« 「TWINZ-4」決定済みカード発表 | トップページ | J2/ベガルタ魂の戦い »

2005年12月 2日 (金)

キングオブキングオブ深夜バス

「水曜どうでしょう」と言う、ローカルかつメジャーなテレビ番組を語る上で、欠かせない乗り物が
「深夜バス」
であることは、誰も異論のないところであろう。

印象に残っているシーンとして、「サイコロの旅2」の「壇ノ浦レポート」や、「サイコロの旅5」の「キングオブ深夜バス」を思い返す諸氏も、少なくないだろう。

特にこの「キングオブ深夜バス」と呼ばれる、東京新宿発-福岡博多着の「はかた号」を、乗ったこともないのにトラウマのように覚えている人は多いと思う。
乗車時間14時間超と言う、乱暴度合。寝ても寝ても時間が進まない「逆浦島現象」と言った大泉さんの心境が、この乗車時間だけでも分かろうというものである。

だがしかし。
時として日本という国は、「キング」を超えるものを生み出してしまう。

「界王様」を超える「界王神様」を出したように。
「仮面の男」を超える「石仮面を作った男」を出したように。
「セブンセンシズ」を超える「エイトセンシズ」を出したように。

強さのインフレは、留まることを知らない。
そのインフレは、深夜バス業界にも魔の手を広げていたのだ。

明日は、ベガルタ仙台とアビスパ福岡さんのJ2最後の試合が、福岡県の博多の森競技場で行われるんですが、その応援ツアーで、
「仙台発-福岡着」
の往復高速深夜バスが、先日募集され、見事に完売したみたいです。

その乗車時間は、「18時間」。

朝6時に起きて、仕事に行き、夕方5時に仕事を追えて7時に帰宅。夕食を食べて、テレビを見て、ゲームで遊んで、さあ寝るかと布団に入るのが深夜0時。
これでようやく18時間だ。これだけの時間を、ただひたすら、バスの中で過ごさなければならない。

すでにバスは出発し、今は高速道路上であろう。
このバスの中には、明日のベガルタの勝利を信じ乗り込んだ同志達が、たくさんいるのだ。
その仲間達の安否を心配しつつ、僕は仙台スタジアムに向かいます。

J2の「キングオブキング」にはなれなかったけれど、昇格の可能性が残っているのは素晴らしい。
明日は、運命の1日です。

|

« 「TWINZ-4」決定済みカード発表 | トップページ | J2/ベガルタ魂の戦い »

サッカー」カテゴリの記事

コメント

 こんにちは。

 コタツ観戦でした。
 残念でしたね。
 
 『キングオブキング』…突っ込んでいいですか。

投稿: nannostomus | 2005年12月 3日 (土) 17:28

そういや今日か。

ゼビオに車停めないでって看板が出てた。

投稿: 暁 | 2005年12月 3日 (土) 17:45

>  『キングオブキング』…突っ込んでいいですか。

突っ込みフリーなんで、ご自由に(笑)
また来年、仙スタで。

> ゼビオに車停めないでって看板が出てた。

今年はゼビオ使わなかったなぁ。真面目に地下鉄移動でしたよ。おかげでビール増えたけど(笑)

投稿: きめん | 2005年12月 4日 (日) 23:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: キングオブキングオブ深夜バス:

« 「TWINZ-4」決定済みカード発表 | トップページ | J2/ベガルタ魂の戦い »