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2013年5月 6日 (月)

ゲーム/尺は好みと人によりけりだろうが

 「サッカーとアニメの話ばかりで、ゲームの話題が無いので驚きました」

久しぶりに会った知人(mixi脱北組)が僕のTwitter(@kimenkmn)のつぶやきを見た感想である。

確かに最近、アニメかサッカーの話しかしていない。
どこぞのまとめ管理人でもあるまいに。

別にゲームが嫌いになったわけではない。
もちろん今でも好きである。
ただ、ずいぶん前に「現役」ではなくなった気がする。

あれは多分10年以上前。2000年頃か。

職場が崩壊し営業所がなくなったとき、僕の勤め先は仙台駅前のビルから、辺鄙なマンションに強制移行された。
仕事柄、ゲーム機に触れる機会は多かったものの、遊びに行く機会は大きく減ってしまった。
特にアーケードゲーム。

世はまだまだ格ゲー人気があり、音ゲーも目新しさが残っていた時代。古きよきゲーセンも残っていた頃であったが、
 「会社帰りにゲーセンで遊んでから帰る」
と言う文化が職場の移行で途絶えてしまったことから、すっかり足が遠のいてしまった。

その後「アイドルマスター」の通称「キャバクラメール」で一時的にゲーセンへ行く機会も増えたが、その頃にはもうすっかり腕が衰えてしまっていた。

そうなると必然的に家庭用ゲームを遊ぶことになるのだが、PS2こそ現役だったものの、Wiiはレゲーのダウンロード機と化し、X-BOX360はアイマス専用機。

あげく、身内で開催のゲームイベントは、ドリームキャストの
 「全日本プロレス3 ジャイアントグラム2000」
なわけだから、もうなにがなにやら。

近年やりこんだと言えるのは、せいぜい携帯ゲーム機の
 「モンスターハンター2nd&2ndG」
程度では、ゲームの話題が減るのも致し方なし。

思うに、家庭用ゲーム機は容量の増加とともに
 「超大作」
をうたい、プレイ時間が延びたことも、食指を伸ばしにくくなった要因かもしれない。

 「レベル上げが大半なのに100時間を越えるRPG」
 「文書読むだけのノベルゲーなのに1度のクリアに20時間超」

容量との戦いで密度を上げた頃とは逆に、間延びした印象を受ける。

例えば、一般的なオタクの3大要素であるアニメや特撮と比較しても、向こうは週に1回で「30分」の尺の制限がある。
加えて回数も決まっている。12回か24回、長くとも1年で50回。時間にしてせいぜい25時間程度。

これは映像関係ならアニメや特撮に限らず、映画だってせいぜい2時間から長くても3時間。
極端な話、サッカーでも尺は「90分」と決まっている。
 「ゲームは映画を超えた」
とか言いながら超えてるのはプレイ時間だけではないのか。

決まった尺に収めると言う制限がないから、スマホなんぞのゲームですらないものに取って食われようとしているのではないか。

100時間かけて1回クリアするゲームではなく、1時間でクリアできるゲームを100回プレイして育った世代には、昨今のゲームは敷居が高いのかもしれない。

そして、飲みながら書いていたので、なんだか当初思っていた方向とまったく異なるベクトルへ話が展開してしまったので、特にまとまらないまま、唐突に終わる。

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