« ゲームボーイmicro登場の巻 | トップページ | メガネっこ大ピンチ »

2005年9月19日 (月)

ノア9・18武道館G+観戦記っつーか三沢さん

プロレスという競技は奥深いゆえ、困ったことに
「10年やって一人前」」
というような風潮がある。

プロスポーツとして10年もやったら、普通「引退」が見えてくる世代。その年代でようやく一人前といわれるのは、因果な世界である。

で、三沢光晴さん。
全日本プロレスで昭和56年にデビューした、今はノアの社長さん。巨人の監督騒動で騒がれてる、原辰則さんが昭和56年入団なので、三沢さんのプロレスキャリアがどれだけのものかを感じさせます。

同時に、プロレスファンにとって三沢さんは、
「タイトルのかかったシングルマッチに異常に強い」
人として、知られています。
それもそのはず。
スタン・ハンセンさんを破り、初の三冠ヘビー級についてから13年間、
「挑戦者として挑んだ試合で負けたことがない」
のです。
困ったほど強く、反面ここ一番に頼れるお方。それが三沢さん。

だったのですが。

9・18日本武道館で行われた、チャンピオン・力皇猛さんに挑んだ試合で、王者の猛攻を受け、三沢さんは負けてしまいました。13年ぶりに味わう屈辱。

もう数年前から、三沢さんの衰えは指摘されてまして。
ジャイアントグラム(GG2000)で見せるような華麗な飛び技は年々減り、動きもスピーディーでは無く、社長業の忙しさからかお腹もだいぶしんどくなっていました。

なので今回の試合は、「まだこれだけ出来る」と言うことを見せ付けて欲しかったのですが、残念ながら三沢さんは負けてしまいました。
まあ、力皇さんの怒涛の攻めも素晴らしかったので、仕方ないとも思うのですが、GG2000的な言い方の
「リバーサル」
でほとんど技を切り返さずに負けてしまったことに、物足りなさと切なさを感じてしまいました。

プロレス界に新しい時代が来るのは素敵なことなのですが、なんとも淋しいですねぇ。
勝負の世界の厳しさなので、当然ですが。

|

« ゲームボーイmicro登場の巻 | トップページ | メガネっこ大ピンチ »

プロレス」カテゴリの記事

コメント

ま、認めてませんが。

三沢よう。。。

投稿: 暁 | 2005年9月19日 (月) 23:43

今の力皇は認めろ。
次は三沢vs曙ですからね。ノアさん、引っ張りだこ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20050920-00000026-spnavi-spo.html

投稿: きめん | 2005年9月20日 (火) 23:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ノア9・18武道館G+観戦記っつーか三沢さん:

« ゲームボーイmicro登場の巻 | トップページ | メガネっこ大ピンチ »