ベガルタ/【2nd第15節】残留、そして完敗
ベガルタ仙台は、土曜日に16位の松本山雅が敗れたため、日曜の試合を戦わずして2015シーズンのJ1残留が決まった。
そう「決まった」んである。自分たちで「決めた」のではない。
8月の日記で「残留まであと4勝」と書いていたが、実際にはそれから2勝しかしていない中での残留。
なんとも手ごたえの無い、これまでのJ1復帰後6シーズンの中で、最も歯ごたえの無い残留であった。
この状況で対戦相手がガンバ大阪。
水曜にACLで敗れ、中3日で仙台に乗り込んでくるのだから、メンタルもフィジカルも仙台のほうが上のはず。
しかも、残留争いと言うプレッシャーから解放され、躍動する仙台の選手の姿が見られるのではないか。
と言う期待に胸をワクワクさせて会場に足を運んだ人たちは、そんなに多くないのではないか。
それほど今年は、期待できない、見ごたえの無い試合が続いた。
そしてホーム最終戦となるこの日も、見事なまでの完敗を喫した。
正直なところ、今シーズンのベガルタに対する印象がディモールト悪いのは、ひとえに
「ホームで負けすぎた」
ことだろう。
どんなに客を呼び込もうとしても、ホームで勝てなくては客足は遠のく。
地元のローカルニュースのスポーツ枠も、負け試合にはそんなに時間を割いてはくれない。
さて、監督自ら「ホームで負け続けてすいません」と謝罪した今年と、過去のJ1での5シーズンの「ホーム戦のみ」の成績を、頑張って数えてみた。
2015年 5勝2分10敗 (5勝のうち4勝は1stステージ。2ndは8月の1勝のみ)
2014年 6勝6分5敗 (内リーグ戦3試合はアーノルド監督が指揮:2分1敗)
2013年 7勝7分3敗 (ACL出場年)
2012年 9勝6分2敗 (年間2位)
2011年 8勝7分2敗 (震災年)
2010年 7勝4分6敗 (最終節に残留決めた)
お分かりいただけるだろうか。
ぶっちゃけ勝利数ではそこまで差はない。
とにかく今年の負け試合の多さである。
昨年の倍、昇格年の未熟なシーズンと比較しても4敗も多い。
これでは、印象が悪くなるのも仕方がないと思われるが、如何だろうか。
監督の人事問題は、しょせん素人なので分からない。
ただ、素人目には今年、伸びしろは感じなかったし、戦術の積み重ねがあるようには見えなかった。
続投ならばせめてヘッドコーチを置くとか、何らかのテコ入れは図っていただきたく。
テコ入れと言えば。
ベガルタさんの使えないLINEとか始まらないツイッターとか、いい加減どこかに委託すればいいのに。
地下鉄の順位表とかも2週間くらいほったらかしのときあるし。
なんか、不満ばかり募る今シーズンでした。
やだなぁ、こういうの。
ちなみに、天皇杯ベスト16がユアスタであるので、とりあえずそこで勝て。
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