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2006年12月21日 (木)

アングル/TWINZ-3熱戦譜(2004年試合結果)

注:
年末恒例のドリームキャスト用ソフトジャイアントグラム2000の大会
 「TWINZ」
の、データベース化を目論んだ、過去のアングル(煽り)のコピーかつ加筆、修正文書です。
分からない人は飛ばしてください。

また年末までの間、タイトルが
 「アングル/」
で始まる時は、煽り文書時ですので、必要に応じてスルー下さい。

~熱戦譜~

U-15h初代王者・バイソンきまらへの挑戦権を得るため、初のハウス興行となる
 「TWINZハウス」
が開催された。
出場4選手による1dayトーナメントが行われ、激しい激闘が繰り広げられた。

大会名 : TWINZハウス
開催日 : 2004年12月25日

▼第1試合:U15h挑戦者決定トーナメント1回戦(時間無制限1本勝負)
×フランソワー ズモレシャン VS まいど オーキニ○ (レフェリー:タイガー服部)
[25分05秒 網打ち式原爆固め]

▼第2試合:U15h挑戦者決定トーナメント1回戦(時間無制限1本勝負)
×ドラゴン 殺法 VS ディープ スナイパー○ (レフェリー:関根勤)
[49分18秒 前方回転式エビ固め]

▼第3試合:U15h挑戦者決定トーナメント決勝戦(時間無制限1本勝負)
×まいど オーキニ VS ディープ スナイパー○ (レフェリー:ジョー樋口)
[31分56秒 高角度後方回転エビ固め]

ディープスナイパー選手が優勝。
この結果、大晦日 「TWINZ-3」 できまらへの挑戦権を獲得。


大会名 : TWINZ-3 「双子祭り ~きまらモンスター軍vsツインズ正規軍~」
開催日 : 2004年12月31日

▼第1試合:ヤングTWINZ!チャレンジマッチ(時間無制限1本勝負)
峨 武者羅 vs コミッカー B・B ピカロ (レフェリー:和田恭平)

ヤングTWINZの代表格、峨 武者羅が、きまら軍入りしてしまったピカロと対戦するオープニングマッチ。
峨は、得意のパワー殺法でピカロを攻め立てる。しかし、「豹2頭分」の皮を使用した特製のコスチュームを着たピカロは、試合序盤から得意の「ディスティニーハンマー」で峨を攻め立てる。峨はこの攻撃を耐え、DDT、エルボーなどで反撃に転じる。

中盤にかけては互角の攻防。
しかし、ピカロが裏拳からのビッグバンクラッシュを繰り出した辺りから、戦いはヒートアップ。峨はこの日のために習得した、「バウンサースピリッツ」を繰り出し、ピカロに3カウントを迫る。しかし、なんとか肩を上げるピカロ。
リング中央での激しい打撃の攻防の中、一瞬の隙をついて、ピカロがこの日2度目の「ディスティニーハンマー」を繰り出し、峨を沈めた。

勝利まであと1歩と迫りながら敗戦した峨は、失意のためか大会後、姿をくらませてしまった。

T3a1 T3a2

T3a3 T3a4

×峨 武者羅(26分31秒 ディスティニーハンマー → 体固め)コミッカー B・B ピカロ○

▼第2試合:「遺恨清算!」スペシャルタッグマッチ(60分1本勝負)
ラリ@ 殺法、キングコミク・バンディ 組 vs フランソワー・ズモレシャン、無我殺法 組(レフェリー:北島三郎)

TWINZのリングに帰ってきたラリ@とタッグを組んだのは、突然の「武闘派宣言」で周囲を驚かせたキングコミク・バンディ。
対するは、ヤングTWINZの代表格として世代越えに挑むズモレと、ラリ@が世界60億人でもっとも嫌いな男と断言して止まない無我殺法。

試合は、ラリ@とズモレの先発でスタート。
この2人も大会前に 「天下を取り損ねた男」 としてリング上で口論、乱闘に発展した因縁を持つもの同士。打撃で攻め込むズモレに対して、ラリ@は得意の 「ハイスパートレスリング」 を展開。試合序盤から、「なにがやりたいんだ、コラァ」 と叫びながらのラリアットを放つなど、出し惜しみ無しのパワー殺法を展開。

共に急造タッグながら、連携ではラリ@、コミク組が上。維新連携の代表技 「太鼓の乱れ打ち」 や 「マッスルドッキング」 などで試合の主導権を奪う。
中盤、コミクが登場。ズモレと罵りあいながら、戦いを繰り広げる。戦前、ズモレはラリ@と組むコミクの考えに否定的なコメントを出していたが、コミクは 「考えている次元が違う」 と意に介さず。

試合は、両軍共に決定打を放つも、カットに入られ決めることが出来ない。
結局、60分時間切れ引き分けとなった。ヤングTWINZは、戦前のラリ@に対して怨念を晴らすことが出来ず、悔しい表情で引き上げた。

T3b1 T3b2_1

T3b3 T3b4

△ラリ@ 殺法、キングコミク・バンディ 組(60分時間切れ引き分け)フランソワー・ズモレシャン、無我殺法 組

▼第3試合:デビュー10周年特別試合(時間無制限1本勝負)
ボンバー優美 vs アイドル詩織 (レフェリー:早乙女好雄)

1994年5月27日に同日デビューした2人が、2004年に無事10周年を迎えたことから組まれた、スペシャルシングルマッチ。
年齢は詩織が1歳年上だが、1年間だけ詩織が一流(ひとながれ)大学に通っていたため、入門とキャリアは同じ。

TWINZ1のアイドルとして名高い詩織だが、優美も10年と言う歳月を積み重ね、もはや格下の意識など微塵も感じられない、凛々しい表情で開始のゴング。
優美は序盤から得意の 「優美ボンバー」 を食らわせる。両者の戦いは、10年のライバル関係から、読み合いの連続となる。相手のスープレックスをかわしてバックを取るも、バク宙キックでの反撃。トップロープからの攻撃を読みきられるなど、スリリングな攻防が続く。

「優美ボンバー」を中心とした打撃で攻める優美と、スープレックスを中心とした投げ技で攻める詩織だが、両者には共通する 「メモリアルフロウジョン」 と言う得意技があった。この技をどちらが決められるかに注目が集まったが、これは共に不発。
裏の裏をかく展開は、詩織がバーニングの 「王道継承」 で流れをつかみかけるも、優美の意表をついたデンジャラスな角度の殺人バックドロップで、10年に渡る戦いにひとまずの決着をつけた。

T3c1 T3c2

T3c3 T3c4

T3c5 T3c6

○ボンバー優美(27分01秒 殺人バックドロップ → 体固め)アイドル詩織×

▼第4試合:TWINZ正規軍VSきまらモンスター軍対抗戦1(時間無制限1本勝負)
トミー ボンバー vs 蛾 珍子 (レフェリー:チンコ)

TWINZ軍ときまら軍の全面対抗戦の第1戦となったこの試合。
きまら軍に転身しても、蛾珍子の人気は高いまま。場内の熱狂度をMAXへと導いていく。
対するトミーは、ファンも納得のアマレス仕込みのテクニックで対抗するが、きまら軍入りして何かのストッパーが外れたのか、珍子の勢いは止まらない。

両者共に同じリングシューズを履いていることから、トミーのリングシューズを盗んだのは蛾珍子ではないのか? と言う疑惑が渦巻く中、戦いは進んでいく。きまら軍に入ってから覚えたのか、珍子は 「きまらエキス注入」 を放つ。これはトミーが寸ででかわすが、動揺を与えることに成功。「蛾珍子ダンス」 などで追い込んでいく。

トミーは得意のスープレックスで流れを変えようとするが、珍子は 「1,2,3、ちんこ!ちんこ!」 と場内に音頭を取り、流れをトミーに渡さない。
そして試合は、珍子のジャーマンスープレックスホールドで決まると言う意外な展開で、きまら軍が先勝した。

T3d1 T3d2

T3d3 T3d4

T3d5 T3d6

×トミー ボンバー(17分56秒 原爆固め)蛾 珍子○

▼第5試合:TWINZ正規軍VSきまらモンスター軍対抗戦2(時間無制限1本勝負)
まいどオーキニ vs きまらC死゛夜偽 (レフェリー:タイガー服部)

前の試合で蛾珍子勝った事により、絶対に負けられないこととなった、まいどオーキニ。対するC死゛夜偽(クローンジャギ)は、きまら軍が送り込んできた、中国拳法が得意なこと意外、謎に包まれた選手。

序盤は、まいどがバックドロップなどで攻めるも、ジャギはオーキニの腰を中心に攻め立てる。きまら軍には珍しく正統派の選手か? と思わせたもののこれはフェイク。「俺の名を言ってみろ!」 と叫びながらオーキニの顔面を踏みつけ、場内のヒートを誘う。
TWINZ史上もっとも下品な態度のこの選手に、場内からはブーイングが止むことは無い。反対にオーキニには、「TWINZのリングを守ってくれ」 と言う願いにも似たファンからの歓声が送られる。

ジャギは全米で禁止になった 「ジャイアントコブラ」 を繰り出し、オーキニの腰に一点集中攻撃。オーキニもジャーマン、大阪たこ焼きドライバーなどで反撃を試みるも、ジャギは急所攻撃で流れを断ち切ることに成功。
試合終盤に、ジャギは3種類のバックブリーカーを連続で繰り出す 「マンハッタンレクイエム(ヒューマノイドタイフーン)」 でオーキニにギブアップを迫る。
ここは何とか逃れたオーキニだったが、ジャギはジャイアントバックブリーカーからの逆エビ固めで、オーキニからギブアップを奪った。
場内には、ジャギに対するブーイングが鳴り止むことは無かった。

T3e1 T3e2

T3e3 T3e4

T3e5 T3e6

×まいど オーキニ(52分54秒 逆エビ固め → ギブアップ)きまらC 死゛夜偽○

▼第6試合:U15h王座初防衛戦(時間無制限3本勝負)
ディープ スナイパー vs バイソンきまら新1号 (レフェリー:北沢幹之)

TWINZナンバーシリーズでは、初のメインイベントのリングとなったディープ。さすがに緊張の色は隠せない。
対するきまらは、すでにきまら軍が勝ち越しを決めているためか、余裕の表情でリングイン。自身の持っているU-15hのベルト防衛も含めて、全勝で2004年を締めたいところ。

T3m2 T3m1

~1本目~

ディープは、得意の打撃で攻め立てるも、きまらは冷静に対処。マウントポジションを奪い、場内に大見得を切る。流れを変えたいディープは、試合中に忘れていた技を思い出し、反撃。無限連発のエクスプロイダーで、きまらに3カウントを迫る。さらにウラカンラナで丸め込むも、きまらはギリギリで肩を上げる。

きまらはディープを手ごわい相手と判断。フェイスオープンからのバーニングで、ディープにプレッシャーを与える。
そして、滞空時間の長いアトミックホイップからの体固めで、先勝した。

T3m3 T3m4

T3m5 T3m6

T3m7 T3m8

×ディープ・スナイパー(20分12秒 アトミックホイップ → 体固め) バイソンきまら新1号○

~2本目~

追い詰められたディープは果敢に攻めるも、試合は場外戦へ。
きまらはディープの顔面を狙い、トペ・スイシーダを狙うも、これディープがギリギリでかわして反撃開始。投げ捨てジャーマン、三角締めで、きまらの痛めた首へとダメージを与えていく。

不用意に投げに行ったディープを丸め込むなど、試合巧者振りを見せるきまら。ここから狙いは、得意の顔面集中攻撃。ディープはマスクの下の表情をゆがめながらも、必死で攻撃に耐えていく。
しかし、試合終盤。遂に 「きまらエキス注入」 が炸裂してしまう。悶絶するディープ。きまらは攻め手を緩めないが、ディープも隙を突いてのフィッシャーマンスープレックスで反撃していく。

しかし、バーニング直後からの 「悪魔の爪」 できまらがディープから3カウントを奪い、一気に2連勝。
U-15h選手権の初防衛に成功した。

T3m9 T3ma

T3mb T3mc

T3mf T3me

×ディープ・スナイパー(22分28秒 悪魔の爪 → 体固め)バイソンきまら新1号○

2-0でバイソンきまらの勝利。
U15-h選手権の初防衛に成功。

きまらの勢いは止まることを知らない。
戦いは、TWINZ-4へ。

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