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2004年8月 2日 (月)

何で佐賀なのか今ごろ考えてみる

突然ですが、J2のサガン鳥栖がピンチです。

6/30付けで、株主の100%減資が達成できなかったため、Jリーグからの経営支援を白紙撤回、最悪シーズン終了後にJFL降格or解散かも、と言う状況に陥っています。人口たった6万人の町、佐賀県鳥栖市に作られたプロチームは、このまま消えてしまうのでしょうか。

そんな中、サポーターが立ち上がりました。年間平均入場者数:5000人を目指す鳥栖が、あろうことか2万5千人収容の鳥栖スタジアムを満員にし、Jリーグにサガン鳥栖あり!を知らしめるために行動に出ました。近隣の小学校のサッカークラブを招待し、スタジアムを埋めるために、1口\500のチケット寄贈キャンペーンを始めたのです。
なんで\500なのか? それは鳥栖スタジアムの小、中、高生の前売り券の値段が\500だから。激安です。

毎試合では無く、九州ダービーとなる9月のアビスパ福岡との試合のときのみのようですが、頑張っていただきたいと思います。そして、先週の甲府戦。仙台スタジアムでこの鳥栖キャンペーンの募金を募ったところ、7万円を超えるお金が集まったとか。約140人分ですね。

そして今週、そのお金で購入したチケットをサガン鳥栖に渡すため、だけではありませんが、元・ベガルタ仙台こと『ガルノ仙ム』とサガン鳥栖の試合が、鳥栖スタジアムで行われました。

さすがのベガルタサポーターも佐賀県は遠いのか、観客2536人とかなり悲しいスタジアムの入り。収容人数の1割しか入っていませんので、テレビで見ても悲しくなるほどスカスカです。ですが、こう言う浪花節な展開に付き合ってしまうと、仙ムはズルズル順位を下げてしまうので、ここはきっちりとケリをつけていただきたいところ。

前半早々に1点先制した仙ムは優位に試合を進めますが、後半に同点に追いつかれます。鳥栖市民に盛り上がってもらおうと言う仙ムなりの気配りかもしれませんが、そんなもの試合にはいりません。そんなことをしたら、また『ブランメル仙台』に戻ってしまいます。その後、仙ムのルーキー・万代選手の得点で、試合は2-1で勝ちました。先週には2位の甲府も3-1で破っているので、これで2連勝です。6位に浮上。

で、名前は「ガ」の゛が外れて、「タ」と「台」が復活で、『カルタ仙台』になりました。得失点差ー5にして、ついに100万都市・仙台の名前が復活!長かった~。

次回はホームに首位の無敵艦隊・川崎フロンターレを迎えます。開催日は8日の仙台七夕最終日。かつては新日本プロレス・GIクライマックスも8日に開催され、七夕の影響で客が全然こなかったという、悲しい出来事が起こっています。仙台は、七夕客と勝利を呼び込めるか?

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