プロレス/小橋建太引退
小橋建太 Blazin (Inferno mix)
どんなに僕らプロレスファンが小橋のことを大好きでも、小橋のプロレスファンに対する想いは、僕らの気持ちを遥かに凌駕する。
時に「もういい」と「やめろ」と「だめだ」と、会場で、テレビの画面に向かって、どれだけ叫んできただろう。
それでも試合前には笑顔で
「ファンのために」
と口にする。
多分、世界で一番ファンを愛してくれたプロレスラー。
それでもまだもし「ファンのために」と言うことがあるのなら、引退後、ゆっくりと、健康で、幸せな時間を送って欲しい。
そして僕らと一緒にこの先も、同じ時間を過ごして欲しい。
馬場さん、ジャンボ、三沢さんとあんな分かれ方をしてきたプロレスファンのことを思うのであれば、末永くプロレス界を見守って欲しい。
それが僕の考える、小橋さんの今後の「ファンのために」と思える生き方です。
長い間、お疲れ様でした。
小橋建太 GRAND SWORD
さて、日刊増刊号の小橋引退特集号を買いましたが、「読者が選ぶ名勝負」でわかってるなぁと思ったのが、阪神大震災直後の川田との三冠戦、60分フルタイムが入っていたのと、ウイリアムスとの三冠戦の垂直落下式バックドロップで、衝撃的なラストを迎えた試合がランクインしていたこと。
個人的にはこれに、トップロープに上ったところをエプロンのハンセンからラリアートで打ち落とされた試合があれば完璧だったかなぁ。
ノアや絶対王者時代から見始めた人だとピンと来ないかもしれないけど、小橋の魅力といえばやられてやられてグニャングニャンになってても目は死なず、ひたすら相手に向かっていったこと。
特にアラフォー世代は、自分が就職した時期に近かったからね。バックボーンのない若手が叩き上げで地道に上を目指す姿というのは、本当に共感できたのです。
この日刊のランクインした試合については、小橋ファンたくさん集めて、飲みながら1試合ずつ詳細に話し合いたいくらいだね。
ちなみに、ランクインしてないけど、個人的にものすごく興奮したのが、新日で行われた蝶野とのGHC選手権。
三沢からタイトルを奪ったとはいえ、全日時代は外敵を迎え撃つのは川田の仕事。
果たして小橋が三銃士相手にどんな試合を行うのか、信頼はしていたものの、期待と同じくらいどうなるのかという不安を抱えていたのです。
まあ逆の意味で、とんでもない終わり方だったけどね。
Kenta Kobashi vs. Masahiro Chono (Part 4)
小橋に関しては語りたいことが多すぎる。
とりあえず、5/25に仙台市泉区の八文字屋書店のサイン会には行けそうなので、引退試合に立ち会えなかった分、直接お礼を言ってこよう。
「小橋さんの試合を見られて幸せでした。ありがとうございました」と。
| 固定リンク
« ラノベ/MHP3rd/新Ki-Men的狩猟生活 第5-1話 それは昔、子供の頃に近所の空き地で遊んだフワフワモコモコした綿毛の感覚。布団に入れれば軽くて暖か柔らか。雷狼竜の帯電毛490z | トップページ | 日常/アニメ/取っ掛かりについて »
「プロレス」カテゴリの記事
- メモ/プロレス/11.16全日本仙台大会_世界最強タッグ決定リーグ戦(2024.11.18)
- メモ/プロレス/8.3全日本仙台大会三冠戦(2024.08.13)
- プロレス/あれから13年(2022.06.13)
- プロレス/あれから12年(2021.06.13)
- ゲーム/TWINZ/ジャイアントグラム育成大会終了ログ(2020.08.23)
コメント