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2005年2月27日 (日)

そろそろTH2の話、の2

続き。

釈然としないので、友人が全キャラクリアした後、僕は「ToHeart」のCDを返してもらい、プレイを再開した。相変わらずゲームシステムにはなれないし、パソコンでゲームすることにも違和感がある。それでもプレイを続けた。

~閑話~

話は突然変わるが、僕は移植ではない家庭用オリジナルのグラディウスシリーズでは、「グラディウス外伝(PS)」が好きである。若干ゲームバランスに難はあるものの、ゲームとしての完成度は高い。
また、ダライアスシリーズでは「ダライアスII」を主に好んで遊んだが、それよりも「ダライアス外伝」のほうが好きかもしれない。難易度は高めだけど、家庭で同じゲームが遊べますし。

~閑話休題~

「ToHeart」とは、文章を読みながら高校生活を楽しむ小説ゲームである。主人公も登場人物も高校生。僕のような、高校が男子の工業高校だったものには、人生の選択肢を謝ったのではないかと思わせるような、ハートフルなつくりになっている。

そのゲームに何とか馴染みつつ、登場するギャルを攻略(クリア)していく。攻略キャラが半分近くになったときであろうか。僕は友人に自分の「ToHeart」進行状況を伝えた。だが、友人はどうにも渋い顔をしている。聞くところ、「ToHeart」は高校生活を読み解くゲームであると言う。だが、僕がクリアしたキャラは以下の通り。

来栖川芹香、マルチ(HMX-12)、松原葵、姫川琴音

ゲームしている人には分かるし、ゲームしていない人には分からないであろう。
来栖川さんは部活で交霊をして、マルチさんはロボットで、松原さんは部活で格闘技をしていて、姫川さんは超能力者である。僕は、高校生活を楽しむはずのゲームを遊びながら、なんら高校生活とは関係ないスキルの人達ばかりを偶然にもチョイスし、クリアしていたのである。

「それでは、このゲームの本質は分からない」

友人の罵倒は続く。

「言うなればそれらのキャラは『外伝』だ。君のことを『ミスター外伝』と呼ばせてもらう」

ガーン!
屈辱。頑張ったのに「外伝」扱い。確かに遊びながら「変だなぁ」とは思ったものの、そういうゲームだと思って遊んでいたので、気にならなかった。つーか、外伝のシナリオでもそこそこ面白いと思ってしまった僕は「負け犬」ですか? 技術者の立場から言わせてもらえば、ロボットのマルチさんのシナリオは、到底納得いかないものではありましたが。

そして僕は、数年後移植されたプレイステーション版でも、同じ過ちを侵すのだった。

やっぱり続くよ。

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