7/9センダイガールズプロレス旗揚げ観戦記~part.5~
part.4からの続き。
衝撃の第3試合が終わって休憩時間。
館内は充実感に包まれた雰囲気。席を立ち、ジュースを買いにいく僕の耳にも、
「面白いな」
と言う声が聞こえてくる。もっとも、「面白い」と言う単語の前には、
「初めて見たけど」「意外と」
と言う、修飾語も付いておりますが。
ジュースを飲み終えた後トイレに行くと、金成選手の(元)同級生と思われる高校生が、仲間たちと会話をしていた。
「ぶっちゃけ、昔の同級生がボコられる姿を見ると、正直引くよな。テンション下がる」
先ほどまでの館内の熱気とは裏腹な、大変厳しいご意見。
当然、そういう意見もあってしかるべし、でしょう。
でもね。
プロレスは技を受けるのが前提の競技。鍛え上げた肉体で、相手の攻撃を受け止め反撃する。
そこに美学があると、僕は考えています。
確かにボコボコにされたとも見えますが、ここまでの3試合で見せた新人レスラーの「粘り」「気迫」、そして「鋭い視線」から、何も感じられないのは嘘だ。
金成選手(どっちも)が、学校でどんな生活していたのか知る由もありませんが、本人がどれだけの思いでプロレスラーへの道を志したのか?
誰も好き好んで、痛い思いをしたい訳がない。
あれだけやられても、やられても、それでも前に行く姿勢は、かつての同級生の心に間違いなく、
「引っ掛かり」
を刻んだはず。
その引っ掛かりが「感動」なら最高だし、「引いた」でも構わない。
同じ学生同士なら、会話もせず、顔を会わせることが無かったかもしれないかつての同級生に、心に引っ掛かる
「何か」
を残せたなら、それはとっても意味のあることだと、僕は思う。
さて、休憩明け。
リング上では、「センダイガールズプロレスリング」のサポーターズソングの紹介と、ライブによる曲紹介がありました。
曲名は、「勇気のしるしを」。
作詞作曲はハイチグルーヴさん。ボーカルは直美さん。
どのような場面で今後使われるのか分かりませんが、サッカーJ2水戸ホーリーホックさんのサポートソング、
「走れ☆ホーリーホック!」
と同じようなものだと思います。
今後のパワープレイ(ヘビーローテーション)を期待します。
気が付けば、リング上で歌ってる直美さんの周囲には、当日リングアナ等を勤めてくださった、仙台ローカルスターが勢ぞろい。
向かって左から、
知らない人、さとう”青葉城恋歌”宗幸さん、DJの本間ちゃん、気象予報士の斉藤さん、多分仙台放送の局アナ、なんか綺麗な人、
です(クリックでVGAに拡大)
チョット寄って撮影しますと、
「不思議なバックコーラスを迎えた新鋭歌手」
に見えなくもない。かも。
そんな生暖かい空気に包まれたあと、休憩明けの第4試合が始まる前のVTRで、我々は驚きの人物を目撃することになります。
~宣伝~
7/17(月)16:00~
「カウント2.9からの挑戦 仙女プロレス旗揚げ密着370日」
放送です。気になる人は是非。
| 固定リンク
「プロレス」カテゴリの記事
- プロレス/あれから13年(2022.06.13)
- プロレス/あれから12年(2021.06.13)
- ゲーム/TWINZ/ジャイアントグラム育成大会終了ログ(2020.08.23)
- プロレス/あれから11年(2020.06.13)
- プロレス/あれから10年(2019.06.13)
コメント