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2013年7月25日 (木)

日常/10周年名企画/キャラバン対決

ぼちぼち振り返るのも最後と言うことで、忘れられない企画をもう1つ。
2004年に行われた「スタソルキャラバン」ですね。

こちらは、開催時期にはすでにblogに移行していたので、今でも当時の日記を読むことができますが、それにいたる前段階の日記を発掘。

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■2004/05/20 Thu  GBAのファミコンカラーはGBASPFCCと言う略称なのだろうか

最近家でやるゲームと言えば、通販で買った「ビートマニアIIDX7thMIX」か、ファミコンの「スターソルジャー」ばかり遊んでいます。

この2本のゲームに共通するのは「短時間で満足感が得られる」と言うこと。1曲1分程度のビートマニアと、2分モードばかりガシガシ遊ぶスターソルジャー。共に10回も遊べば、ホコホコした満足げな顔で「今日はすんごく遊んだ」と言う気分になれる。

「なんだよ、スタソルって! きめん、ひよってんじゃねーよ!」

と、言う向きもあるかもしれない。思えば小学5年でファミコンに出会い、小学6年ではじめてゲームセンターに行った、もはやゲーム歴20年のベテランだ。故・ジャイアント馬場さんに習い、ゲームの『生涯現役』宣言をし、常に闘いつづけようと誓った男として、どうなんだと。

だが、しかし! チョット待っていただきたい。
ここの日記を読んで頂いている皆々様であればお分かりかと思うが、僕はほんの数週間前まで、指ケイレンでの連射力9.5/sec(シュウォッチ調べ)の、ラリオスを壊すのがやっとの、弱々しい人間だったのだ。

そんな僕が幾多の秘密特訓を乗り越え、いまや指ケイレン13.5/sec(シュウォッチ調べ)の荒々しい男に成長を遂げたのだ。サングラスをかけて森の中でシャワーを浴びるのと同じくらい荒々しいのだ。それはいわば、人間的に一回りも二回りも成長した証ではないのか。

その成長、進化をしつづける男がひよっているわけが無い。僕はいつだって現役バリバリ。若い連中にも負けないぜ! 若い連中は、スターソルジャー発売されたとき、生まれてないけどな!!

一句できた。
明日はファミコンミニ2発売。なに買うか決めた?
だから、未測定。

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何でかわかりませんけど、この時期突然ファミコンのスタソルに目覚めたようでして。
友人らと酔っ払ってファミコンするのはいつものことでしたが、友人がベロンベロン状態で見せてくれた
 「指痙攣でのラザロ破壊」
に感銘を受けたと思われ、そこから10数年ぶりに痙攣撃ちの練習を始めたようです。

その後、2004年9月に岩手、函館、青森、秋田、宮城を転戦しつつファミコンのスタソルで対戦する
 「TWINZスペシャル きめんvsテイム スターソルジャーキャラバン」
が開催する運びに。

恐ろしいことに、ゲームプレイは
 「7インチのブラウン管テレビ」
で、プレイの録画は
 「VHSビデオデッキ」
でした。

函館へはフェリーで渡りましたが、車は青森に置いていったので、
 「カバンにビデオデッキを詰めて」
持ち運んで、ホテルでプレイを録画しました。

ニコニコ動画など存在せず、Youtubeのサービス開始も06年からなので、ゲームプレイの動画は
 「友人宅のPCをサーバーにして再生」
してました。
夜中に訪問者がいると、友人宅のPCが立ち上がって、HDDのカリカリ言う音が鳴り響いていたそうです。

デジタルなクセして、アナログな時代ですよねぇ。

本来なら身内への閲覧だけで終わるはずだったその企画動画は、2chのキャラバンスレにURLが貼り付けられ、リアルな当時のキャラバンを知る、
 「本物のキャラバン戦士たち」
の目にとまることとなり、
 「東北の仙台に面白い(バカな)ことをやってる人がいる」
と一部で噂になり、mixi全盛期の2006年に開催された
 「高橋名人の真夜中のゲーム大会」
で、きめんとテイム氏がファミコンスタソル部門でダブル入賞を果たし、今年の「第8回」まで続く
 「マヨゲー」
常連への道を歩みだしたわけです。

このときに知り合った、数多くの皆さんとの交流が広がったのは、本当にありがたいことです。

僕らの当時のゲームプレイなんて、とても今では見られたもんじゃないほどひどいものでしたが、各土地を回って対決と言う企画スタイルが、全国行脚してた戦士の皆さんの琴線に触れたとか何とか。
世の中、何がきっかけになるのかわかりませんねぇ。

これで当時から10周年で高橋名人の招聘に成功すれば、綺麗にまとまるのですが果てさて。

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2013年7月24日 (水)

日常/10周年名企画/TWINZ

さて、10周年の中で生まれた日記上の名企画などを振り返っていきましょう。

何に先んじてもこれを取り上げざるを得ないのが、
 「TWINZ」
と呼ばれる、プロレスゲーム企画。

調べたところ、2003年11月に僕とテイム氏の「野試合」からその歴史が始まるのだが、企画決定後の日記をピックアップ。

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■2003/11/13 Thu  史上最大の血戦(後)

 続き。

僕は言った。
「もう一回やるのは簡単だが、どうだ。お互い違うキャラで対戦したくは無いか?」
「それは確かにしてみたい」
「例えばこれから2ヶ月近くの期間、互いに秘密裏に選手を鍛え上げ、その選手同士が大晦日に対決すると言うのではどうだ?」

そう、今年の大晦日。紅白歌合戦が始まる中、民放ではPRIDE、K-1、そして猪木祭りの3大格闘技イベントが軒を連ねるのだ。曙、ボブサップ、ミルコ、ノゲイラ、吉田秀彦。そうそうたる格闘技界の顔ぶれが、年間のお茶の間をにぎわせる。そしてさらにその裏で、僕と友人のキャラが観戦モードで対決するのだ。

加えて、負けたほうのキャラクターは、対戦相手の手によって、そのEDITキャラクターデータを消されてしまうと言う、最悪の条件付き! これを逃げるわけには行かない。真っ向から受けて立つ。名付けて、

「世紀の一戦 ジュッテイム邸vsまんが・MANGA・MANGA
 "GIANT GRAM 2000" 負けたら即引退スペシャル!」

だ! すでにジュッテイムさんの本拠地であるジュッテイム邸(http://jtm.cside.ne.jp/)では、そのときを目指して最強のレスラー「ペギー・ボンバー」選手が、日々ハードトレーニングをこなしているらしい。

こちらも負けるわけには行かない。マイキャラに世界を探索させて見つけた、最上級の素質を持つモンスター「キングコミク・バンディ」が、寝る間も惜しんで練習に励んでいる。

除夜の鐘の音と共に2004年の日の出を迎えることが出来るのは、2人のうちのどちらか一人。お互いに絶対負けられないセメントマッチが、年末の日本を熱くする。

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この企画は最初っからこのノリだったのですね。
03年の時点で、ぶっちゃけドリームキャストはオワコン。
それなのに、そのゲームで年末を過ごそうってんだから、なんなんでしょうね、まったく。

アングルだけまだ生きていたので、貼っておきます。

対決(ジャイアントグラム2000) TWINZ-1
http://homepage3.nifty.com/kmn/sakusaku/4_1.htm

最強(TWINZトーナメント) TWINZ-2
http://homepage3.nifty.com/kmn/sakusaku/5_1.htm

激突(TWINZ軍vsきまら軍) TWINZ-3
http://homepage3.nifty.com/kmn/sakusaku/6_1.htm

結局この企画は、2007年大晦日の「TWINZ-FINAL」まで毎年行われることに。
どこかの家庭では奥様から、
 「今年の大晦日はプロレスやらないの?」
と未だに聞かれるとか何とか。

ベルトにトロフィー、数多くのアングルに、うちに預けられたままの40人近いレスラーたち。
プロレスもゲームも大好きだったころのいい思い出です。

ちなみに、「TWINZ-1」に関しては後日ニコニコ動画に上げられ、
 「ゲーム実況プレイ動画シリーズ@ まとめ」
 http://www8.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/1521.html
というサイトで、

「選手入場の紹介から試合中の小ネタトーク、そして試合実況と解説の掛け合いと
実況&解説の2人からはプロレスへの愛情が感じられて素人が聞いてても非常に楽しい
ゲームの仕様で、実際のプロレスの試合よりかなりハイテンポでゲームが進行し
序盤は静かなテンションで資料読みや近況紹介などを織り交ぜ、
中盤以降試合が盛り上がると徐々にヒートアップしていく等メリハリも効いている 」

と絶賛されました。
動画は今は消されているようですけれども。

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2013年7月21日 (日)

日常/10周年懐かしの日記

さて、日記10周年にたくさんの反応をいただきましてありがとうございます。

で、始まったこの日記サイトなのですが、驚いたことに、開設1年もしないうちに@niftyより
 「日記サービス終了」
のお知らせが届く。

半年もしないうちにネタ切れになってはいたので、そのままフェイドアウトもありだったのですが、なんともやり足りないのでその後は「blog」サービスに移行することに。
なので、この開設直後の2003年7月~2004年6月の日記って、すでにweb上には残っていない幻の日記です。

そんな中、PCにダウンロード済みの過去ログから、当時の日記を読み漁り、懐かしい企画を日記本文と共にピックアップしてみました。

興味ない方はスルーでどうぞ。

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■2003/11/24 Mon  SNKの格闘ゲームにはデフォ

「お願いツインズ」と言うアニメがある。身寄りのない男子のところに、幼い頃生き別れた女の子2人がやって来るアニメである。片方は血を分けた双子で、片方は他人。そんな設定のはず。詳しくは知らない。

「トゥルーラブストーリー」と言うゲームがある。元はゲームなのだが、なぜか最近アニメ化された。高校生の甘く切ない青春を描いた、ラブストーリーである。

両方とも、アニメのDVDが販売中だ。

僕は挑発に弱い。安い挑発に乗ってしまう。小バカにされたような気がすると、すぐ挑発に乗ってしまう。そして、賭けに乗ってしまう。多少のリスクは当然のもの。そこに自分が信じるものがあるのならば乗るべき!と言う信念の元だ。

ベガルタが残留ラインギリギリにいるのは既報の通りだが、それに関して週末友人と口論になった。

「もう降格だろ?」「そんなことはない」「落ちちゃえばいいじゃん」「バカ言うな」「残留の確立はどのくらいよ?」「勝てば残留だから50%だ」「本当は?」「引き分けも降格だから33%くらい」「諦めろ」「可能性があるのに諦めねーって!」

こんな具合だ。そこで友人が賭けをしようと言い出した。ベガルタが降格したならば、その責任を負ってギャラクシーエンジェルDVD-BOX(\23,000-)を買えというのだ。

「そんな賭けには乗れない」「何でだ?残留するなら乗れるだろう?」「もう少し安いのであれば・・・」「分かった。ならば、俺もリスクを背負おう」

彼は言った。

「もしベガルタが残留したならば、俺はトゥルーラブストーリーのDVDを2本買う!」

1巻と2巻ではない。彼は同じ巻を2つ買うというのだ! そんな漢気を見せられて、黙っている僕ではない。

「分かった! 君がそこまで言うならば、僕はお願いツインズのDVDを2本買う!」

究極のリスクを背負った大勝負である。何故に興味もないアニメのDVDを、それも同じものを2本買わねばならんのか? そこにあるのは、ただ漢のプライドをかけた勝負だけである。僕と友人は、ツェペリさんとダイアーさんのように、ガッチリと握手をした。

でも分かっているんだ、本当は。ベガルタが残留できるか不安になっている僕を心配して、わざと挑発してくれたんだろう? その熱い気持ちに答えて見せるさ!

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■2003/11/30 Sun  リベンジ

2年前の僕は、臆病だった。
01年11/18。J2公式戦最終節。首位を走っていたベガルタは、残り3試合を残してJ1に最も近い位置にいた。しかしそこから2連敗。首位を走っていたベガルタは、一気に自力昇格の希望さえ失ってしまった。

そして迎えた最終戦。この試合に勝っても、2位山形が90分以内に勝ってしまえば昇格はなくなる。僕は考えた挙句、自宅でテレビ観戦することにした。藤崎デパート前でテレビ中継するのは知っていた。しかし藤崎に行って昇格できなかったとき、ものすごい失望感が襲うだろう。ならば最悪のことを考えて、1人でテレビを見たほうがいい。そう考えた。

結果、ベガルタは劇的な勝利を上げ、2位山形が勝利を奪えず、ベガルタ仙台初のJ1昇格が決定した。僕はテレビの前で飛び跳ねて喜んだ。選手が帰仙する飛行機の便を聞きつけ、仙台空港に出迎えにも行った。
しかし自分の中で負い目があった。何で選手を信じて、他のサポーターと一緒に応援しなかったのだろうかと。

そんなことを思い出した今シーズン最終戦。03年J1リーグという1年戦争の最終決戦の火蓋が、切って落とされた。相手は大分トリニータ。ベガルタ今年J1公式戦初戦の相手が、くしくも最終戦、残留をかけた戦いとなった。僕は300インチモニタを使ったPV観戦のため、仙台西公園へ向かった。

西公園には雨にもかかわらず大勢のサポーターがいた。雨も気にせず、大声を張り上げて応援している。試合は前半に1点をリードされる苦しい展開。しかし後半1点をあげて同点に追いつくベガルタ。しかし、そのままタイムアップ。
ベガルタは今年、大分に1勝1分けと負けのないまま、J2に降格することとなった。

受け入れなければならない現実。目の前にはベガルタのJ2降格を伝えるテレビ映像と、崩れ落ちるサポーター。テレビカメラや記者達は、そんな光景を残酷にも捉えつづけた。僕も思いのたけを共同通信者の記者の方にぶつけた。

「悔しい! でも絶対にJ1に戻ってくる!」

いろいろな人々の思いが入り組んだ、03年のJリーグも全ての公式戦を終えた。一夜明けて入ってくるのは辛い情報ばかり。エース岩本の移籍発言、主力メンバーの解雇。
そして、友人からの「DVD買いに行くよ」のメール。
後悔はしていない。が、しかし・・・。

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■2003/12/02 Tue  略して「おねツイ」

僕の心の聖書「炎の転校生」の終盤に、こんな場面がある。

主人公のライバル、伊吹三郎さんがジャッカル高校の手のものに捕まり、移送される際の事。全身をロープで拘束され、身動きの取れない彼は言った。

 「どこだろうが連れていきな。車はどこだ?」
ジャッカル高校の彼らは答える。
 「車なんかあるわけ無いだろう。高校生だぞ俺たちは」

哀れ、伊吹さんと先に捕らえられていた高村ゆかりさんは、敵方と共に、ジャッカル高校に電車で移送された。当然回りの乗客から白い目で見られる一行。このとき伊吹さんは誓った。

「おぼえてやがれ。この屈辱は絶対に忘れねえぞ」

ベガルタ仙台がJ2に降格しました。
そして11/24記載の日記の通り、リスクを背負った買物をすることになりました。

 「ベガルタがJ2に落ちたら、おねがいツインズのDVDを2本買う!」

1巻と2巻、では無く1巻を2本。同じものを2本。
その執行を受けるため、僕は仙台駅前に呼び出された。悲しみに打ちひしがれるひまも無く、過酷な運命と立ち向かわされるのは、さすがに心が折れそうになる。

暗い顔をして集合場所に向かう僕。そこには、妙にうれしそうな顔の執行役の友人。周りを行き交う人たちは、誰もが僕らを普通に遊びに来ている仲間だと思ってみるだろう。だが実際には違う。今の友人らは裁く側、僕は受ける側だ。明らかに異なる世界に住み分けされている。

数件のCDショップを回るも、目的のDVDは見つからない。僕らは、最初に現物を確認していた「ゲーマーズ」に戻ることにした。
そこには、おねがいツインズのDVD1巻限定版が3本。時間も遅い。他の店には無い。いよいよ実行のときはきた。

店内には、ビデオカメラとデジタルカメラを構える友人2人。何でそんなに楽しそうなんですか、君たちは? しかしカメラが回っていれば、多少の辱めには耐えられる。僕は少し表情を作りながら、DVD2本を手にとり、カウンターに持っていった。

 「こちらDVD2本になりますので、ポスターも2本ずつお付けします」
何で冷静なんだよ、店員!
 「あとこちら、DVD購入特典がもらえますスタンプカードも2枚お渡しします」
だから、何でそんなに冷静なんだよ、店員!

ゲームは終わった。僕はすごい量のいやな汗をかいた。そして心に誓った。

 「この屈辱、絶対に忘れねえ!」

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あれから10年。
今年ベガルタ仙台は、因縁の地大分でJ1リーグ戦で大分トリニータに勝って、あのときのリベンジを果たしたんですよ。

そして多分、賭けを提案した友人はそんなこと覚えておらず、ベガルタの試合の結果も知らないはず。
そういう意味では、10年経ってもリベンジできてないよなぁと思う今宵。

人の歴史とは、戦いの歴史であると学んだ。

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2013年7月20日 (土)

日常/日記開設10周年

本日7月20日は、きめんが日記サイトを開設してから10周年。
きめんがネット上で日記の更新を始めてから、ちょうど10年の記念日なのです。

おめでとうございます。

10年以上前、僕の友人らは仕事と趣味を生かしてホームページを開設。
好き放題できる「個人の表現の場」を持ってることをうらやましく思ったきめんは、htmlを覚えようと、友人に本を借りてHPの開設に着手。

そして、
 「プロバイダのHP開設サービス使ったら?」
の一言で勉強を取りやめ、さっくりと日記サイトを開設。
それがこちら。

http://homepage3.nifty.com/kmn/index.htm

「まんが・MANGA・MANGA」
と言う名の日記サイト。

「ネタは無限」
と豪語し開設を決めたものの、こういう商品タイトル的なセンスは皆無。
とりあえず友人に意見を聞いたところ、

 「『まんが』でいんじゃね?」
 「なんで?」
 「だってキミまんが好きでしょ?」

と、つれない返事。
その後、繰り返す言葉が流行っていたり、「HUNTER×HUNTER」が連載していたことから、
 「まんが×まんが」
になりかけるも少々安直なため、再度試行錯誤。

虹野沙希役の菅原祥子さんのラジオ番組である、
 「祥子のチョット・CHAT・CHAT」
をモチーフに、
 「チョットCHAT的にもう少しひねりを加えないか?」
と提案したところ、
 「まんが…マンガ…まんが?」
となり大爆笑。

結局「まんが・MANGA・MANGA」と言うタイトルで落ち着いたものの、あとから考えるとそんなに面白くなかった。

当初は、当事流行っていた「侍魂」さんや「ちゆ12歳」さんをお手本とした、
 「行間空けて、文字フォントでかくして、オチまで引っ張る」
スタイルにしようと思っていたのですが、友人から
 「あれ読むのめんどくさい」
と言われて、普通の文体とすることに。

ついでに、
 「(笑)とか文中にいらない。笑うポイントは自分で決める。作者が「ここで笑え」と勝手に決めるな」
との仰せで、「(笑)」「(爆)」「(涙)」「w」などを使用せずに、淡々と文章表現のみでニュアンスを伝えることになった。
なので、僕のこれまでの日記では、例外を除き上記のような表現が文末に入ることはなかったのです。

まあ、そんなことを10年間も頑なに守る必要もなかったと思いますが。

そもそも10年間日記を続けた、と言っても別に毎日更新してるわけじゃないですし、最近では更新頻度も減ってますし、腹抱えて笑えるようなネタを提供してるわけでもないですし。

「炎の転校生」終盤で、登場人物の高野千明の必殺技「毎日三百」を受けた滝沢昇が、新必殺技「今日から四百」で撃退したときのように、
 「きめんよ、貴様は10年間日記を続けたかもしれないが、俺は今日から日記を20年続ける。俺より10年も短いのによくも記念日などと言えたものだな!」
と言われてしまえば吹き飛ぶような積み重ねではありますが、まあ情報発信基地として、これからも無理なく続けていければと思います。

開設当初のコンセプト、
 「立ち寄ってくれた方が、クスリでもニヤリでも笑ってもらえれば」
は、今でも忘れてないつもりですよ。

最後に、10年前の日記を再掲して締めとします。

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2003/07/20 Sun  始まりはいつも雨

友人らにほだされて、ホームページとやらを始めさせていただくこととなりました。htmlやら、basicやら何も分からぬまま始めておりますが、よろしくお願いします。

夕べ朝帰りだったので、特に何もすることなくだらだらとサカつくをやっていたら1日終わり。そんな日。

一句できた。
今日はみかセンセの単行本4巻を買ってきました。
だから94.8kg
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これが処女作とか恥ずかしすぎる。
当時は文字制限がなんと1000文字。
文量長いからいいってモノではないよね。

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2013年7月15日 (月)

ゲーム/ファミリーコンピュータ30周年その2

とりあえず、今日は仕事の上がりも早かったので、手持ちのファミコンソフトで
 「各メーカー最初に発売したファミコンソフト」
をプレイしてみた。

任天堂 83年7月15日
ドンキーコング、ドンキーコングJr、ポパイ

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とりあえず3つとも1周。
ドンキーコングはファミコン以前に、駄菓子屋の店頭ゲーム台で遊んだものです。
ドンJrの「両手だと登るの早い&片方だと降りるの早い」のアイデアは天才
ポパイはゲームシステム忘れてた。ジャンプ無かったのね。そしてクリアと同時に1面に戻って撮影できず。

ハドソン 84年7月28日
ナッツ&ミルク

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ファミコン最初のサードパーティのハドソン。
この時点で30周年と関係ないが、まあとやかく言うまい。
ナツミルはかなり苦手の部類で、ボーナスステージの次くらいまで。

ナムコ 84年9月7日
ギャラクシアン

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クーソーしてから寝ていたら、21世紀のクリエイターもアラフォーになっていました。
1面クリア。難しいよ、ギャラクシアン。ギャラボスを最後に撃つと800点のボーナス。狙いすぎるとやられます。
このあと、パックマン、ゼビウス、マッピー、ギャラガ、ディグダグ、ドルアーガの塔と、まさにナムコ黄金時代。

ジャレコ 85年2月11日
エクセリオン

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1周。この謎の浮遊感覚は結構クセになる。
あとになってからAC版で遊んだけど、個人的にはファミコンのほうが出来がいいような気がする。
好みの問題かも。

タイトー 85年4月17日
スペースインベーダー

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ファミコン当事ですら「今さらインベーダーかよ!」と思ったもんですが、2013年でもタイトーのゲームセンターの看板には、しっかりとインベーダーのデザインが。
こういう「エポックメイキング」を大事にするのはいいと思うんだ。1面クリア。

コナミ 85年4月22日
けっきょく南極大冒険、イーアルカンフー

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コナミは好きなメーカーだったが、カセットに「穴」が開いているあのデザインは、ぶっちゃけかっこ悪いと思ったもんだ。
この辺のコナミゲームは、周囲にもってる友達いなかったのでやりこんだ記憶なし。
ペンギンは3エリア付近まで、カンフーは棒使いに敗戦。

アイレム 85年7月18日
ジッピーレース

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ものっ凄い勢いで幅寄せしてくる車たち。お前ら裁判出たら負けるぞ。
アメリカ大陸横断ってコンセプトは単純でわかりやすい。エリア最後になぜ3Dになるのかは永遠の謎。
砂漠辺りまで。

ついでにキャラバンソフト。

スターフォース 85年6月25日
スターソルジャー 86年6月13日

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2分間ガチ一発勝負。
スタフォは、最後にジムダ撃ち込もうと思ったら流れ弾に当たった。
スタソルは、痙攣撃ちでもこんくらいは出るのよね。調子がよければ。

まあそんな感じで。
週末休みだし、ファミコン30周年でも祝いますか。

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ゲーム/ファミリーコンピュータ30周年

本日7月15日は、日本が世界に誇る
 「ファミリーコンピュータ」
が1983年に発売されてから、ちょうど30周年なのだそうです。

おめでとうございます。

初期の四角いゴム型は持っておらず、「高い」の一言で親に買ってもらえず、お小遣いとお年玉を1年間こつこつと貯めて、「ビバホーム西多賀店」でファミコンを購入した日のことは今でも忘れられない。

なにを勘違いしたのか、ファミコン本体を買うよりも早く、
 「エクセリオン」
をカセットだけ購入したのもいい思い出。
小学生の頃、エクセリオンをポケットに入れてファミコン持ってる友達の家に
 「遊ばせてもらうために行く」
とか今では考えられませんね。

ファミコンを始めとして、子供の頃からうちの親にはハード1台、ゲーム1本も買ってもらえませんでした。
なので、うちにあるゲームは全て、僕がお金を貯めるか、働いて得た収入で購入したものなので、親から僕に対してゲームの文句は出なかったですね。

強いてあげれば、茶の間のテレビを占有してしまうので、
 「ファミコンは1日1時間だけ」
というルールを設定されたことくらいでしょうか。
この名言を言われた高橋名人には、次回の真夜中のときにでも御礼申し上げねば。

何年か前、ハードの進化についていけない時期があり、結局家でもPS2やDCなどほったらかしにして、ファミコンばかり遊んでいたことがあったのですが、あの頃初めて自分自身に、
 「ゲームが好きなのではなくファミコンが好きなだけではないのか?」
と自問自答したことがありました。

最近はゲームで遊ぶことも減り、ソーシャルなんか目もくれないので、愛するゲーム業界に何一つ貢献しておりませんが、ゲームは日本が世界に誇る立派な文化。
今後も繁栄していただきたいものであります。

30周年に、仙台に高橋名人呼びたいよねぇ。
場所ぜんぜん決まってないけども。

何はともあれ、ファミリーコンピュータ30周年、おめでとうございます。

あ、ちなみに「セガSG-1000」も今日でひっそり30周年です。おめでとうございます。

ついでに多分、マイミクのにやさんも今日がお誕生日です。おめでとうございます。

もっというと、仙台市地下鉄の富沢-八乙女間の開業日です。おめでとうございます。

うちのファミコンは、購入してから28年くらいかな?
まだまだ元気に稼動してくれています。
お互い元気に35周年、40周年を迎えられますように。

ゲーム機の歴史に関しては、この辺の動画を見てくだせぇ。

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2013年7月 7日 (日)

ベガルタ/【第14節】期待も失望も個人の勝手

かつて「グレイシーキラー」の名をほしいままにした桜庭和志が、グラウンド4点状態での膝攻撃ありのルールに変更となり、PRIDEのリングで勝てなくなっていた頃、週刊プロレスに載っていた記事。

確か編集長の嫁のコメントだと思ったが、部屋に貼っていた桜庭のポスターをなぜ外したのか聞いた編集長に対して一言。
 「最近のサクは負けてばかりで元気をもらえないから外した」
と言ってのけた。

調子のいいときばかり応援し、調子が悪くなればすぐに見限る。
人間なんて勝手なものである。
その当時は結構憤慨したものである。

まあ、その次の試合でも桜庭は負けたが。

さて、震災後、11年は4位、12年は2位とJ1リーグで気を吐いてきたベガルタ仙台である。
戦力的な上積みとかあんまりなさそうだけれども、継続してきた結果が実を結ぶよね。今年もきっといい成績を残せるよね。

そんなことを思いながら見続けて、早14試合。
なかなか思うようには行かないもので。
本日は、J2降格圏の17位湘南に0-0で引き分け。
試合後は場内からブーイング。

考えてみれば、優勝争いをしていた昨年終盤から、なかなか勝てない状況は変わっていないわけで。そんな長期間悪い状態が続いていれば、そりゃサポーターもイライラするか。

まあ、負けたくて戦ってる人はどこにもいないわけで。
チームに期待するのも失望するのも、人それぞれ。

確かに僕も今日は、2ヶ月ぶりの参戦だというのに、まったく気持ち的にスタジアムに向かう気になれず、向かっていてもワクワク感がさっぱり湧いてこなかったけれども。
試合を見てるとイライラしてきて、やっぱり勝てなくてさらにイライラが倍増してもだ。
余暇を楽しんでいるはずが、なぜかストレスが余計に加算されてもだ。

それでも来週は、勝ちを信じて平日のど真ん中に大分まで遠征する、愛すべき大バカ者どもがたくさんいるのだ。

この勝てない状況を、半笑いで楽しめるくらいの精神状態は保ちたいものである。
多分その先には、悟りが見える。

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2013年7月 3日 (水)

アニメ/2013春アニメ感想と夏アニメ予想

春アニメ放送前から、
 「進撃の巨人」「超電磁砲S」「俺妹。」「ニャル子さんW」
等々、良作が通常よりも多いであろうと思っていた春アニメだが、まさかの
 「はたらく魔王さま」
が無双状態。

「魔王さま」は、設定がぶっ飛んでいるのに、シリアスとネタの割合が絶妙。仕事の大切さも学べるのがとても良いです。働くって尊いよね。

「進撃」は、原作は絵が苦手で見てなかったんだけど、アニメは1話見て度肝抜かれました。そしてカラオケでOP歌おうと思ったら、「歌詞が出ない」のでさらに度肝を抜かれました。

「超電磁砲S」はそもそも原作の「シスターズ編」が重くて好きではなく、どうなるのかと思ったら案の定そんな感じで、せっかくのキャラが生かせてないうえに、「禁書目録」と同じ話を微妙に構図変えてまた見なければならないのがねぇ。

「俺妹。」は、まとめて見ようと思ったのでまだ見てません。原作の結末も知りません。果たして「みゆき」になるのか、「加奈 ~いもうと~」になるのか、「ヨスガノソラ」になるのか、「ドラクエVI」になるのか。

「ニャル子W」は、良くも悪くもあれ以上にはなれない。OPの話題性と、話のノリを何も考えずに楽しめれば良いのかと。それが面白いかつまらないかは人それぞれ。

「断裁分離のクライムエッジ」は、なんか出てくる人みんな気持ち悪いです。ハサミで斬るのは痛そうで、「Another」ならみんな死んでる。

「デート・ア・ライブ」は、なんだかよくわからないままだった。男がモテモテだった。

「ゆゆ式」は2話で切りました。最終話は「サンフレッチェ広島」と「モンテディオ山形」のやり取りだけ見ました。

そしてこの春は、3月に放映された「ガールズ&パンツァー」の最終回がすばらしかったです。最後の戦いは「起動戦士ガンダム」のジオング戦を思わせる名勝負でした。

んで夏。

AT-Xの新作アニメの少なさは異常。J再開したし切ろうかねぇ。

とりあえず、
「ハイスクールD×D NEW」「きんいろモザイク」「たまゆら~もあぐれっしぶ~」「ロウきゅーぶ!SS」「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」「神のみぞ知るセカイ 女神篇」
あたりをって、ずいぶん多いなおい。

押さえで「義風堂々!! 兼続と慶次」を。
ニコで「ローゼンメイデン」「物語セカンドシーズン」かなぁ。

なんだかんだと、「進撃」の2クール目にどっぷりはまるやも知れませんが。

なんだかんだと、スキャンダル。

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