「プロレスラー」と言う響きのレトリック
「プロレスラーが格闘技に参戦」
と言う見出しを見ると、皆さんはどのようなプロレスラーを想像するだろうか?
猪木? 馬場? 片方は引退、片方は死亡。
三沢? 小橋? プロレスに誇りを持っているため、ありえない。
長州? 武藤? 最近じゃ、モノマネのほうが有名だし。
他にも新日系、全日系など、いろいろな分け方があるだろう。
ただ、プロレスファンも困るのが、「プロレスラー」と言うカテゴリーの広さ。
新日、全日、ノアに代表される、鍛え上げた肉体で試合をする団体を始め、
みちのく、ドラゴンゲートのように、軽量かつ選手が空を飛んでくるようなプロレス。
ハッスルのように、イベント扱いのプロレス。
大日本のように、画鋲、蛍光灯、有刺鉄線、何でもありありのデスマッチプロレス。
UWF、パンクラスに代表される挌闘系のプロレス。
それはもう様々だ。
個人で言えば、K-1でイグナショフに勝った中邑、PRIDEでヒョードルに負けた永田さん、バーリトゥードジャパンにケンドー・ナガサキが出たりしたこともある。
これでは、前述の見出しだけでは、どんな選手がどの大会に出るのか、想像もつかない。
先日、「K-1 MAX」にボビー・オロゴンさんの弟、アンディ・オロゴンさんが出場することが発表されました。
お兄さん同様今回も、格闘技の試合経験がないわけですが、その相手は「プロレスラー」とのこと。
軽量級のプロレスラー?と思って読んで行くと、その選手はプロレス団体「DDT」の飯伏幸太選手とのこと。
誰も知らないよね?
凄い選手なんですよ。
鋭いキックとありえない空中殺法を駆使する、プロレスデビュー1年の選手。その甘いマスクで、女性ファンも急増中です。
問題は、週1の興行が集客300人前後の会場なので、あまり知られていないことですが。
まあ、テレビ向けの完全に「噛ませ犬」扱いな訳ですが、それを裏切る爽快な勝ちっぷりを見せてもらえたら、東京の後楽園ホールまでDDTを見に行ってもいい。
そう思います。
で、試合までの一番の問題は、
アンディさんのお兄さんのボビーさんが事務所で暴れて、暴行容疑で事情聴取を受けてる事だな。
お金の恨みは怖いのね。
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