« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月27日 (火)

ベガルタ/【2nd第15節】残留、そして完敗

ベガルタ仙台は、土曜日に16位の松本山雅が敗れたため、日曜の試合を戦わずして2015シーズンのJ1残留が決まった。

そう「決まった」んである。自分たちで「決めた」のではない。

8月の日記で「残留まであと4勝」と書いていたが、実際にはそれから2勝しかしていない中での残留。
なんとも手ごたえの無い、これまでのJ1復帰後6シーズンの中で、最も歯ごたえの無い残留であった。

この状況で対戦相手がガンバ大阪。

水曜にACLで敗れ、中3日で仙台に乗り込んでくるのだから、メンタルもフィジカルも仙台のほうが上のはず。
しかも、残留争いと言うプレッシャーから解放され、躍動する仙台の選手の姿が見られるのではないか。

と言う期待に胸をワクワクさせて会場に足を運んだ人たちは、そんなに多くないのではないか。

それほど今年は、期待できない、見ごたえの無い試合が続いた。
そしてホーム最終戦となるこの日も、見事なまでの完敗を喫した。

正直なところ、今シーズンのベガルタに対する印象がディモールト悪いのは、ひとえに
 「ホームで負けすぎた」
ことだろう。
どんなに客を呼び込もうとしても、ホームで勝てなくては客足は遠のく。
地元のローカルニュースのスポーツ枠も、負け試合にはそんなに時間を割いてはくれない。

さて、監督自ら「ホームで負け続けてすいません」と謝罪した今年と、過去のJ1での5シーズンの「ホーム戦のみ」の成績を、頑張って数えてみた。

2015年 5勝2分10敗 (5勝のうち4勝は1stステージ。2ndは8月の1勝のみ)
2014年 6勝6分5敗 (内リーグ戦3試合はアーノルド監督が指揮:2分1敗)
2013年 7勝7分3敗 (ACL出場年)
2012年 9勝6分2敗 (年間2位)
2011年 8勝7分2敗 (震災年)
2010年 7勝4分6敗 (最終節に残留決めた)

お分かりいただけるだろうか。

ぶっちゃけ勝利数ではそこまで差はない。
とにかく今年の負け試合の多さである。
昨年の倍、昇格年の未熟なシーズンと比較しても4敗も多い。
これでは、印象が悪くなるのも仕方がないと思われるが、如何だろうか。

監督の人事問題は、しょせん素人なので分からない。
ただ、素人目には今年、伸びしろは感じなかったし、戦術の積み重ねがあるようには見えなかった。
続投ならばせめてヘッドコーチを置くとか、何らかのテコ入れは図っていただきたく。

テコ入れと言えば。

ベガルタさんの使えないLINEとか始まらないツイッターとか、いい加減どこかに委託すればいいのに。
地下鉄の順位表とかも2週間くらいほったらかしのときあるし。
なんか、不満ばかり募る今シーズンでした。
やだなぁ、こういうの。

ちなみに、天皇杯ベスト16がユアスタであるので、とりあえずそこで勝て。

151025001

151025002

151025003

151025004

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月20日 (火)

プロレス/10.9K-DOJOと10.10石巻専修大

プロレス団体多すぎる問題は、FFFだろうがGPWAだろうが解決できなかったので、もう諦めて、各団体の自然淘汰を待つしかないのかもしれない。
その場合、1つの団体が潰れるとさらに2つ、または、それ以上の団体数に分裂する可能性があるのが難点だが。

ノウダラケかよ!

すっかり時期を過ぎましたが、仙台も体育の日を含めた3連休前後で、K-DOJO、みちプロ、センダイガールズ、レッスル1と、わりと興行戦争でした。地方都市で何してくれる。

そんな中、きめんは10.9のK-DOJOと、10.10は石巻専修大学の学生(草)プロレスを見てきたので、簡易メモとして残します。


<10.9 K-DOJO CLUB-K TOUR in SENDAI>

観衆:173人
場所:宮城・宮城野区文化センター
カード、結果:
http://www.k-dojo.co.jp/results/20151009sendai/

151009001

151009002

151009003

151009004

TAKAみちのくが立ち上げ、常設会場(Blue Field)のある千葉県を中心に活動しているK-DOJO。
KはKAIENTAIのKね。
いつ見ても観客数が70-80人とかだったので、わりとあっさり潰れるかと思ったけど、常設会場が道場も完備しており、そもそも自分たちの興行時は使用料がかからない(TAKAがWWE時代のギャラの貯蓄で作ったらしい)ので、客入った分全部利益になるからか、活動はすでに10年を超えている。

所属選手のHi69やヤス・ウラノ、真霜拳號などは、過去にも他団体に出場していたので見たことあるし、みちプロにたまに来ていたDJニラは、僕の心を捉えてガッチリ放さなかったので、選手は割と知ってる。一時期きめんの中にだけ「ハンサムブーム」が来てたこともあるし。

とは言え、カード編成を見ても知らない選手が多いので少々不安。
まあ、分からない箇所は下手にプライドを持たず、出身から試合運びからフィニッシュまで、プロレス女子に教わるんですがね。

今回の目玉はメインの「真霜拳號、佐藤悠己組vsTAKAみちのく、MEN'Sテイオー組」だったんだけど、途中の試合も含めて、TAKAの「一点集中」「垂直落下は使わない」「決めるときは得意技一発で」って理念が、ちゃんと息づいているのは流石。

個人的には、第1試合のヒロ・トウナイが、テクニシャンでかなり好みのタイプ。
あと、火野裕士はしばらく見ないうちにデカくなったなぁ。絶対に道歩いてて向かい合いたくないなぁとか。
バンビさんずいぶんお身体が緩くなったなぁとか。
トマトうぜぇとか。
リッキーさんまだまだ元気だなぁとか。

メインは文句なく面白く、メンテーさんの相手を手玉に取るテクニックを堪能し、TAKAと佐藤の因縁を興味深く見守り、真霜拳號の迫力に悲鳴を上げ、凶月のセコンド介入にヤジを飛ばす。
良い興行でございました。
あ、凶月は「まがつき」と呼ぶらしいです。「きょうげつ」じゃないそうです。焼酎になっちゃうからね。

試合後は巣窟で試合の話などしつつ打ち上げ。
うむ、正しいプロレスファンの姿だ。


<10.10 プロレスリングDEWA in 石鳳祭>

観衆:わりと多め
場所:2015石巻専修大学大学祭「石鳳祭」会場内特設リング
フード:屋台のご飯美味しくて楽しい
カード、結果:
http://dewapro.jimdo.com/%E8%A9%A6%E5%90%88%E7%B5%90%E6%9E%9C-1/2015-10-10-11/

151010001

151010002

151010003

151010004

151010005


さて、8月の「TWINZ」にも(ビジメモ)でご参加いただいた太仁田ブ厚選手が参戦されるとのことで、翌日は車で石巻へ。

その昔若い頃は、超メジャー思考だったので、学生プロレスとか草プロレスとか大っ嫌いだったけど、いつの頃からかインディーにはまり、どインディーも見に行くようになり、そのへんのボーダーは現在では全くなし。
人は変わるものだ。

個人的には、オーディエンスを楽しませるだけのものをリング上で魅せられるかどうか、かな。
そこにはメジャーもインディーもないと思ってます、今ではね。

そういう意味では、入場無料だったとはいえ、この日の石巻専修大での試合(主に「プロレスリングDEWA」)は、観客の満足度も高いもの。

マジで女子プロレスラーの唯我選手も来ていたし、メインの「イエスロープ・有刺鉄線風・電流爆破風・ハードコアトルネードデスマッチ」では、元・全日、ノアの菊池毅選手の参戦があり、リング内外でゴツゴツした戦いを繰り広げておりました。

※ 菊池選手現在は、富谷町の焼肉小鉄の店長をされております
http://ameblo.jp/hinotama-kozo-1964/entry-11993491813.html

太仁田さんの試合を生で見るのは初めてだったけど、菊池選手に場外でブレンバスターを仕掛け、ガチ頭突きの反撃にあうなど、受けもしっかりしている印象。
また、代名詞の「電流爆破風」のクラッカー着火を、観客みんな楽しそうにやっているのが印象的でした。

その選手に関する知識がなくても、試合で魅せて楽しませる。
もうこれは間違いなくプロレスです。

そんなわけで、場外にいた菊池選手を差し置いて、試合形式に慣れている太仁田選手がサンダーファイヤーパワーボムで勝利。
試合後は、TWINZ参戦のお礼のあいさつも直接させていただきました。
ミカドもまた行きたいなぁ。来年になるだろうけど。

そんなわけで、プロレス頭を試される2日間。
満足して帰路につきましたとさ。

年内は一応、11月にDDT、12月に新日本観戦予定。
おかしいな、今年ベガルタを見に行った回数超えるんじゃないか、これ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 5日 (月)

アニメ/2015夏アニメ私的感想とランク付け

わりと原作知らずに見始めたのが多い夏アニメ。
消化は春よりも早かったし、見切るのも多かった。


~事前予想~

・本命:  Charlotte(シャーロット)
・対抗: 下ネタという概念が存在しない退屈な世界
・穴 : がっこうぐらし!


~Sランク~

なし


~Aランク~

なし


~Bランク~

・がっこうぐらし!

夏アニメで「ある意味最も期待」と書いた、その期待にそぐわぬ第1話のラスト。
絶望的な6話の次回予告とか、心臓に来ました。
これだからニトロプラスは!
惜しむらくは、原作で削ったシーンが多くて、その分アニメオリジナルが入って、途中ちょっとダレた。水着回とか。
HOTDがアニメも原作もあんな感じだったので、こちらは早めに原因を開示するという潔よさ。
コミックス全巻買う程度には気に入りました。


~Cランク+~

・Charlotte(シャーロット)

とっつきづらい主人公と、クセのある絵柄と、第1話の微妙さが少々損した印象。
シナリオライターの設定的には割と冒険したかなと。
ただ、話のまとまりがちょっと収集つけづらく、最終話は無理やりかなぁと意見の分かれるとこか。
個人的には面白かったけど、途中の展開とか含めて総合的にはこの辺かな。


~Cランク~

・GATE(ゲート) -自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり-

主人公がオタクでコミケの話題普通にしてるとか、最近この手の設定多すぎだよなと思ったら案外違った。
自衛隊ツエーだけでは終わらず、異世界の政治背景とかやってるのは好印象。
ドラゴンと戦う自衛隊はイカス。まあ、敵対国を機銃掃射してるシーンはどうかと思ったが。
分割2期の1月からの放送も見る予定。
原作は本編完結してるんだよね、確か


~Cランク-~

・うしおととら

原作が面白いので、文句なしと言いたいところなんだけど、やっぱり時代背景が古すぎるのと、展開がアニメに合わせて早すぎる。
少々作りがもったいないというか、雑な印象。
今後も見続けますけどね。ジエメイさんの件とか、原作以来見てないし。


~Dランク~

・WORKING!!! (第3期)

とにかく働かない人々が多すぎて不愉快。
1期はあんなに面白かったのに、なんでだろう。
原作が終わってるので、今回は小鳥遊くんと伊波さんの件がまとまるのを見たいがためだけに見続けて、まさかの13話で終わらず、放送日未定の1時間特別枠放送とかね。
見なきゃ良かった。

・おくさまが生徒会長

竹達が喘ぎ声を上げるだけのアニメ。
Amazonビデオだと謎の光が入らないのが割と驚愕。1話無料。
これの原作マンガが割と巻数出てて驚いた。ハーレムもんは一定の需要はあるんだね。


~切り捨て御免~

・ケイオスドラゴン 赤竜戦役(5-6話くらい)

虚淵なので見てみた。1話はいつもの虚淵で、それ以後はなんかよく分からなかった。

・乱歩奇譚 Game of Laplace(7話くらい)

推理ものを想像してたら、男の娘がうざかった。
それでも割と独特の雰囲気があるので見てたが、刑事さんの件で見る気が無くなった。
割と救いのない結末が多め。

・わかば*ガール(3話くらい)

10分なのに長くて切った。絵が可愛いくらいではだまされない。

・Classroom☆Crisis(クラスルーム☆クライシス) (4-5話くらい)

宇宙の壮大なイメージを想定してたら、割と現実と主にお金の面で向き合う番組。
素直に同時刻帯のシャーロット見ておけば問題ない。

・下ネタという概念が存在しない退屈な世界(6-7話くらい)

結構風刺が効いてると言うか、世の風潮に一石を投じる内容ではある。
が、総じて下品。
ちょっとついていけなかった。つまらなくはないんだけどね。

・実は私は(12話)

AT-Xで予約してたら、まさかの13話構成で、最終話がAT-Xの契約切ったので見られなかった。
でもまあいいや。序盤は超面白かったんだがなぁ。


そんな感じの夏アニメでした。
がっこうぐらしがなければ、シャーロットはBに上げてもいいし、GATEはC+に上げてもいい。
相対的にこうなっちゃったと言う感じ。

秋は、すでに始まってるのもあるけど、まだどれも見ていない。
我慢しないでどんどん切っていくよ。

さて、恒例の気に入った夏アニメOPで締め。

がっこうぐらし

Charlotte(シャーロット)

Gate: Jieitai Kanochi nite Kaku Tatakaeri - Opening OP

うしおととら 混ぜるな危険 筋肉少女帯 HD高画質

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »