※ メモなのに長文と言う矛盾
今年の1月2日に、ヒマだったので今さらながらスマホゲームの
「Fate/Grand Order」(以下「FGO」)
https://www.fate-go.jp/world/
を始めてみた。
2015年7-8月に配信されているので、約2年半ほど遅れての開始である。
軽く説明すると、元々は同人サークルだった「TYPE-MOON」が、同人ゲームの「月姫」や共同開発の格闘ゲーム「MELTY BLOOD」などを経て起業し、その商業化第1弾として、2004年1月にPC版ノベルゲームで発売された
「Fate/stay night」
が原典となっており、基本形である。
人類の歴史上に登場した著名な王様、剣士、魔術師、あるいは神の子などを召喚し、7組であらゆる願いをかなえる聖杯を奪い合うと言うもの。
PC版の頃は、月姫から続くダークで湿っぽい、陰惨な雰囲気が独自の世界観を作り、多くのファンを虜にしていった。
僕もその1人だったが、だんだんとFateのアクションゲームとか対戦ゲームなどが増えていき、そのうちに
「いつまでFate引っ張るねん」
となり、しばらく離れていた。
2011年に前日譚の「Fate/Zero」、2014年にはZeroの続編と言うか正史の「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」がアニメ化され、その辺りからまた少しづつFateを見るようになった。
で、FGOである。
それまであんまりやる気がなかったのは、スマホでゲームすることに馴染めないおっさんなのと、「ガチャ」が極悪で凶悪で最悪で、重課金がニュースになったりしてたから。
しかし、いざ始めてみると、ゲームとしてよく出来ているから困る。
ゲーム紹介の説明としてはRPGとなっているが、戦闘では経験値が稼げず、各種アイテムを使ってレベルアップする。
レベルには制限があり、上限を超えるには特定のアイテムが必要でそれがシビアだったりきつかったり。
元々この手のスマホゲーとかは所詮データ、カードも手元に保存できないとか思っていたが、成長がシビアな分、育て上げると愛情がハンパない。なので、ゲームをただのデータとして扱えない人の方が、どっぷりはまってしまいそう。
とりあえず、現時点で長いので。
以下箇条書き。
・ゲームは無料で進行可能
スマホゲームの基本形であるダウンロード、ゲーム開始無料、ゲーム内課金有料である。
ゲームはいくつかのシナリオに分かれているが、第1部となるシナリオの最後まで、僕は無料で終わらせることができた。
ここだけ見ると大変良心的に見えるが、FGOの本性はそんなところにはない。
僕は、こんな面白いゲームを遊ばせてもらって申し訳ない、と言う気持ちで第1部クリア後に4,800円を課金してガチャ用の石を購入したのだが、これが後々取り返しのつかないことになる。
・ガチャは極悪で凶悪で最悪
ゲーム中で戦うのはサーヴァントと言われる英霊たちだが、☆1-☆5のレアリティがある。
しかし、それとは別に英霊に装備させるアイテム(概念礼装)があり、そちらも☆1-☆5がある。
FGOの10連ガチャでは、「☆3以上のサーヴァントと☆4以上の何か」が確定である。
☆4以上のサーヴァントが確定ではない(ここ重要)
なので、ほとんどの場合は☆3のサーヴァントと、☆4以上の装備アイテム(概念礼装)が出て10連ガチャが終わる。☆3以上のサーヴァントは無料でも出るのに。
このほとんど出ないけどたまにポンッと出る、のがギャンブル性が高くで極悪な部分である。
ここでカッとなったら負ける。
僕は負けた。
・都合上、性別反転の女性キャラが多め
元の「Fate/stay night」からして、アーサー王が女性ってところから始まってる(ギャルゲーと言うかR-18指定だった)ので、その流れからか、男性が女性になってるケースが多々。
一例として、沖田総司、宮本武蔵、葛飾北斎、牛若丸、円卓の騎士モードレッド、古代ローマの暴君ネロ、人造人間のフランケンシュタインも女性だ。
FGOで遊んでいると、ジャンヌ・ダルクやナイチン・ゲール、マリー・アントワネットまで元は男性だったのではないか、と一瞬考えてしまったりしなくもない。
Fate世界では「並行世界」を推奨してるので、「if」な事柄を色々想定すると、そういうこともあったかも、となるらしい。
おっさん世代は、沖田総司が女性なのは牧瀬里穂くらいだよ、知ってるの。
・テキスト量が膨大
RPGだけれども、元々がノベルゲーをベースにしてるので、シナリオのテキスト量が尋常ではない。
クリアした話をおまけ機能で読むことができるのだが、ただ読んでるだけなのに軽く1時間とか経過する。いくつかの章に分かれているが、1章読むだけでもちょっとした小説以上の文章量である。
ただ、ゲームの都合上、会話形式でほとんどの話が進んでしまうため、「月姫」の時代からハマってきた世代にとっては、その時の微妙な心情、葛藤、状況の説明などが物足りず、「合わない」ので止めてしまうケースもあるようだ。
あと、この会社はわりとお遊びで「メタフィクション」を入れてくるのだが、過去作はおまけDISK等で展開されていたメタが、本筋のシナリオに絡むのが生理的にダメって人もいるみたい。
ぶっちゃけ好みの問題と言うか、人は選ぶと思う。
・売り上げ規模
FGOの2017年の1年間での売上は、約980億円だそうだ。
単純計算で1ヶ月で約80億円以上の売り上げ、いや、ガチャによる投資が行われていることになる。
ちょっと前に話題になったスペイン代表のイニエスタのヴィッセル神戸入りの年俸が32億と言われているが、そのイニエスタですら30人雇って1チーム作れる売り上げ規模である。
原典のFate/snが当時40万本を実売したと言われたが、仮に1本1万円で販売したとしても売上40億円である。制作期間2-3年のゲームを24-25本ほど作ってやっとFGOの1年分の売り上げである。
そりゃあ、スマホゲーに注力するよね。
まあそんな感じで、僕の2018年上半期はほとんどFGOだけ遊んで終わってしまいます。
明日からはまた新イベントだ。
以下、年明けからのFGOプレイ履歴メモ。かなり中抜け。
※ 本当はこれだけ書きたかっただけなのに、なんでこうなった。
2018年
1/2 深夜 FGO開始 初期☆4 デオン/セイバー
1/6 第1章クリア
1/8 ☆4 メアリー&アン/ライダー召喚
同 第2章クリア
1/13 ☆4 ベオウルフ/バーサーカー召喚
2/1 ☆5 玄奘三蔵/キャスター ☆4 マリー/ライダー召喚
同 第5章クリア
2/2 ☆4 フラン/バーサーカ召喚
2/7 ☆4 エルザベート/ランサー召喚
2/8 第6章クリア
2/14 第7章終盤 レベルとメンツ的に厳しくなりストーリー中断
2/15 イベント:空の境界-復刻版-
2/17 ☆4 式さん/アサシン加入
2/18 ☆4 浅上/アーチャー召喚
2/26 ☆4 ランスロット/バーサーカー召喚
2/28 第1部クリア
3/4 4800円課金 → ゴミ3回(お礼の初課金)
3/5 ☆4 パッション/アルターエゴ召喚
3/8 ☆5 アルトリア/ランサー召喚
3/12 ☆4 エミヤ/オルタアーチャ召喚
3/15 イベント:セイバーウォーズ-復刻版-
3/16 ☆4 リリィ/セイバー加入
3/19 ☆4 ランスロット/セイバー召喚
4/2 亜種3並行特異点クリア
4/3 ☆4 ギルガメッシュ/キャスター召喚
4/4 メンテ後第2部開演 4800円課金
同 ☆4アタランテ/バーサーカー召喚
4/6 亜種特異点4開始
4/8 亜種特異点4クリア
同 第2部1章スタート
4/12 第2部1章クリア
4/18 イベント:星の三蔵ちゃん-復刻版- めんどくさいのであまりやらず
4/30 イベント:Apocrypha ルーラーorジャック狙い←かすりもせず
5/1 4800円課金→アン再インスコ→4800円課金→ゴミ
同 ☆4 フラン/バーサーカー召喚
同 ☆4 アストルフォ/ライダー召喚
5/6 ☆4 ジーク/キャスター加入
5/13 ガチ推理物 虚月館殺人事件開幕
5/18 イベント:ぐだぐだ明治維新-復刻版-
5/22 ☆4 茶々/バーサーカ加入
5/23 ☆4 ラーマ/セイバー召喚
5/30 DL1300万ピックアップ水着
5/30 ☆5 エルキドゥ/ランサー召喚
6/1 4800円課金→9800円課金→4800円課金→ゴミ
同 ☆4 マリー(2体目) ☆4 モードレット/海ライダー
☆4 武則天/アサシン ☆4 デオン(2体目)
☆4=22人(ゲーム開始時1、イベント配布4、マシュ含む)
☆5=3人
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