永遠のザオウ
「最近仕事、仕事で、全然構ってくれないのね。忙しいのは分かるけど、私だって、こう長い間相手にされないと、良い気はしないわ。最近運動不足だし。今度の金曜は休みがもらえるんでしょ? じゃあ久しぶりにドライブに行きましょうよ。私、樹氷が見たいわ」
と、相方にジト目を長い間されていたので、一念発起。
山形蔵王まで樹氷を見に行きました。
本来であればスキーヤーとして乗り込むところですが、なにぶん色々と準備不足。特におなか。
加えて、来週にとあるイベントで「雪中焼肉」を行うので、現状の装備の確認の意味も込めて、遠出してきました。
一昨日まではピーカンなお天気でしたが、今日は少し曇り空。
「いやな天気ね。山の上は曇ってるんじゃないかしら?」
相方は少し不安そうです。
しかし、僕はそんな不安を打ち消すように答えました。
「大丈夫。僕、晴れ男だから!」
何の根拠もない会話をしながら、目的地に到着しました。
考えてみれば、スキーでは無くただの「樹氷見学者」として蔵王に来るのは初めてです。なので、勝手が分かりません。
「どのロープウェイ乗るんだっけ?」
「バカね。ちゃんと調べておきなさいよ!」
相方にバカ呼ばわりされつつ、ロープウェイの「蔵王山麓駅」にたどり着きました。
ここから乗り継いでいけば、頂上に着くはずです。
所要時間、待ち時間込みで約30分。ようやく頂上にたどり着きました。
空はあいにくの曇り空。
遠くまでは見渡すことが出来ません。
「やっぱり天気は悪いみたいね。樹氷は見えるけど…」
相方は不満そうです。
「でも、風が強いから雲は流れてるし、しばらくすれば見渡しよくなるんじゃないか?」
僕は知ったかぶりでそう答え、頂上の地蔵山頂まで行ってみることにしました。
平日だと言うのに、結構な人がいます。
とりあえず、山頂まで来たので1枚撮影。
頂上はさえぎるものが無いので、さすがに風がきついです。
しかし、そんな中冷静に風と雲の動きを読みます。
「少し待てば、視界が開ける」
そう確信して待つこと約10分。
雲の切れ間から、蔵王の樹氷と眼窩に広がる風景が見えてきました。
おぉ、見事なものです。
地元からほど近すぎるからと見くびっていました。やるな、蔵王!
山頂から見下ろす雲は、フワフワの絨毯のようです。
「雲の絨毯、暖かそう…」
相方も満足そうです。
とは言っても相方は、
うちの愛車だけどな。
頂上まで上がって来れないから、会話は全て想像の上、画面ははめ込み合成。
で、散策した後は、
樹氷の見える暖かいレストランでビール! 無敵!
あ~、幸せ。
帰り車じゃん! とかは、あまり気にせずに。
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コメント
ツンデレカーきたー!
最後の何行かは消した方が精神衛生上よろしいです。
投稿: か | 2006年2月25日 (土) 12:52
かさん
うちのは、ツンデレカーと言うのか(笑)
> 最後の何行かは消した方が精神衛生上よろしいです。
あれは、本当は頂上にミニカーを持っていって撮影するつもりが、忘れてしまったので苦肉の策です。
最後だけ読まないようにすれば、大丈夫です。
投稿: きめん | 2006年2月25日 (土) 21:02