ベガルタ/シンドロームを吹き飛ばせ
ベガルタにはまって初期の頃、試合開始前に広がるビッグフラッグを遠くから見ていました。
画像は2代目(多分)のものですが、1人でそれを見ながら、
「いつかあの旗の下に潜る日が来るのかなぁ」
とボケーッと思っていました。
なんか最近だと、
よく潜ってます。
しょっちゅう潜って、下からスーパーマリオよろしくポイーン、ポイーンと、旗を突っついています。
前節、首位の柏さんに敗れたベガルタ仙台。
今年3敗しかしていませんが、そのうちの2敗が首位相手と言うのは頂けません。あと2勝を返しても戦績は五分にしか戻らないので、他チームとの対戦具合が今シーズンの成績にかかわってきます。
今節の相手は、ザスパ草津さん。
前回の対戦では、0-0 のスコアレスドローに終わっているので、きっちりと勝っておきたい相手です。
試合は、なんともちんたらした前半。
パスミスは多いし、動きは重いし、草津さんにノーマークでシュートをがんがんと打たれます。それでも前半10分に先制したものの、3分後には追いつかれると言う、監督言うところの「ベガルタシンドローム」現象。
(シンドローム:病気の兆候、ある(原因不明の)病気に表れる一群の症状)
第1クールに見せた、連続無失点記録を狙ったチームと同じとは思えない、見事な守備の乱れっぷりです。
前半終了時には、首位を狙うチームとは思えない不甲斐なさに、スタジアムから今年初の「ブーイング」が起こりました。
だからと言うわけではないでしょうが、後半はゴールラッシュ。
ボルジェスさんのハットトリックもあり試合は、5-1 で大勝しました。
僕は仙台が5失点なら生で見たことはありますが、5得点は初めて見ました。
サンケイスポーツによると、2002年の柏さんとの試合以来だそうで。テルの直接フリーキックとか、相手選手のPKミスとかあった試合ですね。
なので、かなり貴重な体験をさせていただきました。
後半途中も、フリーでシュートを打たせたりする場面が多かったので、まだまだ全体的に修正は必要でしょうが、4試合中3試合で89分に失点と言う、「ベガルタ仙台89ERS」の呪縛からは解かれたような気がします。
J1復帰へのマジックは、5月初勝利で3減って「62」
J1復帰貯金は、久々勝利で6000円
ただ、なんて言うんでしょうね。
僕も今年のJ1復帰を熱望している一人ですが、昨年の京都さんや一昨年の川崎さんのように、「独走してJ1復帰」と言うのはあまり見たくないんですね。混戦のJ2だけに、苦しんだ上での昇格ならばもっと嬉しいはず。だからこういう「一時の迷走」も仙台っぽいかなぁと。
こういう考えは、2001年に劇的なJ1昇格を果たしているので、ああいう感動的な場面を見たいと言う気持ちが、僕の深層心理にあるのかもしれません。
これはある種、
「ベガルタサポーターシンドローム」
と言えるかもしれません。
当然来年の、J1残留も監督交代も劇的に。
いやだぁ~。
来週は、遠く九州で鳥栖さんとの試合です。
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