« 2013年10月 | トップページ | 2013年12月 »

2013年11月23日 (土)

ゲーム/大会雑記/ひとまず締め

<大会雑感まとめ>

大会準備中になんとなく思った。
 「なんだかベタなマンガかアニメの主人公みたいだなぁ」
と。

よくある設定。
潰れかけた部活や学校を守るために、主人公がとりあえず威勢良く立ち上がるんだけど、当てもなくうまくいかず、周りの人たちに助けられながらも、何とか前に進んでいくという。
だいたい1クールで終わる内容。

その主人公ポジ。

まあ残念ながら僕には、主人公に必須の天然の明るさとか、天才的な才能とか、絶対音感とか、アイドルの資質とか、なんのスキルもないんですが。
あ、ドジっ子スキルとツンデレスキルはあるかもしれない。

でまあ、今回は僕が基本企画担当と言うことで前面に出てましたが、周囲の手助けなしには大会の成功どころか、開催も無理だったでしょう。

テイム氏には、日曜も仕事のところを時間を空けて手伝ってもらいました。
Gatch氏は、大会当日も控え室で仕事を処理する激務の中、受付ページを作ってもらいました。
foxyun氏には、当日のDJ含め音楽方面を丸投げしました。
うっでぃ氏は、東京から普通の参加予定のところ、急遽受付スタッフに回ってもらいました。

第2部ラストのきめんのスタソルプレイの中でも言いましたが、このメンバーがいなければ仙台での大会開催は無理だったでしょう。

仙台大会に関しては、大会後の評判が非常に良く、早くも第2回を求める声は聞こえてます。
それどころか、第3部で高橋名人から直々に、
 「次回いつやるの?」
とも言われてますし。
ご本人が覚えてるかは分かりませんが。

しかしながら、僕自身が「やりたい」と思っても、上記メンバーが
 「もういいよ」
となればやりませんし、出来ないと思ってます。
 「次回あれば手伝います」
って意見も多いんですが、個人的にはゲーム大会を純粋に楽しんで欲しいので、よほどのことがなければなぁと。

まあとりあえずは、いずれあるであろう
 「第9回 高橋名人の真夜中のゲーム大会」
にて、仙台大会のご報告を行い、それからになるでしょうかね。

なんにせよ、刻が満ちるのを待ちましょう。

そんなわけで、長かった
 「高橋名人の大人のゲーム大会in仙台」
の雑記レポートは、これにていったん終了。

また、思い出した頃に何か書くかもしれませんけどね。

ちなみに、会場をご提供いただきました「Music Dining ark」さんですが、来年1月に
 「ミニ四駆大会」
を開く予定があるとのこと。
あの店内に、ミニ四駆コースを組んで、走らせるらしいですよ。

音楽だけではない、仙台の新たな「サブカル発信拠点」として、今後も繁盛していただきたいと思っています。
そして、そのきっかけの1つとなったのが、今回の大会であったと将来的に語られるようなことになれば、嬉しいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


大会中のカウンター側。こちらにも立ち見含め大勢のお客様が
00ark022


お送りいただいたお花と一緒に。首の角度がポスターと完全に一致
00ark023


第3部終了後、高橋名人と2ショット。何回も撮らせてもらってますが本当に一生の記念です
00ark024


高橋名人オフィシャルブログ「16連射のつぶやき」
11/10「大人のゲーム大会報告」
http://ameblo.jp/meijin16shot/day-20131110.html

Music Dining ark
http://ark-sendai.net/

お勧めの油淋鶏(ユーリンチー)
※ 鶏のから揚げに、刻んだ長ネギを載せて甘い酢醤油のタレをかけた中国料理。
00ark026


週代わりカレー。この週はシーフードカレーで、ランチにはスープとサラダがつきます。
00ark027

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月22日 (金)

ゲーム/大会雑記/自分用メモ含む~開催までの流れ

<大会開催までの時間経過>

今後、万が一、仮に、とした場合に、どんなスケジュールで今回の大会が開かれたのか、自分用のメモとして。
他の地方で考えている方は参考までに。
結構突貫スケジュールだったので、参考になるかは分かりませんが。

6月1日
「真夜中のゲーム大会8」開催
仙台でのゲーム開催を当ても無くステージ上でぶち上げる

6月~7月
仙台市内で会場を探すも、程よい大きさ、金額の会場が見当たらず
とりあえず、会議場に飲み物持ち込み形式、と言う形でぼんやり考える

8月1日
狙っていた会議場が、日程の都合で上手くいかないこと判明
他の当ても無くなり、もう年内の開催は無いなぁと諦めかける

8月中旬
友人らと呑んでる際に、とあるDining Barが良い雰囲気だったとの報告あり
数日後に視察に伺い、サブカルに理解がありそうなため、メールで店舗にアポ
その後、電話で確認を取り、準備しだいでイベントとして開催は可能との口約を得る

8月下旬
高橋名人に連絡
準備期間等を考慮し、11月の日程にてご都合を伺う
11月9日が名人、店舗共に都合があうため、その日を開催日として仮決定する

9月初旬
店舗にて、運営スタッフ交えて懇談。と言う名の飲み会
フィッシュ&チップスをつまみのビールうまぁ
受付ページの作成など担当を決め、具体的にスタート

9月中旬
大会当日の大まかなタイムテーブル決定。名人に了承いただく
景品についての話も詰める
大会前に練習会を行うこととする

9月下旬
受付ページの製作が担当者の業務多忙により難航
オクトーバーフェストでビールを飲みながら打ち合わせる
名人北海道旅行のため、いったん連絡を控える

10月初旬
受付ページ完成
名人に最終確認。告知のゴーサインをいただき正式にブログ、mixiで告知

10月9日
大会1ヶ月前の21時より、参加申し込み受付開始
ぶっちゃけると、最初の3日間で30名の応募あり
安堵するも、その後少々停滞時期があったのは既報の通り

10月下旬
満席に至らないため、イベント情報ソーシャルサイト「きてけさin」に登録
申し込みがドッと増える

10月27日
arkさんにて機材持ち込みテスト
ステージ上にテレビ、ゲーム機を設置し、店内に映像と音楽配信できることを確認
この時点で一同のテンションがかなり高まる

11月初旬
第1部満席となる

11月9日
本番当日
仙台駅まで名人をお出迎え。ソワソワしながら待っていると肩を叩かれる
「!?」と思い振り向くと、高校時代の友人が立っていた
お前かよ!
とりあえず、そのままスタッフとして参加してもらうことに

名人到着
ホテルにはチェックインせずにそのまま店舗直行
何も居残り組には伝えていないので、パニックになる可能性があるので連絡する
連絡はしていたものの、ご本人が本当に来店されたので、やっぱりパニックに近くなる

機材設置完了し、チェック終えたのは受付開始約30分前
外にはすでに参加者の方が集まり始めていたので緊張してくる
16:30受付後の参加者の方が入場を始める


まあこんな感じでした。

当日思ったこととしては、定刻通り17時きっかりに開始できたので、ノア見たいだなと思った
これで開始が30分遅れたりしたら、Uインターみたいに言われるよなと思っていたので
第2部も23時は回ったものの、0時前には終わったので、全女オールスター戦みたいにならなくて良かったなと

多分、雑記は次回で終わりです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月20日 (水)

ゲーム/大会雑記/名人のお人柄~機材について

<名人のお人柄>

「裏テーマ」として「被災地復興」的なことがあるということは書きましたが、個人的にはさらにその奥の「裏の奥のテーマ」として、
 「高橋名人祭り」
と言うのを勝手に考えてました。

仙台にイベントで訪れることの少なかった名人だけに、当時から今にかけて直接お会いできた人はそんなに多くないはず。
それに加えて、当時のネタや話題、歌など、これでもかと言うほど名人ネタをギュウギュウに詰め込んでやろうと、1人で思ってました。

一応、

・歌の披露
・「ゲームは1日1時間」の標語
・連射の試技

は組み込もうかと。

それに加えて、
 ・名人逮捕説は仙台が発祥
 ・アニメ「BTOOOM!」の話
 ・名人本のライターが実は…
など、参加者の方に振ってもらえたので、本当にネタには困らなかったですね。

あと、名人の人柄については、本当にファンを大切にされる方ですよね。
大会で身近に接して、参加するまでそんなでも無かったのに、今回ですっかり名人ファンになられた方もいたのでは。
昔からファンで、さらにファンになったと言う方もいるかもしれませんが。

第1回真夜中の僕がそんな感じでしたので。


<機材について>

今回我々が持ち込んだのは、NEWファミコンが2台、アダプタ2個、コントローラ、ジョイカードmark-II、ハドソンスティック、PCエンジンCD-ROM^2が2台、アダプター、ターボパッド、各カセットとジョイカード。

機材に最悪のトラブルがあっても何とかなるようにと保険をかけましたが、結果として使うことなく大会を終えられて何より。

大きなトラブルこそありませんでしたが、1回だけ、第1部のスターフォースプレイ中に画面が止まってしまうと言うことが2回続きました。

これに関しては原因が明白で、テーブルが据え置きタイプではなかったので、ちょっと揺れてしまうこと。
加えて、大会で使用するスペシャルカセットがちょっと縦長なので、振動の影響を受けやすかったことが原因でした。

大会直前の時点でそのことは分かっていたのですが、結構揺れなければ大丈夫だからいけるかな、と思ってましたが、その見通しが少し甘かった点は申し訳ないなと。
幸い、今回コスリ連射のプレイヤーがなぜか少なかったので、その1回だけで済みましたが。

あと、振動の影響は僕と名人も同じ見解だったので、とりあえずテーブルの上から、ファミコンを振動が少ない床上に移動しました。

その際に、輸送用のクッションとして持ってきていた
 「はちゅねさんクッション」
の上にファミコンを載せていたのは、シュールな絵でした。

ちなみに、ファミコンを床に移動したら移動したで、興奮して無意識のうちに、つま先でファミコンを蹴ってしまうプレイヤーが出るのではないかと、ステージ脇でハラハラ見ていたのは、今だから言えることだったりします。

高プレイの最中に、水が差されてしまっては、本当にもったいないですので。

そういう点では、ジョイカードもジョイパッドも、反応が悪いと言うことも無く本番を終えられて安堵しています。
まあ、家で使うときには、やっぱり結構激しい使い方になってしまうのですがぁ。


ファミコンに差し込んだ特別カセットの絵。なんでファミスタがあるのか
00ark020


はちゅねさんのクッションはこれです
00ark021

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月18日 (月)

ゲーム/大会雑記/優勝者への賞品

<優勝者賞品>

ある意味、今回の仙台大会で一番悩んだのが参加者への景品です。
手持ちで、過去の真夜中やキャラバンでもらったゲームソフトや、タオル、手ぬぐい、ストラップなどはありますが、優勝者向けの賞品が思い浮かばない。

高橋名人のように私物でそんなに貴重品持ってないですし、そもそも持ってても差し出せない。出せても1個では賞品にならない。バトルロワイヤルになってしまう。
でも大会準備がある中、納品のことを考えると、かなり早い時期で決めなければならない。

なかなかの難題です。

当初、草案に出たのは「盾」とか「トロフィー」でした。
地元の「カップ」屋さんに頼んで、なんだか優勝者がもらっても置き場所に困るようなものにしようかと。

ネタとしては面白くて、デザインもいろいろあったんですけどねぇ。
高いんですわ。
各部門10名分を用意しようとすると、とても経費ではまかなえない。赤が出ます。
実際今回の入場料2,000円て、かなり格安のお試し価格みたいな感じではありましたが、それを差し引いてもまかないきれない。

で、ふと思ったのがチロルチョコの自分でデザインできるデコチョコ。

これは、とあるマイミクさんが、ご自分の誕生日に、過去に描いた恥ずかしいイラストがプリントされたデコチョコをもらい、お祝いなんだか嫌がらせなんだか、よく分からずに戸惑った、と言う日記を読んだところからインスパイアされました。

ホームページの説明を見ると、デザインできるのは3種類で、しかも縦に1列のみ。
そう考えると、名人のイラストとかゼグとかケラとかかなぁ。
そんなことを打ち合わせと言う名の飲み会で話していると、友人が言いました。

 「ラザロでいいんじゃね?」

いやだから、3つしかイラスト使えないんだから、4方向合体のラザロは印刷できないでしょ。

 「4つの顔をそれぞれ注文して、組み合わせればいいだろ」

そのとき、きめんに電流走る。
なるほど、その手があったか。

とりあえず、優勝者分で10個必要なチョコの個数を数え、該当分を注文して頼んだのがこちら。

00ark017

ものっすごいインパクト。
なんかもう、面白いからこのまま渡そうかと思いましたが、とりあえず当初の予定通り入替を行う。

約1時間30分のパズルを組み終えて、

00ark018

00ark019

ようやく完成。

事前に優勝者への賞品として告知も出来たのですが、
 「んなもんいらねー」
とか言われて大会前に凹むのもなんなので、当日まで内緒にしてました。

おかげさまで、そこそこ評判も良かったようで。
 「もったいなくて食べられない」
と言うお言葉が大変ありがたく。

でもまあ、賞味期限前に食べてください。

ちなみに、手元には1個も残ってないので、僕もスタッフも味見はしてませんが、チロルチョコなので安心です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月17日 (日)

ゲーム/大会雑記/名人とTシャツと私

♪ 愛するソフトのため 毎日 連射していたいから~

さて、雑記の雑記、ちょっとした大会の裏話、または小ネタです。


<名人の入場>

以前の日記で少し触れましたが、今回の仙台大会は、高橋名人は控え室に待機していただいて、ステージ上から呼び込んで入場いただきました。

これを演出と言うと言いすぎですが、かなりのインパクトがあったと思います。

仙台大会で参加者を募る際、恐らく一番障害となったのは、企画者が誰なのか、一般的知名度が皆無な点です。

 「高橋名人には会ってみたい。けど、きめんって誰だ? 仙台名人会ってなんだ?」

そう思われた方は多いと思います。
もっと言うと、オープン1年未満のarkさんを知っていた方も、地元民でも多くは無いはず。
そんな状況の中、ネットで見かけた情報だけを頼りに、参加していいものか。

このハードルは、結構高かったのではないかと。

そんな高いハードルを乗り越えて、我々のことなど微塵も知らない方が多く参加してくれたのは、本当に嬉しかったです。

逆の言い方をすると、初動の伸びはものすごかったです。
僕らのことを知ってる友人知人は、早い段階でお申し込みいただきました。ありがたいことに、40人まではあっという間。
そこからの残り20名が、正直しんどかったです。

だから、数日前に第1部が完売になったときは、本当に嬉しかったですし、当日に第2部が立ち見まで出たことも本当に嬉しかったです。

なので、その高いハードルを乗り越えていただいた皆様に、とことんギリギリまで、
 「名人は本当に来てるのか」
感を満喫していただいてからの、名人のご入場。

参加者の皆さんからすれば、そこまで引っ張るなよという気持ちもあったかもしれませんが、ステージ上から見る会場の爆発感はものすごいパワーを感じました。

 「今日はもう大丈夫」

そう思った瞬間でもありました。


名人入場直後のステージ上
00ark014


<スタッフTシャツ>

上と関連した話となりますが、きめんのことを知らなければ、受付等お手伝いいただいた友人らのことも知らないのは道理で。

会場来た方が、
 「あの人スタッフ!」
ってひと目で分かるように準備したのが、今回のスタッフTシャツでした。

デザインとプリントは、完全にテイム氏に丸投げ。
当時を思い出させる色合いの、分かりやすいやつで頼む、と言ったらああいう感じのデザインになりました。
結構評判良かったですね。

作成前に、
 「ハドソンと言ったら、チャンピオンシップロードランナーの白だろ」
 「違う、バイナリーランドのピンクだ」
と、カセットの色に基づいたTシャツの色で揉めに揉め、危うく、
 「忍者ハットリくんの茶色」
になりかけたのも良い思い出。

それはウソです。
盛ってます。

まあ実際は、普通に黄色に落ち着いたのですが、おかげで受付等も大きな混乱も無く終えることが出来たのは、Tシャツの影響もあったのかもと思ったり。

第2部の景品で出しちゃったので、手元には自分の着ていた1枚しか残っていませんが。

第9回の真夜中があったら、着ていこうかなぁ。
それまで、アイロンプリントがひび割れなければいいですが。


スタッフT着てドヤ顔で受付を待つ友人
00ark016


大会で問題(?)になった平成生まれ女子のTシャツに手を突っ込むめいじ…おいやめろ
00ark015

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月16日 (土)

ゲーム/大会雑記/第4部打ち上げ~大会開催に関して

<第4部>

高橋名人をお見送りし、ここでようやく自由時間。
深夜2時30分頃ではあったが、大会開催、そしてVIPのご案内というプレッシャーから解き放たれた慰労会ということで、朝5時まで営業の安い居酒屋へ。

そこでの打ち上げを、便宜上「第4部」と呼びますが、まあいつも通りの打ち上げでした。
いつもと違うのは、参加組と運営側とで話の持ちネタが異なるという点。
やはり楽しい会話は尽きることもなく、あっという間にラストオーダー、閉店の時間。

楽しい1日を惜しみつつも、解散となりました。

僕は仮眠を取り、朝になってから帰宅。
すぐさま大会の記録を掘り起こし、該当のアメブロ、mixiページへ入場者数と優勝者の報告。
いつもの真夜中の大会では、名人は寝ずにこの作業まで終えてるんですよね。

ブログやTwitter、mixiでの大会の反応は気になるものの、それ以上は起きていられずに寝落ちしました。
この時点で前日の起床から、ほぼ24時間が経過。

今度こそ本当に、長くも楽しい1日が終わりました。

さて。

真夜中のレポートでよくやっているいつもの小ネタ集に入りたいのですが、その前にこちらの日記では、簡単に今回の大会開催に関してのお話を。

名人を仙台に呼ぶと決めたとき、当初は類に漏れず、
 「被災地復興」
的なテーマを考えていて、参加者の皆様から、募金等を募ろうかなと思っていました。

ですが、友人らと打ち合わせをする中で、その話はなくなりました。

と言うのも、参加者の皆様は、大なり小なり交通費をかけて参加いただくわけで、人によっては宿泊費もかかる。それに加えて、会場での飲食代や、お土産代などもかかるわけで。
それらに加えて、さらに募金でお金をいただくのは申し訳ないのでは、と言うことになりました。

実際に募金いただいたとして、そのお金を寄付したところで、それがどのような使途となるのかは分からない。
であれば、その分を飲食等々に使っていただいたほうが良いのではと。
そういうことから、今回、大会開催から会場内に至るまで、「復興」と言う言葉を見出し、説明文に使うことはしていませんでした。

もちろん「裏テーマ」としては存在してましたが、結果的に、高橋名人来仙とゲーム大会と言う部分が強調され、純粋に皆さんにゲームを楽しんでいただけたのではないかと思います。

いろんな方のお話を読ませていただきましたが、遠征された多くの人が仙台、宮城を楽しまれており、人によっては初めて仙台に来たという人もおりました。

僕らのやったことは、決して大きなことではないですが、少なからずそういう方がいらしたことは、今回仙台で開催した意義はあったんじゃないかと思います。

地方にいても、有名人に会えて、楽しいイベントがある。
そんな街、仙台。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月15日 (金)

ゲーム/大会雑記/第3部急遽開催

<第3部>

「ホテルにチェックインしたら戻ってくるので、もう少し飲みたい人は残ってもらって」

そんな高橋名人のマイクで決まってしまった、本当にまったく予定になかった裏ステージ、
 「第3部」
が行われることになってしまった。

とは言え、第2部のお客さんの中には終電、終バスの絡みもあるので、いったん場内からはご退場いただき、店内清掃が終わり次第、都合の良い方だけ戻っていただくと言うことに。

第1部同様に名人にサインを求める長蛇の列が続く中、メンバーは店内の清掃と、使用した機材の片づけを行う。
景品をお渡し済みなので、来たときよりも荷物が少なくなるのがいいよね。

さて、ある程度機材がまとめ終わったところで、きめんは名人をホテルまでお連れすることに。
何気にやってましたけどこれ、めちゃめちゃ緊張しますからね。

行きと帰りにタクシーを使うか伺うも、
 「5分くらいなら歩いていけるでしょ」
 「今の距離でタクシー呼んだら運転手さんに悪いよ」
そんな感じで往復とも徒歩。

まあその間、名人に今回の大会のお話とか、他のイベントとかのいろんな話を聞けたので、これはこれで役得。
もちろん、書けない話も中にはあるので、その辺に関してはご容赦を。

会場に戻ったのが23時50分。

 「お店は何時までだっけ?」
 「0時30分までですね」
 「じゃあ話しながら1杯だけ飲む感じかな」

そんなことを話しながら店内入り。

 「高橋名人戻られましたー!」

店の奥にはパッと見、15人以上のお客さんが残っておられた。
皆さん、名人好きねぇ。

さて、ここで僕も座席に座って1杯、となればいいのですが、企画者側はそうはいかない。
大会で使用した機材の搬出が残っているのです。

名人が奥に座り、ステージのなくなった皆さんと同じ目線でのフリートークショーと言う名の飲み会が始まる頃、僕は仙台駅東口へ車を取りに。
1杯でも呑んじゃったら、飲酒運転で搬出できなくなっちゃうので、その辺はきっちりとやっておかねば。

24時間900円と言う素晴らしい駐車場での清算を、番号を見誤ったので見知らぬ人の車分を清算してしまい、1800円かかってしまったのは痛恨だったが、会場まで車を回して搬出。
すぐさま東口に戻り、今度は夜間300円の駐車場へ再入庫。

ここから徒歩で会場に戻り、再度入店。
ようやっと、打ち上げのビールを飲むことが出来ました。

ここまで長かったなぁ。
でも美味しかったぁ。

お店の奥では、名人にいろいろと質問が飛び、それに丁寧に答えるような感じだったのかな?
僕は、ずっとカウンターでダベっていたので、あまり話を聞いていませんでしたが。
ただ2回ほど、僕の名前が呼ばれたので、駆けつけて話に相槌をうちました。
確か、話しながらプレイするときのコツと、次回大会があるのかどうか、だったと思いますが。

そんなこんなで、気がつけば1時30分。

 「どうする? そろそろ止めたほうがいいか?」
 「でもさっき名人もう1杯頼んじゃったぞ」
 「じゃあ飲み干すタイミングを見計らってだね」

心配になった主催の仙台名人会の面々が、カウンターでボソボソと打ち合わせを始めたり。
途中、お店のオーナーさんも質問しにいったりして、参加者、スタッフが大いに楽しんだイベントは、結局深夜2時にお開きとなりました。

参加者の皆さんを送り出したあと、手伝ってくれた友人、スタッフさんと高橋名人を囲んでの撮影会。
お店を出たら、入り口で出待ちの参加者の皆さんがおり、残った全員で名人を途中までお見送り。

嬉しくて、緊張して、ソワソワして、でも楽しくて、とても盛り上がった。
長い1日がようやく終わった。


第3部トークショーはまったりな感じで
00ark011


待ちに待った1杯! この日最後のカレー付
00ark012


お互いの労をねぎらう面々
00ark013

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゲーム/大会雑記/エキストラプレイ~ミッションコンプリート

<きめんによる締め>

大会を締めるためにステージ上に上がる。
その瞬間の拍手。そして待ち構える携帯やらデジカメやら。

 「芸能人の記者会見か!」

口には出さず、心の中だけで突っ込む。
いや、大会開始の比じゃなかったですよ、ほんと。

ゲームは、これ以外は場内が許してくれないだろうと言うことで、スターソルジャーを選択。
遠くから、知り合いの声が聞こえる。

 「すげぇよ、きめんさんのプレイが生で見られるよ」

おい地元民!
言ってくれればいつでもプレイするわぁーっ!!

やはり心の中で突っ込んだ。

ところで僕は、機材チェックと言う名目の元、ほぼ毎日キャラバンソフトをプレイしていた。
おかげ様で、6月の真夜中8よりも、連射の調子が良かったほどだ。

だが、開催週になって、ジョイカードMark-IIと、PCエンジンのインターフェースユニットの調子がイマイチなことに気づき、ヘクターとSSS、FSばかりプレイしていた。

しかもこの日は進行補佐の関係上、完全なるシラフ。

お酒を飲んでいるほうが、ゲームが上手くいくことが多い僕にとっては、この状況がどう働くか。
ちなみに、ゲーム開始前に一番注意したことは、連射でも座る場所でもなく、マイクの固定位置だったことは記録しておかねばなるまい。

さて、プレイ開始。

ここまで書いておいてなんなのですが。
実はTwitterで「大会の締めはきめんさんがプレイを…」と言われるまで、最後自分がプレイしたのを忘れてました。
それくらい、密度の濃かった1日だったのですよ。

とりあえず、いつものようにプレイしながらの実況にて、断片的に覚えてることを記載します。

 「本日は参加していただきましてありがとうございました」
 「高橋名人を仙台に呼ぶと言うのは、震災直後に思ったことでした」
 「電気もガスも水道も止まってる中、楽しいことを考えてないと心が折れそうになる」
 「そんな中で考えた楽しいことの一つが、名人を仙台に呼ぶことでした」
 「ファミコン30周年の記念すべき年に、名人を呼べたことは本当に光栄」
 「今回の大会は僕1人で出来たことでない」
 「テイム、Gatch、foxyun、うっでぃ、いろんな人の協力があってここまできました」

多分、そんなことを言ったような気がします。

ラザロは危なかったものの、いわゆる「ラザロ光アタック」で左に抜けてギリギリ撃破。
ゼグの取り逃しもなく、トルードもボチボチ破壊。
デライラもそつなくこなして、スターブレインは確か3方向にして速攻退治。

いろいろと言い終わった頃だったかな。
画面右上の残り時間を見たら、ちょうど2秒を切るころだった。うん、ベストな時間。

 「本日は本当に、ありがとうございましたぁーっ!」

叫ぶと同時に、シーザーが上方に消える。

 「COMPLETE WARP」

その文字が、時間終了と同時に画面に表示される。
両手を突き上げてステージ上で立ち上がり、場内のお客様に応える。

これにて、きめんのミッションもコンプリート。
初めてのイベント企画と言う大仕事は、最高の形で幕を閉じた。

と締めれば、美しくまとまったんですがねぇ。

表彰式の前か、後か。
高橋名人が更なる爆弾を落とす。

 「ホテルにチェックインしたら戻ってくるから、もう少し飲みたい人は引き続き」

!?

えええええ!!!???

お店の方もノリノリでOKサイン。
そして、仙台のゲーム大会の夜は、まさかまさかの
 「第3部」
深夜の部へと突入することになった。


第2部の入場を待つきめん
00ark009


プレイ中の場内はこんな感じでした
00ark010

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月14日 (木)

ゲーム/大会雑記/第2部について

<第2部>

第2部の入場受付開始。
この時点で17時40分〜17時45分くらい。開場が18時だから、これは遅れてしまうかも。

 「5〜10分くらい入場遅れる告知したほうがいいかもしれませんね」

店舗マネージャー様と協議して、そのことを並んでいる方へお伝えすることに。

気がつけば名人にサインを求める列もだいぶ短くなっていた。
今回の大会は、時間制限が厳しいことから、プレイされる方はあらかじめステージ上で撮影やサイン、プレイされない方は大会終了後に行うと、名人より参加者に伝えてあったのです。
これがなければ、もう少し遅れていたのかも。

そうこうしているうちに店内の準備完了。
時計を見れば20時ちょうど。先ほど遅れるって言っちゃったけど、この時間はどうしようか。
 「入場できるのならしちゃいましょう」
と言う事で、2分ほど遅れて第2部の開場、入場開始。

この入場の時間だけはボランティアの友人任せで、僕はステージ上で待機してるだけなので、ちょっと一息つけるなぁ。
とか思っていたら、なんだか手際よくどんどん参加者の方が入場を始める。
さすがは出来る社会人の皆さん。第1部でコツをつかんだので、第2部は入場がスムーズなんだねぇ。
そんな関心をしている暇もなく、名人から声をかけられる。

 「入場に問題がないなら、定刻通り始めましょう」

スタートが遅れればその分あとにも響くわけで、予定通り20時30分のスタートを目指して着々と入場は進む。
ここで少々驚きの事態が発生。

 「ゲームプレイ希望者24名です」

ぎゃああああ!!
第1部の21名でも時間押したのに、さらに3名追加か。まあそれでも第1部で時間配分は分かったので、3名増えても名人ならどうとでもさばいてくれるだろう。そもそも最大人数25名だし。

そんな名人任せなことを考えていたら、さらに驚きの報告。

 「立ち見でもいいので入りたいと言う方が5名ほど」

ぎゃああああ!!
第2部の残席は4席で、その4席も先ほど埋まったと言う話を聞いたのに、今度は立ち見客ですか。
入り口そばのステージが見えないところでも良ければ、と言う条件付でご案内する。
その立ち見客が、よく知る人々であったことを知るのは、大会が始まってからになるのですが。
とりあえず、今度は僕から名人にご報告。

 「すいません、当日立ち見の方5名ほど増えるので、定刻よりちょっとだけ開始遅れます」

そう伝えたときの名人の顔は、驚きと言うか喜びと言うか、なんとなくご満悦な表情をされていたような記憶があります。

さて、20時30分を2〜3分ほど回ったところで、再度ヘクターのOP曲から大会開始。

 「高橋名人の大人のゲーム大会in仙台、第2部ぅぅーーっ!!」

場内大盛り上がり。
正直なところ、第2部のほうが参加者の方は最初から「出来上がってる」印象でした。

第1部参加者で僕が顔と名前を認識している方は14名で、第2部は15名。
各回で知り合いの人数が大きくは変わらなかったのですが、「真夜中の大会」参加者のエントリーが、比較的第2部のほうが多かった分、どういうイベントかを把握してる方が多かったのかもしれませんね。

第1部同様に名人を呼び込んでのご挨拶。
ここで正直、きめんに緊張が走る。

 「やばい、隣にいるのはただの酔っぱらったおっさんだ」

普段の真夜中の大会では、ご自分で仕切られるのでそんなに飲まないし、そこまで酔ったりはしない名人なのですが、この日は少々気分よく飲まれてたようで。
ロレツが回りきっていない名人をお迎えし
 「このあと大丈夫かなぁ」
と心配になりながらも、第2部はスタートしました。

そういえば触れていませんでしたが、場内には第1部と第2部の得点記録用のボードが設置されていました。
僕もよく知らないまま、第1部を「北キャラバン」、第2部を「南キャラバン」と呼んでいたようで、ごく一部の参加者の頭に「?」マークをつけていました。

そんなこんなで、第1部の得点を抜いたら
 「本日の最高記録です」
との声がかかるようになり、なんとなく1部2部通してのイベントであることを実感させられる。

第2部でも、20数年ぶりにキャラバンソフトをプレイされる方がいたり、台風で大荒れの天気の中、エンドーチェーンでガンヘッドのキャラバンに当時参加された方がいたりと、なかなかキャラバンに思い入れのある参加者がいてくださり、こちらもうれしくなる。

しかし、ファイナルソルジャーの第1部第2部のハイスコア争いを堪能したあと、名人が僕に唐突に話題を振る。

 「そういえばきめんくん、今日ゲームしてないよね?」

そりゃしませんよ。進行補佐ですから。
得点係もしてますから。

このとき一瞬場内が「きめんやれ」ムードになりかかるも、次の参加者がプレイをされた後は特に何事もなく進み、僕も安堵する。

 「次回はガンヘッドとソルブレも加えればいいじゃない」
 「今度はボンバーマン大会にしようか」

その場のノリでいろいろお話してる名人。
次回とか今度とか何のことだろうねぇ。

スタソルのボーナスノーミスが現れたり、序盤でやられてしまったので、スタフォやスタソルのやり直しをした参加者もいたりと、なんだか僕らには見慣れた光景を交えつつも、無事に24名のプレイが終了。
時間は少しオーバーの23時10分。
これで表彰だったら、なんとかうまく収まったほうかな。

そんなことを思いながら、優勝者の得点表を手書きで記入するきめんの耳に、場内から声がかかる。

 「きめんさんプレイしないのー?」

無視。

とりあえず聞こえない振りをしてやり過ごそうと、得点表の記入を続ける。
そうこうしているうちに、なぜだか場内はきめんコールの大合唱。
うーん、開始時にノリが良いなぁと思っていたら、最後の最後でこの一体感。ほとんどの参加者が酒飲んで、さらにテンションも増しているご様子。

これは逃げられんだろうなぁ。

得点表の記入を終えて、ボードをテーブルに置き、ウーロン茶を口に含んで、コントローラを持ち、ステージに立つ。

まったく想定していないわけではなかったが、第2部、いや、高橋名人の大人のゲーム大会in仙台の1日を通しての大トリは、きめんが努めることになった。

得点ボード北キャラバン
00ark007


得点ボード南キャラバン
00ark008

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月12日 (火)

ゲーム/大会雑記/第1部について

「高橋名人の大人のゲーム大会in仙台」レポ

さて、大会についてどこから書き始めるか悩みましたが、なにせ下準備が2ヶ月以上前からで、そこから書き始めると本編にたどり着く頃には12月になってしまうので、取りやめ。

まずは当日の大会第1部から、運営側目線のレポートと参ります。

<第1部>

高橋名人をお出迎えして、真夜中で使用しているミキサーの設置。
モニタの遅延対策用に映像信号を分配したり、奥のテーブルにさらに観賞用モニタを追加したりと、開場直前まで右往左往。

16時半入場開始なのに、気がつけば16時前には人が集まり始めていて、店内に徐々に緊張感が高まる。
受付手順をメンバーと再確認。チケットチェックがない分、受付番号の確認は大事。

高橋名人には控え室に待機をお願いし、定刻通りに入場開始。
ステージ上から見下ろす位置にいるきめんが、入場者にプレッシャーを与えていたらすいません。
続々とお客さんが入場を続ける。

第1部は定員30名満員。
17時00分、定刻通り開演。

DJ担当に、大会開始を告げる「ヘクター87」のBGMを流してもらい、準備完了。
場内に曲が響き渡ると同時に、それまでにぎやかだった店内が一瞬で静まり返る。ステージに集中する目線。

 「あー、この演出やめておけばよかった」

正直、視線恐怖症の緊張しぃ。
その瞬間に大いに後悔するものの、そもそも大会の進行表作ったの僕だし、この演出考えたのも僕だし、そんなこと言ってもいられない。

 「高橋名人の大人のゲーム大会in仙台ぃぃーーっ!!」

吹っ切るように全力で叫ぶ。
場内のノリがすこぶる良い。さすがは僕が信頼する、
 「プロのガヤ」
の皆さんが約半数を締める店内。
いわゆる「つかみ」は大事である。

僕に続き、店舗マネージャー様のご挨拶が終わり、いよいよ高橋名人入場。
 「ホの字のゲーム」
のカラオケver.に乗って、名人が入場してきたときの場内の盛り上がりと、参加者の笑顔笑顔。

ステージに高橋名人を招いたあとの、
 「子供たちの永遠のヒーロー、Mr.16連射、高橋名人です!」
と紹介したときの、場内の爆発感ったらすごかった。
 「開催してよかったなぁ」
と早くもこの時点で感無量。

とは言え大会はこれからが本番。
機材は最後まで問題なく稼動するのか。
本当に時間内に終わるのか。

そんな不安と同時に、

今回もスーパープレイが見られるのか。
まだ見ぬキャラバン戦士が発掘されたりするのか。

そんな期待感もあった。

本番が始まったら、ほとんど名人任せだから、多少はゆっくり出来るかと思ったがとんでもない。

ゲームソフトの変更、入替、コントローラの差し直し、スコアの集計にタイムキーパー。

ゆっくり出来る時間なんて、本番中皆無でしたよ。
あれだけの作業を、真夜中では1人でこなす名人に改めて脱帽。

さて、キャラバン戦士のスーパープレイが飛び出したり、最も若い7歳!の参加者がいたりと大いに盛り上がった第1部。
しかし、場内の盛り上がりをよそに、きめんの不安も現実のものとなる。

 「…時間たりねぇ」

正直見込みが甘かったと言わざるを得ない。
事前申し込みで「見てるだけ」って人も多かったし、プレイするのは15人くらいかなぁと思いつつも、一応最大人数25人と設定。
1人4分でも最大100分だし、何とかなるかなと。

加えて、OPで長くなるかと思ったが、時間押すこともなく17時15分にはゲームスタートしてたので、これはいい感じで進んでいると思ったのだが。

基本的に高橋名人ってサービス精神旺盛なので、こちらがお願いしてなくても、いろいろと話のネタを準備していただけるんですよね。
今回もiPad(mini?)に当時の画像とか、いろいろ準備していただいて。
それに加えて、参加者の皆さんもネタが豊富。
ゲームプレイ前にお話が盛り上がることも多々。

なんだかんだで、残り時間があとわずか。遠くからも、
 「終わんないよね」
 「延びるよね」
と声が聞こえてきてさらに焦る。

参加者がステージを降りるタイミングでこそっと名人に、
 「あと5人です」
 「わかってます」
と言うやり取りもあったり。

しかしそこは名人の手腕。
きっちりと大会終了の19時30分には全員がプレイを終了。
危ないところだった。

いやいや、表彰の時間とか入替の時間とかあるし!
これは巻きでやるにしても急がねば。
それに、本当は名人に歌ってもらいたかったけど、時間もないしなぁ。
そんな状況下で、名人が爆弾発言。

 「じゃあちょっとだけ歌っちゃおうかなぁ」

えええ!

もう時間がないのにそんなサービスまで?
楽しんでいただけてるのは何よりだけど、時間の都合もあるしどうしよう。

そんなきめんの不安を、名人は一瞬で取り除く。
ステージ上で近づく僕にコソッと
 「いいよね?」
とニッコリ。
その一言と目線で僕は理解した。

 「歌でつなぐから表彰の準備お願いね」

という意味だと。

 「お願いします!」

僕が伝えて、スコアの集計と賞品の準備をする。
場内に流れるグレートキャラバン87、そして、Bugってハニー。

ともに1番だけではあったものの、なかなか聞くことのできない名人の生歌に、参加者の皆さんもご満足いただけたのではないでしょうか。

そんなこんなで、バタバタながらも何とか第1部は終了。
休むまもなく、怒涛の第2部開始の準備へと突入する。

黄色いスタッフTシャツをきた僕らが、
 「あれがない、これがない」
とあたふたしている中、ステージには名人にサインを求める列が続いていた。

退場される参加者にご挨拶しつつ、外ではすでに第2部の受付開始。
仙台の熱い夜はまだ終わらない。


お店の入り口を大会特別仕様に
00ark006


お客さん入場直前まで機材のチェック
00ark005


受付前にスタッフと友人とで1枚
00ark004

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月10日 (日)

ゲーム/非日常/誰もが童心に戻れる空間

高橋名人を仙台に呼ぶと決めてから、個人的にこだわったのが
 「ゲーム大会開催」
でした。

トークショーと言う意見も一瞬だけ出た気もしますが、呼ぶならゲーム大会以外にないと決めてました。
と言うのも、個人的に「第1回真夜中のゲーム大会」がものすごく楽しかったこと。
それと、せっかく名人をお呼びするのであれば、参加者の皆さんが名人と触れ合える機会が少しでも多いほうがいいし、何よりもあの独特の会場の雰囲気と緊張感、場内が一体化した盛り上がりと言うのを、味わってもらいたかったから。

11月9日(土)
「高橋名人の大人のゲーム大会in仙台」

何とか、大きなミスもなく、無事に終了することが出来ました。
参加された皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

店内に響き渡る8bitな曲。
プロジェクタ×2台、常設テレビ×1台、持ち込みテレビ×3台と店内の死角をほぼカバー。
ゲーム開始時、場内照明を落として、プロジェクタに映るゲーム画面が色濃く映し出された瞬間の
 「おぉー!」
と言う場内の歓声にはちょっと感動しました。

高橋名人ご本人が見えにくい場所はあったと思いますが、その辺は遠くまで乾杯に伺っていただいたので、ご容赦を。

遠征組を含めた真夜中の常連メンバーに加え、今回は地元の参加組も多数、それに加えて他県からの参加者もおられ、本当に多くの方が高橋名人にお会いできるのを心待ちにされていた様子。

おかげ様で、第1部30名満席、第2部は立ち見も加えて30人超で満員札止め。
ゲームは、第1部は21名、第2部は24名の方にステージ上でプレイしていただきました。

ラザロやラリオスの撃破に歓声が起こり、ボーナスを逃すと場内から一斉にため息。
個人的には、理想としている「真夜中の大会」に、かなり近い雰囲気を出せたと思っています。
それに加えて仙台と言う場所、ほとんどの人が初めて伺うお店、自宅とは異なる環境でのゲームプレイ。

イベント慣れしてる方も、緊張されたかもしれません。
名人の隣でお話してるとき、手が震えてる方もいらっしゃいました。

それでも、ゲームにはそれぞれ全力プレイ。
プレイヤーもギャラリーも、皆さん子供の頃に戻ったかのような表情で、ゲーム画面を見ながら楽しんでいただけてたように見えました。

目の前のゲームの話だけではなく、キャラバン当時の話や、高橋名人のゲーム製作やキャラバンの裏話など、ここでしか聞けないお話しも満載。

第1部では、大会後に短めでしたが、「グレートキャラバン87」と「Bugってハニー」の2曲を披露。
第2部は、大会後に名人がホテルにチェックインされてから、さらに戻ってこられての急遽フリートークと、それぞれの部で大きく盛り上がったと思います。

短い時間ではありましたが、誰もが童心に戻ってゲームを楽しめる空間。
そんな雰囲気を、なんとか作り出せたんではないかと思います。
サービス精神旺盛な、名人のトークと仕切りに救われた部分も多々ありましたけれども。

会場では第2回や、別なイベントでの来仙と言う話も出ましたが、とりあえず現時点では未定。
またなにか良い案があれば、検討はしたいなと思いますが、ひとまず今日は休ませてください。

大会内容の細かな話は、明日以降にさせてもらうかと思います。

何はともあれ参加された皆様。
そして高橋名人に心より御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。


きめん宛に届いた開催祝福のお花。僕宛かよ!

00ark001


来場記念に高橋名人が店内の壁にサインを

00ark002


全てのイベント終了後、友人とarkマネジャーさんと名人を囲んで。

00ark003

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年11月 4日 (月)

野球/楽天イーグルス日本一に

幼少時代、両親が共働きだったので、幼稚園ではなく保育園に入っていた。
小学校に入っても、3年生までの間は、学校のお子様預かり所のようなところで、放課後を数時間ほど過ごしてから帰宅していた。

その預かり所は、あんまり予算がなかったのだろう、置いてある本も少々古い版のものが多かった。
当時、野球少年だった僕は、「子供野球大百科」的な本を好んで読んでいたが、その中に気になるページがあった。

 「全国のプロ野球チームの場所を覚えよう」

そう書かれたページには、
 「宮城県仙台市 ロッテオリオンズ」
と記載されていた。

野球少年だった僕は激しく動揺した。
 「川崎球場だろ?」
早速僕は家に帰って、親に聞いてみた。

 「本が間違ってるんでしょ」

すごい回答だった。
子供の頃は、本に書かれていることは全て正しいことだとして読んでいたのに、まさかの本全否定。
実際、周りの野球少年に聞いてもそんな事実を知っている人もいなく、ネットもない当時、ロッテがたった2年間だけ宮城球場をフランチャイズにしていたことを知るのは、それからまた少し後のことになる。

当時は、収容人数の関係で宮城で行えず、後楽園球場で行われた日本シリーズ。
今回も開催が一時危ぶまれたが、楽天企業の脅威の突貫工事による観客席の増加で、無事、仙台で日本シリーズが行われた。

そんな歴史的な試合を生観戦することはかなわなかったが、隣の宮城野原陸上競技場で日本一の瞬間には立ち会えた。

優勝、日本一。

やはりいいものだなと、改めて実感した。

創設から楽天を応援し続けた皆さん、おめでとう。

そして、楽天球団が出来ると決まってから、優勝パレードのコースを妄想していた、ニュースステーションで取り上げられた地元の野球ファンの皆さんは、東二番町の優勝パレードをどう思っているのか、一言だけ聞いてみたい気がしなくもない。

00raku001

00raku002

00raku003

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年10月 | トップページ | 2013年12月 »