ベガルタ/【J1第40節】ちょっとだけ無理してみた
すでに収束した、見知らぬベガルタサポと思われる人のツイッターでの話、しかもかなりうろ覚えなんですけどもね。
「首位攻防戦なのになんで人少ないの。みんな無理してまでは遠征しないの?」
ってのが、広島との首位攻防戦で負けたあとにちょろちょろと流れてまして。
それ見た僕の第1印象はまず、
「あー、ベガサポ成りたての熱い心を持った人なんだなぁ」
ということ。
その次に思ったことは、
「まだ、無理をするタイミングじゃあない」
ってことだった。
その人はなんか知らんところでいろいろあったのか、その後さっぱり見かけなくなりましたが、まあ元々見知らぬ人なのでまったく気にもかけず。
ただ、その発言は僕の中で、
「無理するタイミングは人それぞれ」
という考えを抱かせるに至った。
再就職やら金銭の不安などで、ベガルタの遠征をずぅっと我慢してきた今シーズン。
「J1優勝」という明確なゴールが、本当に微かながら地平線の彼方に頭を出し始めた残り5試合。
勝ち点で広島と並び、交通の便の悪さでは残り3試合のAWAYの中でダントツ、知り合いにも遠征者は少なく、何よりツアーバスには仕事の都合で間に合わない。
来た! ここだ!
そう思った僕は、先週浦和レッズさんとの試合に勝った直後、おもむろにスマホを取り出し、高速バスを予約。
電車の乗り継ぎなんか後から考えるさ。東京着いちまえば何とかなる。
の精神で、静岡県磐田市への遠征を決めた。
遠征はスタートから熾烈を極めた。
その日は夜間の出番。通常でも22:30の定時に終わることが少ないうえに、この日はクレーム処理に終われ、チームリーダーの話を聞き終えたのが23:05。
僕の予約した深夜バスは、23:20分の出発だ。残り時間は15分しかない。
走った。
元・学院中高のあった青葉区一番町のビルから、仙台駅東口のバス乗り場まで。
走った。走った。2年前にヒザを壊して以来、アスファルトの上は走ることを禁止していたのだが、とにかく走った。汗だくになりながら走った。
バス乗り場に着いたのは、22:17と出発の3分前。呼吸も荒く、汗まみれのままバスに乗り込む。しかも3列が満席だったため、4列の満席、ギュウギュウ詰め。
来たぜ、地獄の始まりだ。
カモン ヘル! カムカム ヘル!
23:20に仙台を出発。新宿到着が朝の5時過ぎ。
5:30に小田急線急行で新宿出発。小田原の到着が7:00。
小田原から熱海に移動して、JR東海の休日フリー切符を購入。
熱海から東海道線で沼津まで移動。
沼津から乗り換え、今度は静岡まで移動。
静岡からさらに乗り換え、待ち時間込みで、10:20頃、ようやく磐田駅に到着。
深夜に仙台駅を出てから、はるばる片道11時間。
そうこれこそが、「無理をする遠征」というものだ。
でもよくよく考えてみたら、これって「無茶」と紙一重だよなぁと、帰宅した上で小一時間。
まあ何にせよ、いろいろと無理をしたかいがあった遠征ではありましたよ。
ヤマハのゴール裏は楽しかった。
改装されたらまた行きたい。
なんだか、NHKの地上波に一瞬映ったらしいのは、たぶん他人の空似。
あ、試合は先制するも引き分けでした。
勝ち点55で首位と並び、得失点差での2位は変わらず。
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