ノア9・18武道館G+観戦記っつーか三沢さん
プロレスという競技は奥深いゆえ、困ったことに
「10年やって一人前」」
というような風潮がある。
プロスポーツとして10年もやったら、普通「引退」が見えてくる世代。その年代でようやく一人前といわれるのは、因果な世界である。
で、三沢光晴さん。
全日本プロレスで昭和56年にデビューした、今はノアの社長さん。巨人の監督騒動で騒がれてる、原辰則さんが昭和56年入団なので、三沢さんのプロレスキャリアがどれだけのものかを感じさせます。
同時に、プロレスファンにとって三沢さんは、
「タイトルのかかったシングルマッチに異常に強い」
人として、知られています。
それもそのはず。
スタン・ハンセンさんを破り、初の三冠ヘビー級についてから13年間、
「挑戦者として挑んだ試合で負けたことがない」
のです。
困ったほど強く、反面ここ一番に頼れるお方。それが三沢さん。
だったのですが。
9・18日本武道館で行われた、チャンピオン・力皇猛さんに挑んだ試合で、王者の猛攻を受け、三沢さんは負けてしまいました。13年ぶりに味わう屈辱。
もう数年前から、三沢さんの衰えは指摘されてまして。
ジャイアントグラム(GG2000)で見せるような華麗な飛び技は年々減り、動きもスピーディーでは無く、社長業の忙しさからかお腹もだいぶしんどくなっていました。
なので今回の試合は、「まだこれだけ出来る」と言うことを見せ付けて欲しかったのですが、残念ながら三沢さんは負けてしまいました。
まあ、力皇さんの怒涛の攻めも素晴らしかったので、仕方ないとも思うのですが、GG2000的な言い方の
「リバーサル」
でほとんど技を切り返さずに負けてしまったことに、物足りなさと切なさを感じてしまいました。
プロレス界に新しい時代が来るのは素敵なことなのですが、なんとも淋しいですねぇ。
勝負の世界の厳しさなので、当然ですが。
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コメント
ま、認めてませんが。
三沢よう。。。
投稿: 暁 | 2005年9月19日 (月) 23:43
今の力皇は認めろ。
次は三沢vs曙ですからね。ノアさん、引っ張りだこ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20050920-00000026-spnavi-spo.html
投稿: きめん | 2005年9月20日 (火) 23:44