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2005年12月28日 (水)

アングル/TWINZ-4~DESTINY~ 導かれる運命

「TWINZマニア」武道館大会において発表された、大晦日のスペシャルシングルマッチ、
「虹野沙希 vs 片桐彩子」
は、ファンの大反響を呼び、前売りのチケットがその日は飛ぶように売れた。

こうなってくるとファンの心理としては、「対戦にかける意気込みを各レスラーから聴きたい」と言う思いに刈られるものだ。
当日までに、紙面上で、web上で、ありとあらゆる手段で相手への熱い思いを語る。プロレスにおいて、それは良くも悪くも「常套手段」である。

しかし、そんなファンとマスコミの心理を逆手に取るようなFAXが、
「片桐OFFICE」から届いた。

OFFICE
(クリックで大画像)

「TWINZ担当各位」から始まるそのFAXには、驚くべき一文がかかれていた。
それは、
「12・31当日試合後まで、この試合に関するコメントは一切しない」
と言う、驚くべき内容だった。

あえて言葉で語ることはしない。
リング上の2人の試合を見てもらえれば、あとはそれで伝わると思う。

そんな自信に満ちた言葉が、FAXからはありありと伝わってきた。
ファンの期待は、パンパンに膨らんでいた。

時を同じくして、別の場所。
こちらでも「運命」に導かれたレスラーの対戦が決まろうとしていた。

事の発端は、昨年TWINZのリングに電撃的に復帰を果たした
「ラリ@(ラリアット)殺法」
だった。次世代のエース、「フランソワー・ズモレシャン」に対し、「天下を取りそこねた男」と発言、TWINZ選手全員の怒りをかった男が、今度はTWINZの「現場監督」に電撃就任したのだ!

 t2

選手は皆、一様に反発した。
しかし、現場監督に就任したラリ@に迷いは無かった。

昨年、きまら軍に全敗したTWINZ正規軍を、「柱が無い」と罵倒。
加えて、TWINZ内における「軍団解体」することを表明したのだ!

これにより、人気を誇った「きまら軍」も解散することとなり、「蛾珍子」「コミッカー・B・B・ピカロ」らは、きまらエキスによる洗脳を手術により取り除かれ、正気を取り戻し、自分たちの国へと帰っていった。

この結果、TWINZはこれまでの軍団対抗から、個人戦の時代へと一気に突入。
大きくその様相を変えることとなった。

そのラリ@殺法は、自らもTWINZ-4への出撃を行うことを発言。
その相手には、先日「TWINZ GATE」の顧問に就任したばかりの、
「パワーボム殺法」
が選ばれた。

過去の因縁を引きづる2人の対決は、早くもヒートアップ。
運命に導かれた者たちの戦いが、いよいよ始まろうとしていた。

続く…。

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