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2013年3月30日 (土)

日常/こんなの絶対おかしいよ

~赤霧島~

宮崎県都城市に本社及び工場を置く、霧島酒造の製造する芋焼酎。

ムラサキマサリ(紫優)と言う品種の紫芋で仕込まれる。ムラサキマサリは生産量が少ないため、限定販売で、毎年「春と秋のみ」に出荷される。
販売開始の頃はかなり出荷量が少なく、入手困難で高額のプレミアムが付くことも珍しくなかったが、近年はムラサキマサリの増産により、出荷量が増え、出荷直後であれば比較的容易に入手出来るようになり、プレミアムも落ち着いてきた。白麹。

以上、wikipedeiaより

芋焼酎なのに臭みがなく、後味はまろやか。スルスルペロペロ、あずにゃんペロペロと飲めてしまう、そんな芋焼酎が赤霧島。

入手しやすくなったといっても、九州の宮崎県と東北の宮城県は、読みは似ていてもやはり遠いのです。
佐川急便が神戸から出した荷物を、宮城県と間違って宮崎県に送ってしまい、お客さんのところに修理に行く部品が手に入らず、平謝りに謝ったりするようなことがあっても、やはり九州と東北は遠いのです。

そんなわけで、出荷シーズンであっても宮城ではなかなか赤霧島は手に入らないのですが、都内に住む優しい知り合いが
 「赤霧島の一升瓶」
を都内で購入し、僕に売りつけてくれたのが3月上旬。

これは大事に飲まねば、と言うことでとりあえず一升瓶を保管したまままもなく一ヶ月。

今日の通勤途中、毎日通過するとある酒屋の前で、
 「赤霧島入荷」
の張り紙を見かけたので、自転車を緊急ブレーキング!

出勤前だというのに大枚はたいて購入してしまいましたよ。

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赤霧島900ml。1500円也。

正直、少々お高い気もしますが、大好きなお酒のためだ、致し方ない。
そんなわけで、焼酎を担いで出勤して業務。

なんて社会人だよ。

そして業務終了。
赤霧島を担いで自転車で帰宅。今日は赤霧島を肴に晩酌でも。いや違う、と思いつつ帰りしなに近所のコンビニに寄ったところ、

なんで赤霧島がコンビニで売ってるんだよ!
しかも1250円て、とある酒屋よりも安いじゃねえか、コノヤロー!

まったく持って意味がわからないよ。
入手困難なお酒がコンビニで売ってるなんて。
こんなの絶対おかしいよ。

そんな釈然としない思いを抱えたまま帰宅。

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なんか、赤霧島が3本に増えてましたけど。
親子3人川の字で、いや山の字で楽しく並べて飲みましょうかね。

ペロペロ。

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2013年3月23日 (土)

日常/ファンタジーを大切に

過去に一度引き合いに出したことがあるかもしれないが、僕の知り合いが彼女をプロレス会場に連れて行ったときのこと。

 「プロレスってインチキなんでしょ?」

それに対して答えた絶妙の切り返し。

 「あれはファンタジーだよ!」

彼女も引かない。

 「ファンタジーってなに? マスクとか視界悪いのに何でかぶるの?」
 「じゃあお前は、ディズニーランドのネズミの中には人が入っているのいうのか?」
 「え? いやぁ、それは…」
 「入ってないだろ? それがファンタジーだよ!」

それを聞いて以来、僕は大体の事柄には「ファンタジー」で答えるようになり、考えるのをやめた。

スポーツだったり、コンサートだったり、その他もろもろの非日常空間は「ファンタジー」そのものである。

そして、その場を彩るマスコットやゆるキャラは、
 「ファンタジー世界の住人」
だと思っている。

中の人などいない。
上の人も下の人もいない。

それについて追求するのは野暮そのもの。
仮に「なにかうっすら見えるなぁ」と思ってもそれは気のせい。
万が一、アクシデントで何かが起こったとしても、そっぽを向いて「見なかったことにする」のが暗黙の了解だ。

1:45から

そんな「ファンタジー」な世界は、その場にいるみんなで守られるべきものであると思っている。
だからこそ、そんな世界には笑顔が生まれると。

なので、例えビッグクラブのプライドがJ2降格した現実を受け入れられず、遠征のハイテンションから愚行に走ったからとて、同情する余地など皆無。
糾弾されてしかるべきだと、ファンタジー世界の住人の僕は思います。

ドメサカまとめブログさんより
「ロアッソくんの首を…?熊本戦での一部G大阪サポーターの行為が問題に」
http://blog.livedoor.jp/domesoccer/archives/52023938.html

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2013年3月19日 (火)

ラノベ/がろすぺ!/第1-A話 闘牛士(マタドール)ローレンス・ブラッド

ゲームセンターの「格闘ゲーム」が流行りだして数年。
世界中の格闘ゲーム人口が40億人を超えた、199x年の世界。
そんな中、特に突出して人気の出たNEO-GEOの格闘ゲーム「餓狼伝説スペシャル」は、プレイヤー総数が10億人を突破し、国家間の話し合いの場で対戦が行われるほどの人気であった。

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そんな中で日本最強、いや、世界屈指と言っても過言ではないプレイヤーが集まる店が、札幌市の北区にあった。
店の名前は「アリマジロウ」。
「誰だよ!」と思わず突っ込みたくなるような店名であったが、折り紙付の実力者が集まると評判の店だった。
その店は、ゲームセンター専門ではなく、家庭用ゲームの販売も行っていたが、周辺に競合のゲーセンがなく、また1プレイ50円の手ごろさもあってか、気がつけば対戦台が10セットを超え、休みの日には朝から対戦プレイヤーが挙って詰め掛けているほどだった。

その日も日曜日の11時だと言うのに、3台ある「餓狼スペ」の対戦台は全て埋まっていた。

店の入り口から数えて、1番手前の対戦台はアンディ・ボガードが連勝を続けていた。
「餓狼伝説2」と比較して、弱体したと言われたアンディだったが、滞空の強さとすばやい攻撃は健在で、むしろプレイヤーにとってはそれを「適度なハンデ」と受け取って、キャラ性能の弱体化を楽しんでいるようでもあった。

少し店の奥に進み、中ほどにある対戦台では、ビッグ・ベアがこちらも連勝を続けていた。
雑誌「ゲーメスト」では、その動きの遅さから「餓狼2」以来ダイヤグラムでは最弱に近い評価を受けていたが、この店においてはそんな評価は無関係だった。巧みなライン移動からの吸い込みパワーボム、相手に不自然さを感じさせない溜めドロップキックなど、力強さとテクニックを感じさせる試合運びであった。

そして、店の一番奥にある対戦台。

すぐ後ろに店内唯一の自動販売機が設置されており、また、ゲーム雑誌や休憩用のベンチが設置されていることから、店の一番奥でありながら最も人の集まる空間であった。
そして、その後ろに集った人々は、自販機でジュースを買うでもなく、その目の前に設置されている対戦台に釘付けになっていた。

この対戦台で1P側に座っていたのは、不知火舞使いの少女。
少女と言っても、実際には二十歳を超えており、時折大人びた発言をしたりもするのだが、そのメガネをかけた童顔な姿は、女性と表現するより、未だ少女と呼ぶほうが適切に思えた。
だが、その対戦台を見ていたギャラリーは、舞の動きを見ていたわけではなかった。対戦相手を驚愕の表情で見つめていた。

2P側に座っていたのは、ローレンス使いの男。
休みだったからか、薄く無精ヒゲを生やしたその男は、無表情のままローレンスを操作し、そして不知火舞を圧倒していた。

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「ゲーメスト」のダイヤグラムにおいて、押しも押されもせぬ「最弱」の称号を受けたローレンス。
動きは遅く、避け攻撃は相手の攻撃を避けられず、超必殺技はコマンドが長く出しづらい上に、いざ出現しても相手の小パンチに割り込まれるほどの弱さであった。
もはや、メーカー側でバランスを取る気など皆無のようなキャラクターであり、世間でも使うプレイヤーはまれであった。

そのローレンスを操るプレイヤーの名は毒村。

最弱と呼ばれたキャラクターを独自の理論で解析し、キャラ性能の差を究極の「先読み」で埋めることに成功した、日本屈指のローレンス使いであった。
不知火舞が忍蜂で突進するも小パンチで迎撃される。龍炎舞はバックステップでかわされ剣を突き刺され、ムササビの舞にいたっては「使えない」と揶揄された避け攻撃で打ち落とされる有様だった。

少女の使う不知火舞が、悲鳴を上げて扇子を放り出し崩れ落ちる。
ローレンスの2本ストレート勝ち。完勝である。

 「さすがですね。ここらで連勝を止めたかったんですけども」
 「いや、こっちもゲージは赤くなってたし危なかったよ」

少女と言葉を交わした毒村は、ようやく無表情を崩してやさしく微笑んだ。
この時点でローレンスは、実に41連勝を記録していた。

~続く~

第1-B話
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2013/05/1-b-ffe5.html

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2013年3月17日 (日)

ベガルタ/【第3節】しょせん素人考え

ここまで2013年の公式戦4試合で、3分1敗と勝ちがない仙台。
ついでに言えば、昨年10月20日からキャンプを挟んだとは言え「約5ヶ月」勝ちのない状態。

そんな中、前半5分に先制と言う状況は願ってもいないものだった。
とは言え、しばらく勝ち星から見放されているので、多少疑心暗鬼になったりするもの。

 「柏は今週のACLで先制されてから逆転勝ちしてるからね。このままでは危ない」

そんな素人の危惧は、後半開始早々に現実のものとなり、同点に。
きめんはベガサポ仲間から、それはそれは冷ややかな視線を浴びせかけられることになり、ゾクゾクしたと言う。

また試合終盤、ACLで90分フル出場したウイルソンと、怪我のため出遅れており、今シーズン2度目の先発にして怪我の再発が懸念される菅井が、ともにスタミナが切れ、明らかに動きが鈍い。

それを見て、
 「もう限界だね。厳しいから代えたほうがいいんじゃないか」
と言ったところ、
 「もう交代枠使い切ってますよ」
と突っ込まれる。

結果的に、その疲れきってる2選手が、決勝点とアシストを決めてしまうのだから、勝負事はわからない。

 「しょせんは素人考えなんだなぁ」
と改めてプロのすごさを思い知った次第。

 「1点リードしての試合終盤、ロスタイムの緊張感ってこんな感じだだったよなぁ」

そんなことを思い出した週末。
いい試合を見られました。

2013 J1第3節 仙台×柏(ニコニコ)

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2013年3月11日 (月)

日常/あれから2年

東日本大震災から丸2年の日。

あの日を体験した人にとっては特別な日。

かと言って、特別なことをしたわけではない日。

朝起きて、仕事して、ご飯食べて、寝るだけ。

普段通りの1日。

思うところは山ほどあるけれど、ここで声高に叫んだところで何が変わるわけでなし。

あの日から、たくさん泣いて、笑って、怒って、悲しんで、楽しんで、苦しんで、悩んで。

この2年の自分を顧みて、胸を張れるような生き方だったかと自問自答。

そしてまた、新しい1年が始まる。

来年の今日は、もっといい日で、たくさんの人に笑顔がありますように。


~以下雑記~

昨年は区役所まで献花にいったけど、今年は仕事でいけなかったので、仕事明けに勾当台公園市民広場の「キャンドルナイト」の触りだけ参加。
間違っても奥山市長に、ユアスタでの挨拶の時のような野次を飛ばすようなことはしませんでしたよ。

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2013年3月 3日 (日)

ベガルタ/【第1節】じれずに

ベガルタ仙台を象徴する標語。
 「共闘」「絆」
なんとなく今年は、これらに加えてネットから、
 「じれずに」
を引っ張ってきて、末席に加えたい。

2013年のJ1リーグの開幕戦、仙台は甲府相手に引き分けで試合を終えた。
火曜日のACL初戦も引き分けだったのだが、場内は引き続き悶々とした空気に包まれていた。

なにせ、昨年10月20日の浦和レッズ戦以来、
 「4ヶ月以上」
勝ち試合を見ていないのだから、
 「また勝てないのかよ!」
という空気になるのも致し方なし。

今年から、また新しい戦術にトライしてるうえ、怪我人も多く、レギュラーメンバーの入れ替えも多いため、うまく行かずかみ合わずの状態なのは仕方がないこと。
しかしながら、今年からではなく
 「昨年からずっと続いている」
停滞感を感じてしまうのが、悶々とした空気の発生源でもあろう。

昨年準優勝したのだから、今年優勝を狙うのは当然。
プロである以上、試合をすれば全部勝ちを狙いに行ってしかるべし。
取れるタイトルは全部取る。

当たり前である。

だが残念ながら、最初から全て狙えるわけでなく、1試合ずつの積み上げが結果として残留し、優勝争いに結びつく。
なので、今出来ることはとりあえず、
 「じれずに」
監督と選手を応援するだけですよね。

何せたった4年前、4ヶ月間14試合勝ちなしをしのいだベガサポですので。
じれずに。

勝てずに追い詰められたら、分身でも何でもすればいい。

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そ、その動きはきめん!

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もう、開幕ならなにやってるのか自分でもわからない。

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2013年3月 2日 (土)

日常/前夜祭前夜祭真夜中

昨年、「真夜中のゲーム大会7」の翌月、盛り上がったテンション発散のため、
 「アフターアフター真夜中」
を仙台市内でキャラバン戦士数名が集まり開催。

でまあ、今回また時間の都合が取れたので、急遽仙台市内で飲み会を開くことに。

一応、高橋名人のblogで「真夜中8は5月頃に開催したいかも」くらいに書かれていたので、今回は
 「前夜祭前夜祭真夜中」
として、仙台市内の行きつけの居酒屋で先週開催。

すでに1週間過ぎてるけど、面白いネタもあったのでメモ代わりに記載。

集合場所はタイトー
テトリス終わらず
先にお店に入ってる人がいた
本名知らないと誰の予約かわからないよね、そういえば

1名体調不良で不参加
真夜中未参戦の2名が参戦
お店の読み方は「すくつ」ではないよ
よりによって大雪降った日とか
今年の仙台は本当によく降る、そして寒い

日本酒と焼酎がおいしいお店だったのでそちらを飲まない方には微妙だったかも
お勧めの焼きうどん、豆腐ステーキ、イカ腑炒め、焼きおにぎりは外せない
途中頼んだ日本酒「一白水成」の純米大吟醸
ラベルが赤いのでこれからは「赤い水成」と呼ぶことにしよう
美味しすぎて通常の日本酒の3倍の速さで飲んでしまうのが困りもの

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SAOの映像をアレしてもらう
お返しに91年頃のベーマガの付録の楽譜とアニメージュ付録の歌本を差し上げる
「ラミネートカード」あったねぇ
チャンピオンで連載の「本気(マジ)」のラミカに需要があったのかねぇ

シューティングはキャラバンソフトとアーケードのゲームの話題に分かれる
そういえば教えてもらった「弾幕デス」というスマホアプリが危険なんデスよ
これ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jakiganicsystems.danmakudeath&hl=ja
ダウンロード無料
きめんは「自称B級シューター」だけど弾幕苦手
切り返しで避けるから360度全包囲攻撃苦手なのよねぇ
しかもメインは横シューだし

91年に仙台サンプラザでやってたアーケードゲームのイベントなんだっけ?
SS30でやってたPCエンジンのイベントとは違うんだよね
震災前まで写真は残っていたはずだがさて
新声社ブースで山ほどもらったスーパーリアル麻雀P-IIIの豆本(上巻)の残りは1冊のみ
香澄は同学年なので今年39歳

あとなんかいろいろ話したけど、楽しすぎてすぐに時間が過ぎて忘れてしまった。
仙台っ子ラーメンを食べて、もう1件だけお店行って解散しました。

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次回は「前夜祭真夜中」でお会いしましょう。
前夜祭の直後に、「真夜中のゲーム大会8」がスタートしますけれど。
その後多分「アフター真夜中」もありますけど。

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