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2005年11月28日 (月)

J2/ベガルタアップリミットギリギリ

ここで散々ネタにしている「アイドルマスター」と言うゲームがある。

システムとして、まず自分にはアイドル育成機関として「10週間」の期間が与えられ、その期間中にプロデュースしているアイドルを、一定数のファンを獲得し、1つ上のランクにアップさせることが出来れば、また10週の期間を追加される。この期間中に、Fランクからスタートし、最終的にAランク(条件付でSランク)を目指していく。

期間中にランクアップできなければ、そのアイドルは「引退」扱いとされ、お別れコンサートを開催しプロデュースを終了しなければならない。大変過酷なゲームである。

そのため、ランクアップギリギリの攻防は、プレイヤーに大変な緊張をもたらす。

例えば、残り期間「3週」で、残り獲得ファン人数が「9万人」だったとする。
3万人のオーディションを3回受けて9万人のファンを獲得するか、不合格のことを考え、5万人のオーディションを2回受けて、1週余裕を持たせるかなど、戦略性も大事となる。

その選択に失敗し、散っていったアイドルも少なくない。
もちろん、僕の手がけたアイドルたちも、志半ばにして多数散っていった…。

話変わって、激闘の続くベガルタ仙台。

残り2試合で2連勝なら、文句無しで3位確定。J1チームとの入替戦に進出となる。
しかし、引き分けや負けとなると、4位甲府さんの結果も加味しなければならない。大変複雑な状況である。

そんな中迎えた、HOME最終戦。相手はJ2優勝を決めJ1復帰を果たした、無敵艦隊・京都パープルサンガさん。しかも、京都さんの主力は優勝も決めたこともあって、前節はお休み。体力十分である。
反対に、中2日で体力的に不安の残る仙台イレブン。戦う前から、劣勢である。しかしここでベガルタは、素晴らしい戦いを見せてくれた。

満員の観客の声援にこたえるかのような、直向なプレイ。
試合こそ0-1で敗れたものの、いろいろあった今シーズン。ようやくチームとサポーターが一体となれた、そんな試合であった。

そして4位の甲府さんも敗れたため、3位入替戦への決着は、最終44節に持ち越されました。
「アイマス」で言うところの、アップリミットギリギリの状況。残り0週。選手もサポーターも、緊張感漂う大一番です。

思い起こせば。

2001年、初めてJ1へ昇格したときも。
2003年、J2へと降格したときも。

そのいずれにおいても、ベガルタは最終戦まで決着が持ち越された。
いわば、アップリミットギリギリのプロ。
これほど、最終戦まで縺れこむのが好きなチームは、J30チームの中でもベガルタが飛びぬけているだろう。

本当は、もっと早めに決めて欲しいんだ。
でも、毎回最終戦まで、シーズンギリギリまで楽しませてくれる。
そんなベガルタ仙台が、僕らは大好きだ。

3位確定へのマジックは、3減って「M3」
残留への裏マジックは、3減って「M-6」

「裏マジック貯金」は、5万2000円だけど、もうどうでもいいや。

週末土曜日は、仙台スタジアムにてパブリックビューイング開催。
心臓の強い仙台市民の方だけ、仙スタに集合してください。真のアップリミットギリギリの戦いが見られます。

追記
こんなblogに30000アクセス。
ありがとうございます。

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