咽頭部をジェノサイド・カッター
「素人の生兵法」と言う単語があるように、素人考えで物事を進めるのは大変危険だ。
だからこそその道の専門家がいるし、いくつもの職業がある。だが専門家であればあるほど、最新の情報を常に仕入れているため、注意が必要だ。
風邪を引いて医者に行った時のこと。
僕は元々、喉の期間が弱く、喉を痛めて風邪を引くことが多い。そのため、昨年風邪を引いたとき医者に
「うがいをしなさい」
と言われて以降、毎日のうがいを欠かさない。それまでもしてはいたが、その頻度が上がったのだ。「うがい薬を使うと効果的」とも言われたので、それ以前までは「のどぬーるスプレー」を常備していたが、ここ最近はうがい薬を常に携帯し、頻繁にうがいしていた。
医学や薬のことは良く知らないが、「のどぬーるスプレー」と「うがい薬」は同じ成分のものであると、その医者に習った。診察の際に、
「喉に塗ってウェッってなる薬、つけてもらえませんか?」
と言ったところ、
「スプレーとかうがい薬とか、売ってるのも成分一緒だから」
と言われたのだ。
であれば、より強力なうがい薬を持ち歩くのは、喉に弱点を抱えるものとして、当然のことであろう。
日々うがいをし、危険を感じたときには、うがい薬を直接喉に吹き付けるという暴挙も犯した。そんなこんなで1年間風邪も引かず、健康でいられたのは、うがいとうがい薬のおかげだと信じていたのだ。
しかし。
2週前に風邪を引いて、医者に言った際の会話だ。
「あら~、喉だいぶ真っ赤に腫れてるねぇ。薬出しとくから」
「先生の言いつけ守って、うがい薬でうがい続けてたんですけどねぇ」
「うがい薬? あの赤茶けたヤツ? アレ、使っちゃダメだよ。」
なんでやねん!!
あんた、それ使ってうがい続けろと言ったじゃないか!!
「あれね、ルゴール液? 強力すぎて、喉の良い粘膜まで痛めちゃうんだよ。あと2~3年で使用禁止になると思うよ」
「いや、去年来た時、うがい薬使ってうがいを、と言われたので続けてたんですが…」
「だめだめ。使っちゃダメ。最近は強力すぎるから、トローチを進めてるの」
なんだよそりゃ…。医者に言われた通りやって、1年後ダメとかってそんなさぁ。
とりあえず、医者に言われた通り最近は使わなかったけど、さっきうがい薬でうがいしたら、喉スッキリ! 何を信じていいのか分からない。
ちなみに僕は、「ルゴール液」をよく「ルガール液」と勘違いします。そんな液ありません。
そんなの使ったら「ジェェノサイドカッター!」とか「カイザーウェーブ!」とか使う人になりそうだしな。
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