さて、大会背景は1つ前に書いたので、今回は8月21日に行われたジャイアントグラムのイベント「TWINZ」の結果です。
大会名 : ALL-TWINZ
開催日 : 2015年8月21日
ドリームキャスト版「全日本プロレス3ジャイアントグラム2000」が発売されて今年で15周年。
8年ぶりに復活したTWINZで、各選手はどのような試合を繰り広げたのか。
▼第0試合
ドラゴン殺法 vs ラリアット殺法
記念すべき大会のダークマッチ。
名勝負数え歌が、TWINZのリングで久しぶりに再会。ベテランをも超えた2人のレジェンドレスラーの戦いぶりを堪能。
と言う名の機材チェック。
久々の実況解説でなかなかリズムに乗れず。テイム名人曰く「酒が足りん」
▼第1試合
蛾珍子 vs 仮面パワフル (中止)
▼第1試合 (代替え)
シングルマッチ 60分1本勝負
仮面パワフル vs ルチャコミク・バンディ
なんと第1試合から直前のカード変更。
蛾珍子が、新幹線遅延の影響でこの日の記念大会に出場できず。
急遽、ルチャコミクが試合に出場することに。
打倒、蛾珍子で乗り込んできた仮面パワフルが肩透かしを食った結果に。
その怒りをぶつけられてルチャコミク気の毒。割とあっさり仮面パワフルの勝利。
また、機材トラブルで映像残っておらず。
▼第2試合
デビュー21周年記念試合
タッグマッチ 60分1本勝負
藤崎詩織、早乙女優美 組 vs 虹野沙希、片桐彩子 組
1994年5月27日のデビューから数えて、丸21年の4人による記念すべきタッグマッチ。
10周年記念試合で対戦した詩織、優美がタッグを組み、虹野、片桐を迎え撃つこの一戦。
GG2000のタッグマッチは毎回難しい試合になるが、この日は60分と制限があり、双方ともに実力を発揮、バーニング技や得意技を惜しげもなく出し合う展開となった。
ここからHDD録画の試合映像あり。
ヘッドホンなら場内の声も多少拾えます。
↑ ここまでの2試合は、「体力100% 難易度ふつう」での観戦モード
↓ ここからの3試合は、「体力150% 難易度むずかしい」での観戦モード
▼第3試合
シングルマッチ 60分1本勝負
フランソワー・ズモレシャン vs サンダーストーム北尾
前半戦最後の試合は、TWINZ時期エースと呼ばれながらもなかなかタイトルに縁のないズモレと、岡山県からの刺客、サンダーストーム北尾による対戦。
当初、ルールについて双方に隔たりがあり、北尾が条件を飲まず開催が危ぶまれる危険性もあったが、なんとか通常のTWINZルールでの対戦のこぎつけた。
北尾の意外な正統派スタイルに、体格で劣るズモレが一時防戦一方に。
武輝式サンダーストーム、ディスティニーハンマーで3カウントを迫る北尾に対し、ズモレも得意の打撃やジャンポールで対抗。
途中、ズモレによる衝撃発言が飛び出すなど、緊張感あふれる試合となった。
第3試合後休憩。
売店には、試合を終えた直後のズモレ、北尾と、ルチャコミクがファンサービスで現れた。
▼第4試合
シングルマッチ 60分1本勝負
マスターきまら vs 太仁田ブ厚
ミラクルかつドリームなカード、遂に実現。
対戦を熱望したきまらの執念が、太仁田の邪道を飲み込むことが出来るのか。
それとも邪道と言う猛毒は、TWINZのリングをも余すところなく染めてしまうのか。
序盤は静かな立ち上がりとなるも、初対決とは思えないほどのスイングした試合を披露。
バーニングにはバーニングで返し、太仁田がDDO、TFPBを繰り出せば、きまらも場外へのダイブ技を惜しみなく繰り出す。
きまらから生み出された熱は、果たしてミカド勢に対し「NEXT」を呼び込むことが出来るのか。
▼第5試合
メインイベント MDA TWINZヘビー級選手権試合
時間無制限 3本勝負
王者 まいど邦衛 vs 挑戦者 弘橋棚至
かつてきまらの返上したベルトを巻いた王者まいどに、弘橋が挑むこの一戦。
新設されたベルトを巡る争いは、お互いの感情が爆発し、激しい消耗戦となった。
かつてのスタイル同様に、打撃技で攻め込むまいど。
元々アメリカンプロレスを好んでみる弘橋は、まいどの技を受け切ろうと試みるも、そこはキャリアの差か、徐々にまいどのペースに引き込まれていく。
場内は、弘橋の戴冠を望む声が多く、コールも湧き上がるが果たして。
▼延長試合
シングルマッチ 60分1本勝負
藤崎詩織 vs 片桐彩子
全試合終了後におこなわれた、ダークマッチの特別試合。
試合映像なし。
タッグマッチでは収まり切れなかった両者による対決で、この日の興行は締め。
主催者発表で、arkの観客は11人、Ustreamの視聴数はのべ92人を数え、発売から15年経過しても変わらず、ジャイアントグラムを愛するファンが多いことを印象づけた大会であった。
この映像を見て、1人でもドリームキャストを購入し、レスラーの育成を始める方がいたのであれば、我々は本望です。
またどこかで、お会いしましょう。
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