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2017年1月31日 (火)

日常/ほしい物リストと新年の抱負

みんな大好きなネット通販会社Amazonには、
 「ほしい物リスト」
と言うシステムがありまして。

Amazon ヘルプページ
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201936660

これは、Amazon.co.jpに登録してあるメールアドレスで、自分の欲しいものをリスト化して公開しておくと、それを見た人が料金を支払って、公開してる人に送れる、プレゼントできるというもの。

公開名のデフォルトがアカウント名(大体本名)になっているので、一時期は、P.N.しか公開してない人のHP等で見つけたメアドで検索をかけると、その人の本名バレがされてしまったりとかトラブルもありましたが、震災のときに欲しいものリストを公開することで、被災地に必要なものを素早く送れるということで、注目されたりもしました。

最近はずいぶん一般化してきたのか、TwitterやSNS等では、誕生日が近づいてくると自分のほしい物リストを公開して、いろいろギフトするなどされてることもあるようです。

さて、毎年手を変え品を変え、誕生日に日記を書いておりましたが、今年は試しにTwitterでこのほしい物リストを公開してみました。

何か送られてくればネタになるかなと思ってましたが、早速何かが届きました。

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1月30日の夜9時に貼って、翌日届くものかね。
すごいね、ヤマト運輸。頑張りすぎないでね。

1つ目オープン!

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 「筆ペンから始める水墨画」

うん、確かにリストに入れたよ。

リストに入れたけど、届いた箱を最初に開いたらこれだったから、爆笑してしまった。
何より、本当に届いたことに驚いたけども。
ありがたいよねぇ。


さて、2つ目オープン!

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 「かわいい女の子が描ける本」

うん、確かに入れた、入れたよ。

ちょっとまあ確かに、絵が描けないから昔っから芸術系スキルに劣等感あるけれどさ。
昔の「うろおぼ絵」企画とかで、さんざん「絵心ない芸人」みたいな扱いを受けましたしね。

こんなのとか、こんなのとか。

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しかしまあ、まさかね、最初に届くのがお絵かき関係2つとは思わなかったね。
ありがたいけどね。
誕生日に何か送られてくるとか、ワクワクするし。

と言うわけで、上記の贈り物から鑑み、特に目標を定めていなかった、きめんの2017年新年の抱負は、

 「水墨画でかわいい女の子を描く」

と言うことになりました。

今日が終われば残りはあともうたったの11ヶ月だけ。
果たしてきめんは、ミッションを完遂することが出来るのか。

まて次号!
もとい、まて12月!


※ あと2個くらい何か届きそうなので、届いたら追記します。


【2/3追記】

その後もいろいろと届いたので、追記します。


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 「To Heart テレビアニメ版 LD-BOX」

スゴイね、もうDVDですら古メディア扱いされつつある時代に、LDと言うアナログ媒体の迫力。
おじさんたちは子供の頃、

 「カセットじゃLPのジャケットのような迫力がない」

と年寄り連中に言われて育ちましたが、このLD-BOXの迫力を見て、

 「DVDやBDじゃLDのジャケットのような迫力がない」

と思わず言いたくなりました。
いやあ、平置きで並べると壮観ですよ。
重くて場所取るのは置いといて。

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 「水99.9%ウェットティッシュ」

使徒と人の違いよりも水に近いウェッティってなんだろうね。
拭くよりも先に飲めるんじゃないかな?
パッケージが、ファミコンでスーパーマリオ仕様。
ちょっとお得感あるけど、もったいなくて使わないでいると、カラッカラにひっからびてしまうのかしら。

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 「ラブライブ劇場版オフィシャルBOOK」

これは自分で買った。

と言うことで箱とか並べてみたよ。

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これは壮観!
送っていただいた皆様、ありがとうございました。

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2017年1月14日 (土)

ベガルタ/今年も入れ替わりました(2017)

30人程度しか保有しないのに、毎年6-8人くらいは入れ替わるJリーグのクラブ。
おおよそ2-3割くらいの選手が1年ごとに入れ替わっている計算です。

さて、会社の同僚から、
 「仙台に平山入ったんだよね?」
と、柳沢入団以来ではないかと言うくらい同じことを聞かれるわけですが、本日1/14に新加入選手記者会見、新ユニフォームの発表もあったようなので、2年前に13人ほどが入れ替わったとき以来の、選手のIN/OUT情報をまとめてみました。

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1月14日(土)、2017シーズン新加入選手会見・新ユニフォーム発表会見を行いました。
http://www.vegalta.co.jp/news/online_news/2017/01/post-4353.html

参照ページ
Football LAB
http://www.football-lab.jp/send/transfer/

wiki ベガルタ仙台の選手一覧
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%82%BF%E4%BB%99%E5%8F%B0%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%89%8B%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E7.9B.A3.E7.9D.A3.E3.83.BB.E3.82.B3.E3.83.BC.E3.83.81


【GK】

関 憲太郎 (在籍2 + 5年) 30歳
石川 慧 (在籍2 + 3年) 24歳
シュミット ダニエル 【IN】 ( レンタル復帰 在籍1 + 1年) 24歳

六反 勇治 【OUT】 →清水(J1)

元・日本代表の六反が移籍。
去年は怪我もあったし、調子も悪かったし、関にレギュラー奪われたしでいいとこなし。知名度上げてからの移籍はWIN-WINじゃないかと。

ダニエルが熊本、松本の2度(実質3度)のレンタルを終えて復帰。
身長197cmは魅力で、日本代表GK合宿にも選ばれるほどの逸材だが、試合映像見る限りニヤが苦手な印象。ハイボールは信頼できるので成長に期待。

石川は、けが人続出だったガンバ戦見た限りだけど、ちょっとまだJ1レベルでは厳しそう。基本3人体制を2人で回す感じになるのかな。


【DF】

蜂須賀 孝治 (在籍6年) 26歳
石川 直樹 (在籍5年) 31歳
平岡 康裕 (在籍2年) 30歳
大岩 一貴 (在籍2年) 27歳
小島 雅也 (在籍3年) 19歳
常田 克人 (在籍2年) 19歳
永戸 勝也 【IN】 21歳(新人)
増嶋 竜也 【IN】 31歳

渡部 博文 【OUT】 →神戸(J1)

守備の要、渡部が神戸へ。
ハイボールの競り合いではJ1最強クラスで、得点も2シーズン連続3ゴール。貴重な山形枠だけど、神戸は恩師がいるし、年俸も上がるだろうし仕方なし。

増嶋は、嫁がバドミントンのオグシオのシオなので、多分嫁の方が有名。
キャプテンシーあるしSBも出来るけど、怪我の影響でここ数年シーズンフルで出てないのでその辺は不安。レンタルで柏戦出られないのも痛い。
永戸はレフティー左SBだけど、育成に定評の無い仙台なのでどうなるか。

怪我が治ったはずの蜂須賀がレギュラーを脅かせるか。平岡完全はありがたいが、去年の失点の多さをどの程度戦術で補正できるかは現時点では未知数。
CB出身監督だけど、守備の構築があんまりアレなのでね…。


【MF】

奥埜 博亮 (在籍4 + 3年) 27歳
野沢 拓也 (在籍4年) 35歳
梁 勇基 (在籍14年) 35歳
金久保 順 (在籍3年) 29歳
パブロ・ジオゴ (在籍2年) 24歳
富田 晋伍 (在籍13年) 30歳
三田 啓貴 (在籍2年) 26歳
差波 優人 (在籍2年) 23歳
菅井 直樹 (在籍15年) 32歳
藤村 慶太 (在籍6年) 23歳
佐々木 匠 (在籍2年) 18歳
茂木 駿佑 (在籍3年) 20歳
椎橋 慧也 (在籍2年) 19歳
中野 嘉大 【IN】 23歳 (レンタル)

ハモン ロペス 【OUT】 → 柏(J1)
杉浦 恭平 【OUT】 → 金沢(J2)
キム ミンテ 【OUT】 → 札幌(J1)
水野 晃樹 【OUT】 → 現時点で移籍先未定

昨年のチーム得点王のハモンが柏へ。
今朝の河北では、提示がカローラとベンツくらい違うと書かれてたので、多分3倍くらいの年俸をもらうのでしょう。良いこと。ただその選手は今イチ使いかっては悪いよ。

杉浦、ミンテ、水野は出たときの活躍がなかったのでしょうがない。
ただミンテについては、韓国U23代表でリオ五輪にも出たし、長身だし、何かともったいない印象。ゴールも決めてるしね。
杉浦にせよミンテにせよ、短い試合時間の中で1回のやらかしが、後々影響するんだなーと言う。
水野は好きな選手だったのだが、料理以外話題にならなかったのが痛い。

さて、レギュラー陣の高年齢化をどうしようか。
確かに川崎の中村憲剛が最年長で去年のJリーグMVPに輝いたりはしたけど、そろそろ梁を「鉄人」と言う呼び名だけで、永年勤続させるにはしんどくなってきた。体力的にも精度的にも。
かと言って、野沢も含め大切な人材なので、若手をうまくはめ込んでシーズンを回していければと。
35歳の野沢がFWでフル回転とか、誰が聞いても無理あるし。

言っちゃあ悪いが、梁がいないとビルドアップできない、質が違うというのは、普段の練習で梁が怪我、累積停止のときに、なにを練習してたのかと。1人抜けて出来なくなる似非ポゼッションならやらんでいい。
去年、茂木やパブロが可能性を感じさせてくれたが、それだけでは足りない。フィニッシュに至る道筋を作ってもらわねば。

その点では、中野がドリブラーとしてどの程度変化をつけてくれるかは期待。
聞くところ、メンタルが弱くて川崎では期待されてなかったとか言うけども、U22国内合宿に選ばれる素材なら、若手の底上げにもつながると思うのだがさて。


【FW】

西村拓真 (在籍3年) 20歳
平山相太 【IN】 31歳
石原直樹 【IN】 32歳 (レンタル)

金園 英学 【OUT】 → 札幌(J1)
ウイルソン 【OUT】 → 甲府(J1)

一時期、FW登録が4人になって、どうすんだこれと思った年があったが、2017年は現時点でFW登録は3人。
マジで?
一応、20代のブラジル人を獲ることが決まっていると、会見で社長が言ったそうですが、サカつくの生まれ変わりマルキーニョスとかじゃあるまいに、未知の戦力に過度な期待は禁物。

実は今年、金園に一番期待をしていたのだが、まさかの札幌への移籍。
去年手術に踏み切って1シーズン棒に振ったのは今年のためと信じていたが、よほど仙台側に腹に据えかねる何かがあったとしか思えない(勝手な推測)
ウイルソンは退団してから甲府に入団したので、正しくは移籍じゃないので無視。

みんな大好き平山は、近年大きな怪我を何回かしており、通年でリーグ戦に出ていないのが不安だし、そもそもシーズンで2桁ゴールを獲ったことも無い。
石原は、2桁得点はあるものの、この2年は大きな怪我の影響で、やはり2年で10試合と多くはこなしておらず、平山以上にゲーム感、コンディションへの不安が残る。

じゃあシーズン通して軸になるのは、西村になるのかい?
なってくれたら面白いが、西村の動き出しにパスが出ない現状をまずはどうにかしないと。


と言うことでまとめてみたけど、うん、不安しかないね!

それに加えて、今年は3バックを採用しそうな噂もあるので、さらに不安は増大するね。
これまでは、選手の出来ることを採用して試合に組み込んでいったから、移籍してきた選手が活躍できた場面もあったと思うし、それが「再生工場」と言われる所以でもあったと思うが、監督のやりたいことを優先して、選手に出来ないことを落とし込もうとするんであれば、ちょっとどころかかなーり危険な香りがいたします。

と、1月時点での不安要素を存分に書き込んでみましたが、みんなはどうなのかしらね。

あ、新ユニのAWAYの市松模様は、すごくオシャレでかっこいいと思います。

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そして、新加入記者会見のパンフレットから醸し出される、
 「ベガルタ版かまいたちの夜」
感たるや。

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 「今夜 12時 ベガッ太が 飛ぶ」

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2017年1月 7日 (土)

アニメ/2016年間視聴アニメ私的ランクまとめ

2016冬アニメ http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/04/2016-a3fb.html
2016春アニメ http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/07/2016-ffdc.html
2016夏アニメ http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2016/10/2016-d0e6.html
2016秋アニメ http://kmnparty.way-nifty.com/manga/2017/01/2016-8307.html

はい、新年恒例の年間視聴アニメのランク付けをまとめたよ。
今見るとどうかなーってのもあるけど、基本その季節の相対評価になるので、あれとこれが同じなのはおかしいってのは僕もあるから気にするな。


~Sランク~

なし


~Aランク~

・僕だけがいない街 (冬)
・ハイキュー!! 2ndシーズン (15秋-16冬)
・Fate/Zero (2011-12作品) (15秋-16冬)
・この世界の片隅に (劇場版アニメ) (秋)
・ジョジョの奇妙な冒険 第4部 -ダイヤモンドは砕けない- (春-秋)


~Bランク+~

・終末のイゼッタ (秋)


~Bランク~

・ハイキュー!! -烏野高校vs白鳥沢学園高校- (第3期) (秋)


~Cランク+~

・この素晴らしい世界に祝福を (冬)
・だがしかし (冬)
・ふらいんぐうぃっち -flying witch- (春)
・マクロスΔ(デルタ) (春-夏)
・ダンガンロンパ3 -The End of 希望ケ峰学園- 未来編 (夏)
・ダンガンロンパ3 -The End of 希望ケ峰学園- 絶望編 (夏)
・響け!ユーフォニアム 第2期 (秋)


~Cランク~

・GATE(ゲート)-自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり-第2クール (冬)
・ばくおん!! (春)
・ラブライブ!サンシャイン!! (夏)
・Rewrite(リライト) (夏)


~Cランク-~

・ハルチカ~ハルタとチカは青春する~ (冬)
・ハイスクールフリート (春)
・NEW GAME! (夏)
・クオリディア・コード (夏)
・ブレイブウィッチーズ (秋)
・劇場版 艦これ (秋)


~Dランク~

・うたわれるもの 偽りの仮面 (冬)
・迷家‐マヨイガ‐ (春)
・くまみこ (春)
・魔法少女育成計画 (秋)


~Eランク~

・学戦都市アスタリスク 2nd Season (春)


~Fランク~

・少女たちは荒野を目指す (冬)


~切り捨て御免~

・うしおととら 第3クール (春)
・ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン (春)
・ハンドレッド (春)
・ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? (春)
・アンジュ・ヴィエルジュ (夏)
・タイガーマスクW (秋)


2016年のテレビアニメは、個人的に「僕だけがいない街」に尽きる。
もうね、初回から引きでハッとして、8話くらいまでのサスペンスな引きの強さがたまらなかった。原作組は一家言あるみたいだけど、最終回も綺麗にまとまってたし、文句のつけようのない素晴らしさ。
ノイタミナ枠は、ほんとこのクォリティで頑張っていただきたい。

劇場アニメ「この世界の片隅に」は、ある種の判官びいきが働いた結果かと。
芸能事務所がタレントを虐げた場合、マスメディアでは取り上げられなくなるのが通例で、この作品も「とある力によりテレビで宣伝できない」と言うツイートが流れる状況だったわけだが、それが通用しないのがいい意味での現代ネット社会。

ツイッターを中心とした口コミによる宣伝が功を奏して、興行収入10億円を先日突破。
本名を芸能事務所に使用禁止にされた女優が、映画の主演声優として脚光を浴びるという面白い展開に。そして、その朴訥とした語り口調が、作風にすごく合うのだわ。すずさんと言う人柄を声から感じられた。

個人的に、俳優、女優のアニメへの出演て好きじゃなくて、演技の仕方が根本的に違うからね。
だから、キムタクのハウルとか、抑えてしゃべってる演技なのかもしれんが、ただボソボソ話してるだけでセリフが全然聞き取れないから好きじゃないのね。
そういう点では、良い意味でのんさんの演技はこちらを裏切り、見事なすずさんを演じてくださった。命を吹き込んでくれたことに感謝です。

C+が例年よりもカオスだが、このメンツと比べると、「ダンガンロンパ3」はランク1つ下げて良かったかなと。
「NEW GAME!」は、バイトの子が入らなければ1個ランク上げてたと思う。バイトの子が入ってから、会社の話が仕事ごっこになった。

Dの中では、「うたわれ」はまだマシなほうかなと。
設定も展開も崩壊している「迷家」、グロくて救いのない「魔法育成」相手だからね。
反対に「くまみこ」(アニメ版)は、このメンツと比べると「絶許」感がハンパない。第1話が良かった反動もあるし、僕仙台市民だし。西の方から見れば、しょせん東北6県は一緒くたの土人の住む田舎なのだろう(脚本家は愛知県出身)。
ハイキュー、ふらいんぐうぃっちと、東北アニメ枠があった年だけにね。

「アスタリスク」は、2期やってこの程度かいってマイナス補正あり。
「荒野」は存在すら脳内から抹消されてた。

そんな感じの2016年のアニメ視聴一覧でした。
みんなはどう?


僕だけがいない街 OP


Haikyuu!! Opening 04


Fate/Zero - Saber kills Caster (Excalibur scene)

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2017年1月 6日 (金)

アニメ/2016秋アニメ私的感想とランク付け

新年あけましておめでとうございます。

今年もアニメの話で日記スタートで恐縮です。
2017年もぼちぼち更新してまいりますので、お時間のある方はお付き合いくださいませ。

さて、16年秋アニメはどんな感じでしたでしょうか。
一部ネタバレも含みますのでお気を付けのほど。

・本命:  なし
・対抗: 終末のイゼッタ
・穴 : タイガーマスクW


~Sランク~

なし


~Aランク~

・この世界の片隅に (劇場版アニメ)

「この世界の片隅に」が秋アニメ最上位。
映画冒頭に必須な盛り上がりを拒否、太平洋戦争の戦前-戦中の平凡な日常を、ただただ淡々と丁寧に描いていく。そしてその日常はある日、無慈悲に不条理に奪われる。
これは戦争映画ではなく、「すずさん」と言う1人の女性が、広島から呉に嫁ぎ、物資不足で苦労する中をその視点から見て感じた日記のようなお話。
ホンワカした語り口調で話は進むが、劇中の日付が1945年8月6日に近づいていくにつれ、劇場内の緊張感が増していくのを感じた。
アニメ作品ではあるが、現在の我々の住む世界と地続きの物語であることを痛切に実感した。

じゃあなんでSじゃないのかってーと、作風なのか、引きの画ですずさんの等身が縮んでるように見えることがあって、その時に「昔の話に戻った?」と脳内にノイズが入ったから。ただそれだけ。
ちと書き足りないが長くなるので、年間まとめで追記します。
興行収入10億突破おめでとう。


・ジョジョの奇妙な冒険 第4部 -ダイヤモンドは砕けない-

ジョジョは初回で「空の色が変」で切った組は後悔してるのではと。
4部の不気味な世界観と、「治す」と言うマンガでは伝わりにくい表現を、アニメで見事に消化してくれた。
週間時代は、4部のバッドカンパニーあたりで挫折した(のちに文庫版で保管済み)ので、敵の名前やスタンド名、能力は覚えていても、どうやって相手を倒したのかまでは忘れていたので、毎週新鮮に見られました。
あと、3部までによく見られた擬音の文字表現をかなり削ったのも、画面に集中できてよかったかなと。
吉良との駆け引き、戦いは見ごたえ十二分でした。


~Bランク+~

・終末のイゼッタ

オリジナルアニメとしては2016年見た中で最優秀。
この世界とよく似た世界での第2次世界大戦がモチーフの、魔法や魔女がいる物語。
小国のお姫様が、魔女の友人の力を得て帝国の進行を食い止めるために奔走、と言うとかなり安っぽくなるが、魔法vs兵器の戦闘シーンは重厚で、重要な人物と思われる人々が割と序盤から脱落していくシビアな展開。
希望から絶望へとシフトする物語は、最後までだれることなく見事に完走、その世界観に引き込まれた。続編が作られる見込みのない潔い終わり方も良かった。
興味ある方はぜひに。


~Bランク~

・ハイキュー!! -烏野高校vs白鳥沢学園高校- (第3期)

決勝戦オンリーの第3期。
マンガの太っとい線画をアニメにうまくテイスト、迫力あるシーンをリプレイで描写。
特に月島のブロックどシャットと、西谷のナイスレシーブはかっこよかった。震えた。
べた褒めなのにランクが微妙に低い理由は、ある日突然説明もなく終わったから。まあ4期もやるんだろうけど、原作のほうがあまり進んでないので、少し先になりそうね。


~Cランク+~

・響け!ユーフォニアム 第2期

1期2期を完走して思ったことだが、吹奏楽に縁がなく興味もない僕は、このアニメ向いてない。
まあ演奏する場面は少ないんだが。
主人公は周囲に気を使いすぎて大変そうだった。実際にいたら久美子がハブられるよな、あの部。うまい落としどころに着地したけど、登場人物多すぎて消化しきれない印象が残った。
京アニなので画はほんと綺麗だった。頑張れアニメ業界。


~Cランク~

なし


~Cランク-~

・ブレイブウィッチーズ

ストパンは1期2期見たので、一応見てみた。
同じ世界観の違うメンバーのお話と言うのは、やはり少々難題だったかなと。悪くはないが良くもない。
特に作品に思い入れもないので、CGがアレって意見もそこまで気にならなかった。多分ちゃんと画面を見てないからだと思う。
終盤の憧れのお姉ちゃんと仲違いする流れいるかなぁ。


・劇場版 艦これ

「あの」テレビ版のストーリー上正当な続編。
元々見に行く予定はなかったが、twitterのTLで一部提督たちが「テレビ版で絶望した提督に見てほしい」と言っていたので、元旦割引視聴(11月上映開始なので秋でカウント)
深海棲艦との絡みや艦娘の誕生と消滅について、かなり突っ込んだ話をしていたのは認めるが、轟沈艦の都合で全体的に話がずっと暗い。シリアスではなく暗い。

元々がマイナスからのスタートなので、その評価を覆すのは難しい。ただ、あの大ブーイングを受けた内容を引き継ぎ、一応のエンディングを迎えたことはそれなりに評価。
でもこのくらい。劇場内で誰かのイビキ聞えたよ。


~Dランク~

・魔法少女育成計画

魔法少女と呼ばれる者たちによるバトルロワイヤル、またはFate/staynight、または仮面ライダー龍騎。
序盤からグロい。16人の魔法少女を都合により8人にするため、殺し合いが始まり(正確には違うが)脱落シーンのほとんどは大量出血の場面が入る。僕はスプラッタと出血はダメなのよ。
途中の脱落シーンに救いがなく、どう結末を迎えるかだけが気になり見続けたが、本当に救済がないままほぼ絶望で終わる。
「selector infected WIXOSS」の時と同様、僕には破滅ボタンが内蔵されてるのかもしれない。

ちなみに軽いネタバレだが、最後に生き残った少女が主人公以外にいるのだが、それ見て、
 「ガルフォースのルフィかよ!」
と心の中で突っ込んだ。「お前かよ」的な意味で。
そしてこの12話の話が、原作ラノベでは1巻に過ぎないというのがまた。


~視聴継続~

・ALL OUT (2期突入)

ラグビーのルールを何も知らない僕にも丁寧に教えてくれるよ。


~切り捨て御免~

・タイガーマスクW

見なくても特に新日の流れに関係ないので。


長くなりましたが、こんな感じでした。
次回は多分年間のランクまとめです。やる気が起こればね。


映画『この世界の片隅に』予告編


ジョジョOP通常版とバイツァダスト版を繋げてみた


「終末のイゼッタ」PV第五弾

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