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2012年5月28日 (月)

アニメ/普通にガンダムUCの話

ガンダムUC(ユニコーン)おもしれぇ。

知らない人に簡単に説明すると、「機動戦士ガンダム」から17年後、「逆襲のシャア」から3年後が舞台の、いわゆる
 「宇宙世紀=U.C.(ユニバーサルセンチュリィ)」
の時間軸のお話。

どれだけ手間かけてるのか知らないが、ちゃんとモビルスーツに機械としての
 「重み」
が感じられる描写が随所に見受けられるのが素晴らしい。

震災後に発売した3~4巻を見てなかったので、今回GWにアニマックスで4話まで一挙放送していたので見たけど、ちゃんと戦争に使用される兵器としての描写がされてるのがガンダムだね。
小説読んでないので、細かい描写はカットされてるのかな?っていう駆け足な印象は受けるけど、話が分からなくなる訳ではないのでまあ良し。

ネット見てると一部では「公式同人」って書かれ方してたりもするけど、そもそも小説版ガンダムでは最後にアムロ死んでるし、Zガンダムの小説の冒頭ではそれに対し冨野御大が、
 「一部大人の事情で整合性が取れない部分がございますが」
って語ってるわけで、最初のガンダム以外も全て
 「冨野同人」
と言う見方も出来るしね。

斜に構えずに、素直にこだわりのモビルスーツ戦を楽しむのが良いかなと。
何で突然そんな話書いてるのかというと、ユニコーンの中ではガンダムファンの中でも見なかったことにしたい作品の
 「ガンダムZZ」
のエピソードが結構使われてるのが楽しくてね。

そもそも、ザビ家の遺児・ミネバ様はZZガンダムのラストで「影武者」に取って代わられ行方不明だったのが、この作品ではヒロイン役で登場。
加えてプルの話のくだりとか、砂漠戦が「青の部隊」っぽいとか、クィンマンサの系譜を継ぐモビルスーツとか、
 「なんでこの小説書いた人はこんなにZZ押しなのだろう?」
と疑問に思わなくもないほど。

すでにブライトさんは登場済みだけど、5話にはカイ・シデンとベルトーチカ・イルマが登場とあって、ベルさんはまた胸ポケットをポンって叩かれるのかと思うと今から胸熱。

個人的には、ロボットアニメにおける兵器の進化を30年止めてしまった
 「ファンネル(ビット)」
に対抗する1つの答えが出たのがうれしいかな。
いい加減対応策練ろうや!って、ずっと思っていたのでね。
 「レベルを上げて物理で攻撃」
とか
 「根性」
以外のやり方でね。

つか、プルにあんな仕事をさせるとか宇宙世紀の大人マジ外道。
ちなみに1回いくら(以下略)

【機動戦士ガンダムUC】ユニコーンガンダムvsクシャトリヤ HD

機動戦士ガンダムZZ OP1-2

ZZガンダムvsクインマンサ

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2012年5月21日 (月)

非日常/金環食にちょい足らずとも

小学校に上がるか上がらないかの頃に部分日食があって、母親に言われてガラスにロウソクの煤をつけて観測したことがあったよ。
ハレー彗星を追いかけたこともあったし、自由研究で月食の絵を描いて提出したり、クラスメイトとカメラ露出長めで星座を映して地球の自転を撮影して、先生に褒められたりね。
聖闘士星矢が好きだったり、星の瞳のシルエットがバイブルだったり。

そんなこんなで、昔から天文は好きなのです。

まあ、小学校時代の天体測定は、自由研究にかこつけた夜遊びに近かったけどね。
小学生だけで夜にお出かけとか、ワクワクしたものですよ。

でまあ今日の金環食。

前日の天気予報が晴れだったらグラス買おうと思ったら曇りで、
 「どうせ期待しても見えないだろうし買わずにおこう」
と思ったら、今朝の仙台市内はピーカン。
平安時代以来のシャッターチャンスを逃しましたよ。

僕はこれを、
 「傘を持っていくと晴れて、傘を持たずにいくと雨が降る法則」
と呼んでいますが。

そんなわけで、普通に通勤途中にワンセグで太陽が欠けるのを見ていただけですが、ほんのり暗~くなるのも体験できたので、面白かったですね。
いい経験が出来ました。

特に書く必要もないんだけど、今年こんなことがあったよと言う備忘録的な意味で日記記載。
なにせ、ボイスもツイッターも流れちゃうのでね。

次に人類が一斉に空を見上げるのは、シャアがアクシズを落とすときになるのかなぁ。

■シルバーリング、天空に輝く…各地で金環日食
(読売新聞 - 05月21日 07:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2021982&media_id=20

日食のwikiが面白いよ。右上のgifが分かりやすい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2012%E5%B9%B45%E6%9C%8821%E6%97%A5%E3%81%AE%E6%97%A5%E9%A3%9F

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2012年5月20日 (日)

ベガルタ/【第12節】口元にやけっぱなし

夢だったんですよ。

2002年にHOMEでウェズレイ1人に4得点決められて負けて。
2003年にロスタイムに理不尽な退場劇からFKで逆転負けして。
昨年ようやく初めて勝ったと思ったら、
 「カウンターばかりでサッカーしてない。つまらない」
と試合内容を相手のキャプテンに全否定されて。

いつかこのチームにぐぅの音も出ないほどの完勝、快勝をしたいなぁと。
名古屋グランパス。

8回対戦して1勝しかしておらず、しかも複数得点は1度もなし。
そんな相性の悪いと言うか、格上のチームに気持ちよく快勝する。

夢だったんですよ。

試合中、個の力で上回る名古屋相手に、センターライン付近からの高い位置からプレス、真っ向からポゼッションで挑む。
もうそんな場面を見るだけで、この試合は胸が高鳴って仕方がなかった。

かつて「夢☆勝ちます」で前座のレスラーがメインエベンターとシングルマッチを戦いボロ負けし、その数年後、ボロ負けした相手とシングルのタイトルマッチが組まれたときのような感情。

 「あのときは完敗だった。だが今はどうだ?」

そんな強い気持ちが随所に見て取れた。
そんなサクセスストーリーを目の当たりにして、キュンキュン来ない訳がない!

名古屋相手に4得点で快勝。
かつての日本の正GK、楢崎から4得点で快勝。
あの日本代表に体育座りをさせた功績は、大いに評価されてしかるべき。

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試合終わっても、ずうっとニヤニヤして口元緩みっぱなし。
嬉しさのあまり、家までレプユニ着たまま帰る始末。
あー、なんて気持ちの悪いおっさんだろう!
What a 気持ちの悪いおっさん!

夢だったんですよ。

昔からの。
名古屋相手に快勝するのがさ。

だからたまには、そんな日があってもいい。

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2012年5月14日 (月)

日常/仙台ハーフマラソン見学

mixiの日記もボイスもツイッターもフェイスブックも
 「走ってきました」
と言う書き込みが多い中、きめんは沿道で声援を送るモブキャラを演じてきました。

普段マラソンだの駅伝だのは、
 「渋滞する~」
 「道路混む~」
 「邪魔~」
くらいの認識ですが、今回は何人か知り合いが出るのでとりあえず声援を送ることに。
今年からトップランナーだけではなく、市民も参加の1万人規模の大会に変わったとのことで、どんなものなのか興味はあったのですが。

まあ、1万人が走り去るまで時間かかることかかること。
トップのとんでもなく速い外国人が走り去った後に「わぁー!」とばかりに、何かの合戦を思い起こさせる人数がどやどやと。
いつまで経っても人の波が途切れない。
すごいぜ1万人!

とりあえず、ランナー2人の方にはきめんに気づいてもらえたので何より。

さて帰ろうかと思ったら、原付を止めていた道路向かいに1万人の列が途切れないと渡れないことに気づき、結局沿道に2時間近く立っていました。
仕方が無いので、遠回りして歩道橋を渡って帰ろうとしたところ、女子小学生2人が自転車で信号を渡れず、スロープの無い歩道橋を自転車を担いで渡ろうとして、重くて持ち上がらずに四苦八苦。

優しいきめんは、ヒョイと自転車を持ち上げて今通ってきた歩道橋を渡って戻り、女子小学生にお礼を言われるも、名前も告げずに去っていきましたとさ。

そして歩道橋を渡って道路向かいに戻る頃には、道路の交通制限が解除されて普通に信号を渡ることが出来たと言う。
くたびれもうけ!

折り返しの10km地点で見ていたけど、ランナーの皆さん余裕で笑顔で走っていたのが印象的。
こういうのを見てると「自分も出来るかも?」と思ったりもしますが、過去5kmが最高なのでハーフなんてとても無理!

それでも、ベガユニやらマリオやらルフィやらカオナシやらが走ってる姿を見ると、実力とネタが伴ってこそだなぁと思った次第。

別口では、登山したり自転車でロングレースに出る人もいるし、なかなか活動的な季節ですね。
とりあえず、大年寺山の階段を登るくらいから始めるかなぁ。

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2012年5月 7日 (月)

ゲーム?/モバイルなゲーム会社の営業利益

法律とか規制とか株価とかは詳しい人に任せておいて、とりあえず今世間を騒がせているモバイルゲームな会社の売上高と営業利益を見てみようか。

2011年度収支決算報告
DeNA
売上高  1127億2800万
営業利益  560億9600万
利益率  49.76%

2011年収支決算報告
GREE
売上高  641億7800万
営業利益  311億3500万
利益率  48.51%

まあ年度と年の違いはあれどもだ。
どちらも50%近い利益率。
大したものだと思います。

でもねぇ。
今のご時世でこの数字見て単純に「すごい」って思える人って存在するのかね?
少なくとも僕は、
 「やばい会社」
という印象しかもてなかったよ、この2社とも。

製造業なら「10%」あれば上出来な営業利益が、2社ともほぼ「50%」ですよ。
いくらコストのかからない「電子データ」のやり取りだけとは言え、設備投資はいる、人件費はいる、開発費はいる。
それで50%越え。
普通考えられないよね。

個人的にソーシャルゲームもモバイルゲームも嫌いだし、家庭用と業務用のゲーム畑で純粋培養されて育った僕にとっては、DeNAもGREEも以前から
 「敵」
と言う感じしかなかったんだよね。

それでもちょっといいなぁ、と思っていた点が1つだけ。
これはあくまで素人考えだが、
 「ゲーム1本の開発費が安い」
のではないかと言うところ。
もちろん、追加要素入れたりサーバーメンテしたりの手間はあるだろうけどさ。

ゲーム業界が発展してきた中で、ハードの高性能化とそれに伴う開発費の高騰は最も問題となるべき部分だ。

例えば、かつてナムコのファミコン時代の大ヒット作「ファミスタ」は、実質プログラマーが1人でほとんどを作成したと言われている。
ハードケース付き3900円のソフトが100万本売れて、開発費がプログラマーの年収400万程度なら、会社としてはこれ以上ないほどウハウハな状況だ。
(実際には宣伝費やその他で当然もっと多額なお金がかかるが)

もう1つの例として、任天堂の売上高を見てみよう。

1987年8月期(ファミコン全盛期)
売上高  1445億7500万
営業利益  457億6800万
利益率  31.65%

2009年3月期(Wii、DS最盛期)
売上高  1兆8386億2200万
営業利益  5552億6300万
利益率  30.20%

お分かりいただけるだろうか?
任天堂のゲーム業界だけに収まらない衝撃の売上高と営業利益はとりあえず置いといて、利益率は20年経ってもほぼ横ばいと言うこの事実。

売り上げが10倍以上になろうとも、どれだけコストを削減しようとも、利益を上げるって言うのはそれだけ難しいものなんだ。

そんな中で営業利益50%の会社ねぇ。

まあこの先前述のモバイルな2社がどうなるのかは分かりませんが、日本の景気を改善してくれるような舵取りをお願いしたいですなぁ。

残念ながら、僕はビタ1文とて課金いたしませんがね。

参考資料:
任天堂(7974)の業績推移
http://gyousekiman.blog133.fc2.com/blog-entry-8.html

DeNA業績、財務
http://www.dena.jp/ir/index03.html

GREE決算のご報告
http://www.gree.co.jp/ir/report.html

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2012年5月 6日 (日)

ベガルタ/【第10節】3年連続

 「また清水かよっ!」

試合終了のホイッスルと同時に叫んだ。

2年前、3勝2分1敗と上々のスタートを切ったベガルタは、第6節に1-5で清水に完敗。
以後リーグ戦「14試合勝ち無し」のどん底に喘ぐ。

昨年、12試合6勝6分負け無しのスタートを切ったベガルタは、13試合目に0-1で清水に敗北。
以後リーグ戦「9試合勝ち無し」の失速を味わう。

そして今年。

昨年以上の9試合で7勝2分の好成績でスタートを切ったベガルタの10試合目の相手は清水エスパルス。
過去2年間で2回とも痛い目に合わされて、その後勝てなくなった相手だ。
だが今年は違う。
過去2回は相手のホームだったが、今年はこちらのホームユアスタだ。
思い通りにはさせないぜ!

 「だが断る」

どうも天がそんなことを言ったようで、雷に雹で試合は中断。

負け無しの記録も中断。
まあ仕方が無いのかな。
大事なことは、またここから勝てないシーズンが続かないようにすること。
さすがに優勝狙うとか言ってて、同じことの繰り返しはまずいでしょ。

しかし、疲労困憊でGWを終えることになるとは思わなかった。
まさか、ユアスタの外の階段付近で、ケンシロウとサウザーが戦ってるとは思わないもんなぁ。

 「ふふふ、宿命の対決に天も興奮しているわ」

この2チームの対戦が、この先そんな頂上決戦になりますように。


おまけ
ユアスタの様子

雨降り前。午後1時でこの暗さ
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雹ですよ雹
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そして時は動き出す(13:17くらいから再開)
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