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2006年12月31日 (日)

そんなわけで、2007年にお会い致しましょう

今年も取りとめも無く終わろうとしています。
毎年こんな感じだけど、昨年もひどかったよなぁと思いつつ、過去ログ(2005年12月分)を眺めてましたが、やっぱりひどいね。

春先の履歴書送付~退職希望は、とりあえずだらだらと仕事続けてるので、来年も引き続き。つか、1年で履歴書で2回落ちてることになるのか。この辺の戦いは来年も。
倒れるのが先か、ノイローゼになるのが先か、辞めるのが先かの3択。

でまあ、mixiを中心として、今年も沢山の方と知り合うことが出来ました。
こちらに関しては、満点をつけても良いのではないでしょうか。何せ、もう6年も1人で職場で仕事してますので、自分がダメ人間になっていくのが手に取るように分かる。そんな中での、コミュニケーション、人との出会いと言うのは、本当に有意義なものです。
来年以降もよろしくお願い致します。

年末年始の番組で、唯一見たいのは「ダウンタウンの眠れない警察」くらいでしょうか。
何せ、今日の夕方から、「プロレスリング・ノアG+19時間スペシャル」があるので、HDDレコーダーはそちらに使用されっぱなしです。
まあ、そんなに撮っても19時間もプロレスを見るわけないのですが、2番組同時に撮れるHDDも欲しくなりますね。

そんな訳で、今年も1年長文、駄文、にお付き合いいただき、ありがとうございました。
年頭からは、FC2で更新を開始しますが、相変わらずダラダラとやってるかと思いますので、ご容赦のほど。

追伸ですが、TWINZ関連の動画配信は、「TWINZ公式ページ」に告知されると思いますので、そちらをご参照ください。

では、2007年にお会い致しましょう。

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2006年12月30日 (土)

blog移動します

年末も押し迫ってなんですが、blog移転しますので、メモ、連絡、告知用の記事として書いてます。

ココログは、例のメンテナンス時間の超過で僕のときめき度がダウン。爆弾が爆発。

それと、携帯から見られないと不評なので、FC2に切り替えることにしました。

 「mixi日記でいいじゃん」

と言う意見もあったのですが、元々blogでしたし、mixiしてない友達もいますし、動画上げる際にも便利なので、blogのままで。

んで、新店はこちら → 「きめんスーパーアリーナ」

飲み会の雑談の中から、偶然生まれた名前に変更です。 blogは2次元の「きめアリ」ですが、3次元での「きめアリ」の鍋は、いつ頃になるのか不明です。

そんな感じで明日は大晦日。

せめて明日1日くらいは、素晴らしい日でありますように。

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2006年12月29日 (金)

今年のおみくじとWii設置完了

財布を探っていたら、今年の元日に引いたおみくじが出てきた。
 「大吉」
だったので、結ばずに持ち歩いていたようだ。
結構古風なところがあるものだと感心しつつ、どの程度当たっているのか見てみた。

~運勢~
「暖かく強い運気に包まれ、吉事に恵まれやすい状態が続きます。」

今年が暖かい運気だったとしたら、来年くらいにコロッと逝っちゃいそうで怖いです。

~学業・技芸 ◎~
「実力が着実についている。今の状態を上手に持続させることが望ましい」

学業の英会話は、忙しさに感けてすっかり行ってないのを、今思い出しました。
しいて上げれば、「スタソル優勝」が実力がついた出来事くらいのような気がしなくもない。

~仕事、交渉 ○~
「負担に感じるほどの大きな話が有りそう。乗り越えられるか否かが、大きな別れ目」

悪いことしか書いてないのに「○」は無いだろう。
東北地区人員-1人で、かなり負担は感じた。つか、逃げようがないし。一応、倒れることなく乗り切ったので、大きな別れ目を超えたのでしょう。
乗り切った先の道が、いい道とは限らないけどな。

~健康・体調 △~
「病気は原因をよくつきとめ、医師の診断には従うこと」

風邪くらいしか引いておらず、民間療法の石鹸治療でノド殺菌したので、全く大事にもなりませんでしたが、何か?
しいて言えば、体重が今年10kgも増加して、完璧な「メタボリック」に陥って、逃れられませんでしたが。
 「肝臓悪い」
って言われても、
 「呑むな」
って言うだけだし。
原因ははっきりしているな、うん。

~恋愛、縁談 ◎~
「想いが通じ合い、良い関係に進展する。縁談は積極的に進めてよい」

え~と。
それはギャルゲーですか?

こうしてみると、来年のおみくじを引こうか悩む。


あ。

Wiiを設置しました。先週。
お友達コードは、
 「2176 9850 8725 8192」
です。

Miiも作ってみましたけど、

Mii

なんか、微妙。
似てる、似てないの判断は、各人にお任せします。

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2006年12月28日 (木)

アングル2006/TWINZ-5~アイドルと言う名の栄光と挫折~

~アイドルと言う名の栄光と挫折~

TWINZ-5のドーム興行が決定した中、1つの団体が終焉を告げようとしていた。
その団体は、
 「ビッグマウス765」
と言った。(通称:765プロレスリング 俗称:765プロ)

「アイドール・マスター」 と呼ばれる、ビジュアル中心の選手10人を所属し、個性的な指導が話題となった。
プロレスだけが生きがいの選手、気弱ながらも芯の強い選手、貧乏でも元気で明るい選手、わがままな双子の選手。
その選手たちは、これまでに見たことの無いオリジナリティのある技を見せ、一部ファンから高い支持を受けることに成功した。

しかし、その試合内容とは裏腹に、興行成績は悪化の一途を辿っていった。
765プロは、興行不振を打開するべく、数々のテコ入れを図ったが、売り上げを劇的に高めるには至らなかった。

そして、765プロにとって最も誤算だったのは、最大の敵が身内にいたことだった。

ビジュアル中心の「アイドール」選手達の後にデビューしたパワーファイター、「スコット・脳トレ」 が文字通り台風のごとくあばれ回り、「アイドール」達を悉く沈めてしまったのだ。

あるものはレスラーとしてのランクアップが出来ず、あるものは 「脳トレ」 の攻撃をまともに受けて再起不能となり、次々と退団、引退して行った。

悲しみにくれる「アイドール」のファン達。
しかしジャイアントグラムの神は、興行成績が低くとも応援を続けてくれたファン達に、最後のプレゼントを贈ってくれた。
TWINZのリングで、「アイドール」の初試合、そして「引退試合」が開催されることが決定したのだ。

当日は、きまらの防衛戦を含め、強者を決めるトーナメントが開催される。
その大会に花を添えるような試合が期待される。

殺伐とした試合の中に咲く一輪の花のように。
最後に大きな花火を大舞台で咲かせて欲しい。

団体間のファンの垣根を越えた、最大級のエールだった。

TWINZ-5、いよいよ迫る。

~2006アングル 完~

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2006年12月27日 (水)

アングル2006/TWINZ-5~ドーム一致団結を襲う嵐~

~ドーム一致団結を襲う嵐~

大晦日開催が決定されたTWINZ。
その会場は 「鶴ヶ谷ドーム」 との発表がされた。

しかし現在TWINZの置かれた状況を考え、
 「時期尚早ではないのか?」
と言う声が、TWINZ内部、関係者、そしてファンからも上がった。

無我TWINZのメンバーが抜けた状況で、鶴ヶ谷ドームを埋めることが出来るのか? ファンを満足させられるカードを組むことが出来るのか?
仮にガラガラだったならば、そのときTWINZは…。

しかし、TWINZ関係者には、秘策があった。
これまで対立してきた、「MMR」 と 「全日本プロレヌ」 が合同興行と言う形式を取り、ドーム大会を盛り上げていくと言うのだ。
この発表に、誰もが度肝を抜かれた。なぜなら、MMRと全日本プロレヌは誰もが知る犬猿の仲、水と油の関係だからだ。

全日本プロレヌ代表として、会見に出席したトミー・ボンバーは、
 「今の時期に対抗戦をしてもしょうがない。これは交流戦」
と、余裕の発言で、集まったマスコミを煙に巻いた。

今回のTWINZ-5は、
 「レッスルツインズダム」
と言う副題が付けられた。

大会出場の決まった仙台ボーイズプロレスリング(通称:仙男)の代表:まいどオーキニは、団体内での出場選手を決めるべく、急遽仙男自主興行において、TWINZ-5出場選手決定トーナメントを開催することを発表した。

集まった選手、関係者は、大会の成功に確信を持っていたように見えたのだが…。

しかし、「交流戦」 と言う響きを嫌う者達も、当然のように現れた。
1人は、TWINZの絶対王者こと、「バイソンきまら新1号」 である。きまらは、
 「交流戦なんて言うやさしいものじゃない。俺様が出る試合はすべて対抗戦」
と、出場選手に対して、敵意をむき出しにした。

そして、もう1人。
テキサスから来日した 「やどかり太郎」 も、TWINZへのリベンジを果たすため、激しい憎悪をむき出しにしていた。やどかりの目には、昨年敗北を喫したきまらしか映っていなかった。

だが、気になることが一つあった。
やどかり太郎と同じ便でテキサスから来日した選手の中に、謎の 「覆面男」 の姿があったのだ。
この覆面男は選手なのか、それともマネージャーなのか?

復活への期待が高まるTWINZドーム興行に、静かに、しかし確実に嵐が迫ろうとしていた。

続く。

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2006年12月26日 (火)

アングル2006/TWINZ-5~迷走からの復活~

~迷走からの復活~

平成プロレス不況の余波は、不景気知らずと思われていたTWINZのリングにも、思わぬ形で影響を及ぼすこととなった。

「バイソンきまら新1号」のファイトを見たテレビ局幹部が、
 「きまらは裏社会と繋がりがあるのではないか?」
と、懸念を感じ、スポンサーからの追及を逃れるため、TWINZのテレビ中継を打ち切ってしまったのだ。

きまらはアマゾン奥地で生まれた野生児そのもの。
裏社会との繋がりどころか、裏社会の存在そのものを知らない、ピュアな人生を歩んできた男。そんなことがあるはずは無い。
きめん原社長は、事態の収拾を図るため、テレビ局幹部に直接直訴。中継打ち切りの撤回を求めたが、決定は覆されることは無く、TWINZ中継は打ち切られることとなり、お茶の間にTWINZの熱いファイトを届けることが出来なくなってしまった。

くしくも打ち切り決定のその日は、TWINZ道場落成式の日であった…。

悪い事は続くものである。
TWINZの方向性に納得の行かない「無我殺法」が、TWINZ離脱を表明。これは、ラリ@殺法の現場監督復帰以来、常に噂されていたが、契約更改の席で正式に退団を申し入れ、TWINZ側に受理された。
無我殺法の思想に同調し、クラシカルなスタイルがファンに人気の「クラッチ昭和」もTWINZ退団を決意。TWINZのリングを盛り上げた選手が、次々と離れていくこととなった。

退団はそれだけでは収まらなかった。
TWINZ創成期、いやローカル団体として旗揚げした「プロレスリング・サターン」の時代から人一倍身体を張って戦い続けてきた、「ドラゴン殺法」も遂に退団を申し入れ、TWINZ側からの慰留も無いまま、寂しく去って行った。

その後、「ドラゴン殺法」を中心とした新団体、
 「無我ワールドTWINZ」
の旗揚げ記者会見が行われた。

この団体名は当初、『TWINZ』の名称が使われていることから、ファン・関係者の間で物議をかもしたが、
 「ワールドTWINZ」
と言う商標登録を、ドラゴン殺法の経営する会社が押さえていたため、TWINZ側は黙認する形となった。

TWINZのリングは、昨年までの栄華がウソのように、波乱・混乱が渦巻く状況となった。

しかし、そんな状況を支えたのは、TWINZのファン達だった。
TWINZ崩壊の危機にファンが立ち上がり、選手達が集う公開記者会見には、会見会場に入りきれないほどのファンが集まり、選手達に自分達の思いを伝えた。

 「俺達はTWINZが好きなんだ!」
 「TWINZを無くさないでくれ!」

そんなファンの声にこたえるように、TWINZ-5の大晦日開催が、今年も決定された。

続く。

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2006年12月25日 (月)

アングル/TWINZ-4熱戦譜(2005年試合結果)

注:
年末恒例のドリームキャスト用ソフトジャイアントグラム2000の大会
 「TWINZ」
の、データベース化を目論んだ、過去のアングル(煽り)のコピーかつ加筆、修正文書です。
分からない人は飛ばしてください。

また年末までの間、タイトルが
 「アングル/」
で始まる時は、煽り文書時ですので、必要に応じてスルー下さい。

~熱戦譜~

大会名 : TWINZ-4 「~DESTINY~」
開催日 : 2005年12月31日

▼第1試合(時間無制限1本勝負)
ラリ@殺法 vs パワーボム殺法(レフェリー:藤波辰爾)

TWINZ-4のオープニングマッチとなったこの試合。
かつて、日本中のゴールデンタイムを席巻し、お茶の間を沸かせに沸かせた2人の対戦。TWINZの現場監督となったラリ@殺法と、TWINZゲートの顧問に就任したパワーボム殺法の、時代を超えたイデオロギー対決が実現した。

両名の得意技が序盤から炸裂する激しい試合。ラリ@は得意のラリアット、サソリ固めでパワーボムにダメージを与えていく。パワーボム殺法は、延髄切り、53歳で反撃していく。
どちらも出し惜しみ無しのこの試合は、ラリ@が短時間で勝負を決め、ハイスパートレスリングにふさわしい内容となった。

T4a1 T4a2

T4a3 T4a4

○ラリ@殺法(15分08秒 ラリアット → 片エビ固め)パワーボム殺法×

▼第2試合:三軍対抗・ハンドル剥ぎデスマッチ1回戦(時間無制限1本勝負)
ペ・ヤング VS ジュッテイム (レフェリー:モリ)

三つ巴の大将同士の対決となった、ハンドル剥ぎデスマッチ。
1回戦はMISCの大将・ペ・ヤングと、テイム亭の大将・ジュッテイムの戦い。この試合も含めて、2試合続けて負けてしまうと、ハンドル名を失ってしまうことになる。

両者共に、この日のために新調したリングコスチュームでのリングイン。
黄色と白のコントラストが、ブルーのマットに映える。序盤は両者共に探りあい。細かな打撃技や、ヘッドロックなど、重厚なレスリングで試合を組み立てていく。
ジュッテイムは、バックブリーカーやマウントパンチなどで攻め立てるも、ペ・ヤングも得意の「ソースはいかが?」で反撃していく。

しかし試合は、打撃戦の攻防の中、延髄へのラリアットであっさりとジュッテイムが勝利。
完全決着を望んだ場内からは、ブーイングが飛び交った。

T4b1 T4b2

T4b3 T4b4

×ペ・ヤング(13分30秒 延髄へのラリアット → 体固め)ジュッテイム○

▼第3試合:U-15h選手権挑戦者決定戦(時間無制限1本勝負)
パラダイス太白 vs やどかり太郎(レフェリー:マッコイ先生)

チャンピオン・バイソンきまらへの挑戦権をかけたこの試合。
テキサス州ダラスからTWINZに名乗りを上げたのは、マッコイレスリングの秘蔵っ子・やどかり太郎。対するは、関西プロレスから登場の、パラダイス太白。

ともにTWINZ初試合となる両名だったが、序盤から激しい戦いを繰り広げる。
パワーでは勝る太白が、キックや投げ技でダメージを加えるも、太郎は丸め込みや脇固めで、徐々に太白の動きを止めていく。

試合終盤、太郎はきまらを意識したのか、アイアンクローを見せていく。かつて、ダラスを席巻したフリッツ一族の魂は、この若武者にも宿っているのか。太白は、右腕殺しの「『離せ』『まあ落ち着け』」で、太郎にギブアップを迫るも、これは決め手にならず。
太郎がフライングボディプレスから3カウントを奪い、きまらへの挑戦権を獲得した。

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×パラダイス太白(33分52秒 フライングボディプレス → 片エビ固め)やどかり太郎○

▼第4試合:三軍対抗・ハンドル剥ぎデスマッチ2回戦(時間無制限1本勝負)
きめん・ザ・ビューティー vs ペ・ヤング(レフェリー:モリ)

第2試合で敗北し、後の無くなったペ・ヤング。ここで連敗を喫すると、ハンドル名を失ってしまう。
序盤から積極的に攻める、ペ。普段とは違い、前へ前へと出る力強いスタイルだ。序盤から中盤にかけては、ペが優勢。締め技を巧みに使い、きめんのスタミナを奪っていく。

ペ・ヤングは蛾珍子と学友のため、珍子得意のタックルをペも巧みに使いこなしていく。
試合終盤、ペは「ソースはいかが?」でギブアップを迫るも、きめんは何とかロープに逃れる。きめんはスワンダイブ式ミサイルキックなど、空中技で反撃していく。
ペに右ひじを執拗に痛められ、ダウンを奪ってもフォールに行けないほどだったきめんだが、隙を突いたグランド曼荼羅捻りからすかさずフォール。3カウントを奪った。

これにより、三軍対抗戦はMISCが敗戦。大将のGatchがハンドル名を奪われることとなった。

T4d1 T4d2

T4d3 T4d4

○きめん・ザ・ビューティー(26分31秒 グランド曼荼羅捻り → 体固め)ペ・ヤング×

▼第5試合:スペシャルシングルマッチ(時間無制限1本勝負)
片桐彩子 vs 虹野沙希(レフェリー:藤崎詩織)

昨年に引き続き行われた、スペシャルシングルマッチ。
今年は、TWINZ1英語が堪能と言われている片桐彩子と、TWINZ1根性があると選手間で言われている虹野沙希の試合が組まれた。

この日のために新調されたリングコスチューム。片桐は芸術家肌を感じさせるアートなマスクを身に着け、虹野は全身レインボーカラーのタイツ。場内をときめき色一色に染める。
片桐は試合序盤から「そう不安…(ソーファン)」を炸裂させ、主導権を握る。対する虹野も強烈なチョップ「お弁当食べて!食べて!」で反撃していく。

片桐は虹野の隙を突いて、「O・I・C(オーアイシー)」を決めていく。場内のボルテージは最高潮。
虹野は豪腕「食べて欲しいから心を込めて」を繰り出すことが出来ず、ここが勝負の分かれ目。片桐がローリングクラッチホールドで丸め込み、スペシャルマッチに終止符を打った。

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T4e3 T4e4

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○片桐彩子(31分40秒 前方回転式エビ固め)虹野沙希×

▼第6試合:セミファイナル(時間無制限1本勝負)
ディープ・スナイパー vs 蛾珍子(レフェリー:チンコ)

セミファイナルで組まれたのは、昨年メインできまら相手に敗れたディープと、TWINZの人気者・蛾珍子。
前評判の高かったこの試合だが、残念ながらスイングするまでには至らず。これは、両者が共に、
 「メインを食ってやろう」
と言う意識が高すぎたために、空回りしてしまったのではないか?
両者共に攻め込むも、なぜか決め手を欠いた展開になってしまう。

逆に言うと、対戦相手のことを知りすぎているがために、瞬間的に技を先読みしてしまうレスラーの性(さが)が出た試合と言うべきか。得意技もうまくリバーサルされてしまい、なかなかフォールを奪うに至らない試合は、ディープがジャーマンスープレックスで珍子を振り切った。

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○ディープ・スナイパー(46分36秒 原爆固め)蛾珍子×

▼第7試合:メインイベント・U15h選手権試合(時間無制限3本勝負)
バイソンきまら新1号 vs やどかり太郎(レフェリー:島田伸介)

きまらへの挑戦権を獲得したのは、この日第3試合でパラダイス太白を破った、やどかり太郎。
くしくも2005年のメインイベントは、「きまらエキス」と「鉄の爪」が争う試合となった。

T4m1 T4m2

~1本目~

序盤は静かな立ち上がり。初のTWINZメインにも、緊張の色は無い様子の太郎。対するきまらはいつもと変わらず、得意の急所攻めなどで太郎の攻撃の流れを断ち切る。
中盤までは互角の攻防が続いたが、試合が動いたのは終盤。

場外へのエルボースイシーダ、場外ペティグリーで、太郎の顔面に集中攻撃を見舞うきまら。そして、早くも「きまらエキス注入」。太郎が顔面を抑えて悶絶する中、きまらは必殺の「きまらっか」で勝負を決めにかかる。
しかし、これをカウント2.98でクリアした太郎は、きまらの一瞬の隙を突いて、掟破りの逆「悪魔の爪」をきまらに喰らわせる。
このまま太郎がきまらを抑え、1本目を先取した。

T4ma1 T4ma2

T4ma3 T4ma4

×バイソンきまら新1号(26分06秒 悪魔の爪 → 体固め)やどかり太郎○

~2本目~

優勝したTWINZ-2、初防衛したTWINZ-3と過去の試合はすべて先勝してきたきまら。先にフォールを奪われたのは初めてのことである。
これで流れが狂ったか、きまらの攻めはチグハグな印象。いつものような迫力が無い。対する太郎は顔面ダメージ100%を突破。顔面を鮮血に染めながらも、きまらの攻撃に耐えていく。

それでも譲らないところは、きまらたる所以か? バックを奪い、スープレックスに持ち込み勝負をかけようとした太郎に急所攻撃。さらに急所へのヘッドバッドで、男性ファンに悲鳴を上げさせる。
太郎はバックブリーカーできまらの腰を破壊することに成功。なおも攻め立てようとするも、鉄の爪はきまらが決めさせず。反対に太郎もきまらエキス注入は、喰らわず。
最後は冷静さを取り戻したきまらが、ペティグリーからの体固めで、2本目を奪った。

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T4mb3 T4mb4

○バイソンきまら新1号(33分22秒 ペティグリー → 体固め)やどかり太郎×

~3本目~

消耗戦となった、TWINZ-5のメインイベント。
太郎は顔面を、きまらは腰を痛めながらの、激しい戦いが続く。精神的には優位なきまらが、中盤に「悪魔の爪」で太郎にフォールを迫るも、これを太郎はクリア。
しかし、その後遂に「きまらエキス注入」を喰らってしまう。悶絶する太郎。最後の気力を振り絞り、バーニング。そして、この日2度目の掟破りの「悪魔の爪」がきまらに炸裂。

両者共に必殺技を出し尽くしたその戦いは、太郎の攻撃を受けきったきまらが、顔面パンチからの「きまらっか」で3カウントを奪い、大晦日の夜を締めて見せた。

T4mc1 T4mc2

T4mc3 T4mc4

○バイソンきまら新1号(37分41秒 きまらっか → 体固め)やどかり太郎×

2-1でバイソンきまら新1号の勝利。
きまらがU15-h選手権2度目の防衛に成功。

きまら時代に終わりを告げるのは誰だ?
激闘は、TWINZ-5へ。

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2006年12月22日 (金)

アングル/TWINZ-4~DESTINY~回想

注:
年末恒例のドリームキャスト用ソフトジャイアントグラム2000の大会
 「TWINZ」
の、データベース化を目論んだ、過去のアングル(煽り)のコピーかつ加筆、修正文書です。
分からない人は飛ばしてください。

また年末までの間、タイトルが
 「アングル/」
で始まる時は、煽り文書時ですので、必要に応じてスルー下さい。

----------TWINZ-4 の軌跡----------

~グローバルチャレンジャー登場~

今年もこの季節がやってきた。
崇高なるジャイアントグラムのプロレス大会 「TWINZ」 の開催が近づいてきたのだ。

過去 「TWINZナンバーズ」 として3度、「TWINZハウス」 として2度開催されてきたこのイベントが、今年も大晦日に開催決定。続々とレスラーが名乗りをあげてきた。

「TWINZ-2」 で優勝をさらって以来、「TWINZの絶対王者」 として 「守護神」 と崇められ、オーディエンスから絶大な支持を受けるチャンピオン、バイソンきまら。

そのきまらの目は、すでに国内では無く世界に向いていた。
自分の実力を知らしめるため、また自分がグローバルな存在であると主張をするために、外に打って出ると公言したのだ。

これに待ったをかけるべく立ち上がったのが、TWINZに参戦以来、着々と実力をつけてきた 「パラダイス太白」 その人であった。
太白は、関西プロレスのエース 「まいどオーキニ」 から団体の未来と、TWINZの存亡を賭けて、「きまら打倒」に執念を燃やし、今回みずから大晦日の大舞台に、挑戦者として名乗りを上げたのだった。

しかし、そんな太白の気迫をそよ風でも受けるように、きまらは言い放った。

 「何の実績も無いヤツが突然出て来て、俺様に挑戦できるのか? そんなやつは、挑戦者として認めない!」

なんと、きまらからの 「挑戦拒否」 発言。
シリーズ中、きまらを振り向かせようと、太白は執拗にきまらを挑発するも、きまらを振り向かせることは出来なかった。

今年の大晦日は、防衛戦は行われないのか?

みんながそう思い始めたある日、1本の国際電話が入った。
その電話は、テキサス州ダラスからであった。ダラスと言えばあの男、マッコイレスリングの創始者 「故・マッコイ田中」 がプロモーターを務めていた土地だ。マッコイレスリングの広報担当は言った。

 「プロモーターの”ミクシ・コミュ”を通じて、連絡を入れさせてもらいました。テキサス州ダラスで修行中の若武者を、日本に呼び戻し参戦させることとなりました。試合経験は皆無に等しいですが、素晴らしい試合を見せることを約束いたします。 」

突然海外からの参戦表明。
自身のグローバル化を目論むきまらにとって、この話は渡りに船だ。
マッコイレスリングからのコメントを受け、きまらは記者会見を開いた。

 「マッコイ田中は、アマゾンで生まれ育った俺様でも知っている、偉大な人物。そこの選手が出て来ると言うのなら、受ける価値はあるだろう。だが、いきなり俺様が相手をするわけには行かない。ずっとピーチク騒いでいたグリーンボーイがいただろう? アイツと勝負し、勝ったほうの挑戦を受けても構わない」

ここに、絶対王者・バイソンきまらの防衛戦、対戦カードが決定した。
大晦日、パラダイス太白とマッコイレスリングの代表者が試合を行い、勝利したほうがメインイベントできまらの持つ、
 「U-15h無差別級」
のタイトルに挑戦するのだ。

テキサス州ダラスは、TWINZ会場となる宮城県仙台市と「国際友好都市」を結んでいる土地。
TWINZ関係者は、そこに何かの縁を感じずにいられなかった。

秘められたその力、今爆発寸前!

~導かれる運命~

「TWINZマニア」武道館大会において発表された、大晦日のスペシャルシングルマッチ、
「虹野沙希 vs 片桐彩子」は、ファンの大反響を呼び、前売りのチケットがその日から飛ぶように売れた。

こうなってくるとファンの心理としては、
 「対戦にかける意気込みを、本人たちレスラーから聴きたい」
と言う思いに刈られるものだ。
当日までに、紙面上で、web上で、ありとあらゆる手段で相手レスラーへの熱い思いを語る。場合によっては挑発をする。
プロレスにおいて、それは良くも悪くも 「常套手段」 である。

しかし、そんなファンとマスコミの心理を逆手に取るような驚きのFAXが、「片桐OFFICE」 から届いた。

Office1
(クリックで大画像)

「TWINZ担当各位」 から始まるそのFAXには、驚くべき一文がかかれていた。
それは、
 「12・31当日試合後まで、この試合に関するコメントは一切しない」
と言う、驚くべき内容だった。

言葉で語ることはしない。

 「リング上の2人の試合を見てもらえれば、あとはそれで伝わると思う」

そんな自信に満ちた言葉が、片桐OFFICEのFAXから、ありありと伝わってきた。
ファンの期待はこの段階で、パンパンに膨らんでいた。

そして時を同じくして、別の場所。
こちらでも 「運命」 に導かれたレスラーの対戦が決まろうとしていた。

事の発端は、昨年TWINZのリングに電撃的に復帰を果たした 「ラリ@(ラリアット)殺法」 だった。
(TWINZ-3アングル参照)
次世代のエース、「フランソワー・ズモレシャン」 に対し、「天下を取りそこねた男」 と発言。TWINZ選手全員の怒りをかった男が、今度はTWINZの 「現場監督」 に電撃就任したのだ!

Rari

選手は皆、一様に反発した。
しかし、現場監督に就任したラリ@に迷いは無かった。

昨年、きまら軍に全敗したTWINZ正規軍を、「柱が無い」 と罵倒。
加えて、TWINZ内における 「軍団解体」 することを表明したのだ!

これにより、人気を誇った「きまら軍」も解散することとなり、「蛾珍子」「コミッカー・B・B・ピカロ」らは、きまらエキスによる洗脳を手術により取り除かれ、正気を取り戻し、自分たちの国へと帰っていった。

この結果、TWINZはこれまでの軍団対抗から、個人戦の時代へと一気に突入。
大きくその様相を変えることとなった。

そのラリ@殺法は、自らもTWINZ-4への出撃を行うことを発言。
その相手には、先日 「TWINZ GATE」 の顧問に就任したばかりの、「パワーボム殺法」 が選ばれた。

Power_1

過去の因縁を引きづる2人の対決は、早くもヒートアップ。
運命に導かれた者たちの戦いが、いよいよ始まろうとしていた。

~3軍対抗デスマッチ決着戦~

2005年末、ひとつの戦いが終わりを告げようとしていた。
TWINZにて派閥争いを続けた、「きめんぐみ」「ジュッテイム」「Gatch」の三大勢力の戦いが、ついに大将戦を迎えようとしていたのだ。

これまで、数多くの激闘を繰り広げてきた、この3軍。
タッグマッチに勝ち抜き戦、イリミネーションマッチなど、さまざまな方式で熱い戦いをファンに見せてきたが、ついに決着のときがやってきた。

その決着方式は、3人の若手時代の修行の地「メキシコ」にちなんだ 「コントラ戦」 いわゆる、
 「デスマッチ形式」
で行われることとなった。

ここで言う 「デスマッチ」 とは、いわゆる 「電流爆破」 や 「有刺鉄線」 の類ではない。
敗者に 「覆面剥ぎ」 や 「髪切り」 を行わせる、メキシコ伝統のデスマッチだ。

今回この3人は、「TWINZ-4」において3-WAYのデスマッチ形式で決着をつけることになった。
その決着方法とは、
 「ハンドル名剥ぎデスマッチ」
言い換えれば、
 「ハンドル・コントラ・ハンドル・コントラ・ハンドル」
である。

この3つ巴の軍団の大将のうち、勝負に負けたものはその場で
 「ハンドル名を変更される」
と言う、恐ろしいデスマッチである。

ファンの愛する「きめんぐみ」「ジュッテイム」「Gatch」の3名。
このいずれかのうち1人は、ネットワーカーとしての命である 「ハンドル名」 を失い、まったく違うハンドルで、2006年からは生きていかなければならない、壮絶なデスマッチである。

そして、その新たなハンドル名は、自分でつけることは許されない。
「ワンダー・ドッグ(犬)」と言う第三者に、自分のハンドル名を委ねなければならないのだ。

自分がどんな名前になるのか想像もつかない、究極のデスマッチ。
しかし、この3人の大将はその対戦形式を受諾。決着戦に挑むこととなった。

加えてこの対決には、「TWINZ-Half」 と言う新ルールが採用された。

これは、ジャイアントグラム 「TWINZ U-15h選手権」 の上限 「15時間」 の半分。つまり 「7.5時間以内」 で育成を終えなければならないと言う、過酷なルールである。
しかも難易度は「普通」、体力は「100%」と言う、リバーサルされにくい、かつ体力の減りやすい設定である。

大晦日までの調整に失敗すること、それイコール 「名前の喪失」 につながる、危険極まりないルール設定が行われた。

まさに待ったなし。問答無用の大晦日最終決戦。
その戦いを見届けるのは、君達だ!

----------TWINZ-4 の軌跡 了---------- (一部修正、加筆)

そうか、名称変更デスマッチから1年経つのか。
いろいろと、感慨深いね。

そして、片桐OFFICEのFAX内容読んで、自分で吹き出した。
改行位置とか、全部健介OFFICEのを「インスパイア」したんだよなぁ。
マネージャー名が、一番のポイントだな。

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2006年12月21日 (木)

アングル/TWINZ-3熱戦譜(2004年試合結果)

注:
年末恒例のドリームキャスト用ソフトジャイアントグラム2000の大会
 「TWINZ」
の、データベース化を目論んだ、過去のアングル(煽り)のコピーかつ加筆、修正文書です。
分からない人は飛ばしてください。

また年末までの間、タイトルが
 「アングル/」
で始まる時は、煽り文書時ですので、必要に応じてスルー下さい。

~熱戦譜~

U-15h初代王者・バイソンきまらへの挑戦権を得るため、初のハウス興行となる
 「TWINZハウス」
が開催された。
出場4選手による1dayトーナメントが行われ、激しい激闘が繰り広げられた。

大会名 : TWINZハウス
開催日 : 2004年12月25日

▼第1試合:U15h挑戦者決定トーナメント1回戦(時間無制限1本勝負)
×フランソワー ズモレシャン VS まいど オーキニ○ (レフェリー:タイガー服部)
[25分05秒 網打ち式原爆固め]

▼第2試合:U15h挑戦者決定トーナメント1回戦(時間無制限1本勝負)
×ドラゴン 殺法 VS ディープ スナイパー○ (レフェリー:関根勤)
[49分18秒 前方回転式エビ固め]

▼第3試合:U15h挑戦者決定トーナメント決勝戦(時間無制限1本勝負)
×まいど オーキニ VS ディープ スナイパー○ (レフェリー:ジョー樋口)
[31分56秒 高角度後方回転エビ固め]

ディープスナイパー選手が優勝。
この結果、大晦日 「TWINZ-3」 できまらへの挑戦権を獲得。


大会名 : TWINZ-3 「双子祭り ~きまらモンスター軍vsツインズ正規軍~」
開催日 : 2004年12月31日

▼第1試合:ヤングTWINZ!チャレンジマッチ(時間無制限1本勝負)
峨 武者羅 vs コミッカー B・B ピカロ (レフェリー:和田恭平)

ヤングTWINZの代表格、峨 武者羅が、きまら軍入りしてしまったピカロと対戦するオープニングマッチ。
峨は、得意のパワー殺法でピカロを攻め立てる。しかし、「豹2頭分」の皮を使用した特製のコスチュームを着たピカロは、試合序盤から得意の「ディスティニーハンマー」で峨を攻め立てる。峨はこの攻撃を耐え、DDT、エルボーなどで反撃に転じる。

中盤にかけては互角の攻防。
しかし、ピカロが裏拳からのビッグバンクラッシュを繰り出した辺りから、戦いはヒートアップ。峨はこの日のために習得した、「バウンサースピリッツ」を繰り出し、ピカロに3カウントを迫る。しかし、なんとか肩を上げるピカロ。
リング中央での激しい打撃の攻防の中、一瞬の隙をついて、ピカロがこの日2度目の「ディスティニーハンマー」を繰り出し、峨を沈めた。

勝利まであと1歩と迫りながら敗戦した峨は、失意のためか大会後、姿をくらませてしまった。

T3a1 T3a2

T3a3 T3a4

×峨 武者羅(26分31秒 ディスティニーハンマー → 体固め)コミッカー B・B ピカロ○

▼第2試合:「遺恨清算!」スペシャルタッグマッチ(60分1本勝負)
ラリ@ 殺法、キングコミク・バンディ 組 vs フランソワー・ズモレシャン、無我殺法 組(レフェリー:北島三郎)

TWINZのリングに帰ってきたラリ@とタッグを組んだのは、突然の「武闘派宣言」で周囲を驚かせたキングコミク・バンディ。
対するは、ヤングTWINZの代表格として世代越えに挑むズモレと、ラリ@が世界60億人でもっとも嫌いな男と断言して止まない無我殺法。

試合は、ラリ@とズモレの先発でスタート。
この2人も大会前に 「天下を取り損ねた男」 としてリング上で口論、乱闘に発展した因縁を持つもの同士。打撃で攻め込むズモレに対して、ラリ@は得意の 「ハイスパートレスリング」 を展開。試合序盤から、「なにがやりたいんだ、コラァ」 と叫びながらのラリアットを放つなど、出し惜しみ無しのパワー殺法を展開。

共に急造タッグながら、連携ではラリ@、コミク組が上。維新連携の代表技 「太鼓の乱れ打ち」 や 「マッスルドッキング」 などで試合の主導権を奪う。
中盤、コミクが登場。ズモレと罵りあいながら、戦いを繰り広げる。戦前、ズモレはラリ@と組むコミクの考えに否定的なコメントを出していたが、コミクは 「考えている次元が違う」 と意に介さず。

試合は、両軍共に決定打を放つも、カットに入られ決めることが出来ない。
結局、60分時間切れ引き分けとなった。ヤングTWINZは、戦前のラリ@に対して怨念を晴らすことが出来ず、悔しい表情で引き上げた。

T3b1 T3b2_1

T3b3 T3b4

△ラリ@ 殺法、キングコミク・バンディ 組(60分時間切れ引き分け)フランソワー・ズモレシャン、無我殺法 組

▼第3試合:デビュー10周年特別試合(時間無制限1本勝負)
ボンバー優美 vs アイドル詩織 (レフェリー:早乙女好雄)

1994年5月27日に同日デビューした2人が、2004年に無事10周年を迎えたことから組まれた、スペシャルシングルマッチ。
年齢は詩織が1歳年上だが、1年間だけ詩織が一流(ひとながれ)大学に通っていたため、入門とキャリアは同じ。

TWINZ1のアイドルとして名高い詩織だが、優美も10年と言う歳月を積み重ね、もはや格下の意識など微塵も感じられない、凛々しい表情で開始のゴング。
優美は序盤から得意の 「優美ボンバー」 を食らわせる。両者の戦いは、10年のライバル関係から、読み合いの連続となる。相手のスープレックスをかわしてバックを取るも、バク宙キックでの反撃。トップロープからの攻撃を読みきられるなど、スリリングな攻防が続く。

「優美ボンバー」を中心とした打撃で攻める優美と、スープレックスを中心とした投げ技で攻める詩織だが、両者には共通する 「メモリアルフロウジョン」 と言う得意技があった。この技をどちらが決められるかに注目が集まったが、これは共に不発。
裏の裏をかく展開は、詩織がバーニングの 「王道継承」 で流れをつかみかけるも、優美の意表をついたデンジャラスな角度の殺人バックドロップで、10年に渡る戦いにひとまずの決着をつけた。

T3c1 T3c2

T3c3 T3c4

T3c5 T3c6

○ボンバー優美(27分01秒 殺人バックドロップ → 体固め)アイドル詩織×

▼第4試合:TWINZ正規軍VSきまらモンスター軍対抗戦1(時間無制限1本勝負)
トミー ボンバー vs 蛾 珍子 (レフェリー:チンコ)

TWINZ軍ときまら軍の全面対抗戦の第1戦となったこの試合。
きまら軍に転身しても、蛾珍子の人気は高いまま。場内の熱狂度をMAXへと導いていく。
対するトミーは、ファンも納得のアマレス仕込みのテクニックで対抗するが、きまら軍入りして何かのストッパーが外れたのか、珍子の勢いは止まらない。

両者共に同じリングシューズを履いていることから、トミーのリングシューズを盗んだのは蛾珍子ではないのか? と言う疑惑が渦巻く中、戦いは進んでいく。きまら軍に入ってから覚えたのか、珍子は 「きまらエキス注入」 を放つ。これはトミーが寸ででかわすが、動揺を与えることに成功。「蛾珍子ダンス」 などで追い込んでいく。

トミーは得意のスープレックスで流れを変えようとするが、珍子は 「1,2,3、ちんこ!ちんこ!」 と場内に音頭を取り、流れをトミーに渡さない。
そして試合は、珍子のジャーマンスープレックスホールドで決まると言う意外な展開で、きまら軍が先勝した。

T3d1 T3d2

T3d3 T3d4

T3d5 T3d6

×トミー ボンバー(17分56秒 原爆固め)蛾 珍子○

▼第5試合:TWINZ正規軍VSきまらモンスター軍対抗戦2(時間無制限1本勝負)
まいどオーキニ vs きまらC死゛夜偽 (レフェリー:タイガー服部)

前の試合で蛾珍子勝った事により、絶対に負けられないこととなった、まいどオーキニ。対するC死゛夜偽(クローンジャギ)は、きまら軍が送り込んできた、中国拳法が得意なこと意外、謎に包まれた選手。

序盤は、まいどがバックドロップなどで攻めるも、ジャギはオーキニの腰を中心に攻め立てる。きまら軍には珍しく正統派の選手か? と思わせたもののこれはフェイク。「俺の名を言ってみろ!」 と叫びながらオーキニの顔面を踏みつけ、場内のヒートを誘う。
TWINZ史上もっとも下品な態度のこの選手に、場内からはブーイングが止むことは無い。反対にオーキニには、「TWINZのリングを守ってくれ」 と言う願いにも似たファンからの歓声が送られる。

ジャギは全米で禁止になった 「ジャイアントコブラ」 を繰り出し、オーキニの腰に一点集中攻撃。オーキニもジャーマン、大阪たこ焼きドライバーなどで反撃を試みるも、ジャギは急所攻撃で流れを断ち切ることに成功。
試合終盤に、ジャギは3種類のバックブリーカーを連続で繰り出す 「マンハッタンレクイエム(ヒューマノイドタイフーン)」 でオーキニにギブアップを迫る。
ここは何とか逃れたオーキニだったが、ジャギはジャイアントバックブリーカーからの逆エビ固めで、オーキニからギブアップを奪った。
場内には、ジャギに対するブーイングが鳴り止むことは無かった。

T3e1 T3e2

T3e3 T3e4

T3e5 T3e6

×まいど オーキニ(52分54秒 逆エビ固め → ギブアップ)きまらC 死゛夜偽○

▼第6試合:U15h王座初防衛戦(時間無制限3本勝負)
ディープ スナイパー vs バイソンきまら新1号 (レフェリー:北沢幹之)

TWINZナンバーシリーズでは、初のメインイベントのリングとなったディープ。さすがに緊張の色は隠せない。
対するきまらは、すでにきまら軍が勝ち越しを決めているためか、余裕の表情でリングイン。自身の持っているU-15hのベルト防衛も含めて、全勝で2004年を締めたいところ。

T3m2 T3m1

~1本目~

ディープは、得意の打撃で攻め立てるも、きまらは冷静に対処。マウントポジションを奪い、場内に大見得を切る。流れを変えたいディープは、試合中に忘れていた技を思い出し、反撃。無限連発のエクスプロイダーで、きまらに3カウントを迫る。さらにウラカンラナで丸め込むも、きまらはギリギリで肩を上げる。

きまらはディープを手ごわい相手と判断。フェイスオープンからのバーニングで、ディープにプレッシャーを与える。
そして、滞空時間の長いアトミックホイップからの体固めで、先勝した。

T3m3 T3m4

T3m5 T3m6

T3m7 T3m8

×ディープ・スナイパー(20分12秒 アトミックホイップ → 体固め) バイソンきまら新1号○

~2本目~

追い詰められたディープは果敢に攻めるも、試合は場外戦へ。
きまらはディープの顔面を狙い、トペ・スイシーダを狙うも、これディープがギリギリでかわして反撃開始。投げ捨てジャーマン、三角締めで、きまらの痛めた首へとダメージを与えていく。

不用意に投げに行ったディープを丸め込むなど、試合巧者振りを見せるきまら。ここから狙いは、得意の顔面集中攻撃。ディープはマスクの下の表情をゆがめながらも、必死で攻撃に耐えていく。
しかし、試合終盤。遂に 「きまらエキス注入」 が炸裂してしまう。悶絶するディープ。きまらは攻め手を緩めないが、ディープも隙を突いてのフィッシャーマンスープレックスで反撃していく。

しかし、バーニング直後からの 「悪魔の爪」 できまらがディープから3カウントを奪い、一気に2連勝。
U-15h選手権の初防衛に成功した。

T3m9 T3ma

T3mb T3mc

T3mf T3me

×ディープ・スナイパー(22分28秒 悪魔の爪 → 体固め)バイソンきまら新1号○

2-0でバイソンきまらの勝利。
U15-h選手権の初防衛に成功。

きまらの勢いは止まることを知らない。
戦いは、TWINZ-4へ。

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2006年12月20日 (水)

週末はなぁ

23日はユアスタ天皇杯があるのですが、寒いし、なにより体力が残っているか不明。

札幌vs甲府と言うカードは、僕的にはかなり魅力的なのですがね。札幌は4年住んでた土地だし、甲府は昨年入れ替え戦をかっさらわれたチームだし。
でも、夜に忘年会の予定なので、多分不参加。

24日は、日曜日かつクリスマスイブだけれども、東京出張のシフトを入れられているので、前日夕方まで予定は立たず。
飛行機で仙台の夜景見るやつとかの予約入れてて、前日に仕事入ってキャンセルになったら、そりゃあーたもう、大変ですよ。

キャンセル料が!

で、24日の関東圏。

12月24日(日)
新日本 : 東京・後楽園ホール 18:30
ノア : 東京・ディファ有明 16:00
大日本 : 埼玉・桂スタジオ 14:00
ドリーミンプロジェクト : 埼玉・桂スタジオ 18:00
大阪プロ : 大阪・デルフィンアリーナ 13:00
エルドラド : 神奈川・小田原アリーナ 13:00
ターザン後藤一派 : 東京・浅草インディーズアリーナ・ファイト倶楽部 17:00
東海プロ : 愛知・名古屋市総合体育館第3競技場 13:00
静岡プロ : 静岡市民文化会館3F大会議室 14:00
イーグル : 栃木・小山市文化センター小ホール 13:00
JWP : 東京・後楽園ホール 12:00

高田総統言うところの、
 「暇でもてないプロレスファンの諸君」
としては、仕事明けにノアor新日はあり。いや、ヒマじゃないけどもな。

でも、16時に有明は無理だなぁ。
17時に浅草なら行けそうだけど、危険度MAXだしなぁ。
18時に桂スタジオは問題無さそうだけど、まずこのプロジェクト知らないしなぁ。
18時30分に新日が一番無難だけど、それじゃあつまらないしなぁ。

このスケジュールを見て、今の会社を退職しても、プロレス界のお世話になるのだけはよそうと思った。

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2006年12月19日 (火)

しんどいので癒しを

しんどいので癒しを

仕事で秋田日帰りした翌日。
振替休日で休んでいたら、昨日訪問したお店でまた同じ故障が出たので、今から行ってくれとの指令を受けたのが午後3時。

絶望感に苛まれ、日本海に車ごとダイビングしてやろうかと思ったが、癒しを求めてどこかの店へ。
で「ファミリーキング」を見つけたので購入。
すこし癒された。

「ゆうきくん、これを使うんだ!」
「こ、これはジョイスティック!」

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2006年12月18日 (月)

アングル/TWINZ-3回想

注:
年末恒例のドリームキャスト用ソフトジャイアントグラム2000の大会
 「TWINZ」
の、データベース化を目論んだ、過去のアングル(煽り)のコピーかつ加筆、修正文書です。
分からない人は飛ばしてください。

また年末までの間、タイトルが
 「アングル/」
で始まる時は、煽り文書時ですので、必要に応じてスルー下さい。

----------TWINZ-3 の軌跡----------

~復活!炎の飛龍!!~

「TWINZ-2 ワールドトーナメント」において、8人参加によるトーナメントの激戦を制し、見事優勝したのは、
「バイソンきまら新1号」であった。

T3a

きまらは、反則やりたい放題、暴れたい放題の 「ヒール(悪役)レスラー」 だったが、その卓越したセンスと、玄人も唸らせる抜群のレスリングテクニックを持っており、プロモーター、レスラーからも一目置かれる存在であった。
結果、TWINZ-2後の巡業での 「ハウスショー」 は、いずれの会場でも、きまらがメインイベンターとして試合を行い、興行を成功に導いていた。

そんな状況を嘆く、1人のレスラーがいた。
セガサターン時代から活躍する古参のレスラー、「ドラゴン殺法」 であった。ドラゴンは、反則のまかり通るきまらのスタイルに憤慨し、我が物顔でTWINZのリングを暴れまわるきまらの姿を見て、

 「あんなものはTWINZのリングじゃない」

と一人呟くのだった。

そんなある日、ドラゴンは「きまら主催興行」において、異様な光景を見た。
マネージャーの「ドクハント」率いるきまらが試合をしている最中、観客の誰もがきまらを「守護神」として崇拝し、奉っている姿だった。

 「サー・ハント! サー・ハント! 今夜も私たちの魂をメチャメチャにしてください」

T3b

観客の熱狂度はもはやMAXだ。

 「なにっ! きまらが”守護神”で、それを創った”ドクハント”が神だというのか!!」

ドラゴンは愕然とし、そして続けた。

T3c

 「20年以上の歴史を持つプロレスゲーム史上において、ベビー、ヒールの域なく支持された最初のレスラー、それがブルーザー・ブロディだといわれている。だが、その ”ブロディ革命” ですら、10年以上の歳月を費やしたのだ。
しかし、やつの ”きまら革命” は、わずか1年足らずでそれを成し遂げてしまった。やつは、プロレスゲームの歴史も塗り替えてしまったのか?」

そして、ドラゴン殺法は、一戦を退いていた、TWINZのリングに復帰することを決断。
自らきまらを倒すべく、トレーニングを再開した。

~きまらモンスター軍、襲来!~

TWINZのメインイベンターとして、全国巡業を終えたきまら。
その日は巡業最終日、太白ホールでの試合だった。しかし、その日の興行は普段と違い、何かリングに集中できない、違和感のある空気が漂っていた。
途中ある選手の乱入があり、混乱した状況のまま試合はメインまで進む。しかしメインは、きまらがきっちりと試合を締めた。

その直後。きまらは、何かを探すようにリング上を徘徊しながら、場内を見渡す。なにか、大事な人物を探しているようにも見える。そんな状況の中、突然館内には 「威風堂々」 が鳴り響いた。
その直後、バルコニーに向かって跪くきまら。

そして次の瞬間、太白ドームのバルコニーに現れたのは、「きまらモンスター軍総統」 として、ジャイアントグラム界を制圧せんと企む、「きめん田総統」 の姿だった。

T3d

きめん田総統は、ビビってたじろぎ、声も出ない観客に向かって、自信満々にこう言い放った。

 「愚かなるTWINZファンの諸君。私がきまらモンスター軍総統、きめん田だ!
我々きまらモンスター軍は、ジャイアントグラム界を根こそぎ破壊する! 無論、このTWINZのリングも治外法権では無い」

声高らかにTWINZ侵攻を宣言した、きめん田総統。場内には大ブーイングが響き渡る。
しかし、そのブーイングを大歓声に変えながら、リングに踊りこんで来た選手がいた。TWINZのリングをもっとも愛する 「トミー・ボンバー」 であった。

トミーはマイクを取ると、きめん田総統に向かって叫んだ。

 「おい、きめん田。いや、総統。お前はそうやってジャイアントグラムをバカにしてるけど、お前も少しはジャイアントグラムをかじったんじゃないのか? だったらもう少し、ジャイアントグラムを大切にしろよ」

場内は拍手喝采。トミーコールも巻き起こる。
しかし、きめん田総統は答えた。

 「引き篭もりのトミー君。相変わらず、甘い考えを持っているようだな。我がきまらモンスター軍を、その辺の出来の悪いヒール軍団といっしょにしてもらっては困る。すでにTWINZ選手の引き抜きは、完了している。まあ、引き篭もりながら、誰が引き抜かれるのか、楽しみに待っているがよい。ペターン!!」

きめん田総統は、「威風堂々」のテーマに乗って、何処かへと消え去った。

~さらわれた蛾珍子~

翌日。
ところ代わって、とある公園。

「TWINZ-2」で初戦敗退ながら、ファンのハートをガッチリと掴んだ「蛾珍子」。
彼が、子供達と一緒に公園でボランティア活動をしていると知ったクラッチ昭和は、その様子を一目見ようと、公園に足を運んだ。
しかし、公園には蛾珍子の姿はなかった。だが、日々蛾珍子がボランティア活動をしていた周辺には、何者かが争った形跡が残されていた。

破損した遊具、血の残る砂場。

 「一体ここで何が…」

そう思いながらも、蛾珍子を探すクラッチ昭和の前に、驚くべきものが飛び込んでいた。それは、きまらモンスター軍の旗だった!
なんと、蛾珍子はきまらモンスター軍の手によって、さらわれていたのだった!!

T3e

 「うわぁ、やられた! 蛾珍子取られちゃったよ! き、きまら軍。うわぁ、蛾珍子さらわれちゃったよ!」

きめん田総統の宣言どおり、TWINZ選手の引き抜きは、「蛾珍子誘拐」 と言う形で実行されていた。
公園には、クラッチ昭和の声が空しく響くのであった…。

~革命戦士と天下を取り損ねた男~

きまらモンスター軍襲来から、遡ること1時間と40分。
巡業最後の試合の休憩時間明けに、その男はやってきた。TWINZ-1開催後、TWINZにクソぶっかけて出て行った男が、疾風怒濤のごとく、リングに乱入してきたのだ。

その男 「ラリアット殺法」 は、マイクを掴むと、おもむろに場内に向けてメッセージを発信した。

 「テメーらのこの状況が今、何を物語ってるか分かるか? 俺はこのTWINZのリングの、ど真ん中に立ってんだぞ、今。このベールをぶち破ったのは、お前なんだ、オラ。」

場内はラリアット殺法に向けて、大ブーイングを放つ。これこそがTWINZファンの総意だとばかりに。
そこへ、怒りの表情でリングへ向かう男がいた。TWINZの若きエース、「フランソワー・ズモレシャン」 である。

リング上で対峙する、ラリアットとズモレ。しばしの睨みあいの後、ラリアットが口を開いた。

 「ズモレ、よーくお前だけ上がってきたな。TWINZの天下を取り損ねた男が、よーく上がってきた。
ひとつだけ聞いとけよ。中にいる人間が信頼されなくて、外に出て行った人間がこのど真ん中に立ったってことは分かるか!? 分かるか?
U-15hトーナメントに出なかった俺が罪を背負うのか、きまらに負けたお前が罪を背負うのか?

ズモレはラリアットに向かって一歩踏み出す。一歩下がるラリアット。しかし、そのマイクは止まらない。

 「最後にひとつだけ言ってやろうか? もし見たくもねぇ、聞きたくもねぇ、次にこのど真ん中に立つときは、俺の ”パワーホール” 全開で、このど真ん中に立ってるからな。分かったか!?」

場内には大「ラリアット」コールが巻き起こる。しかし、そのマイクアピールに怒ったズモレが、ラリアットに突進する。二人はリング中央で、激しいビンタの応酬を繰り広げる。

T3f

すぐさまセコンドに分けられる二人。ラリアットは、最後とばかりにズモレに言い放った。

 「ズモレ、さすがにお前はTWINZの天下を取り損ねた男だ。ズモレ!」

その言葉に、ズモレの表情がさらに険しいものに代わる。しかしラリアットは、そんなズモレを置いてリングを降り、すばやく立ち去っていった。ズモレは、

 「何がラリアット殺法だ。勝手に出なくて、勝手に戻ってきて。都合のいいこと言ってんじゃねえ、コラ! TWINZは俺たちのリングなんだ」

ズモレの怒りは収まりようがなかった。
そんな中、TWINZ勢で唯一違う反応を見せた男がいた。『黒星のカリスマ』 こと「キングコミク・バンディ」である。コミクは、

 「ラリアットは商品価値がある。場合によっては、俺が横に立つこともある。俺の黒と、ラリアットの黒。どちらの黒がマットを黒く染めるのか…」

と、暗にタッグ結成をほのめかした。

様々な感情が入り乱れ、これまでに無い盛り上がりを見せているTWINZ-3。
戦士の激闘は、終わりを知らない。

----------TWINZ-3 の軌跡 了---------- (一部修正、加筆)

シリーズ史上、最も完成度が高いと評判のTWINZ-3のアングル。
もう、参加者ですら置いてきぼりな内容です。

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2006年12月17日 (日)

さぁてWiiを

設置するぞ!

と思ったら、夕方4時から福島で仕事が入りキャンセル。
日曜なのにな。

仕方が無いので、東北道を北上しながら
 「さっチョッCHA」
聞きつつ帰宅。

で、NOAHを見ながら、お酒を飲んでいるわけですが。

最近の「飲酒運転」の報道姿勢がおかしい。
飲酒運転が悪いのは認めるが、
 「飲酒13時間後に運転すると言う、常識外れの…」
とか言われても、なぁ。

普通じゃん!
夜7時に呑み終えて、朝8時に車運転してパクられて、「常識外れ」とか言われるのかよ。
事故ったんなら、仕方ないけどもな。

なので、今酒呑んでて、朝6時には起きて秋田に向かわなければならない僕は、検問にあったら間違いなく、
 「逮捕」
されると言うことでいいね?

逮捕されたら、携帯持たずにのんびり出来る上に、冷や飯食わされて、ダイエットになっていいかもなぁ。

あー、アングル書けなかった。

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2006年12月15日 (金)

今週の一枚

出張で降り立った、本八戸駅にて。

Hachinohe

青森さん的には、東北、栃木、埼玉が無いことになってるのか?

多分、昔は寝台の発着駅が上野だったから、こういう書き方なんだろう。
別に間違ってるわけでもないので、直す必要も無いのだろう。

でも、気になった。
普段、高速道路に乗る際にも、
 「男鹿、能代」 「盛岡、仙台」
って書いてあるのも、違和感を覚えるときがあると言うのに。

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2006年12月14日 (木)

アングル/TWINZ-2熱戦譜(2004年試合結果)

注:
年末恒例のドリームキャスト用ソフトジャイアントグラム2000の大会
 「TWINZ」
の、データベース化を目論んだ、過去のアングル(煽り)のコピーかつ加筆、修正文書です。
分からない人は飛ばしてください。

また年末までの間、タイトルが
 「アングル/」
で始まる時は、煽り文書時ですので、必要に応じてスルー下さい。

注2:
今回は「ハンパじゃなく長い」ので、読む際には注意してください。

~熱戦譜~

大会名 : TWINZ-2
開催日 : 2004年4月10日

▼第1試合『POISON ATTACK!(毒討伐!)』
U-15王者決定トーナメント1回戦~第1試合~(時間無制限1本勝負)
峨 武者羅 vs バイソンきまら新1号

記念すべき 「TWINZ-2ワールドトーナメント」 の初戦を飾るこの試合。
前回 「TWINZ-1」 で、タッグながらきまらにフォール負けを喫している峨武者羅としては、ここで借りを返したいところ。その意気込みがリニューアルした衣装からも感じ取れる。

開始早々、いきなり峨武者羅がデンジャラスバックドロップで先制する。しかしきまらもパンチを中心とした打撃で反撃し、試合は場外へ。
場外パワーボムをウラカンラナで切り返すなど、試合巧者ぶりを発揮するきまら。峨武者羅も関節技や細かい打撃で反撃を行う。きまらが場外へエルボースイシーダを放ち、峨武者羅の顔面を鮮血に染めていく。
峨武者羅も得意のエルボードロップで反撃開始。頭突きを中心に一気に攻め込もうとするも、きまらは得意の 『きまらエキス』 をちらつかせ、峨武者羅の動揺を誘う。

最後はパンチ攻撃で失神した峨武者羅を、きまらが押さえ込み勝利を奪った。

T2a1 T2a2

T2a3 T2a4

×峨 武者羅(16分50秒 顔面パンチ → 体固め)バイソンきまら新1号○

▼第2試合『VENGE? OR REVENGE?(復讐? 返り討ち?)』
U-15王者決定トーナメント1回戦~第2試合~(時間無制限1本勝負)
コミッカー・パンパン・ピカロ vs パラダイス太白

前回 「TWINZ-1」 ではMMR所属のクラッチ昭和を、関西プロレス所属のまいどオーキニが原爆固めで破っており、今回はその弟子同士の対戦。

師匠が負けているため負けられないピカロは、前半からストレッチプラムを仕掛けるなど、積極的な攻撃が目立つ。対する太白も、多くが最高レベルに達している打撃技を中心に、攻め立てていく。
太白は関節技やサソリ固めで、じわじわとピカロの体力を奪いに行く。ロープからもつれて場外に落ちた太白に対し、トペ・コンヒーロを放つピカロだが、これは寸前で太白にかわされる。

ここから太白のペースになり、リング内で一気に攻め込むも、ピカロが太白の技を全て受けきり、S.S.Dで逆転。続けざまに放ったパワフルビューティーで、一気に勝負をきめた。

T2b1 T2b2

T2b3 T2b4

○コミッカー・パンパン・ピカロ(24分50秒 パワフルビューティー → エビ固め)パラダイス太白×

▼第3試合『WORLD WIDE BATTLE(世界規模の戦い)』
U-15王者決定トーナメント1回戦~第3試合~(時間無制限1本勝負)
蛾珍子 vs フランソワー・ズモレシャン

蛾珍子は甘いマスクにゴージャスタイツと、女性ファンを魅了してやまないスタイルで登場。
対するフランス出身のズモレは、ペギー・ボンバーにその才能を見出された、空手が得意の選手。
奇しくもイケメン対決となった第3試合は、女性ファンの黄色い声援が飛ぶ中、行われた。

蛾珍子は中国に4000万人の会員を持つ、「蛾」一門の新人選手。しかし前評判とは裏腹に、ふらふらした試合運び。ショルダータックルで当たり負けて自爆するなど、場内に 「とんだいっぱい食わせもの」 の空気が流れ始める。
しかしローリングジャーマンでの反撃から空気は一転。ズモレのバーニングに対抗するようにバーニングするなど、きっちりとレスリングの出来る選手であることを証明する。

前半はやる気の見えない蛾珍子に、愛想をつかした感の合ったズモレだが、この辺りから実力を発揮。得意の打撃で攻め込むと、最後は相手の自爆を誘っての体固めで、順当に勝利を奪った。
しかし今大会1回戦で、もっとも声援を受けたのが蛾珍子であった事実は見逃せない事項であった。

T2c1 T2c2

T2c3 T2c4

×蛾珍子(17分49秒 自爆を誘う → 体固め)フランソワー・ズモレシャン○

▼第4試合『NEW GENERATION CAME!(新時代到来!)』
U-15王者決定トーナメント1回戦~第4試合~(時間無制限1本勝負)
ディープスナイパー vs オメガスキーム

フレッシュな顔合わせかつ、マスクマン同士の戦いとなった1回戦最終試合。

打撃や関節を中心とした技で攻め込むディープに対し、オメガはパワフルな技で攻め立てる。中盤、先に飛び技を出したのはオメガ。対抗してディープもダイビング技を狙うも、2度にわたりダイビングカウンターノド輪で切り返すオメガ。この辺りからもマスクマンとして双方の意地の張り合いが見受けられる。

ディープが垂直落下ブレーンバスターで勝負に出るも、オメガはそれを切り替えしてダイビングエルボー。そしてジャーマンスープレックスを決めるも、これはロープに逃げられる。
これで勝負の流れが変わったのか、ディープが関節技でスタミナを奪い、最後はパワーボムで勝負を決めた。

T2d1 T2d2

T2d3 T2d4

○ディープスナイパー(31分35秒 パワーボム → エビ固め)オメガスキーム×

▼第5試合『LEFT BISHOP(角行)』
U-15王者決定トーナメント準決勝~第1試合~(時間無制限1本勝負)
バイソンきまら新1号 vs コミッカー・パンパン・ピカロ

大会直前に盛岡市内で、きまら2号と祝杯中のきまら1号を襲ったと言う事実が明らかになったピカロ
その恨みを晴らさんとするきまらが、師匠「あゆ」の下を訪れ、きまら新1号にパワーアップしたと言う因縁をもつ。

試合はそのきまらの怒りが爆発した。序盤から打撃に加えて、急所へのヘッドバッドと、ラフファイトでピカロを圧倒。対するピカロも、パワフルな打撃や絞め技で応戦するも、両手が「きまらエキス」にまみれたきまらのパンチを受け、体力を奪われてしまう。
ダブルアームのフェイスバスターや、危険な角度のバックドロップと、投げ技で反撃の機会をうかがうピカロだが、試合のペースはきまらが握ったまま逃がさず。

フェイスオープンし聖地 『きまランド』 へとピカロを誘うきまら。
その聖域での戦いの中、バーニングで反撃を試みるも、きまらの場外エルボー弾で顔面に大きなダメージを追ってしまうピカロ。何とかペースを握ろうと、1回戦を突破している得意のパワフルビューティーを見舞おうとする。

しかしきまらは、冷静にこれをウラカンラナで切り返し、カウント3を奪い決勝進出を決めた。

T2e1 T2e2

T2e3 T2e4

○バイソンきまら新1号(22分12秒 高角度後方回転エビ固め)コミッカー・パンパン・ピカロ×

◆第6試合『RIGHT ROOK(飛車)』
U-15王者決定トーナメント準決勝~第2試合~(時間無制限1本勝負)
フランソワー・ズモレシャン vs ディープ・スナイパー

前の試合で決勝進出を決めたきまらは控え室に戻らず、続けて行われた準決勝第2試合を、本部席で観戦。そばには、きまら2の姿も見える。
きまらーずの見守る中、決勝戦最後の枠をかけて、準決勝第2試合が行われた。

1回戦と変わって、積極的に攻めるディープ。試合開始早々ミサイルキックで試合の主導権を奪う。対するズモレも空手仕込みの打撃技で攻め立てていく。
相手のバーニング直後に自分もバーニングと、一歩も譲らない両者。ズモレは得意の打撃 『ジュテーム』 と 『ボンジュール』 でディープの体力を奪っていく。

追い込まれたディープは、キックを中心に反撃開始。そして隙を突いてのジャーマンで攻め立てる。ディープは打撃で追い込み、今度はタイガースープレックスでフォールを狙うも、これも決まらず。
先に仕掛けたのはズモレ。
得意の膝蹴り 『セルフィッシュニーアタック』 で追い込み、必殺のフェニックススプラッシュで勝負をかける。しかしこれをディープは、カウント1で返す脅威の精神力を見せる。場内大歓声。

しかしその後、打撃をかわされてから、後頭部への空手チョップをまともに受け、ディープ失神。カウント3を聞くこととなった。
準決勝第2試合はズモレが勝利し、決勝戦へとコマを進めた。

そしてこの直後、きまらーずが不敵に微笑みながら、控え室へと引き返していった

T2f1 T2f2

T2f3 T2f4

○フランソワー・ズモレシャン(27分38秒 延髄空手チョップ → 体固め)ディープ・スナイパー×

▼第7試合『SPECIAL MATCH』
スペシャルマッチ(30分1本勝負)
ペギーボンバー、ミスターX 組 vs トミーボンバー、クラッチ昭和 組

前回TWINZ-1の後、行方不明になったペギー・ボンバー
その後消息がフランスにて確認され、今大会直前に 「最高のパートナーを見つけた」 と宣言。
クラッチ昭和に対戦を要求する。

その対戦要求を受けた昭和も、「自分にとっての最高のパートナー」 を連れて行くと宣言。その昭和のパートナーは、かつて名勝負数え歌を繰り広げた、トミー・ボンバーであった。

ペギーのパートナーは 『ミスターX』 と発表されていたが、当日流れたテーマ曲と入場してきた選手に、場内のファンは固唾を飲んだ。
前回TWINZ-1で、『負けたら即引退』 と銘打たれた試合でペギーに敗北し、2004年1月1日に引退したキングコミク・バンディが現れたのだ。

TWINZ-1コミク引退奉納動画:「comic.wmv」をダウンロード(wmv形式/約4MB)

場内は割れんばかりの大歓声。

コミクは、153kgあった体重が40kg近く減少。「絞った」 と言うより 「やつれた」と言う印象。しかしそんなコンディションでも、得意の 「パーティー・ザ・コミク」 を叩き込んでいく。
試合はコミクvs昭和の師弟対決、ペギーvsトミーの兄弟対決と、見所満載のまま進んでいく。しかしこの4人の試合では、やはり30分では時間は短すぎた。昭和/トミー組が優勢のまま、時間切れのゴングとなった。

T2g1 T2g2

T2g3 T2g4_1

T2g5 T2g6

ペギーボンバー、キングコミク・バンディ 組(時間切れ引き分け)トミーボンバー、クラッチ昭和 組

復帰戦を白星で飾れなかったコミクはガックリとうなだれたが、場内からは暖かい拍手が巻き起こった。
そして試合後ペギーがマイクを取り、コミク復帰の経緯を語った

~試合後のマイク~

ペギー:
今日の僕のパートナーは、キングコミク・バンディ選手です(場内大歓声)
コミク選手を引退させたのが僕なら、復帰させる権利も僕にあるはずです。皆さん違いますか?(場内歓声)
コミッショナーが何ていうか分かりませんが、彼はこの3ヶ月、神社で耐えたんです。こんなタフなレスラー、見たことないですよ。
どうです、コミッショナー。コミク選手の復帰を、認めてもらえませんか?

コミッショナー:
いいでしょうわかりました(場内大歓声)
キングコミク・バンディ選手の、TWINZ復帰を認めます(場内大歓声)

コミク:
ありがとう!!

その後ペギーがいつもの合言葉 「お前ら」「双子だ」 で締めた。

ペギーマイク動画:「twinz2_mc.wmv」をダウンロード(wmv形式/約5MB)

▼第8試合『THE KING OF TWINZ(双子王)』
U-15王者決定トーナメント決勝戦(時間無制限3本勝負)
バイソンきまら新1号 vs フランソワー・ズモレシャン

きまらのセコンドには、きまら2がついた。
対するズモレのセコンドには、1回戦と準決勝で当たった蛾珍子、ディープの姿が見える。
試合を通じて、感じるものが合ったのであろうか?
そして、選手関係者が見守る中、初代U-15h王者を決める、ワールドトーナメント決勝戦のゴングが鳴った。

T2h1 T2h2

~1本目~

序盤は激しい打撃技の応酬で幕を明けた。
舞台を場外に移しても、2人の打撃の応酬は止まらない。しかし、場外戦ではやはり試合巧者のきまらが有利。試合を優勢に運んでいく。序盤から顔面に激しい攻撃を受けたズモレは、早くも悶絶。その隙を逃がさず、きまらエキスを注入しようとするきまらだが、これは寸でのところでズモレがかわす。
そしてバーニング後、セルフィッシュニーアタックできまらを追い込む。

打撃で優位に試合を進めるズモレだが、これはきまらの罠だった。
不用意に起こしに来たズモレに、起き上がりざまに急所打ちを見舞うきまら。その直後、バーニング技 「悪魔の爪」 で、ズモレの顔面に鉄の爪を食い込ませ、1本目を奪った。

T2h3 T2h4

T2h5 T2h6

T2h7 T2h8

○バイソンきまら新1号(15分9秒 体固め)フランソワー・ズモレシャン×

~2本目~

後のなくなったズモレ。
しかし臆することなく、得意のヒザをきまらに叩き込んでいく。セコンドからは、蛾珍子も檄を飛ばしている。キングコングニーでダメージを与え、バーニング直後のセルフィッシュニーアタックで、一気に速攻勝負。
ズモレが2本目を奪った。

T2h9 T2ha

×バイソンきまら新1号(8分4秒 体固め)フランソワー・ズモレシャン○

~3本目~

2本目を取られて頭に血が上ったのか、激しいラフファイトで攻め立てるきまら。
ズモレの顔面に狙いを定めて、攻撃を集中させていく。顔を抑えて苦しむズモレ。しかし場内のズモレコールに後押しされるように、反撃開始。得意のジュテームで、きまらを攻め立てる。
しかしきまらは、いなすようにズモレを場外へ。そしてここで戦慄の場外ペティグリーを決める。
悶絶するズモレ。

場内に戻った直後、一瞬の隙を突いて延髄切りで反撃するズモレ。しかし舞台は再び場外へ。
場外戦で激しく殴りあい、蹴りあう両者。ともに精神力の戦いの様相を呈してくる。
そしてリングイン後、最後の気力を振り絞ってバーニングするズモレ。きまらのペティグリー狙いをショルダースルーで切り返すと、勝負どころと見たか、コーナーからのフェニックススプラッシュを敢行。

誰もが決まったと思ったその瞬間、きまらの立てたヒザがズモレの腹部に食い込む。剣山だ!
腹部を押さえ、悶絶するズモレ。そんなズモレをあざ笑うかのようにバーニングするきまら。そして痛めている顔面を、すかさずペティグリーで狙い撃ち。
これを返す力はズモレには残っておらず、きまらが決勝戦を2-1で勝利し、初代U15-h王者に輝いた。

T2hb T2hc

T2hd T2he

○バイソンきまら新1号(17分5秒 体固め)フランソワー・ズモレシャン×

2-1でバイソンきまらの勝利。
初代U15-h王者に認定される。

そして、戦いの舞台はTWINZ-3へ。

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2006年12月13日 (水)

合併号な時期

この時期は、毎年恒例で週刊雑誌は合併号になります。

僕は1週間のうち、自分の読んでる雑誌の出ない火曜日が一番嫌いです。仕事は先が4日もあって長いし。
これが水曜日になると、マガジンもサンデーも週プロもゴングも出るので、仕事が多少辛くて辞めたくても、ハッピーな気分になれます。
まあ、今週のマガジンのほうはいつものように取材・休載、が相次いでおりましたが。

これが木曜になるとチャンピオンがあって、
 「もうすぐ1週間も終わりだぜ」
となるのですが、先週が合併号だったので今週は無し。
週刊ファイトも休刊でとっくに無いし、明日(今日)はかったるい木曜日になりそうです。

オリバvsゲバルの続きは気になりませんし、スーパースターズが日ハムに負けたって特に気にならないので、何を楽しみでチャンピオンを読んでいるのか、自分でも良く分かりませんが、それでも明日はハッピー気分が味わえないので残念。

輪ゴムの封が無ければ、ガンガンでも読みます。
さもなくば、まんがライフオリジナル。

TWINZ-2の結果は明日。
時間かかりすぎ。

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2006年12月12日 (火)

アングル/TWINZ-2回想

注:
年末恒例のドリームキャスト用ソフトジャイアントグラム2000の大会
 「TWINZ」
の、データベース化を目論んだ、過去のアングル(煽り)のコピーかつ加筆、修正文書です。
分からない人は飛ばしてください。

また年末までの間、タイトルが
 「アングル/」
で始まる時は、煽り文書時ですので、必要に応じてスルー下さい。

----------TWINZ-2 の軌跡----------

~U-15インター主催 TWINZワールドトーナメント開催~

2004年2月15日。「04 TWINZ-2 ワールドトーナメント」の概要を発表する、記者会見が行われた。

この大会は、ゲーム内におけるプレイヤーの分身 「エディットレスラー」 を使用した大会で、前回 「TWINZ-1」 とは異なり、8人のレスラーが1dayのシングルトーナメントで優勝を争い、優勝者には記念のトロフィーと副賞が贈られるというものだ。

 T2tr

大会は、2004年4月10日(土)の18時より、太白ドーム(最大収容人数12人)で行われる。

今大会は公平を期するため、大会運営を第三者である 「U-15インターナショナル」 が取り仕切ることが、U-15インター代表 「きめん戸優光」 氏より発表された。その席できめん戸氏は、

 「『ワールドトーナメント』の名に相応しい大会にするため、こちらで選びました5つのプロレス団体の代表に、挑戦状を送らせて頂きます」

とコメント。
ビジュアルメモリが高く積まれる前で、自ら挑戦状を持ち、マスコミの前でアピールを行った。この大会にかける、氏の意気込みが感じられる記者会見となった。

T2b

しかし一方で業界関係者からは、

 「プロレスファン狙いなのか、ゲームファン狙いなのか、目的がはっきりしない」
 「そんな昔のアングルを引き合いに出されても、誰も分からない」
 「そもそも”きめん戸”って誰よ?」

など、否定的な意見が大勢を占めた。

~交差する遺恨・怨念~

上記記者会見を受けて、盛岡エクストリームレスリング(MSX)の毒☆ハンター代表と、きめん戸優光が話し合いを持つも、意見は食い違い、物別れに終わる。

その席上において、毒氏より提案された提案に怒ったきめん戸は、極秘の会見内容を以下の通り、マスコミに公開した。

1)トーナメント出場選手を、キマラ1、キマラ2、ボビー・ブレイズ、ラリアット殺法を含むMSXのメンバー5人と、きめん代表のMMRのメンバー5人が、5vs5のバトルロイヤル形式で試合を行う。
そしてその勝者が、トーナメント出場資格を得る。

2)試合は金華山で行われる。

3)参戦費用として、新規のビジュアルメモリ1個購入と、500円のリスク料をMMR側からMSX側に支払う。

このきめん戸代表の発表を受けて、「約束が違う」と反発した毒☆ハンター代表ときめん戸優光が、会見の席で「タコ」「コラ」と罵倒しあう状況となった。
以下全文である。

T2a

dokuhunt2003:
何がやりたいんだコラッ! 掲示板飾ってコラァッ!……何がやりたいのか…はっきり言ってやれコラッ…噛みつきたいのか、噛みつきたくないのか、どっちなんだ……どっちなんだコラッ!

きめん戸:
何がコラじゃコラ、馬鹿野郎!

dokuhunt2003:
なにコラッ! タココラァッ!

きめん戸:
あんだゴラ!

dokuhunt2003:
掲示板を、かざるなって言ってんだコラッ!

きめん戸:
おまえが言ったんだろ、こんのやろうっ!(リスク料などなど)

dokuhunt2003:
言ったのはてめえだろうがコラァ! (大会の件)

きめん戸:
なんだとコラ…おい

dokuhunt2003:
なにコラァ

きめん戸:
いつでもやるぞこら

dokuhunt2003:
おまえ

きめん戸:
おまえ死にてえんだろっ? この野郎

dokuhunt2003:
おまえ、おまえ今言ったなコラ!

きめん戸:
おぉ言ったぞっ

dokuhunt2003:
吐いた言葉ぁ飲み込むなよ、おまえ!

きめん戸:
そのままじゃこら!

dokuhunt2003:
よおし

きめん戸:
なめてんなよこの野郎

dokuhunt2003:
よおし…よおし分かった。じゃあそれだけだ…おまえ今言った言葉おま…飲み込むなよ…なあ吐いて…分かったな…ほんとだぞ、んとだぞ…なあ…かみつくんなら、しっかり噛みついてこいよコラ。なあ、中途半端じゃ言った言わないじゃねえぞおまえ…分かったなこら…分かったなっ、噛みつくんなら…。

きめん戸:
おまえに分かったな言われる筋合いねえんだ、コラ!

dokuhunt2003:
かみぃつくんだな、コラ

きめん戸:
おっさんなめんなよ、この野郎

dokuhunt2003:
吐いた言葉飲み込むなよ! お前

きめん戸:
それはお前もじゃコラァ!舐めとんなよ、このやろぉぉ!

dokuhunt2003:
ようしわかった。・・・お前今言った言葉お前ぁ、飲み込むなよ。そんな吐いて。わかったなぁ。ほんとだぞ。ほんとだぞ。なぁ。噛み付くんならしっかり噛み付いてこいよ、コラァ。なぁ。中途半端な言った言わないじゃないぞ、お前。わかったなぁコラ。わかったなぁ

きめん戸:
お前にわかったな言われる筋合いねぇんじゃゴルァ!

dokuhunt2003:
噛み付くんだなゴルァ?

きめん戸:
オッサン、舐めんなよこの野郎ぅ!

(クルマに乗り込むdokuhunt2003)

毒犯田 拡了:
dokuhunt2003さん、こうなったら覚悟の上で育成しますか?

dokuhunt2003:
15時間かかんねぇよ。

~広がる戦火、更なる確執~

上記、記者会見への乱入を受け、dokuhunt2003側から提示された条件は、TWINZ-2のルールを覚えるなど、dokuhunt側にハンデがあることから、トーナメントでは無く 「7対7の団体対抗戦」 を行えというものであった。

この発言に一速く反応したのが、団体のエースきめん田延彦だった。
きめん田はこの日、初来日となる外国人を一蹴し、マイクを持つと超満員の観衆に向かい、こうマイクアピールした。

T2c

「dokuhuntさん、7対7とかごちゃごちゃ言わんと、男の勝負です。1対1でやりましょう。1回戦で待ってます」

このマイクアピールに場内は大興奮。

 「きめん田勝てよ!」
 「dokuhunt逃げるな!」

など、観客も夢の対決実現に向けて、期待を寄せた。

~繋がる輪、未来への希望~

ドロドロとした政治的背景が浮き彫りになる中、希望の光が差し込んだ。TWINZ出場に向けて若手のTWINZ選手、通称
「ヤングツインズ」
達が、山中で特訓をするという情報が舞い込んできたのだ。

記者が指定された山奥へと向かうと、ヤングツインズは吊り橋の上で、マスコミを待っていた。

T2d

T2e

ヤングツインズ達は、岩に拳を打ち込んだり、吊り橋で懸垂を行うなど、激しい練習を終えた後、マスコミの取材に答えた。

T2f

 「あんな年寄り連中に、TWINZは任せておけない」
 「これからは俺たち、若い選手の時代」
 「TWINZに優勝して、ごちゃごちゃ言ってる連中を全員引退に追い込んでやる」

と、力強いコメントを吐き、山中の釣り橋上でガッチリと握手を行った。
彼らの強さにかける純粋な想いは、舞台裏でのごちゃごちゃした因縁や遺恨などを吹き払う、清々しいものであった。

T2g

ここにきて、TWINZ-2への注目度が俄然高まってきたのだ。

----------TWINZ-2 の軌跡 了---------- (一部修正、加筆)

時代背景が浮き彫りになったり、大昔に飛んだり、「トーナメント」 と言うアングルを生かすために、ここまでしなければダメだったようです。
でも、誰も 「やれ!」 なんて言ってない。

参考資料
週刊プロレス1994年3月8日号 「夢と1億円」表紙:UWFインターナショナル

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2006年12月11日 (月)

12・10ノア武道館:僕たちの「俺たちの時代」

医者に控えろと言われているのに、木~日と飲みっぱなし。
チクチクと心臓が痛い今日この頃。
明日、八戸市内のホテルで、仙台市の会社員の変死体が見つかったら、多分僕です。

かつて長州力さんが、
 「いつまでも、猪木、馬場の時代じゃない。これからは、藤波、鶴田、天龍、俺たちの時代だ
と、プロレス新時代を宣言してから、早20年くらい。
当時は子供なので、長州の言っていることはよく分かりませんでしたが、なんとなくすごい自信なのは分かりました。

僕らの年代よりも、5~10歳くらい上の世代なら、ドンピシャなのでしょうか。

プロレスにもっとも熱く燃えていた時代を 「俺たちの時代」 と言うならば、僕ら70年代生まれのプロレスファンが、もっともプロレスを見ていたのは、90年代の 「全日本プロレス四天王」 と 「新日本プロレス闘魂三銃士」 全盛期でしょう。
(UWF、インディーの時系列を省いて続けます)

就職し、初めて自分で稼いだお金で見に行った、生のプロレス。
言うなればそれは、
 「僕ら版:『俺たちの時代』」
もしくは、
 「『俺たちの時代』僕らver.」
と言ったところでしょうか。

ノア武道館は、そんな「僕らの俺たちの時代」と「新時代」が真っ向激突する、メインイベント。
新世代の旗手:丸藤正道のGHCヘビー級に挑むのは、かつて鶴田、ハンセン、ゴディにボロボロにされながらも、体を張って戦い続けた三沢光晴。

プロレスは世代交代が遅いので、若いファン層を取り込むには、丸藤のような新王者は不可欠。
しかし、夏に秋山準が丸藤に破れ、ここで三沢まで敗れてしまっては、自分の見てきたプロレスが本当に過去のものになってしまいそうな怖さ。
プロレスの発展を望むなら丸藤、でも三沢にも負けてほしくない。
そんな、矛盾した考えを持ちながらの、G+テレビ観戦となりました。

戦いは白熱した展開の末、衝撃の新必殺技でフィニッシュを迎えますが、それを見て一言。

 「ジャイアントグラムの続編出してくれぇ」

切なる願いだった。

でも、「全盛期三沢」とか「90's小橋」とか「青秋山」が、隠れキャラでいそうでイヤだな。
他にも
 「丸藤緑バージョン:50%の確率でフェニックススプラッシュが当たらない」
とか、
 「旧KENTA:スワンダイブ技を失敗すると、肩ダメージ50%」
とかな。
変なパーソナルアクションばかりが入ってるの。

考えてると、遊びたくなってきた。

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2006年12月10日 (日)

短期集中連載:今日のWii(完結編)

W1_1

「ほほぅ、これが新発売された『Wii』と言うゲーム機か」

W2_1

「どーれ、早速設置する前に、まずいっぱいお茶でも…」

W3

「はっ! いない!!」

W4

「アウェーベガッ太くん、白いゲーム機を見かけなかったかい?」
「あぁ、それならこの先で見たよ」

W5

バンッ!

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「お前、PCエンジンじゃないかよ、コノヤローッ!!」
「いや、サッカーしか見てないから、ゲームのこと知らないっすもん」
「使えねーヤツだな。ケッ! ペッ!」

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「あ、GKベガッ太くん、白いゲーム機見なかった? 縦置きなんだけど?」
「それなら、この先で見ましたよ」

W8

ババンッ!!

W9

「お前、何でPC-FXがこんなところにあるんだよ!」
「そんなの知りませんよ~。僕が置いたわけじゃないですし~」
「ある意味、Wiiよりも貴重なんだぞ、分かってるのか?」
「だったら、持ち帰ればいいじゃないですか~」
「いらねーよ!」

Wa

「あ、でっかいベガッ太くん、白いのに『wii』って書いてあるの見なかった?」
「あぁ、それなら裏に置いてあるんで、もって行っていいよ」

Wb

「はっ! こ、これはっ!!」

Wc

今日のWii : 完

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2006年12月 9日 (土)

センダイガールズプロレス~第4戦~

@niftyが、不具合改善のため、50時間の連続メンテナンスを行った影響で、更新がすっかり滞っていたばかりか、「不具合が改善されなかった」と言う、衝撃の状況に戸惑い気味です。
そのうち、携帯から見られるblogに移行します。

そんな訳で、センダイガールズ第4戦なのですが、試合が12/3で1週間も間が開いちゃうと、書き手のテンションがすっかり落ちています。
まあなんとか。
つか「超長い」ので、読む場合は注意しておくれ。

噂の自主興行「息吹」の面々を迎えて行われた、仙女の第4戦。

新人にとっては、内容以上に「結果」が求められる形になった今大会。吉田万里子、木村響子といったベテラン勢には難しいかもしれないが、同時期に女子プロレスを始めた松本浩代選手になら、何とか勝てるのではないか? そんな「初勝利」が見られるかもしれない期待感が満ちていた、今大会。

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旗揚げ戦以来となる、過去の映像と今大会の注目点を編集したVTRを試合前に流し、来場した観客へ分かりやすく図式をアピールします。こういうサービスは重要。
ちょっと空席があるものの、一応満員マークでスタート。

第1試合
金成幸子 vs 江本敦子

江本は、「闘牛・空(ブルファイト・そら)」の中の人。
本人がカミングアウトしてるので、映像でも普通に言われていた。NEOの興行などで見る限り、空として戦っているときは、コミカルなファイトを心がけているように見える。
しかし裏を返せば、コミカルな戦いができると言うのは、プロレスのベースがしっかりと出来ているということ。息吹仕様の素顔の戦いは、当然甘いところなど見せません。

この試合、気になったのは幸子のアピールの多さと下手さ。
場内にアピールするのは良い。しかし、それを連発されては見ているほうも、「またかよ」 と集中力が切れるし、何より説得力に欠ける。
一番気になったのは、ブレーンバスターの掛け合いで持ち上がらなかった際、片手を離して 「上げるぞ!」 とアピールしてから、再度持ち上げに行った場面。

それは良くない。

アピールと言うのは、心の底から感情を表すから観客の胸に響くものであり、余計なアピールは鼻につくだけ。厳しい言い方だが、この日の幸子の試合は、
 「僕の嫌いなプロレスラー」
そのものの試合だった。
テクニックの無さを、声を出してごまかしちゃう、と言うような。
アピールなんか二の次だ。僕はあなたの、必死の戦いぶりが見たかった。試合後に悔しさをアピールするなら、その姿を試合中に出して欲しかった。
ただただ残念。

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×金成幸子(7'22 ブレーンバスター → 片エビ固め)江本敦子○

第2試合
金子友里恵 vs 闘獣牙Leon

闘獣牙Leon(とうじゅうきレオン)は、息吹のコーチ役を勤める選手であり、少し前にもタッグマッチで前述の江本に勝利している選手。
正直、これまた分の悪い戦い。

毎回書いてる気がするが、この手のコーチ的選手は相手選手が新人のときは、「必ず」品定めをするかのごとく、寝技でねちっこく攻撃をしていく。
それは腕十字であったり、逆エビ固めであったり、メキシカンストレッチであったりと、バリエーションも様々だ。
それらを切り返せるか? 耐えられるか?
その見極めに耐えられた新人選手は、ようやく次のステージに進むことになる。もちろんそこで待っているのは、それまで以上の厳しい攻撃な分けだが…。

旗揚げ戦で吉田万里子選手と当たって以来、「その手」の相手とかみ合う試合をしてきた金子は、この試合でもLeonの攻撃に耐え、後半はきっちりと反撃に出た。
寝技の練習をきっちりと積んでいるのが良く分かるし、試合中盤に見せた、切り替えしてからのアンクルホールドは、ギブアップを奪えるんじゃないか? と言う説得力があった。

試合は、金子の技を受けきったLeonが、マッドスプラッシュと言う極上な技で金子をしとめた。
個人的に、勝利が一番近いのは金子じゃないかと思う。

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×金子友里恵(10'46 マッドスプラッシュ → 体固め)闘獣牙Leon○

第3試合
奥田朱理 vs 松本浩代

今回一番注目の試合。ほぼ同時期デビューで、同程度のキャリアを持つ、新人同士の対決。
僕はこのマッチメークを聞いたとき、新崎社長は 「勝ちに行った」 と思った。ただ、前回デビル雅美にぼっこぼこにされた奥田ではなく、いい試合を見せた金成知佐子を当てても良いのでは? とも思った。
しかしそうなると恐らくセミファイナルになり、奥田が4大会中3試合でセミを任されることになる。この試合順序を逆にしたならば、息吹の新人松本選手が、自分の師匠を抑えてセミファイナルで試合をすることになり、これも少々無理がある。

そんなことばかり考えるプロレスファン。あー、いやだいやだ。

そして結果として、勝ちに行った新人同士の試合で、仙女は星を落とすことになる。
奥田は悪くはなかったが、目に付いたものがあった。 「余計なアピール」 がそれ。
幸子の試合でも書いたが、余計なアピールは鼻につくし、奥田がプロレスファン出のプロレスラーならば余計に、
 「計算してアピールしてるのか?」
と、そんなことばかりが気になってしまう。
故・ジャンボ鶴田さんの「オーッ!」ですら、
 「んなことやってる暇があるなら、攻撃しろよ鶴田っ!」
と文句を言ってた僕らの世代だ。
強すぎたがために余裕があった鶴田さんと、今の奥田を比べることなど出来はしないが、今の奥田は「余裕があるから」そんなことをする選手ではないだろう?
何をアピールされても「虚勢」としか、僕の目には映らない。

フォールの体勢から、ブリッジで「うぉりゃー!」と下から起き上がる女子プロ独特の動作で起き上がったは良いが、起き上がり直後、背後に相手がいるのにアピールをしてしまい、攻撃を喰らう奥田。
しかもそれを2回も繰り返し、2回目には背後からアルゼンチンバックブリーカーに捉えられ、結果それがフォール負けに直結してしまったのでは、目も当てられない。

すまないが、自分の試合を一度見直していただきたいと思った。残念だ。
デビル婦人に負けた後遺症が、いまだに尾を引いているのかも、と言うのは甘すぎるか。
でも、良いライバルを見つけたよ、奥田は。

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×奥田朱理(9'18 アルゼンチンからストマックバスター → 片エビ固め)松本浩代○

第4試合
金成知佐子 vs 吉田万里子

仙女の試合は、試合直前のコールで対戦カードが発表になるのだが、第4試合前の休憩中、セミとメインのカードについて、同行したプロレス者のヲズマさん、あちゃさんと意見を交わした。
ここで「里村vs吉田」と言う、団体のトップ同士の対決と言う意見が出たが、僕は「里村vs木村」を頑として譲らなかった。
一応「エネミー(外敵)チーム」と言う形式を取ってはいるが、吉田に団体同士の潰し合いの意識は無いだろうし、若手を育てる立場上、「里村の育てた新人」と試合をするほうが多分本人も楽しいだろう。
そして、それ以上に 「木村響子がいいんですよ!」 と力説する僕。「里村vs木村」なら、絶対に面白い試合になると、確信があったのだ。

そして、試合はその通りのマッチメークに。
プロレスファンと言う生き物は、こんなことばかり考えています。

知佐子は前回同様、コーナーに上ってからのリングイン。どうも前大会から、弾けていると言うか、気持ち的に乗っているように見える。ただ、相手は関節技の女王吉田。分が悪いのは分かりきっているが、果たしてかみ合うのかどうか?
試合はその不安が的中。吉田の寝技に苦しめられた知佐子は、(確か)スリーパーで失神。レフェリーが止めるかと思ったが、何とか試合は続行される。

ここから、知佐子は僕の不安を吹き消すようなファイトを見せる。

普通、試合中に失神した場合、記憶が戻らないことが多く、技が噛みあわなくなることも珍しくは無いが、知佐子は失神後もしっかりとプロレスに対応していた。途中、また締め技で2度目の失神をするも、やはり蘇生。しっかりと喰らい付いていきます。
終盤、得意のウラカンラナが決まったときは、「金星か?」と言うほど場内が盛り上がりましたが、そう簡単には決めさせてもらえず。
最後は、吉田の奥の手「クモがらみ」で、知佐子が3度目の失神。レフェリーストップ負けとなりました。

試合前に握手を断った吉田が、試合後は握手に応じ、知佐子を称えたシーンが印象的でした。「認められた」 と言うことでしょうから。

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×金成知佐子(12'26 クモがらみ → レフェリーストップ)吉田万里子○

第5試合
里村明衣子 vs 木村響子

メインに登場するは、我らが大将・里村明衣子。対する相手は、木村響子。
これまでは、アジャ・コング、尾崎魔弓×2と、女子プロレスのトップ選手とのメインが主だった仙女。そこにきて今回、仙台では無名と言ってもいい木村響子選手を持ってきたのは、
 「お前で務まるのかよ?」
見たいな空気が多分あった。

でもね。
こっちはスカパーでサッカー中継など全く見ずに、大日本プロレスの中継を見て、男子相手に「蛍光灯デスマッチ」とかやってる木村選手を知ってるからさ。
 「この人は本当にプロレスが好きなんだなぁ」
と、画面を通して伝わってくるからさ。
それでいて、力強いしベースもあるし、何よりいまや息吹の主役だ。
 「絶対にかみ合う。そして盛り上がる」
と言う確信があった。

そして試合は、ハードかつロングマッチに。

里村との力比べ、チョップの打ち合いにも一歩もひかず、むしろパワーで勝り、里村のキックを受けきり、時折見せる頭突きで流れを変え、ゴリラっぽいパフォーマンスで注目を集めて、ロープ際では仙女ファンへの挑発も忘れない。
木村響子はメインを張るにふさわしい選手だった。
そしてその攻撃に耐え、必殺のスコーピオライジングで決着をつけた里村。さすがに大将にふさわしい戦いっぷりだった。

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○里村明衣子(19'4 スコーピオライジング → 片エビ固め)木村響子×

試合後、里村は吉田万里子を呼び込み、
 「勉強になりました。今度一緒に合宿させてください」
とアピール。
吉田も握手で答え、場内には「吉田コール」「息吹コール」が巻き起こる。

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息吹は道場にリングが無かったと記憶してますが、今も無いんであれば、道場とリングを持ってる仙女との合同練習、合同合宿は、かなり実りあるものになるだろう。期待したい。

息吹選手退場後、矛先は今回も全敗した仙女の新人へ。

 「一旦、お前たちのプロレスラーの資格を取り消す。こいつらアマチュアレスラーです。プロレスはそんな甘いもんじゃないからね。」

応募をかけても集まらない中、ようやく手に入れた大事な4人の新人。
その新人にここまでキツイ言葉をかけるのは、新人の初勝利が見られるかもしれないと思い、会場に集まったお客さんに今日も勝利を見せられず不甲斐ない、と言う思いと同時に、
 「女子プロをメジャーにする」
 「プロレスを舐められたくない」
と言う、里村の信念があるからこそ、だと思う。

当初、1月のカードは新人同士で対戦し、優勝者が里村に挑戦すると言うものだったが、里村がリング上で独断でこれを撤回。
里村が仙女の新人4人全員と対戦する、「4人がけ」の方式で行われることになった。

1/10(水)は平日なので行けるか分からないが、全席自由3000円と言う破格値なので、タイミングが会えば最前列で見られるかもしれない。
クリスマスも正月も返上して頑張る、仙女の新人4選手を応援します。
「すぽるたん」も、正月返上で追いかけてください。お願いします。

12/3 きめん仙女新人評価
金成 幸子 : ☆☆★★★
金子友里恵 : ☆☆☆☆★
奥田 朱理 : ☆☆★★★
金成知佐子 : ☆☆☆☆★

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2006年12月 7日 (木)

短期集中連載:昨日のWii

短期集中連載:昨日のWii

は、箱がついに開いた!

秋田出張につき、これだけ。
メンテナンス長すぎだよ、ニフティさんよぉ。

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2006年12月 4日 (月)

短期集中連載:今日のWii

12/4、今日のWii。

 W1

やっぱり箱のまま。
開いてません。

何のために、発売日に並んで買ったのか?
世の中には、買えなかった人もいると言うのに。
まあ、すぐ出張でそんな暇も無かったから、仕方がないのですが、

とりあえず、寒そうなので。

 W2

「クラッチ着ぐるみ」
をかぶせてみた。

うーん、なんて言うか、
 「ドロボンにカラータイマーを取られた新マン」
みたいになってしまった。

早くキミで、遊びたいよ。Wii。

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2006年12月 3日 (日)

休む暇なし

休む暇なし

ゲーム機買って、箱を開けないままベガルタ見に行って、夜中2時過ぎまで楽しく飲んで、明けて午後3時から仙女見に行って、仕事で前泊なので青森に着きました。

高速道路はこんな感じ。寒い淋しい。

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ベガルタ/今年もたくさんありがとう

ベガルタ仙台の2006年最終戦でした。

V1

高桑選手、ベガルタ史上最高のキーパーでした。
20年後くらいに 「歴代ベガルタベストイレブン」 とかやったら、多分エントリーは高桑選手だろう、と言うくらい。
ありがとう。

V2

同い年でありながら、気迫溢れるプレーと叱咤でチームを引っ張ってくれました、大柴選手。
この人がいなければ、ベガルタは戦う集団ではありえなかったかも。
ありがとう。

V3

村上キャプテン。シーズン中は、サポ席からザワザワ感を出してしまい、すいませんでした。
この日のFK時の村上コールで、涙を堪えるのが必死でした。
昨年、横浜FC戦での地を這う無回転ゴール、最終戦福岡での同点FKは忘れません。
ありがとう。

写真撮ってないけど、こんなゴタゴタの多いチームに在籍してくれた、村松選手もありがとう。

V4

こんな日本の地方都市で手腕を振るってくれて、チームとサポーターと仙台と泉を愛してくれたサンタナ監督。
手のひらをすぐ返すフロントで申し訳ない。僕個人は、来年もサンタナサッカーを見たかった。
あなたの涙は、絶対に忘れません。
ありがとう。

V5

ハンドレッドの社長さん。
ぶっちゃけ、僕はあなたのことが嫌いだが、ブーイングはせずに話を聞いた。次の社長のなり手がいないのは事実だが、あなたがいないとベガルタが維持できないのも事実だ。
数々の謎の言動で惑わせてくれたが、あなたを憎むほど、ベガルタ仙台への愛情が深まったのも事実だ。
そこに気づかせてもらった。
ありがとう。

そして、

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神戸さんと 「同じスポンサーだから」 と言う理由で、
 「クラッチ着ぐるみ」
を着て最終戦を戦った僕を支えてくれた、「ちむみく」の皆さん、本当にありがとう。
皆さんとの交流あればこそ、僕は今年心が折れずに1年間戦えました。
また来年、戦いましょう。

良い年末を。
オブリガード。

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2006年12月 2日 (土)

Wii発売騒ぎ

12/2 AM5:00
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ヨドバシカメラ仙台店到着。
ヨドバシカメラは大変なことになっています。発売まであと2時間。

AM5:45
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僕らが着いてから、急激に客足が伸びました。

AM5:56
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日本の夜明けだ。
すっごく寒い。DSでピクトチャットする手が悴む。

AM8:03
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7時に売出しが始まって、1時間でようやくレジが見える辺りまで。
手際は良いと思われ。

AM8:55
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友人らと朝食を食べて帰る際、「売り切れ」の張り紙。
勝ち組、いぇ~。

AM10:35
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ひとっ風呂浴びて、帰宅。
本命・ゼルダと、大穴・エレビッツを購入。
さて、いつ箱から開けようか?

とりあえず、ベガルタ最終戦に行ってきます。

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