からネットで注文~
チュラチュラチュラチュラチュラチュララ~ チュラチュラチュラチュラ~ラ~ラ~

♪ネットに繋いで驚く~ パスワードを忘れて再発行~
チュラチュラチュラのりたまチュララ~ チュラのりたまチュラ~ラ~ラ~

♪水曜日は山形出張~ 終日ネットに繋げない~
チュラチュラチュラチュラチュラチュララ~ チュラチュラチュラチュラ~ラ~ラ~

♪木曜日にようやく注文~ しようとするもすでに在庫切れ~
チュラチュラチュラチュラチュラチュララ~ チュラチュラチュラチュラ~ラ~ラ~

♪選択肢に扇子が出ない~ 火曜日なら購入できた~
チュラチュラチュラチュラチュラチュララ~ チュラチュラチュラチュラ~ラ~ラ~

♪どうですかこれが私の~ 1週間の買い逃しです~
チュラチュラチュラチュラチュラチュララ~ チュラチュラチュラチュラ~ラ~ラ~

今年の夏は暑いから、扇子を買う気が元々あったんですが、アントニオ猪木さんの扇子買ったんじゃ、自分のポリシーに反する。と思っていたところへ、水曜どうでしょう扇子販売の知らせ。
http://www.htb.co.jp/suidou/goods.html

渡りに船と思いきや、様々なトラップが僕を襲い、結局買えませんでしたよ、えぇ。
仙台七夕にどうでしょう扇子。
ベガルタ仙台の応援にどうでしょう扇子。
街中で不良に絡まれたらどうでしょう扇子。

欲しかったなぁ。なんでパスワードを忘れてるんだか。水でもかぶって反省します。おぉ、めっちゃ涼しい。

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2004年8月 5日 (木)

後悔したときには遅いから

4年前の6月頃、「バトラーツ」と言うプロレス団体の仙台での試合を見に行くか悩んでいたところ、会社の同僚から「見に行けるときに行っておいたほうがいいよ」と言われた。

? 変なことを言う人だ、くらいにしかそのときは思わなかった。結局バトラーツの試合は見に行かなかったのだが、7月になりバトラーツがとある団体への参加を直前に撤回したことから、ファンの信用を一気に失い、瞬く間に活動停止になってしまったことがある。なので、僕はバトラーツという団体のプロレスを、仙台で見る機会は半永久的に失われてしまった。恐ろしい事だ。

普通にそこに存在していたものが、ある日突然失われてしまう。そんなことを思いっきり実感した出来事だった。もしかしたら秋口には、プロ野球でもそんなことが実際に起こってしまうのかもしれない。

近鉄とオリックスの合併問題に端を発した騒動は、ファン不在のまま悪い方向へひた走っているような気がします。挙句、ダイエーとロッテの合併問題まで急浮上。ファンの署名活動や選手会の活動が注目を集めています。そんな中、宮城球場でダイエー×ロッテ2連戦が行われました。

当初行く予定はなかった、と言うよりも行けるスケジュールではなかった。初日を見逃し、行けるとすれば2日目しかない。しかしその日は、朝7時に家を出て、山形県酒田市で仕事し、帰社予定は19時、業務終了予定は21時だ。そこから球場に向かっても、試合はせいぜい9回の表裏くらいしか見れない。

結局帰社したのは19時。どうしよう。でも、試合を見て帰ってきてからその日のノルマをこなせば、体裁は保てる。「見に行けるときに行っておいたほうがいいよ」と言う言葉が頭をかすめる。少し悩んだのち、仕事をほったらかして宮城球場に向かった。

球場に入って外野席を眺める。あるわ、あるわ『合併反対』の垂れ幕。どちらかと言うとホームのロッテのほうが多かった。僕の入ったのは、ロッテ側の外野席。試合も熱い、応援も熱い。宮城球場にプロ野球が来る頻度も下がり、しっかり忘れてしまっていたが、久しぶりにプロ野球熱が戻ってきた。ビール片手に野球観戦。これですよ、やっぱり。仕事後、おしゃれなマンションで、1人ワインを傾けるなんてダメダメ。やっぱ日本人のアフターは、ビール飲みながら野球談義に花咲かせないと。

それにしても実際に体感すると、ファンの熱気と言うのは本当に凄かった。外野席に陣取ったロッテファンは、皆白いユニフォームに身を包み、声を張り上げて応援歌をうたっている。相手方のダイエーも負けてはいない。やっぱりどの球団にも無くなって欲しくないと、改めて思いました。

実際にどの球団も赤字が出ているのは本当なんだろうが、早急な1リーグ制への移行はファン離れを間違いなく誘うでしょう。ベストが無理ならせめてベターな選択をと、心から願います。

何の力にもなれないが、せめてもと思い帰り際、近鉄・オリックスの合併反対に署名してきました。来年も面白い野球が見たいです。

ちなみに、ビール片手に観戦していたものの、入場料でお金を使い切ってしまい、ビールのお代わりが出来ずに淋しい思いをしながら試合を見ていたのは、お金稼いでる社会人としては悲しい出来事でした。

蛇足ですが、「これまでと同じように試合で頑張る」と言う選手が多いが、それではダメ。これまで以上に頑張らないと。攻守交替でダッシュするとか、投手交代をもっとスピーディーにするとか、野球をやる側も改革しないといけないと、試合を見てて思いました。僕の回りで連れられた子供がいっぱい寝ていて、遅くまで野球見るのはしんどいよなぁと、チョットだけ思いました。

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2004年8月 4日 (水)

純愛ネタ、もう一丁! 行け!橋!!

昨日「上同下級生センチメンタル以下略」を書いているときに、「胸騒ぎのときめきタッチ三角スニーカーでつっぱりキックオフ」ってのを思い出して、なんだっけな~、としばらく考えて思い出した。ハイスクール奇面組のネタでした。さすが僕。

「妹が12人」とか「5人のママが先生」とか企画した電撃G'sマガジンってゲーム雑誌で、今度は双子に惚れられるって企画を立ち上げてまして、今度そのゲームが出るそうです。タイトルは「双恋」。ゲーム中のイベントを見ると、双子に腕組まれたりとか、双子に膝枕されたりとか、どこの中学生の妄想を具現化したのだろうかと、少々心配になってしまいます。

と言うか、双子だからイベントでも「萌え度×2」ですか? なんかつまらないですね、そういうの。長州力さんは「道場は1+1=2なんだよな、俺にとっては」と微妙に甲高い声で言ってますし、そんなありきたりなイベントじゃ、世間一般を取り込むことなんか出来ません。なので、僕なりにこの「双恋」のイベントを考えてみました。双子と言えば、ダブル、ツープラトンが基本ですので、その辺から考えてみました。


1)双子スカイラブハリケーン

やっぱり双子ならこの技ですね。地面を背にした妹の足に乗り、姉が主人公に向かってダイブ!見事に主人公の胸の中に飛び込んでいきます。まあ、チョットだけ勢いがつきすぎて、主人公が深いダメージを受けますが気にしない。発生難易度:低

2)双子南斗双鷹拳

天空高く飛び立った双子が、上空から主人公に飛びかかります。彼女達は南斗の誇りをかけて主人公に飛び掛ってきますので、半端なステータスでは彼女達を抱きとめることは出来ません。発生難易度:低

3)双子太鼓の乱れ打ち

前かがみになった主人公の背中へ、強烈な腕パンチを双子が打ち込みます。チームワーク抜群のその攻撃は、主人公の心に深く打ち込まれることでしょう。発生難易度:中

4)双子サンドイッチラリアット延髄

双子に求愛され、棒立ちとなった主人公の顔面へ思いっきりラリアットをぶち込むと同時に、背後からは延髄切りが襲います。頭部を同時に打撃された主人公は、失神するほどの衝撃を受けます。発生難易度:高

5)双子ビッグハイヤーデモリッション

双子が正面から主人公を抱え上げ、パワーボムの要領で主人公を叩きつけます。このイベントが発生すれば、トゥルーエンド確定です。エンディングまではあと少し。頑張りましょう。ちなみにマニアの方は、双子が主人公を持ち上げるときに小さな声で「せーの」と言うので、聞き逃さないようにしましょう。発生難易度:∞

やはり、これくらいしてもらわないと、これからのゲームは差別化されないよね。って言うか、本当にココまでやってくれたら買うさ。

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2004年8月 3日 (火)

昔埼玉プロレスにそういうレスラーもどきがいたんです

先日テレビを見ていたら、「韓国人男性に恋する女性達」と言った特集が組まれていた。
なんでも「冬のソナタ」とか言う韓国ドラマの影響らしいが、最近の日本では「世界の中心で愛を叫ぶ」と言った映画(小説?)も流行っており、巷では『純愛』ブームなんだそうである。

どうも今までは気恥ずかしくてそのようなことを口に出せなかったのだが、冬のソナタをきっかけに、「皆そういうのに本当は憧れてるんだよ」と言った面々がぞくぞくと現れて、純愛ブームを形成してるんだそうな。
この話を聞いて僕は思った。「エロゲー界じゃ、何年も前から純愛エロゲーが出てるんだが」と。なのでこう言う結論に達した。

「世間一般が、やっとエロゲーに追いついた」

と言う話をその場にいた友人にしたところ怒られた。「エロゲーじゃダメだよ。せめてギャルゲーじゃないと世間はついてこない」。なので上のコメントを訂正。

「世間一般が、やっとギャルゲーに追いついた」

そうなれば話は早い。今は夏真っ盛りだが、秋の番組改変と共にそういったギャルゲーを手本とした、甘くて切ない「純愛ドラマ」が各テレビ局で乱立されるだろう。その内容に関して、一足先に予測してみることにしよう。

・ヒロインが幼馴染
・ヒロインが学園のアイドル
・ヒロインがいいところのお嬢様で自分は平凡な学生
・大通り公園でヒロインが不良に絡まれているところを助ける
・自分はあと1ヶ月で別の学校に転向してしまう
・転校生が関西弁でかつ東京モンが嫌い
・道でぶつかった女の子はタイヤキ泥棒だった
・主人公と妹は、血の繋がらない兄妹
・主人公のバイト先で告白された女の子は自分の彼女の親友
・密かに思っている女の子と同じファミレスでバイトすることになった
・生き別れた双子の妹と名乗る娘が同時に2人現れる

当然ドラマのタイトルも確定済み。記念すべきその純愛ドラマのタイトルは、

「上同下級生センチメンタルメモリアルトゥルーラブトゥハートおねがいメモリーズカノダカーポへようこそ!」

だ。チョット長い。土曜ワイド劇場並だ。これだけ長いと1時間枠のラテ欄には収まらないかもしれない。なので代案は、

「世界の中心でうぐぅと叫ぶ」

でも可。後者は同人誌を始め、いろんなところで使われてそうなので、やっぱり前者のほうがぴったり来るんじゃないかな。そんな純愛ドラマが乱立されると思われる。甘ったるすぎて糖尿病にならぬよう要注意。

でも純愛じゃなかったり、ギャルゲーじゃなかったりするのが混ざってるな。まあいいや。

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2004年8月 2日 (月)

何で佐賀なのか今ごろ考えてみる

突然ですが、J2のサガン鳥栖がピンチです。

6/30付けで、株主の100%減資が達成できなかったため、Jリーグからの経営支援を白紙撤回、最悪シーズン終了後にJFL降格or解散かも、と言う状況に陥っています。人口たった6万人の町、佐賀県鳥栖市に作られたプロチームは、このまま消えてしまうのでしょうか。

そんな中、サポーターが立ち上がりました。年間平均入場者数:5000人を目指す鳥栖が、あろうことか2万5千人収容の鳥栖スタジアムを満員にし、Jリーグにサガン鳥栖あり!を知らしめるために行動に出ました。近隣の小学校のサッカークラブを招待し、スタジアムを埋めるために、1口\500のチケット寄贈キャンペーンを始めたのです。
なんで\500なのか? それは鳥栖スタジアムの小、中、高生の前売り券の値段が\500だから。激安です。

毎試合では無く、九州ダービーとなる9月のアビスパ福岡との試合のときのみのようですが、頑張っていただきたいと思います。そして、先週の甲府戦。仙台スタジアムでこの鳥栖キャンペーンの募金を募ったところ、7万円を超えるお金が集まったとか。約140人分ですね。

そして今週、そのお金で購入したチケットをサガン鳥栖に渡すため、だけではありませんが、元・ベガルタ仙台こと『ガルノ仙ム』とサガン鳥栖の試合が、鳥栖スタジアムで行われました。

さすがのベガルタサポーターも佐賀県は遠いのか、観客2536人とかなり悲しいスタジアムの入り。収容人数の1割しか入っていませんので、テレビで見ても悲しくなるほどスカスカです。ですが、こう言う浪花節な展開に付き合ってしまうと、仙ムはズルズル順位を下げてしまうので、ここはきっちりとケリをつけていただきたいところ。

前半早々に1点先制した仙ムは優位に試合を進めますが、後半に同点に追いつかれます。鳥栖市民に盛り上がってもらおうと言う仙ムなりの気配りかもしれませんが、そんなもの試合にはいりません。そんなことをしたら、また『ブランメル仙台』に戻ってしまいます。その後、仙ムのルーキー・万代選手の得点で、試合は2-1で勝ちました。先週には2位の甲府も3-1で破っているので、これで2連勝です。6位に浮上。

で、名前は「ガ」の゛が外れて、「タ」と「台」が復活で、『カルタ仙台』になりました。得失点差ー5にして、ついに100万都市・仙台の名前が復活!長かった~。

次回はホームに首位の無敵艦隊・川崎フロンターレを迎えます。開催日は8日の仙台七夕最終日。かつては新日本プロレス・GIクライマックスも8日に開催され、七夕の影響で客が全然こなかったという、悲しい出来事が起こっています。仙台は、七夕客と勝利を呼び込めるか?

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2004年8月 1日 (日)

7月決算報告

秘書:
早いもので7月も終わりですね。
暴挙により扇風機が破壊されると言うハプニングが発生致しましたが、暑い日が続きましたので、こう言うときこそ冷静に対処したいですね。

それでは収支の報告を行います。どの項目をご覧になりますか?

>ゲーム

秘書:
今月購入したゲームは1本になります。
グラディウスVは名作の続編でしたが、これが元で扇風機が破壊されたため、すでに転売に出されています。評価的にはFFXと同程度ですので、程度が知れていますが、物に当たるのはお止めいただくのがよろしいかと思います。

どの項目をご覧になりますか?

>CD

秘書:
今月購入したCDは1本になります。
サザンオールスターズ、スキマスイッチ、ギター・ドラムベスト版の3枚を購入しています。夏なのでサザンはわかりますが、なぜ守備範囲に全くかからないスキマスイッチのCDをお買いになられたのか、秘書である私にも理解いたしかねますが、何かきめんさんに共感する部分でもあったのでしょうか。ギタドラは、1年前に発売されたCDですが、反対にほとんど知っている曲ばかりなので安心できますね。

どの項目をご覧になりますか?

>酒

秘書:
今月の飲酒日数は14日です。
暑い日が続きましたので、ビールの飲酒が圧倒的に増えております。ですが、食事量やアルコール度数の高いお酒はあまり呑んでいませんので、体調と体重に影響はないものと思われます。

どの項目をご覧になりますか?

>スポーツ

秘書:
今月は仙台スタジアムにマルコス選手の退団式+試合と、東京ドームにプロレスリング・ノアの試合を見に行っています。どちらも感動的な内容でしたが、特にノアのドーム大会は大変素晴らしく、試合内容に関しても文句無しでしたね。7月だけで、小橋×秋山戦は生観戦を含めて5回見ていることになります。

どの項目をご覧になりますか?

>設備投資

秘書:
今月の設備投資は特にありません。ですが扇風機が破壊されているので、どちらかと言うと設備減ですね。


どの項目をご覧になりますか?

>イベント

秘書:
今月のイベントは特にありません。来月以降開催予定のキャラバンに向けて、体調を整えていただくよう今からご準備願います。

>閲覧終了

秘書:
本当に終了なさいますか?

>はい

秘書:
それでは決算報告を終了いたします。

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