仰木監督逝去
オリックス前監督の仰木彬さんが、先日亡くなられました(サンスポ記事)
プロ野球史に刻まれている、近鉄監督時代の1988年10/19のロッテとのダブルヘッダーは、未だにファンのあいだでは語り草。僕自身も、この年以上に盛り上がったペナントレースは未だに見たことが無い、と断言できるすさまじい戦いでした。
近鉄は13日間で15試合と言う、過酷な状況の中迎えた、シーズン最終日。
ロッテとのダブルヘッダーで2連勝すれば優勝と言う状況で、初戦は9回表二死から4-3で勝ち越し。
2試合目は、追いつ追われつのシーソーゲームの中、延長10回、規定により引き分け。近鉄は優勝を逃がしました。
この戦いは翌1989年、シーズン終盤の西部とのダブルヘッダーで、ブライアントが4打席連発のホームランを放ち、2日後リーグ優勝を決めたことで、2年越しの大河ドラマが完成しました。
また、オリックス時代も2年連続リーグ優勝、1度の日本一と名将振りを発揮しました。
イチロー選手をオールスター戦で投手に起用したりと、話題作りにも積極的な方でした。
失礼ながら、年齢に似合わず若々しい発想をされる方と言う印象があり、また対戦相手チームを「さん付け」で呼ぶ丁寧な物腰も、大変好印象を持っておりました。
70歳と言う年齢は、今の時代では早すぎる逝去。
心よりご冥福をお祈り致します。
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