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2012年2月18日 (土)

ゲーム/プレイ中の実況と言うか会話

真夜中大会後のアフターにて、
 「ゲーセンでは会話しながら普通にゲームしてたよね」
という話を、もうちょい掘り下げてみる事にする。

かつてのファミコンのCMでは、親子でゲームするCMとかあったよね。
 「ファミリーコンピュータ」
なんだし。

それがいつの頃からか、やり込みと言うと1人で長時間やるものになってしまった。
RPGクリアに100時間とか、文章読むだけで40時間とか、ゲーム自体の大容量化に伴い、プレイ時間も長時間化してきた。
それを回避し、ファミコン時代の原点回帰を狙ったのがWiiの展開だと思うのですが、ちょっと話がずれるので今回は割愛。

つまるところ、初期の頃のテレビ(ビデオ)ゲームはみんなでワイワイやるものだったんだよね。
それが顕著だったのがゲーセンのゲーム。

なにせ「テーブル筐体」だったから、1人がプレイ中にお友達などは向かい側に座って、プレイを見ながら話し込んだものです。
攻略法や安全地帯を、向かいに座った友達に教えてもらいながらゲームを進めたと言う人も多いでしょう。

僕もハイスコアなどは狙えなくても、とりあえず1周出来るアーケードゲームがぼちぼちあるのは、お友達が周りで見ていたからだと思っています。
たとえば「源平闘魔伝」は、いつも向かい側で見ていた友人のプレイをすっかり覚えてしまい、そのまんまコピペしてクリアできるようになった。
「ファンタジーゾーン」などは「この面ではヘビーボム」「ここではレーザー」と言うように、アドバイスをもらいながら進める事が出来た。

「ゲームをしながらの会話」と言うのは、普通に行われてたんだと思います。

その文化が、対戦格ゲーになり、アップライト筐体になり、VS筐体になり、結果徐々に薄れていったのかなと。
かなり暴論だけどね。
もちろんきめんも、ストII、餓狼SP、VF2などで格ゲーの面白さは知ってるけれども、かつてのテーブル対面に座る友人との会話からは離れてしまった気がします。

ちゅうてもねぇ。

沙羅曼蛇1周のときなんて、大体安全なポイントがあるからそんなに話をしてても困らないし、グラIIなんて安地に入ったら会話し放題だったしね。
パロだ!の8面中盤の復活は、脳汁出まくりのまま会話していたような気もするけど。

でまあ、何を言いたいのかと言うと、多分かつてはみんなゲームしながらの会話は普通に出来ていたはずなんだけど、大人になる過程で気がついたら失われた能力なんじゃないのかな、ということです。

全然結論になってないな。

もうちょっとなんか思っていた事があるんだけど、酒飲みながらダラダラと書いていたら、どんどんよく分からない文章になってきたので、投げっぱなしのまま唐突に終わる。

ちなみに、やり込みと言うものが2分間(5分間)に濃密に凝縮されるハドソンのキャラバンシューは、ゲーム史において他に並び立つものがない、きわめて稀有な事例だと思うのです。
そんなゲームを今でも楽しく遊べる事に感謝。

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