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2011年12月 4日 (日)

ベガルタ/【第34節】完走。

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2011年Jリーグ最終節。
陸上競技場に競りながら入ってきた柏、名古屋、ガンバの3チームの争いは、ラスト100mの直線勝負となった。
ここを耐え、最後まで走りきったものが優勝する。
そんなシビアな争い。

我らがベガルタ仙台は、4位のマリノスと並走しながら今まさに陸上競技場に入らんとしているところ。
メダルには届かず、6位以下も大きく引き離しての2人旅。
このまま5位でも立派な成績だが、出来ることなら1つでも上の順位で終わりたい。

最終節をマラソンに例えるとこんな感じか。

J再開幕の川崎戦でも泣かなかった。
HOME復活の浦和戦でも泣かなかった。

だけれど、さすがに今日は泣くかもなと思った最終節、神戸戦。
6月の対戦で、神戸側のVTRで涙したように、

震災後のいろいろなことを思い出して泣いてしまうかもなぁ、と思っていたけれど。
試合前も試合中も試合後も、スタジアムにあったのは
 「笑顔」
だった。

確かに辛いこともあった。
苦しくて悲しくて、サッカーのことなんか考えられない日々があったのは事実だ。
それでも、ことベガルタに関してだけ言わせてもらえれば、間違いなく
 「いいシーズンだった」
と振り返られる。
そんな2011年のシーズンだった。

年初から決まっていたこととは言え、そんな大震災の年の最終戦を、同じく大震災から復興したヴィッセル神戸と対戦できたのは、チープな表現だが運命的なものを感じてしまう。

仙台は負けない。
試合も復興も。
神戸には負けない。

Jの、復興の大先輩の神戸に勝利。
ベガルタ仙台、2011年シーズンを無事完走。
過去最高成績の4位で。

支援してくださった、全ての皆様に感謝の気持ちを。
ありがとう。

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■7か国語で「ありがとう」…J1仙台が横断幕
(読売新聞 - 12月03日 20:23)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20111203-OYT1T00705.htm

youtubeより。

ベガルタ仙台 親愛なる神戸へ

ベガルタ仙台 2011サンクスメッセージ

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