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2020年12月23日 (水)

ベガルタ/【J1第34節】リーグ戦終了

コロナ禍の中で行われたJリーグも、紆余曲折ありながらなんとか全試合を消化。2020シーズンも終了となりました。

リーグ戦第1節を戦い、ルヴァン杯2節目直前に試合停止、その後4か月以上の休止期間を経ての再開。過密日程、コロナ罹患による試合延期など、様々なことがありましたが、ベガルタで言うと、

・ケガ人続出
・チーム低迷
・接戦を落としまくる
・連続17試合勝ちなし
・経営難
・債務超過も判明
・緊急募金開始
・年チケ1000人以上寄付(約6,000万円)したのに
・ユニスポンサーも埋まってないのに
・金だけくれとは何事だと猛反発を生む
・所属選手が元恋人へのDV報道で解雇
・全国放送で対応を叩かれまくる
・募金休止
・最下位に転落
・対戦相手がコロナで試合延期
・代替試合は12月の平日ナイターで客入り大幅減
・社長途中退陣
・監督1年で退任
・ホーム戦17試合勝ち無し
・J1では3チーム目の不名誉記録

とまあ、特に資料を見なくてもソラでこれくらい書ける程度にはひどいシーズンでした。
コロナ禍で生活が苦しく、余暇も楽しめない中、せめてもの娯楽と思っていたサッカー観戦でここまでの地獄を味わわせてもらうことになるとは、さすがに低迷に耐性のあるベガサポも苦しみました。
金を払って苦痛を味わうとか、荒行にもほどがありますし、まだ普通の宗教の方が死んだ後に救いがあるのでマシなのではと思わなくもないレベルです。

何がどうなってこうなったかってのは難しいところですが、指摘できるのは、数年で入れ替わる天下りな社長では抜本的改革は望めず、お役所仕事的な経営と営業しか出来ないこと。
その営業も上から目線で、金を出す側は継続する意欲も失われてしまうこと。
この2年で選手を海外に売って、天皇杯準優勝の賞金5000万円もあるのに赤字なこと。
お金の集め方も使い方も下手なこと。
金の無いチームは知恵を使うべきなのに知恵もないこと。
また、知恵を使っても望まないコラボで赤字を増やすこと。

ざっと浮かぶだけでもこの辺りでしょうか。
正直なところ、これまで大目に見てきてあげて、そのうち良くなる、きっと良くなると自分をだまして何とか応援してきた結果、何も変わらず金だけ寄こせと言うその態度に怒りが頂点に達したか、もう諦めて見切ったかって感じな人が多かったと思います。

試合後の反省会でいろんな話が出ましたが、その中で大きいのは、毎節スタジアムに観に行く文化が強制的に失われた結果、「別に観に行かなくてもいっか」と言う層が確実に増えてしまった。
そして来年以降、コロナ禍が改善したとしてもその「観に行かなくていっか勢」がスタジアムに戻る可能性が低いこと。戻るにしても現状維持のイベント、運営では無理で、もっと興味を引き付ける施策が必要なこと。
何より、客からお金を徴収する興行である以上、勝利も含めた試合のエンターテイメント性が高くなければ、リピーターは生まれないこと。

この辺りをどこまで本気で考えているのか。
ファンクラブに入るメリットはなんだ? 年チケを買うメリットはなんだ? 金額以上のものを見せられるのか?
クラブに突き付けられている課題は、債務超過の額よりもはるかに大きいです。

果たして来年の今頃はどのような顔をしてサッカーと向き合っているのか。
そもそも、サッカーを見てるのか。
その辺も含めて、2020年と言う過去に例のないほどのひどいシーズンを見終えた感想を、つらつらと書き連ねた次第。

来年の今頃、コロナ禍と合わせて「そんなこともあったねぇ」と思える日が来てくれていれば良いのだが。
どうだい、来年の自分?

フォト フォト
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