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2015年2月 9日 (月)

アニメ/5thライブ初日感想「2と3の間」

極上のエンターテイメントを堪能してまいりました。

そんなわけで過日、予告通り1/31にラブライブ5thライブ初日に参戦してきました。
http://www.lovelive-anime.jp/sp_5thlive.html

スタジアムモードだとフルで約30,000人ほどの収容人数。
仙台七夕よりも人口密度が濃い状況だから、初のラブライブのライブ参加の僕と友人は、しょっぱなから洗礼を受ける羽目に。

現地10時着でとりあえず物販の列に並ぶ。
並ぶ。
並ぶ。
並ぶ。

 「いつ買えるんだこれ?」

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別に進んでないわけじゃない。確かに進んではいるのだが、まったく先が見えない。
東京は暖かいと聞いていたが、強烈なビル風がみるみる体温と体力を奪う。
今年でこれなら、昨年4thライブで大雪が直撃した日は、物販の列で凍死者が出たのではないかと心配になるほどだ。

結局グッズを買えたのは14:30過ぎ。

約4時間半の列待機中、建物内にようやく入れたと思ったら、
 「絢瀬絵里のリングライト売り切れましたー」
と聞こえて絶望し、ようやく物販列に並んであと1人のところまで進んだら、
 「絢瀬絵里のキーホルダー売り切れましたー」
と聞こえて重ねて絶望する。

ライブ前に体力も気力もすっかり削がれてしまった。

それでも、ランチ代わりに入った居酒屋が当たりで、食事も休憩も着替えも全て済ませることが出来た。居酒屋のBGMにでラブライブパワープレイとか、都会はすごいね。

18時開始のライブは若干開始が押したものの、アンコール含めてノンストップで4時間ちょい。

最近ラブライブにお熱な僕が、よく周囲に言われるのが、
 「なにがそんなラブライブ凄いの?」
ってことなんだけど、一言でいうと、
 「ライブでは声優さんがほぼすべての曲をアニメ通りに歌って踊る」
ことかな。
しかも、背景ではアニメのPVや本編を流してシンクロさせる徹底っぷり。

声優さんはあくまで演者であって、ラブライブ単品で食ってるわけじゃなく(仮に仕事比率が大多数を占めていたとしても)、基本的には複数の仕事を掛け持ちしている。
そんな中、ライブで全曲歌い踊るのは、並外れた努力では成しえないだろう。

もちろん、ダンスも歌唱力も、本物のアイドルやアーティストに比べれば見劣りはする。
ここで大事なのはその世界観。
アニメのライブイベントだから、オーディエンスは声優さんを透過して、アニメのキャラを見ているわけで、それをどこまで再現できるかどうか。

それがライブ初見の僕には、もうすべてが素晴らしかった。

ダンスはお見事。
そして今回は、とにかく衣装が凄かった。

アニメ第2期のオープニング衣装に始まり、2期3話の「ユメノトビラ」、2期5話のウェディングドレス&タキシード、2期6話のハロウィンに、2期9話の「Snow halation」、2期12話のラストライブの衣装、加えて、「輝夜」の和風衣装に、各3人ユニットごとの衣装にアンコール衣装と、
 「一体いくら衣装代につぎ込んだのだ」
と見ているほうが心配になるレベル。

特にウェディングドレスは、アニメのエピソードをもとに再現したので、1曲だけの限定お披露目。
なんと言う贅沢な!
おかげで僕は、5thライブ後、見事に「りんぱな病」発症ですよ、えぇ。

この日会場に集まったファンの人たちは、声優さんの歌い踊る姿に、アニメのキャラクターが投影されて見えていたことだろう。

2次元と3次元の間、次元の狭間はこの日、間違いなくこの場所にあった。
そう断言できる、見事なステージでした。

あと、場内広いので、なんかゴンドラに乗って場内1周して遠くのお客さんの目の前まで行って歌ってくれるファンサービスも、個人的には「そこまでやってくれるんだ」と言うね。
アリーナと400レベル(4階相当)では、高い金払っても見られる大きさ違うだけに、ああいう細かいファンサービスは大事だなと。

大変満足、充実した1日でありました。

んで、日記書くまでのこの1週間の間に、8月に開催される仙台でのファンミーティングのチケットも当たってしまいました。
http://www.lovelive-anime.jp/sp_fmt2015.html

アニメでは3年生が卒業式を迎え、劇場版がたぶん卒業旅行になると思われ、”結”が決まっている物語なので、来年行われる6thライブはサブタイトルに「ファイナル」ってつくことが予想されるけれども、ここまで来たんなら最後までは見届けたいと思います。

ちなみに、1stシングルの初動売上は5年前当時「434枚」だったとか。
アニメ化とともに爆発的に人気を伸ばしたラブライブは、やっすい言葉だけど、「信じれば夢はかなう」って現実に存在するんだなと、この歳になって思いました。

雑誌のレポート記事

みんなの想いで導かれた奇跡の場所「ラブライブ!μ's Go→Go! LoveLive! 2015 ~Dream Sensation!~」2日目レポート
http://anime.webnt.jp/report/view/3956

ちと古いけど、簡単な歴史はこの辺がくわしい。

ラブライブ!の軌跡
http://matome.naver.jp/odai/2140016824060220301

企画は「ヒロインが全員女神」とか「ママが5人」とか「ヒロイン全員双子」とか、頭のねじが5-6本吹っ飛んでることで有名な雑誌「電撃G's magazine」からのスタートです。

なんでPCエンジン雑誌がああなって、しかも現在まで生き残ってるのか、世の中は不思議に満ちている。

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