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2014年8月22日 (金)

ベガルタ/20周年記念OB戦

ベガルタ仙台が東北電力サッカー部からブランメル仙台へと移行し、Jリーグ参入へ向けて発足してから今年で20周年なのだそうです。
おめでとうございます。

ふと思えば。

15周年ってなんかあったかなと思い出してみると、初の「黒ユニ」が登場し、反対にGKがFPユニを着るという謎の企画が登場。しかも1試合だけでGKは普通のユニに戻してしまった。GKが恥ずかしかったかららしい。

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さらに遡って10周年はどうだったかというと、2004年はJ1から降格してJ2の1年目。
開幕戦で0-4、第2戦で0-5で負け、J1昇格も早々に逃したので、何かを祝うような雰囲気を感じなかった。
2002年にイタリア代表が仙台をキャンプ地にしてくれた縁で、「フォルツァ アズーリ クラブ」がイタリアの選手を呼んで親善試合をやったものの、J2シーズン真っ只中で当時の監督が、
 「今の時期にはあんまり・・・」
みたいな事を言ったので、それから疎遠になってしまったという噂は本当ですか。

そして20周年の今年。

ベガルタ仙台OBvsユベントスレジェンズの試合が実現。
かつてのブランメル、ベガルタを支えた名選手が大挙して集結、ユーベもダービッツ、スキラッチなど、海外サッカー詳しくない僕でも知っている面々が来日。

記念試合というよりは、東日本大震災の復興事業の一環ということのようですが、かつての仙台の企画力を知っているだけに、良くぞやってくれたという印象。

特に仙台は、かつてのJ1時代を戦ったマルコス、シルビーニョがブラジルから来日。僕らのようなおっさんから、熱い声援を受けておりました。
前線4枚にマルコス、山下、岩本テル、財前なんて並んだ日には、ちょっと感動ですよ。

試合前には、なぜかベガサポのTRFのYU-KIさんによるカントリーロードの独唱が華を添え。

試合も華試合らしいファインゴールラッシュ。
ユーベが早々に3-1でリードし、あんまり点差が開いてもなぁ、と思っていたら仙台がシルマル、テルマルの伝説の赤ライン(サカつく風)で逆転。

さらにユーベが追いついて4-4で迎えたロスタイム、ユーベ側通訳の飛び入り参加の矢野さんが決勝ゴールを決めるというミラクルにて試合終了。
大変堪能させていただきました。

なかなか難しいとは思いますが、ユーベ側も試合後ずいぶん楽しげな表情でピッチを1周していたので、出来れば数年に1回程度開催してもらうのも面白いかも。

次は25周年かな。
そのときは、J1、J2、J3、どのカテゴリーで迎えるのか。
そう考えると大変怖いから、そのうちきめんは考えるのをやめた。

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ユーヴェOBが仙台OBに勝利、決勝弾の矢野前日本代表通訳「ザックの言っていた形」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=138&from=diary&id=3013019

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2014年8月18日 (月)

ベガルタ/【第20節】都市伝説

都市伝説。

wikipediaによると、
 「都市伝説とは「民間説話」の下位分類である「伝説」に属し、「伝説」とは「口承の歴史」あるいは「擬似的な歴史」であるとされる。
 都市伝説は、民間における「普通の人々」によって語られ、信じられる。」
と記載がある。

ようは「噂話のスゴイ版」と言うことのようである。

ベガルタサポーターの間で、2010年のJ1再昇格後から、まことしやかにネット上でささやかれてきた都市伝説。
 「清水エスパルスには勝てない」
と言う逸話。

思えば2010年、7年ぶりのJ1復帰を果たし、リーグ戦5試合をを3勝1分1敗で戦い、意気揚々と乗り込んだ仙台は清水に1-5で惨敗。ここからリーグ戦13試合勝ちなしの悲劇に見舞われる。

明くる2011年、震災後の希望の光にならんと、開幕からリーグ戦13試合負けなしの記録で突っ走るも、やはり清水に敗北し記録は途絶える。

2012年、やはり開幕から10試合負けなしでリーグ戦首位をキープするも、またしても清水に無敗記録を止められる。しかもこの日は、大粒の雹で試合中断のおまけ付である。

いくら相性と言うものがあっても、監督も選手もシーズンと共に変わる。
それがここまで徹底して勝てない、いやそれどころか、連勝記録も決まって清水に止められるとはもはや都市伝説を越える何かがあるのではないか。

その都市伝説に付随するようにネット上の仙台サポの間で語られるのが、
 「森岡の呪い」
である。

時は遡り、2003年のJ1リーグ。

ベガルタは清水相手に3-1で快勝した。この試合は宮城県ローカルで地上波放送されていたのだが、この試合中、観客席から拡声器を使って、執拗に清水の森岡隆三選手を煽っていた頭の悪い観客がいたらしい。
トルシエジャパンの日本代表も勤めたCBの選手が、観客席の客に向かって激高し、文句を言いながら詰め寄るのを周囲の選手が必至に止めるシーンで地上波の中継は終了。
昭和の新日本プロレス生中継を思わせるような、なんともこの先の続きが気になる場面で映像は途絶えてしまった。

この後、事態を重く見たフロントは、サポーターを先導するコールリーダー以外の拡声器の持込を制限するお触れを発動、現在に至る。
途中6年をJ2で過ごしていたとは言え、この騒動から11年経っても清水に勝てないことから、仙台が清水に勝てないのはこのときの
 「森岡の呪い」
がいまだに発動しているからだ、と言う都市伝説が誕生した。

しかし、かつて所属した選手が引退し10年も経つと「レジェンド」と言われるように、都市伝説も10年も経てば立派な「伝説」に昇格すると思うのは、僕だけだろうか。

どれだけ調子が良くても、リードをしても、選手も監督も代わっても勝てない。
もはやサポからすれば「恐怖」でしかない。

それを打ち破るにはどうするか。

未来を担う若武者の2ゴール。
足りない。
翌日にOB戦を控えた、かつてのベガルタを支えたレジェンドの視線。
まだ足りない。
危険な位置からのFKにサポーターが声を張り上げゴールに結界を張る。
それでも足りない。

それらが一体となり、初めてようやく何かを打ち破るきっかけになったのかもしれない。
ベガルタ仙台、清水エスパルスに11年ぶりの勝利。

目の前で都市伝説を、呪いを破った瞬間であった。

これで仙台は清水を抜いて12位に浮上。
残留に向けた戦いはまだまだ続く。

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2014年8月 2日 (土)

mixinews/サッカー/超電磁砲×東京ヴェルディの特製ユニフォーム

日本サッカークラブの名門で、現在はJ2で戦う東京ヴェルディが、アニメ「とある科学の超電磁砲」とコラボをすることになったそうです。

超電磁砲×東京ヴェルディの特製ユニフォーム
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=86&from=diary&id=2987341

現在のJ2では水戸ちゃんこと水戸ホーリーホックが、アニメ「ガールズ&パンツァー」とスポンサー契約を結びコラボしており、この両チームの対戦が8/17に行われるそうで、twitterでは中の人たちが火花を上げまくっております。

東京ヴェルディ公式 #緑パートナー募集認証済みアカウント@TokyoVerdySTAFF


廣岡祐次‏@54yuzy


お前ら子供かっ!
と言う煽りあい。
いいです。
こういうの大好きです、大好物です。

ヴェルディvs水戸ちゃんで思い出されるのは、2007年の国立での対戦。

当時まだ存在した資金力を駆使し、今年のW杯でブラジル代表だったフッキをはじめ、J2ではありえないレベルの大型補強を敢行したヴェルディ。
開幕4連勝でJ2を独走で優勝かと思いきや、ラモス監督の謎采配などネタ満載で、あれよあれよと6連敗。
対する水戸ちゃんも、開幕から3分8敗で得点にいたっては11試合で3得点とものっすごい低迷。

この両チームのリアルガチな対決。

当時水戸ちゃんがやっていた「漢・前田祭」と言う謎企画に他サポが乗っかり、水戸ちゃんを応援するために他所のJリーグチームサポが各々のチームのユニを来て集まり、中にはロッテオリオンズとか近鉄バッファローズとか、もうなんの集団だかよく分からない多国籍すぎる連合軍を結成。

試合は水戸ちゃんが5-1でヴェルディに快勝し、ラモスに引導を渡した伝説の試合。
まあ、ラモスはシーズン最後まで勤めて、結果ヴェルディはJ1に昇格するんですがね。

そんな因縁のあるようなないような両チームの対戦が、アニメコラボを背景に実現するとはなんとも感慨深い。

ちなみに、ネットで見かけた資料によりますと、超電磁砲のBD/DVDの売り上げは、1巻が合計 26,886枚。
ガルパンの1巻は合計29,456枚だそうで、どちらにも甲乙つけがたい。
アニメ作中でも、レールガンの超能力者と戦車の対戦と考えると、なんともどちらも強そうで絵になりそう。

仮に試合を見に行く場合、どちらのゴール裏にいこうか本気で悩みどころです。

残念ながら、アニメの人気や知名度、規模から言っても、のうりん!とコラボのFC岐阜さんでは、厳しいか。
そういえば岐阜さんの今の監督は…ラモス!

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