で、アナザーコード
続き。
で、アナザーコードである。
直感的に感じたゲームが「当たった」のは、一体いつ以来だろう。僕は元々、アドベンチャーゲームと言うジャンルが好きなのだが、欠点がある。それは、ゲーム進行が詰まった際に、コマンドを全て選択する「コマンド総当たり」が好きになれなかったからだ。
ファミコン後期の任天堂アドベンチャーゲームは、場面によってコマンド数が減り、そのストレスが緩和されたが、根本的な問題解決にはならなかった。
だがこのアナザーコードは、その「コマンド総当たり」から脱却できた、アドベンチャーゲームの進化系ではないだろうか。謎解きにタッチパネルやマイクを使うので、違う頭のひねり方が必要になる。これは遊んでいて楽しかった。
ただし、ハマるところではハマる。アドベンチャーなので。
マップも微妙に広いし、一度何かを取り逃がすと、何をしていいのか分からなくなる。
それと、このゲームは屋敷の中を探索していくゲームなのだが、バイオハザード1同様、
「お前ら、こんなトリックだらけの家にまともに住めるのか?」
と言う、複雑怪奇な屋敷。
さらに、やはりバイオハザード同様、なぜか道順通りに置いてある、お父さんからの手紙。そして全く関係ないところに置いてある、お父さんの屋敷に関するレポート。「せっかく調べたレポートなんだから、手元にまとめてファイルしろよ!」と、お父さんを叱りたくなってくる。
これらを理路整然と説明するのは、難しいだろう。
そういえば昔、「源平討魔伝」のボーナスステージで、観音様がボーナスをバラバラとばら撒くのを、
「神なんだから、そんな嫌がらせすんな!」
と怒った所、プレイ中だった友人が、
「一ヶ所にボタボタ落ちてきたら、そっちのほうがおかしいだろう」
と反論された。
確かにそうだね。それと同様、お父さんのレポートが1ヶ所にまとめられてて、それ読んで全部疑問点がとけたら、ゲームの魅力も半減だもんな。その辺は深く考えずに遊ぶのが、正しい楽しみ方なのかもしれない。
とにかくこのアナザーコードは、作りこみの甘さやストーリーの練りこみなどで、「?」と言う点はあるものの、新タイプのアドベンチャーゲームの導入作、と言う点で僕の中ではかなりの高評価。
だって、このシステムを、さらに進化、深化させればその先に 「DS探偵倶楽部」 というタイトルが見えてくるかもしれない。自己の財産を大事にする任天堂だからこそ、僕はそこに期待したい。
みんなだって、あゆみちゃんのうなじに「フゥーっ」とか、したいじゃん!
ところで。
本体買った4日後に、その発表はないだろう。。
| 固定リンク
「ゲーム」カテゴリの記事
- ゲーム/PCE用LCDモニタ購入(2025.01.13)
- メモ/ゲーム/コバヤシ玩具店の記念品が届いた(2024.06.01)
- メモ/ゲーム/FF-V実況配信クリア(2024.01.19)
- 日常/高橋名人が山形に来た(2023.06.05)
- メモ/ゲーム/TWINZ/ザ・キラーB・I引退試合(2022.12.25)
コメント