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2017年1月 6日 (金)

アニメ/2016秋アニメ私的感想とランク付け

新年あけましておめでとうございます。

今年もアニメの話で日記スタートで恐縮です。
2017年もぼちぼち更新してまいりますので、お時間のある方はお付き合いくださいませ。

さて、16年秋アニメはどんな感じでしたでしょうか。
一部ネタバレも含みますのでお気を付けのほど。

・本命:  なし
・対抗: 終末のイゼッタ
・穴 : タイガーマスクW


~Sランク~

なし


~Aランク~

・この世界の片隅に (劇場版アニメ)

「この世界の片隅に」が秋アニメ最上位。
映画冒頭に必須な盛り上がりを拒否、太平洋戦争の戦前-戦中の平凡な日常を、ただただ淡々と丁寧に描いていく。そしてその日常はある日、無慈悲に不条理に奪われる。
これは戦争映画ではなく、「すずさん」と言う1人の女性が、広島から呉に嫁ぎ、物資不足で苦労する中をその視点から見て感じた日記のようなお話。
ホンワカした語り口調で話は進むが、劇中の日付が1945年8月6日に近づいていくにつれ、劇場内の緊張感が増していくのを感じた。
アニメ作品ではあるが、現在の我々の住む世界と地続きの物語であることを痛切に実感した。

じゃあなんでSじゃないのかってーと、作風なのか、引きの画ですずさんの等身が縮んでるように見えることがあって、その時に「昔の話に戻った?」と脳内にノイズが入ったから。ただそれだけ。
ちと書き足りないが長くなるので、年間まとめで追記します。
興行収入10億突破おめでとう。


・ジョジョの奇妙な冒険 第4部 -ダイヤモンドは砕けない-

ジョジョは初回で「空の色が変」で切った組は後悔してるのではと。
4部の不気味な世界観と、「治す」と言うマンガでは伝わりにくい表現を、アニメで見事に消化してくれた。
週間時代は、4部のバッドカンパニーあたりで挫折した(のちに文庫版で保管済み)ので、敵の名前やスタンド名、能力は覚えていても、どうやって相手を倒したのかまでは忘れていたので、毎週新鮮に見られました。
あと、3部までによく見られた擬音の文字表現をかなり削ったのも、画面に集中できてよかったかなと。
吉良との駆け引き、戦いは見ごたえ十二分でした。


~Bランク+~

・終末のイゼッタ

オリジナルアニメとしては2016年見た中で最優秀。
この世界とよく似た世界での第2次世界大戦がモチーフの、魔法や魔女がいる物語。
小国のお姫様が、魔女の友人の力を得て帝国の進行を食い止めるために奔走、と言うとかなり安っぽくなるが、魔法vs兵器の戦闘シーンは重厚で、重要な人物と思われる人々が割と序盤から脱落していくシビアな展開。
希望から絶望へとシフトする物語は、最後までだれることなく見事に完走、その世界観に引き込まれた。続編が作られる見込みのない潔い終わり方も良かった。
興味ある方はぜひに。


~Bランク~

・ハイキュー!! -烏野高校vs白鳥沢学園高校- (第3期)

決勝戦オンリーの第3期。
マンガの太っとい線画をアニメにうまくテイスト、迫力あるシーンをリプレイで描写。
特に月島のブロックどシャットと、西谷のナイスレシーブはかっこよかった。震えた。
べた褒めなのにランクが微妙に低い理由は、ある日突然説明もなく終わったから。まあ4期もやるんだろうけど、原作のほうがあまり進んでないので、少し先になりそうね。


~Cランク+~

・響け!ユーフォニアム 第2期

1期2期を完走して思ったことだが、吹奏楽に縁がなく興味もない僕は、このアニメ向いてない。
まあ演奏する場面は少ないんだが。
主人公は周囲に気を使いすぎて大変そうだった。実際にいたら久美子がハブられるよな、あの部。うまい落としどころに着地したけど、登場人物多すぎて消化しきれない印象が残った。
京アニなので画はほんと綺麗だった。頑張れアニメ業界。


~Cランク~

なし


~Cランク-~

・ブレイブウィッチーズ

ストパンは1期2期見たので、一応見てみた。
同じ世界観の違うメンバーのお話と言うのは、やはり少々難題だったかなと。悪くはないが良くもない。
特に作品に思い入れもないので、CGがアレって意見もそこまで気にならなかった。多分ちゃんと画面を見てないからだと思う。
終盤の憧れのお姉ちゃんと仲違いする流れいるかなぁ。


・劇場版 艦これ

「あの」テレビ版のストーリー上正当な続編。
元々見に行く予定はなかったが、twitterのTLで一部提督たちが「テレビ版で絶望した提督に見てほしい」と言っていたので、元旦割引視聴(11月上映開始なので秋でカウント)
深海棲艦との絡みや艦娘の誕生と消滅について、かなり突っ込んだ話をしていたのは認めるが、轟沈艦の都合で全体的に話がずっと暗い。シリアスではなく暗い。

元々がマイナスからのスタートなので、その評価を覆すのは難しい。ただ、あの大ブーイングを受けた内容を引き継ぎ、一応のエンディングを迎えたことはそれなりに評価。
でもこのくらい。劇場内で誰かのイビキ聞えたよ。


~Dランク~

・魔法少女育成計画

魔法少女と呼ばれる者たちによるバトルロワイヤル、またはFate/staynight、または仮面ライダー龍騎。
序盤からグロい。16人の魔法少女を都合により8人にするため、殺し合いが始まり(正確には違うが)脱落シーンのほとんどは大量出血の場面が入る。僕はスプラッタと出血はダメなのよ。
途中の脱落シーンに救いがなく、どう結末を迎えるかだけが気になり見続けたが、本当に救済がないままほぼ絶望で終わる。
「selector infected WIXOSS」の時と同様、僕には破滅ボタンが内蔵されてるのかもしれない。

ちなみに軽いネタバレだが、最後に生き残った少女が主人公以外にいるのだが、それ見て、
 「ガルフォースのルフィかよ!」
と心の中で突っ込んだ。「お前かよ」的な意味で。
そしてこの12話の話が、原作ラノベでは1巻に過ぎないというのがまた。


~視聴継続~

・ALL OUT (2期突入)

ラグビーのルールを何も知らない僕にも丁寧に教えてくれるよ。


~切り捨て御免~

・タイガーマスクW

見なくても特に新日の流れに関係ないので。


長くなりましたが、こんな感じでした。
次回は多分年間のランクまとめです。やる気が起こればね。


映画『この世界の片隅に』予告編


ジョジョOP通常版とバイツァダスト版を繋げてみた


「終末のイゼッタ」PV第五弾

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