高橋名人に会いに行ってきました(前編)
既報の通り、「高橋名人の真夜中のゲーム大会」に参加するため、15日(土)にベガルタ仙台の試合を見終えた足で新幹線に飛び乗り、宮城・仙台から一路東京・新宿へ。
大会のお題目は「スターソルジャー」の2分モード。FC、GC、PS2のいずれかを選択して、スコアを競います。
友人らと新宿にて合流した後、会場へと向かいました。
大変温かみのある、手書きの看板を目印に会場到着。
入り口には、屈強なソルジャーたちが「今か今か」と開場を待っていました。そして整理番号順に会場内に入ると、待ち構えていたのはプロジェクターに大映しにされるスターソルジャー(GC)の映像。
あれぇ、チョット待ってよ。自分のプレイがあそこに映し出されるって寸法ですか?
「きめん、それだけじゃないぞ。どうやら壇上で、客のほうを向きながらプレイするみたいだ」
シチュエーションとしては、高橋名人のいるステージに上がり、名人と2ショットの状態でスタソルをプレイしなければならない。
初対面の高橋名人の側でスタソルをやるプレッシャー。
自分のプレイが大型スクリーンに映し出されるプレッシャー。
来場者の視線を一身に受けなければならないプレッシャー。
緊張しやすく、本番に弱い僕にとって、なんとも不利なシチュエーションだろうか。
そんな複雑な思いを巡らせる中、高橋名人の軽快な進行により大会はスタートしました。
「ゲーム大会」と言う冠なので、てっきり腕に覚えのある猛者が集まっていると思いましたが、この日がスタソル初プレイの方もいたりと、レベルとしては高くない印象。まあ「名人と一緒にお酒を飲める」と言う、貴重な体験のために参加された方も多かったのでしょう。
それでも、大人が皆一様に真剣な表情で各機種のスタソルをプレイする様は、惹きつけられる物がありました。何より、会場を包む空気、雰囲気がとても心地いいのだ。
連射が早ければ、「早い!」「はえーよ!」と場内がどよめく。
ラザロの曲がかかれば、「いけっ!」「壊せっ!」と声援が飛ぶ。
デライラを破壊すると、「おぉー!」と大歓声。
見知らぬ人たちが、同じゲームを通じ一体感を味わうことなど、ゲームタイトルの氾濫する現代においては難しくなってしまった。しかしその失われつつある風景が、ここにはあった。
大会はある程度の緊張感を保ちつつも、ノーミスのプレイが出ないまま進む。
ここで空気を一変させたのは、僕たちの主催で行われた大晦日のジャイアントグラム大会「TWINZ」で、テキサス州ダラスからレスラーを派遣してくれたマッコイ先生さんだ。GC版でデライラ、ラザロと順調にクリアし、場内を盛り上げた。
残念ながらボスでやられてしまいスコアが伸びきらなかったが、良い感じにお酒が入りだした場内は大きく盛り上がった。
しかしここに来て、ひとつ気になることがあった。
FC版でのラザロ撃破等の、ノーミスプレイが出ていないのだ。何となく嫌な予感がしたそのときだった。
「37番、きめんさん」
高橋名人が僕の名を呼んだ。
前述のプレッシャーに加え、FC版のノーミスプレイが出ていないプレッシャーが加わった中、僕は壇上に上がった。
続く。
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