契約更改
新日本プロレスに金本浩二と言う選手がおりまして。
昨年12月頃に会社に対する不満をぶちまけ、退団を示唆しておりました。
しかし年明け1月、そうこうしているうちに、他のレスラー仲間たちに退団者が続出。
金本選手は契約更改しないまま、3月に入りました。そして結果として、
「他団体の選手が新日本の旗につばを吐きかけるのを見て、許せなかった」
と言うセリフとともに新日本と契約、残留することとなりました。
普段は男気あふれる熱い試合を見せてくれていた金本選手に、退団を期待していたファンからはブーイングと失望を、また残留してくれたことを喜ぶファンからは喝采を浴びました。
僕は「前述派」でしたが。
本日は会社との「契約更改の日」でした。
昨年末に会社側のスキルの低さに腹を立て、年俸制度の内容見直しによる実質「社員年俸低下政策」に失望したため、年明けから僕は、
「辞める、辞める」
とことあるごとに言っていました。
2月に上司に「他社への履歴書提出」を伺い、4月に履歴書送付したものの落選。
とりあえず、「年俸の下げ幅によって辞める」と誓って本日出社。
結果として、前述の「社員年俸低下政策」が社内的にまったく進んでおらず、今期の導入が間に合わなかった、と言うことにより、年俸に大幅な動きは無し。
そういうだらしない会社の姿勢が大嫌いだと訴え、かつ退職の意思があった旨を上司の統括に伝える。
「ぶっちゃけ、年俸が新制度で○○万円下がってたら、辞めるつもりでした」
「そういうことをさらっと言うなよ、君は」
「この会社、おかしいですもん、いろいろ」
とりあえず、疑問点をぶつけまくる。
結果として、即効性のある内容は聞けなかったものの、昨年度よりも改善されそうな印象は受けたので、契約更改をすることを決断。
金本選手同様、「格好悪いなぁ」と思いつつも、職探しするにも金が要るし今回は妥協。
これで改善されないなら、またそのとき考えよう。
幸い上司に、
「きめんは懐刀を、つねに持ち歩いている」
と言う印象を与えたので、それだけでも話した価値はあっただろう。
僕自身としては、会社の旗につば吐きかけて、踏みつけて、お尻拭いても、なんとも思わないのですけどね。
そんなわけで、今年も旅行には行けそうもないや。
W杯日本代表のメンバーが決まる日に退職が決まればドラマティックでドレスティックだったけど、一般人の人生なんて、しょせんドライ。
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コメント
なんならうちに来なされ
投稿: うっでぃ | 2006年5月17日 (水) 02:05
うっでぃさん
> なんならうちに来なされ
それは勘弁(笑)
業界から足を洗いますよ。
投稿: きめん | 2006年5月18日 (木) 00:33