がんばれ、福島代表:聖光学院
今回のアテネ五輪は、日本選手にメダルの期待できそうな人、競技が多数あり、また実際に柔道の谷選手、野村選手の金メダルを始め、メダル獲得が多数あるため、見ていて大変楽しいです。
新聞も五輪一色ですが、地元・宮城県内版でも特集が組まれています。代表的なのがサッカーの今野泰幸選手と、バレーボールの大友愛選手。共に出身地は宮城県で、仙台市内の高校出身。卓球の福原愛選手も宮城出身ですし、こんな地方都市からでもオリンピックに行けるのかと、少し勇気付けられます。
そんな中、仙台市のほぼ真上にある宮城県富谷町から、銅メダリストが生まれました。水泳背泳ぎ100mの森田智己選手です。はっきり言って知りません。本人の努力無しにこの結果はありえないことなのでしょうが、失礼ながら、こんな田舎町からメダリストが生まれたのかぁ、と感心させられました。その心境をもっとも的確に答えていたのが、NHKのインタビューに答えていた見知らぬおばちゃん。
「森田君は3丁目町内会のほこりです」
どこだよ!どこの3丁目だよ! まあ、言いたいことはなんとなく分かりますが。
さて、より上を目指すために、若い頃から親元を離れて行うスポーツと言えば、代表的なものに高校野球があります。よく、「甲子園に行くのに、地元出身選手なんかいないじゃないか」などと中傷されますが、野球リトルリーグチームのコーチをしている人に聞いたところ、実際はいろいろあるようで。
特に、実力が似かよっている場合に、監督の好みなど実力以外でレギュラーが選ばれることもあるため、出場機会を求めて自ら地方に転出するケースも、最近では少なくないそうです。確かにこのようなケースが増えれば、野球の実力的な底辺のレベルアップも図れそうです。
でも、「他県の出身者が、地元代表で出ているのがどうしてもチョット…」と言う人も、中にはいるかと思います。地元宮城の、今年の夏の甲子園代表・東北高校は、大阪府出身のダルビッシュ投手がエースナンバーです。
「やっぱり地元出身者は難しいのかな?」
そんなことを思いながら、先日の東北高校の試合を見ていたら、興味深い事実に気が付きました。バッターの紹介のときに、出身中学校が乗っていたのです。
・八軒中学
おぉ、仙台の八軒か? でもどこにでもあるよな、こう言う地名。
・六郷中学
お、回りが広大な田んぼの六郷中か。がんばるじゃん。
・八木山中学
昨日もバス停前通過したじゃないか。
・西多賀中学
目の前じゃねーか。
次々に映し出される、仙台市内中学出身の選手たち。そういえば、横投げの真壁投手は宮城県大河原町出身だったな。やるじゃん、地元。頑張ってるよ。
東北高校、今日負けたけどな。
雨かぁ。それでも、言い訳しないダルビッシュくんは偉いな。去年甲子園まで決勝戦見に行ったけど、あれから1年楽しませてもらったよ。ありがとう。
とか書いてたら、柔道谷本選手金メダル。本当に凄いな、今年の五輪。
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