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2013年11月12日 (火)

ゲーム/大会雑記/第1部について

「高橋名人の大人のゲーム大会in仙台」レポ

さて、大会についてどこから書き始めるか悩みましたが、なにせ下準備が2ヶ月以上前からで、そこから書き始めると本編にたどり着く頃には12月になってしまうので、取りやめ。

まずは当日の大会第1部から、運営側目線のレポートと参ります。

<第1部>

高橋名人をお出迎えして、真夜中で使用しているミキサーの設置。
モニタの遅延対策用に映像信号を分配したり、奥のテーブルにさらに観賞用モニタを追加したりと、開場直前まで右往左往。

16時半入場開始なのに、気がつけば16時前には人が集まり始めていて、店内に徐々に緊張感が高まる。
受付手順をメンバーと再確認。チケットチェックがない分、受付番号の確認は大事。

高橋名人には控え室に待機をお願いし、定刻通りに入場開始。
ステージ上から見下ろす位置にいるきめんが、入場者にプレッシャーを与えていたらすいません。
続々とお客さんが入場を続ける。

第1部は定員30名満員。
17時00分、定刻通り開演。

DJ担当に、大会開始を告げる「ヘクター87」のBGMを流してもらい、準備完了。
場内に曲が響き渡ると同時に、それまでにぎやかだった店内が一瞬で静まり返る。ステージに集中する目線。

 「あー、この演出やめておけばよかった」

正直、視線恐怖症の緊張しぃ。
その瞬間に大いに後悔するものの、そもそも大会の進行表作ったの僕だし、この演出考えたのも僕だし、そんなこと言ってもいられない。

 「高橋名人の大人のゲーム大会in仙台ぃぃーーっ!!」

吹っ切るように全力で叫ぶ。
場内のノリがすこぶる良い。さすがは僕が信頼する、
 「プロのガヤ」
の皆さんが約半数を締める店内。
いわゆる「つかみ」は大事である。

僕に続き、店舗マネージャー様のご挨拶が終わり、いよいよ高橋名人入場。
 「ホの字のゲーム」
のカラオケver.に乗って、名人が入場してきたときの場内の盛り上がりと、参加者の笑顔笑顔。

ステージに高橋名人を招いたあとの、
 「子供たちの永遠のヒーロー、Mr.16連射、高橋名人です!」
と紹介したときの、場内の爆発感ったらすごかった。
 「開催してよかったなぁ」
と早くもこの時点で感無量。

とは言え大会はこれからが本番。
機材は最後まで問題なく稼動するのか。
本当に時間内に終わるのか。

そんな不安と同時に、

今回もスーパープレイが見られるのか。
まだ見ぬキャラバン戦士が発掘されたりするのか。

そんな期待感もあった。

本番が始まったら、ほとんど名人任せだから、多少はゆっくり出来るかと思ったがとんでもない。

ゲームソフトの変更、入替、コントローラの差し直し、スコアの集計にタイムキーパー。

ゆっくり出来る時間なんて、本番中皆無でしたよ。
あれだけの作業を、真夜中では1人でこなす名人に改めて脱帽。

さて、キャラバン戦士のスーパープレイが飛び出したり、最も若い7歳!の参加者がいたりと大いに盛り上がった第1部。
しかし、場内の盛り上がりをよそに、きめんの不安も現実のものとなる。

 「…時間たりねぇ」

正直見込みが甘かったと言わざるを得ない。
事前申し込みで「見てるだけ」って人も多かったし、プレイするのは15人くらいかなぁと思いつつも、一応最大人数25人と設定。
1人4分でも最大100分だし、何とかなるかなと。

加えて、OPで長くなるかと思ったが、時間押すこともなく17時15分にはゲームスタートしてたので、これはいい感じで進んでいると思ったのだが。

基本的に高橋名人ってサービス精神旺盛なので、こちらがお願いしてなくても、いろいろと話のネタを準備していただけるんですよね。
今回もiPad(mini?)に当時の画像とか、いろいろ準備していただいて。
それに加えて、参加者の皆さんもネタが豊富。
ゲームプレイ前にお話が盛り上がることも多々。

なんだかんだで、残り時間があとわずか。遠くからも、
 「終わんないよね」
 「延びるよね」
と声が聞こえてきてさらに焦る。

参加者がステージを降りるタイミングでこそっと名人に、
 「あと5人です」
 「わかってます」
と言うやり取りもあったり。

しかしそこは名人の手腕。
きっちりと大会終了の19時30分には全員がプレイを終了。
危ないところだった。

いやいや、表彰の時間とか入替の時間とかあるし!
これは巻きでやるにしても急がねば。
それに、本当は名人に歌ってもらいたかったけど、時間もないしなぁ。
そんな状況下で、名人が爆弾発言。

 「じゃあちょっとだけ歌っちゃおうかなぁ」

えええ!

もう時間がないのにそんなサービスまで?
楽しんでいただけてるのは何よりだけど、時間の都合もあるしどうしよう。

そんなきめんの不安を、名人は一瞬で取り除く。
ステージ上で近づく僕にコソッと
 「いいよね?」
とニッコリ。
その一言と目線で僕は理解した。

 「歌でつなぐから表彰の準備お願いね」

という意味だと。

 「お願いします!」

僕が伝えて、スコアの集計と賞品の準備をする。
場内に流れるグレートキャラバン87、そして、Bugってハニー。

ともに1番だけではあったものの、なかなか聞くことのできない名人の生歌に、参加者の皆さんもご満足いただけたのではないでしょうか。

そんなこんなで、バタバタながらも何とか第1部は終了。
休むまもなく、怒涛の第2部開始の準備へと突入する。

黄色いスタッフTシャツをきた僕らが、
 「あれがない、これがない」
とあたふたしている中、ステージには名人にサインを求める列が続いていた。

退場される参加者にご挨拶しつつ、外ではすでに第2部の受付開始。
仙台の熱い夜はまだ終わらない。


お店の入り口を大会特別仕様に
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お客さん入場直前まで機材のチェック
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受付前にスタッフと友人とで1枚
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