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2005年12月27日 (火)

アングル/TWINZ-4~DESTINY~ グローバルチャレンジャー登場

今年もこの季節がやってきた。
崇高なるなるジャイアントグラムのプロレス大会「TWINZ」の開催が近づいてきたのだ。

(昨年の「TWINZ-3」の様子)

過去「TWINZナンバーズ」として3度、「TWINZハウス」として2度開催されてきたこのイベントが、今年も大晦日に開催決定。続々とレスラーが名乗りをあげてきた。

「TWINZ-2」で優勝をさらって以来、「TWINZの絶対王者」として「守護神」と崇められ、オーディエンスから絶大な支持を受けるチャンピオン、バイソンきまら。

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そのきまらの目はすでに、国内では無く世界に向いていた。
自分の実力を知らしめるため、また自分がグローバルな存在であると主張をするために、外に打って出ると公言したのだ。

これに待ったをかけるべく立ち上がったのが、TWINZに参戦以来、着々と実力をつけてきた「パラダイス太白」その人であった。
太白は、関西プロレスのエース「まいどオーキニ」から、団体の未来と、TWINZの存亡を賭けて、「きまら打倒」に執念を燃やし、今回みずから大晦日の大舞台に、挑戦者として名乗りを上げたのだった。

しかし、そんな太白のやる気をそぐように、きまらは言い放った。

「何の実績も無いやつが突然出て来て、俺様に挑戦できるのか? そんなやつは、挑戦者として認めない!」

なんと、きまらからの「挑戦拒否」発言。
シリーズ中、きまらを振り向かせようと、太白は執拗にきまらを挑発するも、きまらを振り向かせることは出来なかった。

今年の大晦日は、防衛戦は行われないのか?

みんながそう思い始めたある日、ある1本の国際電話が入った。その電話は、テキサス州ダラスからであった。ダラスと言えばあの男、マッコイレスリングの創始者「故・マッコイ田中」がプロモーターを務めていた土地だ。マッコイレスリングの広報担当は言った。

「プロモーターの「ミクシー・コミュ」を通じて連絡を入れさせてもらいました。テキサス州ダラスで修行中の若武者を、日本に呼び戻し参戦させることとなりました。試合経験は皆無に等しいですが、素晴らしい試合を見せることを約束いたします。 」

突然海外からの参戦表明。
自身のグローバル化を目論むきまらにとって、この話はとてもおいしい要望だ。きまらは言う。

「マッコイ田中は、アマゾンで生まれ育った俺様でも知っている偉大な人物。そこの選手が出て来ると言うのなら、受ける価値はあるだろう。だが、いきなり俺様が相手をするわけには行かない。ずっとピーチク騒いでいたグリーンボーイと勝負し、勝ったほうの挑戦を受けても構わない」

ここに、絶対王者・バイソンきまらの対戦カードが確定した。
大晦日、パラダイス太白とマッコイレスリングの代表者が試合を行い、勝利したほうがメインイベントできまらの持つ、
「U-15h無差別級」
のタイトルに挑戦するのだ。

秘められたその力、今爆発寸前!

続く…。

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