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2020年10月11日 (日)

ベガルタ/【J1第21節】戦術的なことはわからないけど

タイトルパクリと言う斬新な出足。

ふとしたことから気になったので、川崎戦からベガルタの試合を観てる時の「印象度」に裏付けはあるのか、データから見てみる。

20101001 20101001a

10/10川崎戦のスタッツから、以下の点に注目してみる。

川崎:支配率:60% パス本数:726本 パス成功率:87% 成功/失敗:631/95 パス成否:6.6対1
仙台:支配率:40% パス本数:400本 パス成功率:79% 成功/失敗:319/84 パス成否:3.7対1

上記から、川崎は6-7本のパスで1本失敗、仙台は3-4本のパスで1本失敗すると「仮定」できる。例えば、
 クバ-1→シマオ-2→アピア-3→椎橋-4→失敗
と言った感じだ。

ボールが中盤で奪われてばかり、パス3本くらいしか繋がってなくね?と言う「印象」は、一応上記データで無理矢理だが補強できる。

もちろん、毎回その本数で奪われるわけではなく、10本続くこともあれば、1本目で奪われることもあるだろう。ただ、成功率が8割もあるからそこまで悪くないと言う「印象」は、実際のパス本数で割ることでそこまで繋がっていないと言う「数字」に表れることがわかる。
まあこれ以上の詳細については、試合を見返してすべてのパスを本数数えるとかしないと無理なので、追求しないでおく。パスを受ける場所も重要だろう。GK-DFラインでずっとボール回してれば、成功率も本数も上がるし。

だが、川崎の726本のパスに対し、劣勢とは言え400本のパス本数は明らかに少ない。逆にこの場合、約1.8倍のパスを相手に出されているので、仙台は約1.8倍パスの成功率を上げないと、川崎と拮抗できないという見方も出来る。
その場合、仙台のパス成功率は「142%」となってしまい、もはやサッカーでは無くなってしまう。
ここは、400本のパスで川崎の6.6対1のパス成否、成功率87%を求めるのが正解で、そうなると348本のパスを成功させねばならない。この日で言えばあと29本成功させればいいと言うことだ。

まあそうは言っても、ゴール前の決定的な場面で1本パスが決まるか、ずれるか、奪われるかの方がよっぽど重要だし、今はそこまでボールが運べてないから、そっちの修正が大事だよねと。
鹿島戦の決勝点のように、中盤から裏へのパス1本、FWがトラップして決めたらパス本数1で1得点だし、そっちのが効率がいい。

長々と書いておいて結局パスの本数と成功率は、試合を観てる時の印象度を裏付けるデータにはなりうるが、勝ち負けにはそこまで関係しないのかなと言うお話。
それはまた違う着眼点が必要なんだろうね。相手陣地に持ち運べた回数、切り込めた回数、ラストパス、シュートの決定率云々。

そういう視点から試合を観られればまた面白くなるかもしれないが、単にしちめんどくさいおじさんになるだけのような気もする。

最後に1個だけ追加データを。

20101001b

今シーズンで唯一と言っていい、試合開始から比較的有利に試合を運べた7月の札幌戦のデータ。
ボール支配率、枠内シュート、パス本数に成功率、フリーキックまで見事なほどほぼ互角。
そう考えると結果も妥当かもだが、双方ともに苦戦してる今シーズンを裏付けるデータとも言えるかもね。

横浜FC戦は行かないつもりだが、直前に突然変わるかもしれない。

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