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2006年9月 9日 (土)

ベガルタ/それは奇跡ではなく昇格への序章

 「何年も前からの夢だったんです…」

ベガルタ仙台の本日の対戦相手は、首位柏レイソルさん。
ここで負ければ、今シーズン終了と言う正念場。
前半を終わって0-0
試合内容は悪くない。むしろ押している。
しかし、後半。
菅井選手が退場となり、10人vs11人の戦いとなる。

 「またか? またなのか?」

僕の視線の矛先は主審。
前半からどうにも不可解なジャッジを繰り替えし、明らかに柏の選手のファールでもベガルタの選手にカードが出て、試合はぶち壊れる寸前であった。

この試合は1位と4位の試合。いわば、
 「首位攻防戦」
である。

そんな試合が、こんな怪しいジャッジによって、決まってしまって良いのか?
ベガルタの今シーズンが、こんな不可解なカード連発で終わってしまって良いのか?

思い起こせば、昨年10月の札幌戦
不可解なジャッジにより、3回ゴールを決めたものの、すべてノーゴールと判定された試合。
あの試合が勝ちならば、昨年のベガルタは3位となり、入れ替え戦に進んでいたことだったろう。

そして目の前に繰り広げられる、不可解なジャッジ、再び。

 「こんなところで、シーズンが終わっちゃダメだー!」

その思いは、結実する。
硬く閉ざされた柏のゴールを、10人と数的不利になってから梁選手がこじ開けた。
1-0 ベガルタ先制。

これまではずっとそうだった。
こういう展開になると、いつも負けてばかりだった。
選手はイライラを隠そうとせず、サポーターは声が小さくなる。

だが、この日は違った。
数的不利をものともしない、ベガルタ選手の勇猛な戦いっぷり。
いつもは、
 「ベガルタの選手、1人足りなくない?」
と思っていたのに、今日は微塵も感じさせない。

そして、先制のゴール。

審判と言う権力に試合を壊され、いつも涙していた。
こういう不利な状況で勝つことを、ずっと思い浮かべていた。
それが、負けたら終わりのがけっぷちな状況で、首位を相手に見事に勝利を上げ実現させた。

これで、5月から上位陣に勝っていない、と言う嫌なジンクスを打ち破り、再び昇格戦線に名乗りを上げる資格を得た。
今日の戦いぶりが今後も続くなら、おのずと頂点も見えてくるだろう。

これからは毎試合が正念場。
マスコミも簡単に「奇跡」などと言ってくれるな。それはその状況を達成した後に呼ぶものだ。

J2の戦いはまだまだ続く。

~おまけ~
ビール売店を荒らすベガッ太さん

 Ve1_1
 「なんか、旨そうなもの飲んでるな」

 Ve2_1
 「お前、俺様にも飲ませろ、コノヤロー!」

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コメント

今日の勝ちは奇跡でもなんでもないぞよ。
【快勝】じゃ。

もう少しさきじゃのう。

投稿: 暁AK | 2006年9月10日 (日) 08:53

S指定バック側ですが、久しぶりに多くの人たちが声援を送って拍手をしていました。
サポ席ほどでは無いですが、これだけ盛り上がっていたスタジアムも久しぶりだと思います。観客は15000人強でしたが、19000入っていた頃と遜色ない良い雰囲気でした。

投稿: か | 2006年9月10日 (日) 20:48

次は、白い恋人

投稿: ちろ | 2006年9月10日 (日) 23:27

暁さん
> もう少しさきじゃのう。

さすが、分かってらっしゃる。1個勝っただけで、そう浮かれるなと。嬉しいけどな(笑)

かさん
> サポ席ほどでは無いですが、これだけ盛り上がっていたスタジアムも久しぶりだと思います。

昨日は試合内容もよかったけど、応援も負けないくらいに良かったと自負しています。ダメなのは審判だけで(笑)
梁がゴール決めた直後は、嗚咽を上げながらコールしてたのは内緒。

ちろさん
> 次は、白い恋人

AWAYのポカリスエットも気が抜けない相手です。

投稿: きめん | 2006年9月11日 (月) 01:00

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