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2016年10月28日 (金)

プロレス/10.16仙女旗揚10周年BIG SHOW観戦記-8(試合後のやり取り他)

~BACK 観戦記7~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-sho-4.html

メインイベント終了後、里村がリングを去り、橋本がベルトや表彰状を受け取ったあと、リングに乱入した選手が現れた。
同門のカサンドラ宮城である。

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自分の後輩が里村を破り、ベルトを獲ったことに対するジェラシーもあるのだろう。
ただ、あの激しい戦いのあとである。ぶっちゃけ場内に、
 「お前じゃ勝てねー」
空気が漂った。

これに関しては、カサンドラ本人も公式ブログで以下のようにコメントしている。


「…橋下のベルトに挑戦表明したが…」
「…周りの反応が正直悔しかったぜ…」

http://www.sendaigirls.jp/blog/blog.php?userid=9
10/17付けエントリー参照

やはり、場内の微妙な空気は本人にも伝わっていたようである。
正直なところ、カサンドラ以外にも誰かが乱入し、挑戦者決定戦でもないと説得力に欠けるのではないかと思った。

確かに、今年8月に行われた里村への挑戦権をかけた1dayトーナメント1回戦で、カサンドラは橋本に回転エビで勝っている。
だが、タイトルマッチで同じような手が通じるとは考えにくい。

そのため、この件について、カサンドラがどうすれば今の橋本に勝てる可能性が生まれるか、大会を一緒に見ていたdokuhunt師匠に意見を聞いてみることにした。

そこで驚くべき事実が判明した。

wikiなどによると、カサンドラと言うか憑依体である宮城倫子のスポーツ歴は、
 「学生プロレス」
である。
大事なことなので、もう一度言おう。
大学時代、学生プロレスのレスラーとして試合をしていたのである。

だがちょっと待ってほしい。
カサンドラのムーヴに、そんな学プロらしい動きがあっただろうか。
何をもってして学プロらしいのかは判断が難しいが、少なくとも僕の目には、デビュー2年目のまだこなれていないレスラーの動きにしか見えなかった。

確かにカサンドラとなってからは、宮城ローカルなニュース番組やバラエティ番組への露出も増えたが、コメントも人の良さを発揮していたはずだ。

doku師匠は言う。

 「今の試合での動きは、学プロ時代の動きを制限しているとしたら」
 「テレビへのコメントは、場慣れしているからこそ無難な発言をしているとしたら」

それが事実だとすれば、とんでもないフェイクを我々は2年もの間見せられていたことになる。
さらに付け加えるなら、もし仙女入門後に里村から、
 「プロレスラーの動きを身に着けるため、時が来るまで学生プロレス時代のムーヴは禁止」
を命じられていたとすれば。

この海のリハクをもってしても見抜けなかった、とんでもないプロレスラーが、橋本とのタイトルマッチで、
 「時は来た!」
と、目を覚ましてしまうかもしれない。

そういえば、前述したカサンドラブログで、橋本への挑戦表明後、気になる一文があった。

「…コミカル?ヒール?塩?…ふざけんな…勝手にてめぇらのものさしで測ってくるんじゃねぇ、今までに無いものを生み出さなけりゃ…食っていけねぇだろうが…」

 「てめぇらのものさしで測るな」
 「今までに無いものを生み出す」

これらの言葉は、タイトルマッチの日にすべてのムーヴを解禁するという宣言なのではないだろうか。
束縛する全てのものから解き放たれた、覚醒カサンドラ宮城の光臨は近い。


と言う妄想話を、doku師匠とネットラジオで配信してましたので、暇な方は聴いてみてください。

第41回配信Joe_Jack_Man's_Podcast「祝ベルト挑戦表明カサンドラ宮城様崇拝特番!センダイガールズプロレスリング10周年大会1/3」

http://dokuhunt.hatenablog.com/entry/2016/10/26/000000

これだけ長々書いておいて宣伝かよ!

そんなわけで、橋本とカサンドラによる仙女新時代のタイトルマッチは、11月9日(水) 18:30から東京の後楽園ホールで行われますので、興味のある方はどうぞ。

その他のセンダイガールズプロレスリングの日程は、以下のリンクか、里村さんのツイッターを参照してください。
http://www.sendaigirls.jp/schedule/


そんなわけで、次なる10年へと歩み始めたセンダイガールズプロレスリング。
今後も地元宮城で、末永く活動をしていただきたいと思います。

きめんは微力ながらも、センダイガールズプロレスリングを応援しております。

そんなわけで、今回のレポートは終了。
長いエントリーにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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2016年10月26日 (水)

プロレス/10.16仙女旗揚10周年BIG SHOW観戦記-7(第6試合メイン)

~BACK 観戦記6~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-sho-3.html

第6試合 メインイベント
センダイガールズワールドチャンピオンシップ
王者:里村明衣子 vs 挑戦者:橋本千紘

ついに来たメインイベント。
チャンピオンは、仙女の代表であり社長でありエースである里村。
挑戦者は、里村が育てた愛弟子、橋本。

10年前、他団体との対戦でしかカードが組めず、メインも里村対アジャだったが、10年後は所属選手同士でのタイトルマッチで、大会場を立派に埋めて見せた。
※ 主催者発表:2080人

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それだけでこみ上げるものがあったが、今回はそれだけではない。
「歴史が動く瞬間」が見られるかもしれないという、期待感があった。
場内もいつも通り里村への声援はあるが、橋本への声援も負けてはいない。そして橋本への期待感が場内を満たしている。

同じ団体内の若い世代が上の世代を破ることは、とてもインパクトのあることだ。

新日本で藤波がドラゴンスープレックスで猪木から3カウントを奪った日。
全日本プロレス大量離脱後の大会で、三沢が鶴田を丸め込んだ日。
ノア旗揚げ2連戦で、秋山が三沢、田上、小橋から続けて勝利したあの日。

おっさんなので例えが古いが、時代が動いた刻をプロレスファンは末永く語り継いでいく。
この日集まった観客は、時代が動く瞬間を見るため、歴史の立会人となるべく集まった者たちが多かったのではないだろうか。

そして、そんなことを簡単にさせてくれる里村ではない。
愛弟子である橋本への攻めは、強烈を極めた。

序盤こそ、タイトルマッチらしくグラウンドの攻防だったが、アマレス出身の橋本に対し、常に里村が上をキープ。腕を中心に攻めていく。
橋本も水車落としやスピアで反撃するも、里村は切り返してコブラツイストを極めるなど、若い橋本にペースを握らせない。

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圧巻だったのは、橋本をコーナーに追い詰めたときの里村の攻め。
コーナーで宙づりとなった橋本に蹴りの嵐。容赦のない攻撃を何発も繰り出していく。
これはいわゆる潰しに近いほどの攻撃だ。下手をすると橋本がこのまま潰されかねない。

しかし橋本は潰されない。
出る杭を打ち、破壊せんほどの攻撃に耐え、反撃に転じる。
序盤から狙っていたジャーマンに加え、里村の動きをパワーボムで止め、さらに追撃のジャーマンを狙う。

試合前から思っていたが、橋本はアマレス出身で水車落としを使い、ジャーマンスープレックスを決め技とし、コスチュームは仙女伝統の赤色だ。
オールディーズなプロレスファンは、その色と技から橋本にゲーリー・オブライトの幻影を見るのではないかと。
であるならば決めてほしい。マットに四つん這いになった状態からぶっこぬくジャーマンを。

そして橋本は、ぶっこ抜きジャーマンを里村相手に決めて見せる。
これでは決まらなかったが、続けて放った高角度のジャーマンスープレックスで、橋本千紘が師匠の里村明衣子から完璧な3カウントを奪って見せた。

場内、大爆発!

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自分の団体の選手の勝ち名乗りを、敗北し、寝そべったまま聞くことになった里村の心境はどうだったのだろう。

いろいろと思うところはあったのだろうが、鋭い眼光は試合後もそのまま、マイクで、
 「またすぐにでも挑戦するから、待っとけ」
と言ったのは、やはり修羅場を潜り抜けてきた選手のものだ。
ここで一歩引いてしまうようでは面白くないからね。ここから新たな歴史が始まり、またその中に里村も今度は挑戦者として絡んでくるのだろう。

そして橋本である。

1年前の仙台サンプラザでデビューし、そのデビュー戦の日に里村の挑戦者に名乗りを上げた強心臓。
この日の試合も、押される場面はあったものの、気持ちは最後まで切れずに真正面から立ち向かい、そして勝利した。
何よりも、里村がシングルで若い世代に負けるのは、あまり記憶にない。少なくとも、仙女ではどの先輩もなしえなかった快挙だ。多分。

橋本がこの先、どのようなチャンピオン像を作っていくのかはわからないが、前述したオブライトのように、掴んだら投げるってスタイルも、今の時代には新鮮でいいかも。
今後どのような防衛ロードを進むのか、楽しみでしょうがないです。

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橋本のジャーマンの迫力については、以下の里村選手のツイートからご確認ください。
試合中は興奮して、ジャーマン一発も写真に収めてなかった…。

試合のレポートはここまでで、長くなったので次回、試合後のやり取りと今後の展開を予想して、まとめにしたいと思います。

最後に、参考までにオブライトの動画貼っておきますね。


~ NEXT 試合後のやり取り他~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-sho-5.html

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2016年10月25日 (火)

プロレス/10.16仙女旗揚10周年BIG SHOW観戦記-6(第5試合セミ)

~BACK 観戦記5~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-sho-2.html

第5試合 セミファイナル
センダイガールズワールドタッグチャンピオンシップ
KAORU、DASH・チサコ組 vs 志田光、朱里組

セミは、仙女のタッグベルト選手権。
この試合に一番強い気持ちで挑んだのは、間違いなくチサコ。

10年のキャリアを積み、妹の仙台幸子とのタッグでつかみ取ったベルトを、妹の寿引退でタッグ解散、ベルト返上になったのだから。
その気持ちを汲んだのか、自らタッグパートナーに名乗りを上げたのが、ベテランのKAORU。現在ハードコアな試合も行っているチサコに対し、思うところがあったのかもしれない。共にタッグトーナメントを勝ち進んできた。

個人的に気になるのは、KAORUのスタンス。
かつての全日本プロレス時代の三沢、秋山組のように、KAORUが対等ではなく、一歩引いたスタンスで見守る立場だと、チサコを見殺しにしてしまう可能性が出てくる。

そして同じく、タッグトーナメントを勝ち進んできたのは、志田光と朱里の2人。
デビューは共に2008年と、チサコよりも2年後輩だが、生まれは3人とも1988年度の同級生。
朱里は、伝説のハッスル末期にデビューし、プロレスと並行してキックボクシングをしている器用な選手。
志田は、過去に3団体のタッグタイトルを獲得するなど、早い段階から頭角を現してきた選手。

特にハードコアマッチとかの説明はなかったものの、両チームとも竹刀やボードなど、凶器を持参してのリングイン。
タイトルマッチ宣言時も、しっかり傍らに置く徹底ぶり。
朱里の持ち込んでるのは、コシティかね。藤波がトレーニングに使うことで有名な。

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試合は、両チームともにタッグのうまさを見せつける。
KAORUとチサコが志田を捕まえれば、志田と朱里もチサコを捕まえてアピールする。
かと思えば、KAORUは完璧なロメロスペシャルでテクニシャンぶりを見せて、ペースを握らせない。

途中、場外乱闘となり、志田と朱里が場内を広く使い暴れまわる。
リングに戻ってからもお互いに凶器攻撃。
ボードで殴れば、竹刀で迎撃。
竹刀をコーナートップから落とせば、突き刺さる直前に白羽取りで受け止める、何とも緊張感ある攻防。
正直、勝敗が全く読めないシーソーゲームとなってきた。

ここで、チサコとKAORUが勝負をかける。
ダウンした志田と朱里相手に、ホルモンスプラッシュとムーンサルトプレスの同時共演。
これが両者ともにかわされ自爆。
ここから試合権利を持つチサコが、かなり追い込まれることに。

ロンリーバトルとは言わないまでも、KAORUのカットは執拗に邪魔され、チサコは返すのがやっと。
しかしここで逆転の切り替えし。これは返されるも、即座に横入式のエビ固めでカウント3。
チサコが自らの手で、タッグベルトを奪い返した。
場内、悲鳴にも似た大歓声。

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KAORUがカットに入らない場面もあったが、あくまでチサコを信頼しているように見えた。
僕の試合前の考えは、素人の杞憂だったと恥ずかしくなった。

試合後、負けた志田と朱里が悔しさからか襲い掛かるも、撃退してその場を収める。
悔しい気持ちからなのだろう、次回以降の参戦、対戦もまた楽しみな2人である。

勝利者賞のチュッパチャップスをもらった時のKAORUは、ベルトを受け取ったときよりもうれしそうな顔をしていた。
試合後のインタビューで、チサコが「KAORU」と呼び捨てにしていたのが印象的だった。
これからはパートナーとして、レスラーとして対等。遠慮はせずにガンガン行くという姿勢が、自信が、言葉から感じられてとても嬉しかった。

人は、強い気持ちを持って挑めば、10年と言う時間でこんなにも強くなれるのだなと、心から感動した。
この日のリングに、あの日、同級生に心配されていた女の子はいなかった。
そこにいたのは、自信と誇りに満ち溢れた、立派なプロレスラー。

リング上でベルトを巻いたチサコは、抜群にかっこよかった。

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そしていよいよ、この日のメインイベントへ。


~ NEXT 第6試合 メインイベント~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-sho-4.html

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2016年10月24日 (月)

プロレス/10.16仙女旗揚10周年BIG SHOW観戦記-5(第4試合)

~BACK 観戦記4~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-sho-1.html

第4試合
長浜浩江、水波綾組 vs カサンドラ宮城、アジャコング組

昨年のこの会場で、カサンドラの化身が宿り悪妃となったカサンドラ宮城が、アジャコングと再びタッグを組む。
昨年は試合終了後、バックステージでアジャコングにボロカスに言われて怒り狂い、インタビューをした地元女子アナに襲いかからんばかりの形相をしていたが、成長した姿を見せられるか。

対戦相手の水波は、ガイアジャパンに入門→引退→仙女で復帰→WAVEに移籍と言う経歴。
パッとまとめると、ガイアでは里村の同門で妹弟子、仙女ではカサンドラの7年ほど先輩にあたる。

長浜は、WAVE所属でキャリア2年の選手。カサンドラとはデビューが1ヶ月だけ長浜が先輩の同年デビュー。
なお、ツイッターのプロフ( @nagahama_hiroe )を見ると、
 「イメージDVD『あいらぶ爆乳クリニック』発売中」
と書いてあり、なんとなく不安になる。
月曜日のたわわかよ!
ついでに、wikiによると「ニックネーム Iカップのアイちゃん」と書いてあった。
月曜日のたわわかよ!!

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試合は、カサンドラが謎のヘッドバンキングを見せて相手の動揺を誘う。観客も動揺した。

途中、アジャコングが見栄を切ってからの毒針と言う、ブッチャー殺法で攻め立てる。なんか動き方もブッチャーみたいで、膝が悪そうに見えたが大丈夫だろうか。

そんな大柄のアジャコングを、水波がバックドロップで投げ捨て、スピアで倒して見せる。すごいド迫力だ。
この試合の10分経過のアナウンスが早く感じたのは、それだけ試合に見入っていたからだろう。

試合途中、まさかの緊急地震速報と、比較的大きな揺れが会場を襲う。
2000人以上集まったホールで、一斉に地震速報の音が鳴り響くと、ものすごくドキッとするね。
てっきり、カサンドラの魔界パワーが暴走して、地獄の窯の底が開いてしまったのかと思った。
「会場は耐震構造になっているので、慌てず云々」とアナウンスが入り、そのまま試合続行。あのアナウンスの効果は大きかったよ。落ち着いたもの。

試合は、カサンドラが長浜をみちのくドライバー風にマットに叩きつけて、自ら勝利。
悪妃が憑依して1年となる大会に花を添えた。

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試合後のアピールは特になし。

第4試合後に休憩時間となり、旧姓・広田さくらが挨拶。
妊娠5か月に入った報告と、いずれまたリングに復帰したい意向をコメント。

また、仙女の練習生の紹介と言うことで、仙台市泉区に在住の12歳!(小学6年生)による、受け身、ロープワークなどが披露されました。
ここで、練習生の前にお手本を見せたのは白姫選手。本日3回目の登場ですね。お忙しい。

そして第5試合、セミファイナルに続いていくよ。

~ NEXT 第5試合セミファイナル~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-sho-3.html

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2016年10月21日 (金)

プロレス/10.16仙女旗揚10周年BIG SHOW観戦記-4(第3試合)

~BACK 観戦記3~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-show-.html

第3試合
アレックス・リー、木村花、木村響子組 vs 白姫美叶、桃野美桜、浜田文子組

華やかなメンバーによる6人タッグマッチ。
パンフレットに木村響子、木村花の項目に「木村親子」と書いてあり、カブキとムタのようなギミックかと思ったら、本当の親子で驚いた。
木村響子が二十歳のときの子供だそうで、これはすごい英才教育だと思ったが、対戦相手の浜田文子はグラン浜田の娘で、こちらも英才教育の塊。
女子プロレスに詳しくない人でも知っている、女子プロ界の顔と言っても過言ではない選手。

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アレックス・リーは頻繁に仙女に参戦してくれる、セミレギュラーの選手。カナダでランス・ストームの指導を受けていたらしい。

んで、なんか見かけないちっこいのがいると思ったら、桃野美桜は149cmで、長与の今年旗揚げした「Marverous」に新人第1号として入門したらしい。知らんわけだ。
そして本日2試合目の白姫美叶は、この中で勝利を上げられれば大きいが、さて。

試合は、木村花と桃野美桜でスタート。
動きが早い早い。リング内を凄い速さで駆け回り、観客の目を引き付ける。今後の成長に期待が持てるぞ。
木村花は、文子にミサイルキックを放つなど見せ場を作る。

白姫も若手の戦いに割って入りたいが、ローンバトルで捕まる場面が多し。2試合目だしスタミナが苦しいか。
しかし、観客席からはちびっこの声で、
 「いわたー」
と言う歓声がいろんな個所から飛んでくる。間違いなくちびっこ人気はこの試合のナンバーワンだ。

文子は木村親子につかまるも、拝み渡り風にロープに上ると、DDTとレッグシザース風に2人をまとめて投げ捨てる。大物感が流石だわ。

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試合は白姫が粘るも、最後は木村響子の変形キャメルクラッチにつかまり無念のタップアウト。
1大会で2敗は悔しいが、他団体のデビューが近い選手もいることだし、切磋琢磨して行ければと。

休憩かなと思ったら、大会はそのまま第4試合へ。


~ NEXT 第4試合~

http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-sho-2.html

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2016年10月20日 (木)

プロレス/10.16仙女旗揚10周年BIG SHOW観戦記-3(第2試合)

~BACK 観戦記2~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101510big-sho-1.html

第2試合
松本浩代、アイガー組 vs ライディーン鋼、X組

10周年第2試合は、提供マッチのような組み合わせ。
X枠について同席のdokuhunt師匠と意見を交わす。

 「里村つながりで長与千種とかきたらビックリですけどね」
 「流石に無いだろう」
 「ただ、女子プロレス界でXで登場して場内が盛り上がる選手となると」
 「難しいね。一番可能性が高い旧姓・広田さくらは妊娠中で試合できないし」

長与千種と言えば、千葉県の船橋駅近くで、満面笑顔の看板を見かけたことがあるけど、ドアを開けたらカウンターの正拳突きとか来るかと思うと、怖くて入れない。

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とか適当なことを話している間にX入場。
Xはダイナマイト・関西!

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プロレスファンや格ゲーのバーチャファイターを遊んだ者には知らない者はいない、元祖スプラッシュマウンテンの人。
すでに2016年内での引退を表明しており、もう生で見る機会がないと思っていたが、この大舞台に参戦してくれて感謝。

試合は、アイガーの独特のムーヴでスタート。
「気持ち悪い」を連発する関西。
アイガーは、リングインしてそのままリングアウトするなど、ペースを握らせない。
こういうプロレスらしい見栄えの選手は、やはり分かりやすいのか、リングサイドのカメラさんも満面の笑みで撮影。

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ただ、どう考えても同じコーナーの松本浩代も困惑している。

松本は、仙女旗揚げ当時に2006年デビューと言うことからか、初期の仙女に頻繁に参戦し、超えられそうで超えられない同年デビューの壁としてあり続けた。
仙女主催の第1回じゃじゃ馬トーナメントでは、他団体ながら優勝も収めている。

加えて、当時は「エネミーチーム」と言う役割で、仙女に参戦するのは基本良いもんでも敵と言う扱いから、きっちりリング上で憎まれ役をこなし、試合に勝利し、僕のような女子プロレスに面識ない人間を、「ムキー!」とさせてくれたのも懐かしい。
ライディーン鋼との力の入る攻防は迫力がありました。
ライディーンはガタイもあるしまた見たいな。須山さんはなんでライディーンと命名したのか。ラァァァーーーーイイィィ!!!

試合は、関西がアイガーをファルコンアローっぽい技で仕留めた。
さすがにスプラッシュは使わないよね。

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試合後、関西が仙女への祝辞を述べて、第2試合は終了。
やはり10年前に記憶が飛んだチサコを抱えて退場した時と同様、漢気(?)溢れるお方でした。

さあ、第3試合に続くよ。


~ NEXT 第3試合~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-sho-1.html

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2016年10月19日 (水)

プロレス/10.16仙女旗揚10周年BIG SHOW観戦記-2(第1試合)

~BACK 観戦記1~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101510big-show-.html


第1試合 白姫美叶ファーストマッチ
白姫美叶 vs 藤ヶ崎矢子

10周年記念大会は、デビュー2年目の岩田美香 改め 白姫美叶と、JWPのデビュー4年目藤ヶ崎矢子の試合からスタート。

と思いきや、藤ヶ崎選手の入場テーマが違うというアクシデントが発生。
残念ながらこの日は、第1試合の前のカサンドラ宮城の歌声も、マイクの音量が小さいのか、3F席では全然何を歌ってるのか聴こえない状況だったので、引き続いての音響のトラブルはちょっと集中力が切れた。
(隣の席の子供も「歌聴こえなーい」って言ってた)

あとプロレスファンは、入場曲が長くて選手が入ってこないと、選手来てないとか、ゲート裏で乱闘してるとか、新崎人生vsミスター雁之助の抗争中に、雁之助が人生のコスチュームを盗んで自分で着たので、人生のテーマ曲が終わっても人生が入場して来ず、やっと入ってきたら普段の作務衣姿だったとか、余計なことを考えてしまう生命体なので、ほんとお願いします。

さて、試合前の煽りVTRでは、
 「名前を変えたから勝てるわけではない」
 「美仙女とか言ってるやつには負けない」
とか、やたら挑発的な藤ヶ谷。
過去のシングルでは藤ヶ谷が勝ってますが、キャリアは2年後輩ながらも1歳上の白姫(20歳と19歳)が意地を見せたいところ。

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試合前の白姫の握手には応じない藤ヶ谷。
蹴りを中心に攻める白姫と、オーソドックスな寝技で組み立てる藤ヶ谷。リバースのインディアンデスロックから鎌固めに決める藤ヶ谷。ブリッジが綺麗。

白姫は攻めるも単発。解説席にジャイアント馬場さんがいたら、
 「アピールしてる間に攻めればいいんですよ」
と言われそう(そこまで執拗にアピールはしてないけど)

白姫はノーザンライトスープレックスでカウント3を迫るも奪えず。出来ればもうちょいたたみかけたい。
試合は、藤ヶ谷がトップロープからのボディプレス→キックアウト→トップロープからの旋回式ボディプレスで勝利。

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白姫は、まだデビューから勝ち星がない。
この日も勝ちたい気持ちは伝わったが、見てる限り藤ヶ谷のほうが試合運びに余裕があったかな。
今の仙女は、同世代やキャリアの近い選手が参戦してるから、近いうちに初勝利が見られることに期待。
つっても、この日は第3試合にも出るんだけど。

仙女旗揚げの頃は、井上京子とか尾崎真弓とかすげーキャリアの選手ばかり来仙して、もっとキャリア近い選手呼べないのかなと思ってたら、デビル雅美が来仙して、
 「キャリア差がもっと広がってるよ」
と思わず突っ込んだことを思い出した。

あと、試合とは関係ないけど、ほぼ毎週水曜日にやってるセンダイガールズの一般開放日では、白姫選手に指導してもらえたりするので、興味ある方は行ってみるといいですよ。
めっちゃいい人です。

http://www.sendaigirls.jp/circle/

さて、このペースだと絶対に終わらないなと思いながら第2試合へ。

~ NEXT 第2試合~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101610big-show-.html

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プロレス/10.16仙女旗揚10周年BIG SHOW観戦記-1(試合前)

2006年7月9日に産声を上げた、
「センダイガールズプロレスリング」
が、今年2016年に旗揚げ10周年を迎えまして、10月16日(日)に記念大会が開かれました。

10年前には、地元仙台に女子プロレス団体が出来るということもあり、ずいぶんと気合を入れた観戦記を書いてましたが、最近はblogの更新もずいぶん減り、書く時間もなくなり。

過去ログ
7/9センダイガールズプロレス旗揚げ観戦記 ~part.1~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2006/07/79part1_2804.html

第1試合 金成 幸子 vs 井上京子 ~part.2~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2006/07/79part2_860f.html

第2試合 金子 友里恵 vs 吉田 万里子 ~part.3~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2006/07/79part3_abab.html

第3試合 金成 知佐子 vs ダイナマイト関西 ~part.4~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2006/07/79part4__cfae.html

7/9センダイガールズプロレス旗揚げ観戦記 ~part.5~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2006/07/79part5__50ff.html

第4試合 奥田 朱理 vs 尾崎 魔弓 ~part.6~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2006/07/79part6__960a.html

メインイベント 里村 明衣子 vs アジャ・コング ~part.7~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2006/07/79part7__3523.html


ただ今回は、せっかくの10周年記念大会と言うことで、少し頑張ってみようかなと。
この10年では、三沢ショックによるプロレスへの恐怖心や、仙女の常打ちだったZepp仙台の閉鎖による足の遠のき、所属選手の離脱等いろいろあり、残念ながら10年間見続けているわけではないが、旗揚げ戦との違いくらいは地方在住のおっさんにも語れると思うのでね。

さて、10年前と同じように、まずは試合開始前の状況からblogスタート。

会場となる仙台サンプラザは、センダイガールズプロレスリング旗揚げの地であり、昨年のベルト創設時など、ここぞという場面でのビッグマッチで使用される会場。

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ここを使用する団体は、現在では新日本プロレスくらいかな。
残念ながら、現在のプロレス界では地方でキャパ3,000人を埋めるのは至難の業。
仙台駅から仙石線で1駅、徒歩でも15分ほどで歩いていける立地、すり鉢状で3階からでも見やすい作りで、アーティストがコンサートを開くので音響設備も良いと、言うことなしなのですが。

※ その新日も、6月のスーパージュニア仙台サンプラザ平日2連戦は、初日1,178人と苦戦しましたがね(翌日の優勝決定戦はほぼ倍の2,100人入ってます)

ロビーには著名人からの花束が並び、ビッグマッチ感を漂わせます。
協賛広告もずいぶん増えました。これも里村選手を始めとした仙女の皆さんの、地道な活動が実を結んできた証なのでしょう。

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さて、15時となりほぼ定刻通りに大会開始。
20年ほど昔のマンガの「最狂 超プロレスファン烈伝」には、UWFインターはひどいときには30分くらい遅れて大会が始まったと書かれていましたが、実際はどうだったのでしょう。
個人的には、定刻通りに大会が始まるかは、重要なポイントだと思っています。
その点では、毎回仙女は時間通りに始まってくれてありがたいです(脳内の大会後のタイムスケジュールとかあるからね)

ビッグマッチらしく、大型ビジョンによる煽りVTRからスタート。
今大会に至るまでの道のりや、各試合の紹介などを終えたところで、仙女恒例の選手入場式。

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所属選手の数は、10年前と同じく5人。
その中で同じ選手は、里村とDASHチサコの2人だけ。
これが多いか少ないかは僕にはわからないが、里村以外の4人がプロレスデビュー戦だった10年前と比較しても、自信を持って外に出せるレスラーが育成され続けているのは見事な手腕だと思う。

色々と感慨深い思いをしながら、里村のマイクを聴き、選手退場。
第1試合が始まるのかと思いきや、怪しいBGMが鳴り響き、宮城の悪妃ことカサンドラ宮城の単独ライブがリング上で行われる。

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うん、まあこれも、自信の表れなのだと思うよ、きっと。多分。恐らく。

そんなわけで、やっと第1試合へ続く。


~NEXT 第1試合~
http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/101510big-sho-1.html

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2016年10月16日 (日)

日常/語彙と言うか老化

ちょっと前ですけど、ツイッターで らっっっかん( @rakkan_399 )さんの
 「ヒョロワさんに語彙力ない小説頼まれたのでとりあえず置いておきます」
https://twitter.com/rakkan_399/status/784192244945260545
と言うツイートが発信され、話題になりました(なってます)。

言っても、僕よりも語彙力あるんだろうな、と思って読んだら、ホントに語彙力がない表現で埋め尽くされていて、これはこれでセンスのある文章だなと思いました。

※ 「すごいやばいくらいの美少女が歩いてきた」
※ 「なんかやばいって噂になってたぞ」
※ 「このやばいは多分良い意味でやばい
※ 「確かにやばかった。わかる」 等々


さて、きめんはこのところ会話をする際に、
 「単語が思い出せなくて困る」
状態が続いております。

どう考えてもただの老化なんですが。
最近は会話する際に例えるときにも、例えるキャラが頭の中に絵もセリフも浮かんでいるのですが、単語だけが口から出てこない状態です。

やっぱりどう考えてもただの老化なんですが、思い当たる節として、前の職場で同僚の二十歳の若者に、
 「森田健作って誰ですか?」
と言われて衝撃を受けて以来、あまり何かに例えて話すのも良くないなと思って控えてから、症状がひどくなった気がします。

でもやっぱりただの老化の気がしますが。
で、語彙力なんですが、最近やっぱり日常会話に影響が出始めてるなと思いまして。
ここぞという場面で単語が出てこないと、会話の流れがぶった切られますし、あとから思いだせたとしても、今さら感が漂います。

飲みの席では特に顕著になって、アレとかアレアレとかで会話を済ませたりします。
もうこうなると、「会話の長州力化」です。
 「アレだよな」
 「アレアレ」
 「やっぱりアレがアレで」
 「アレだよな」
仮にここで会話が止まれば、思い出そうと少しは脳も活性化しますが、だいたいきめんが会話する人たちは、切れが鋭いGK金沢みたいな皆さんなので、会話は拾われて成立します。

参考:
https://twitter.com/buchosen/status/572695907004624896

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とは言ってもね。
やっぱり老化はやだなーとか、昔「TWINZ」の実況をしていた時はとっさに単語が出るようにプロレスの実況以外にクロスワードとか連日やってたなーとか思ったので。
最近また始めました。

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雑誌のクロスワードパズル。
やっぱ、手で書かないと覚えられない、思い出せない世代なのですよ。

ホントね、ホント老化がやばい。
語彙力もやばい。

そして、雑誌の小さい文字がぼやける老眼もやばい。

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2016年10月 8日 (土)

日常/カラオケ屋ビューイング

ちょいと前に、映画館で「シン・ゴジラ」の「発声可能上映」と言うのが開催されましてね。

ぜひ参考に! 『シン・ゴジラ』発声可能上映に向けて作戦要項が作成される
http://togech.jp/2016/09/08/39484

大ヒットとなったシン・ゴジラを、サイリウム持ち込み可、コスプレ可にして、さらに作中いろんな場面で画面に突っ込みいれたり、コールしながらの上映だそうでして。

それはそれで新しいものの見方、開拓だとは思うのですが、この手のイベントになると、受け狙いと言うか、空気の讀めない輩とかが出てきがちですし、自分のノリと合わない人と席が近いと、せっかくの発声上映も楽しめなかったりするんじゃないかなと。

庵野監督の永遠のライバルである島本和彦先生が、ここぞの場面で絶叫するのは、生で見てみたいですがね。

んで話は変わって、9/28にラブライブのμ's東京ドームファイナル公演のBD/DVDが出まして。

友人と発売前の時点から、
 「これを見たらコールやら合唱やらしたくなるに決まってるじゃないか!」
と言う話になりまして、ならばいっそのこと、発声しても大丈夫な環境で上映会をやればいいのではないかとなりまして。

仙台駅前のカラオケ屋で9月に1度試してみたところ、フリードリンクで広い部屋でゴロゴロしながらの映画鑑賞は、なかなか楽しめました。
ガルパン劇場版の爆音上映は家では出来ませんし、ラブライブやアイマスのライブ上映は、音響装置がいいので盛り上がりました。


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てなわけで、今回が本番。
 「ラブライブ! μ's Final LoveLive! ~μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~」
は、初日、2日目とも約5時間のロング公演。

カラオケ屋でダラダラしつつ、さすがに絶叫はしないものの、コールも振付も好きにやっても迷惑はかからない。
部屋でサイリウム持って振ってたら、突然母親にドア開けられて、
 「あんた何してんの?」
と、独身のアラフォーおっさんが怪訝な顔でにらまれる恥をかく心配もない。


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あの日の東京ドーム以来のファイナルライブ、カラオケ屋ビューイング堪能いたしました。
まあ、1クール13話とか映画2時間とかを集中して観ると疲れるし、実はこの鑑賞方法は1曲5分とかで終わるライブDVDの上映会に一番向いているのかもしれない。

あ、カラオケ屋だから1曲5分とかに向いてるのは当然だ!


ラブライブ! μ's Final LoveLive! 〜μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜 Blu-ray Memorial BOX
https://www.amazon.co.jp/dp/B01HNORGS4

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2016年10月 2日 (日)

アニメ/2016夏アニメ私的感想とランク付け

早いもので、今年ももう10月ですね。
1年の3/4が終わってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年は、冬以降文句ばかり言っているような気がしますが、文句言うならアニメなんて見ないほうがいいと思いますよ。

さて、話題作が多かった夏アニメですが、果たしてどうなりましたか。


・本命:  なし
・対抗:  Rewrite(リライト)
・穴 : ダンガンロンパ3


~Sランク~

なし


~Aランク~

なし


~Bランク~

なし


~Cランク+~

・マクロスΔ(デルタ)

2クール目。
実はマクロスシリーズを全話完走したのが初めて。
途中にご丁寧に過去のマクロスシリーズを紹介する総集編みたいな回があったりする親切設計。
マクロス特有の三角関係を織り交ぜて、戦争モノだけども戦争終結することよりも個人の感情の決着を優先させるのもマクロスか。
歌は良曲が多かったと思うけど、個人的には特に追っかけるほどではないかなと。


・ダンガンロンパ3
 -The End of 希望ケ峰学園- 未来編
・ダンガンロンパ3
 -The End of 希望ケ峰学園- 絶望編

めんどくさいので、未来編、絶望編と双方の最終回である希望編も合わせてC+にしたけど、ゲーム版2を遊んでない人にとっては、Dランク相当or切り捨てが妥当ではないかと。
もっかい整理するけど、これのシリーズって、
 1:ゲーム○ アニメ○
 2:ゲーム○ アニメ×
 3:ゲーム× アニメ○
なので、アニメしか見てない人には、今回の3はまったく意味不明。
知らない人たちが、勝手に絶望に打ちひしがれていくだけの話。これは辛い。
週2回放送と言う大変な意欲作ではあったけど、その全てが空回ってしまったかなと。
絶望の要因とか、未来編の腕輪のアレとか、原作ファンとしてはわりと残念な結果に。


~Cランク~

・ラブライブ!サンシャイン!!

μ'sと言う無から有を、0から1を生み出して5万にも10万にした作品の呪縛よ。
東京ドームのファイナルライブから約3ヶ月、ようやくμ'sロスも落ち着いてきたかなって時にアニメ化されて、その第1話からずっとμ's推し、μ's神、の「作中μ'sアゲ」が強すぎて、ちょっと嫌気がさすレベル。
人が切り替えようとしてる時期に毎週エグってくるんだから始末が悪い。
それでも12話かけて、Aqoursはμ'sとは違う、背中を追いかけてるだけではいけない、ってところまではたどり着くものの、最終13話の歌の前でμ'sファンには嫌悪感を感じさせる演出が。

僕はかなりニュートラルな気持ちで見てたけど、あれを見て一気に萎えた。
いわゆる「オタクは自分たちで作り出すのは好きだけど、制作から与えられたものに乗っかるのは嫌う」っていうアレね。
あれがなければC+くらいに行けたと思うけど、ランクダウン。
録画も全部消しちゃいましたし、曲を買う気も失せました。応援する方は頑張ってね。
2期やるなら見るけども。
ポンコツダイヤとヨハネと言う天使を生み出したのは褒めてつかわす。


・Rewrite(リライト)

見始めた当初に思ったのは、「これはゲームで遊んでおくべきだったな」って。個別のストーリーが面白そうな印象を受けた。
前半はいつものKEYのノリだけど、Angel Beats見た後だと出てくるのが大半ギャルってのはやっぱり違和感あるね。
で、原作知らないからアレなんだけど、分割2クールだったのね。途中から、なんか全然別物な感じになっていくので、好みと評価が分かれるかな。
2クール目も見ます。


~Cランク-~

・NEW GAME!

周りではわりと評判良いんだけど、なんかゲーム業界のしんどい部分はあまり見えなくて、ぬるいかなって。人により印象違うだろうし、アニメの作中に仕事のきつさを求めたら作品にならないけれど。
画はかわいいし、下着やお風呂シーンが多くて、ゲーム開発の話も多少はしてくれるから、中高生がゲーム業界に憧れを持ってくれるという意味ではいいんじゃないかな。
そして入って絶望に打ちひしがれろ。
元々ネットで爆発的に流行った「がんばるぞい」を聞きたいがために見ただけなので、まさか作中に1回しか出てないセリフだとは思わなかった。
最後のほうは惰性で見てた。


・クオリディア・コード

OPの出来が良かったので、行けるかもと思ったんだけど。
途中から、自分の目で見える世界が変わる展開は、意外性があってわりと好きでしたよ。マイルドな「沙耶の唄」って感じで(意味分からない人は画像はググるな)
キャラクターも立ってるし、行けそうな雰囲気はあったんだけど、盛り上がりは微妙なまま。絵がめっちゃ崩れるのは、ネタとして面白かったです。
作家3人がトリオを組むという試みは新しかったんだが、3人とも爆発的に当てたわけではないし、1クールで無理やり納めるとああなるかなと。


~Dランク以下~

なし


~切り捨て御免~

・アンジュ・ヴィエルジュ

1話の90%が裸で、潔いなと思いました。


やはりね、僕の見る目と言うか、取捨選択の下手さだと思いますよ。
アニメ業界の頑張りは、わりと伝わってくるんだけどね。


Rewrite OP 1-2


「ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 未来編&絶望編」 OP&ED映像

クオリディアコードとかサンシャインのOPはちゃんとしたのがなかった…。

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