日常/子供の浅知恵
子供のころ、夏になればほぼ毎年、庭にひまわりを植えていた。
庭は親が野菜を育てていたので、僕は邪魔にならないように隅っこのほうにひまわりの種を植えたのだが、日当たりが悪くて成長も悪かった。
そんなある年、日差しが強かったのか植えた場所が良かったのか、ひまわりが大きく育った。
僕は喜ぶと同時に、種を拾うめんどくささに一計を案じた。
「ひまわりにビニールかぶせておけば、種を自動で拾えるんじゃね?」
僕は何も考えず、ひまわりにビニールをかぶせて、種がこぼれないように輪ゴムで栓をした。
そして放置。
見事にひまわりは衰弱して、種も落とさないほどに弱りきっていた。
取れた種もスッカスカ。
悲しかったなぁ。
と同時に、自分のおバカさ加減を恥じたなぁ。
そんな子供のころをふと思い出した。
ひまわり見たいなぁ。
三本木とか行ってみようかな。
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