ベガルタ/【2nd第6節】放出と吸収
この日のベガルタ仙台の試合の復興ライブゲストは松崎しげる。
テレビ時代の歌手のカリスマ性は今の世においてもスゴイものがあるなと。
平日の試合前のライブで、多分5000人もいなかったと思うんだけど、完全にお客さんを手のひらに載せて盛り上げてくれました。
なでしこの澤さんの旦那さんが、ベガルタスタッフの辻上さんで、そんな日に「愛のメモリー」歌うんだから出来すぎだよね。
さて、2ndステージで未勝利の仙台は、1stで1-0で敗れた松本山雅にこの日も前半でリードを許す。
ともすればテンションが下がり、前半終了時にブーイングが上がったように、後半の応援も迫力のないものになりがちだったが、この日は違っていた。
とにかく声が出てる。
もはやそれはやけっぱちと言っても良いくらいの応援だ。
思い返せば、僕が直近で参戦した7月の広島戦。
前半で1-3のリードを許し、なんか久々に楽しみに来たのに内容に絶望した僕は、後半はアリバイ程度にしか声を出していなかった。
試合は3-4で割と追いすがるのだが、
「追いつきそうな流れになってから応援するのって、なんかズルい感じがするよね」
と観戦仲間と試合後に話をした。
勝つも負けるもあるのであれば、悔いのないようにせめて声ぐらい出さねば。
しかもこの日の僕は、年間チケットを譲渡いただき入場した。ならばその譲ってくれた相手にも申し訳が立たん。
そう思って、この日は最近では無いほどかなり声を出してたんですけどね。
そしたら、コールリーダー(代理)の方も、ブーイングをするのではなく、強豪チームと当っている気持ちで頑張ろうという話をしていたようで。
イライラするからそれを吐き出すんじゃなくて、それをこらえてエールとして放出する。
この日は1万5000人とは思えないほど、全体でよく声が出ていた気がする。
それが後押しになったかならぬか、試合は3-1で逆転勝利。
後ろめたい気持ちは何もなく、胸張って「今日は応援したぞ」と言う清々しい気持ちと、3月の山形戦以来の生観戦での格別の勝利でした。
そして、帰りの地下鉄内。
2chの某スレッドを読んで思わず噴き出した。
「黒い松崎しげるが黒星を吸収した」
テレビで見るよりも黒かったからすごいよ、しげる。
http://www.jleague.jp/photo/article/6049#photoDatail
とりあえず「黒い松崎しげるが黒星を持ってきた」と言われなくて良かった。
仙台は残留まであと4勝。なかなかの距離。
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