ベガルタ/【J1第17節2nd】もぞこい
「もぞこい」
もぞこいは仙台弁。
一般的な意味は、かわいそう、不憫。
または、助けてあげたい、という意味で使用。
一部では、みじめったらしく情けないさま、という意味で使われる場合もある。
らしいです。
※ きめんネット調べ
ジュビロ磐田との2016年J1最終節終了後、生粋のベガサポである奥山恵美子仙台市長が、セレモニーと言う公の場において、今年のベガルタ仙台を表現した言葉である。
長年ベガルタを応援している市長ですら、否定的な意味としか取られない言葉を発する程度には不満な試合だったのだろうと。
そして今年はそういう試合が本当に多かったと思わずにはいられないシーズンでした。
5試合しか現地で見てないけど。
先制された試合は、年間の半数を上回る19試合。
そのうち、逆転勝ちが出来たのは、甲府戦の1試合のみ。
完封負けは、年間の約1/3に相当する10試合もある。
勝ち数は、4位と2位になった11年、12年に次ぐ13勝で、実は意外と勝てている。完封勝ちも実は8試合もある。
しかし、得点はJ1再昇格後では2番目に少ない39点しかない(14年35点、11年39点)
失点は、14年の50点に次ぐ48点(15年と同失点数)で、得失点は14年の-15点の次に悪い-9点だ。
堅守?
賢攻?
分からない。
素人の僕には全く分からない。
ホームで勝てない、負け越したことを監督は記者会見でも触れていたが、個人的にはJ1で戦っているのだから、勝ち越せなくてもそこまで不満には思わないし、不思議でもない。
気になるのは、前述したようにあっさり先制された挙句、そのまま何もなかったかのように、盛り上がりもなく試合が終わってしまうこと。
ホームで7勝10敗だけど、10敗のうち7試合が完封負けなんだ。そりゃあ、やる気が見えないってサポーターからも言われるよ。
かつての仙台劇場復活とは言わないから、せめて最後まで見逃せないような試合を、試合の途中でお客さんがわらわらと帰らないような試合を、お願いできればと。
プロの興行なんだから。
あと、今の監督は現役時代から見てるし、仙スタ(当時)で引退式も見てるからあまり悪くは言いたくないんだが、磐田戦後のコメント抜粋。
「ただし、こういうような状況で、お願いばかりで非常に申し訳ないのですが、ぜひサポーターも、ここで勝とうぜというような空気を、また作り出してほしいと思います。「やはりまた負けるんじゃないのか」と誰か一人でも思って、足を運んで集まってしまうと、ちょっとでも負のエネルギーは伝染しやすいと思うので、ぜひポジティブなエネルギーを、これから先も、同じように生み出していただいて、我々もそこに乗っかって、今度は我々がそのエネルギーを牽引していって、今度こそ負けないユアスタを作り出したいと思います」
http://www.vegalta.co.jp/leagues/post-45.html
ニワトリが先かタマゴが先かの話になるんだが、誰も負ける気でスタジアムに行ってる人はいないと思うんだ。
ただ、監督がそう感じる空気があるということは、そういう要因があるということで、じゃあなんでそうなったのかと言うことをね、もう一度練り直していただければと。
得点少ないのもそうなんだが、シュートも少なければ決定機も少ないから、淡々と試合が進んでる印象が強いのだよね。
そんなわけで、グチってばかりで申し訳ない今年の観戦も終了。
来シーズンも願いは一つ。
ベガルタ仙台が勝って、試合後に美味しいビールが飲みたいのです!
選手、スタッフ、関係者、そしてサポーターの皆様、今年もお疲れ様でした。
※ データはこの辺からお借りしてます。
http://footballgeist.com/team/%E3%83%99%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%82%BF%E4%BB%99%E5%8F%B0&id=past
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