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2004年8月28日 (土)

ほほえみの爆弾

ここ最近は夜になると、早くも「夏は遠くなりにけり」な気温にまで下がるようになりましたね。こんばんは。まんが・MANGA・MANGAです。秋の夜長も近いということで、まんがの話でもしましょうか。昨日もしましたか? まあそういわずに、一席お付き合いください。

姉が本屋に勤めているので、本の売れ筋の話を良く聞きます。やはり興味のあるのは、まんがコミックの売れ行き。例えば、「ドラゴンボール愛蔵版」なんてのは、僕は全然売れないと思っていたのですが、予想に反してかなり売れたんだそうです。これは、初期のドラゴンボールを知らない若い世代と、最後どういう風に終わったのか覚えていないタイムリー世代が、ともに購入したからだそうで。

僕は「つまらなくなっちゃったなぁ」と思いながら最後まで読んでいたので、別にいまさら買うまでもないと思っていたのですが、若い世代を除くと、「あの場面だけ読みたい」と言う方が購入をされているそうです。

こうなれば集英社は商売上手ですから。やはり人気作品を投入してきました。「幽遊白書」完全版がそれです。

ドラゴンボールが初期と後期で大きく作風が変わったように、幽遊白書も初期と後期で、作風が大きく変わっています。大まかに分けると、「ラブコメ → バトル → ラフ絵」 と進化を遂げています。やはりこのまんがも「最後がどうなったのか分からない」派閥に属しています。ここを読まれている方で、最後どのような展開になったのか、覚えてる方はどれだけいらっしゃるでしょうか。

で、その幽遊白書ですが、ドラゴンボールのように売れるのか?と思いきや、1巻の売れ行きは芳しくなかったそうで。「やっぱりダメなのかなぁ」なんて思ってたら、なぜか2巻だけが飛ぶように売れたとのこと。話を聞いた姉が「なんでだ?」と思いコミックコーナーを見て、「なるほど」と思ったそうです。

表紙が蔵馬さんだったんです。

その事実に気付いた姉は開口一番、本屋店員にあるまじき言葉を吐いてしまいました。

「げっ、気持ち悪い」

別に蔵馬さんが気持ち悪いんじゃなく、表紙違うだけで売れる状況を冷静に分析した言葉です。それにしても、表紙だけでこれだけ売れ行きが違うとは、驚きました。そうなると3巻の表紙は飛影さんで、4巻の表紙は美しい魔闘家鈴木さんと言うことになるのでしょうか。

いずれにせよ、その表紙の魔力をほんの少しでいいので、「武装錬金」に分けていただけないものかと思う、今日この頃です。

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コメント

まったくです。

世の中にはこんなにがんばっている人がいるのに・・・・。

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蝶サイコー!

投稿: dokuhunt | 2004年8月28日 (土) 01:43

ここまでやってる人がいるんですね。
ここまでされると気持ちいいね。
蝶・気持ちいいね。

投稿: きめん | 2004年8月28日 (土) 16:20

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