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2005年12月22日 (木)

2005年きめん的プロレス大賞

世間的にはマイナージャンルに近いはずなのに、なぜか未だに離合集散を繰り返し、収拾のつかないプロレス界。
今年を思い返す意味も含めて、2005年のプロレス大賞を勝手に決めて見ます。
ここのblogは、150アクセス/dayくらいありますけど、多分プロレスネタが分かる人は4~5人だと思いますので、分からない方は読み飛ばしちゃってください。

Here we Go!

MVP
小島聡/全日本プロレス

ベストタッグ
日高郁人、藤田ミノル組/ZERO-ONE MAX

この辺は東スポ大賞と同じなので割愛。

ベストマッチ
小橋建太 vs 佐々木健介 (7・18 ノア)

これも東スポと一緒。
ただ、次点に「KENTA vs SUWA」(9・18 ノア)が来ます。自宅で友人らと見てましたが、30過ぎたいい大人が3人で「大SUWAコール」を送るくらい、SUWA選手のヒールっぷりが良かったです。きまら以上かも。
次々点には、「川田 vs ミーシャ」「秋山 vs 柴田」「小橋 vs みのる」なんかを上げておきます。

ベストタッグマッチ
丸藤、KENTA組 vs 日高、藤田組 (5・8 ディファカップ)

今年はJrが面白い年でした。特にこのタッグマッチは絶品。
ともに全盛期を迎えつつある両チームの激突は、久しぶりに人にプロレスを「語りたくなる」くらい、素晴らしいものでした。また見たいんですけど、HDDレコーダーが壊れちゃってもう見られない。
次点には、「丸藤、KENTA vs 金丸、杉浦」を入れておきます。

ベスト6人タッグマッチ
HG、小川、大谷組 vs インリン様、川田、アンジョー組 (11・3 ハッスル)

6人タッグと言うのは、メンバーが多いこともあり印象に残るのは難しいのですが、今年はダントツでこの試合。抜きん出てます。世間一般をも巻き込んだ「ハッスルマニア」は、HGの見事な試合運びにより完成しました。専門誌には「プロレスラーが目立ってなかった」とレスラーを酷評する批評が目立ちましたが、アンジョーのやられっぷりや、川田のえげつない攻めがあってこそ、HGの良さが際立ったんですよ。

新人賞
Mr.カラスコ

東スポのプロレス大賞は曙でしたが、僕はカラスコを押しておきます。
楽天との「2足の草鞋」でのレスラー生活は、議員とレスラーを掛け持ちした「馳浩」くらい評価されていいはずなのに、そういう話は一個も聞きません。何故? やっぱり、マネージャーっぽい扱いだとダメなのか?
来年1・15にZepp仙台でのみちプロの試合にも多分出ますので、また見に行きましょう。

ベストティアー
男色ディーノ/DDT

10・23に高木三四郎を破って、KO-D無差別級王者を戴冠した、ゲイレスラーの男色ディーノ。試合後に涙ながらに心境を語ったその姿に、テレビを見ながら思わずもらい泣き。ゲイに泣かされました。今年一番ショックだったかも。
次点は、小橋戦が終わった直後に北斗と抱き合った健介。

ベスト高評価団体
大日本プロレス

「デスマッチメジャー宣言」を行い、すさまじい血まみれの攻防を連日続ける大日本プロレス。後楽園ホールでの集客も高いレベルで安定しています。テレビで見ていても悲鳴をあげてしまうほどの流血戦が行われていますが、試合後には血まみれのまま、レスラーがファンを見送る素晴らしい団体。それが大日本。
来年こそ、「プロレスちゃんこ小鹿」での試合を復活させてください。トラック募金もしましたので。ただ、葛西選手の入院や、アブドーラ小林選手の膨れ上がった腕など、衛生面や安全面には今以上に気をつけてください。
次点は、プロレスリング・ノア。

ベストアングル
秋山、神取をノアに登場させる

今年、ノアに参戦した天龍が、健介の嫁「北斗晶」を連れてくると宣言。それに対抗した秋山が、かつて北斗と激しい抗争を繰り広げた「ミスター女子プロレス」こと「神取忍」をノアのリングに上げるため、女子プロレス会場LLPWに登場。神取に直接お客さんの前で参戦を依頼。その場で快諾をもらった。
試合が面白いのに、こういうことまでしちゃうのは卑怯だと思います。

まあ普通にいくと面白くないので、裏も。

裏MVP
天山広吉/新日本プロレス

1月のドームでは巴戦で蝶野に負け、2月にはダブルタイトルマッチで小島にTKOで負け、その後蝶野の子分に戻り、試合にも出られなくなった人。何とかしてください。

裏ベストマッチ
アルティメットロワイヤル (1・4 新日本プロレス)

リング上で8人が同時にバーリトゥードを行うと言う、謎形式の試合。やるほうも謎なら、見てるほうも謎。全てが謎に包まれたまま、闇に葬られてしまいました。なんだったんでしょう?

裏ベストアングル
藤波、CTU入りか?

無我札幌大会にて、突如ヒール軍団CTUに誘われた、我らがたっつあん。「ノーコメント」としてその場を去った。「藤波、ヒール軍団入りか?」とファンのあいだで物議をかもしたものの、この行動はその後のシリーズに何にも組み込まれることの無いまま、自然消滅。何だったんだ?
これ以来、僕の中でほったらかしのアングルは「投げっぱなしドラゴン」と呼ぶことになった。

あと、今年は全女が崩壊したり、橋本真也選手や未来選手、エディ・ゲレロ選手が亡くなったりと、悲しいことも多い年でした。
来年は今年以上に、プロレスファンを楽しませてほしいと思います。

追伸
週刊プロレスの「マンスリーバウトレビュー」を取っていて良かった。

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