30代よ、響鬼と共に
あ~、響鬼おもせ~。
2000年に復活した、仮面ライダーテレビシリーズも今年で6年目。奥様狙いの日曜朝の番組として、すっかり定着しています。
今年1月から始まったのは、「仮面ライダー響鬼」です。
これまでの仮面ライダーとは一線を画し、日本に古くから伝わる「妖怪」と戦うライダーです。そして何より違うのは、彼をサポートする組織があり、コードネーム「響鬼」と言うのは「職業」なのです。
「ご職業は?」
「仮面ライダー響鬼を少々…」
「響鬼」と言うネーミングからも分かるように、主人公は「鬼」の力で戦います。初回では口から火を噴き、2回目には太鼓の乱れ打ちで敵を倒した、かなり異色の正義の味方です。変身すると妖怪達から、
「オニ、オニ」
と呟かれる、チョット気の毒な気もするヒーローです。
そんな響鬼ですが、変身するのは「ヒビキ」さんと言う、職業に仮面ライダーを選んだ人。年齢は31歳。僕と同い年。僕とは違い、すごく人当たりのいい笑顔と、気さくで誰にも好かれる性格の持ち主です。これまでのライダーであれば、若くてイケメンな人たちがいっぱい集まってあーだこーだ、と言う展開でしたが、主人公が三十路と言うのが、好感が持てます。
先日、こんなシーンがありました。
通報を受けて、妖怪の出る里へと向かった、ヒビキさん。現場に到着した後、聞き込みは相棒に任せて、自分は子供を肩車したり、高い高いしたりして遊んでいます。一通り子供と遊び終わった後、相棒の聞き込みが終わりました。いよいよ現場へと向かい、妖怪と戦うときです。
そんなヒビキさんに、子供は言いました。
「頑張ってね、お兄ちゃん」
明るくて、いい子です。
そんな子供さんに、ヒビキさんは優しく、こう言いました。
「お兄ちゃん? おじさんでいいんだよ」
これだ!
歳を取る自分を偽ることなく、それでいて精神的には若いまま。これが理想の大人像! 今更ながら、子供向け特撮番組に教わりました。
だから、もしそういうシチュエーションになったら、僕も言うのだ。
「英語の試験、がんばってね、お兄ちゃん」
「お兄ちゃん? おじさんでいいんだよ」
そのためには、鍛えなきゃ。
仮面ライダー響鬼公式HP→こちら
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コメント
響鬼はオープニングの10分くらいしかみてませんが面白いっぽいですな。
最近30代ネタが多いのは・・刻が急かしているのでしょうかねえ。。
投稿: 暁 | 2005年4月14日 (木) 10:11
> 最近30代ネタが多いのは・・刻が急かしているのでしょうかねえ。。
たまたまですよ。そんなことに気を使ってblog書くほど、繊細じゃないです(笑
投稿: きめん | 2005年4月15日 (金) 00:06