そのときパチンコの神様が
僕の好きな番組に「スポーツ偉い人大賞」と言う、改変期などにしかやらない番組がある。
その中で、試合中に起こった奇跡的な出来事に対して「スポーツの神様」が舞い降りた、と言うものがある。具体例をあげるのがチョット難しいんですが、「実際にそんなことありえるの?」と言う偶然をまとめた映像です。
昨日新年会がありまして。
参加面子が揃った後、向かった先は食材屋では無く、なぜか場末のパチンコ屋。聞いたところ、国道4号線沿い、と言う最高の立地条件にありながら、常時お客が4~5人ほどしかいない、と言う凄い店らしい。実際にこのパチンコ屋を僕も見かけてはいるが、建物も古く、ネオンも消えている個所があり、なんで潰れないのか不思議に思っていた店だ。
そのパチンコ屋に着いたのが、夜の9時過ぎ。客は我々以外2人しかいない。店内のパチンコ、パチスロ台は古いものが多く、液晶画面が消えていたり、4~5台まとめて停止していたりする。
「なんで営業できてるんだ?」
そんな疑問を思いながら、店内を徘徊。元々話のネタ程度に覗きに行ったので、真剣に金を使うつもりは無い。それでも行ったからにはお金を使わねば、と言うことで座った台が「うる星やつら」だった。
一応断っておくが、今出回っている「うる星やつら2」ではない。2年程前に出た、古い台である。
僕はハンドルネーム「きめんぐみ」を名乗ってはいるものの、中学、高校くらいから僕を知る人は、未だに僕を「るーみっくワールド」住人(高橋留美子作品スキー)と言う、斜に構えた捉え方をする向きがある。
まあ確かに、前述の「CRうる星やつら」が出たときに近所のパチンコ屋で2万円負けたり、終了したマンガ「勝手に改蔵」のなかで、
「パチンコのうる星やつらを、パチンコとしてやる人間と、うる星やつらとしてやる人間に分けられる」
と表現され、ドキッとした記憶がある。
まあそんなことはいい。台に座り、500円玉を投入。この後新年会で鍋もやるし、ちょこっと回して「ダメなパチンコ屋だ」とゲラゲラ笑って店の外に出れば、酒席の話のネタにでもなるだろう。
だがしかし!
ここでパチンコの神様が舞い降りた。
過去に2万使って出なかった悪しき記憶の台なのに、500円で確変当たっちゃいました。このときの僕の心境は、「スポーツ偉い人大賞の神様じゃないんだから…」でした。当たったのはうれしいんだけど、この後新年会あるのに当たるなよ、と言う。気がつけば、店内での戦いを終えた友人が、周囲でギャラリーとして見守っている不思議な状況になってしまった。
神も舞い降りる場所考えろよ。
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