メモ/ベガルタ/【J2第1節】帰ってきた
悪い意味で。
1999年J2発足と同時にJ2に所属していた10チーム、通称J2オリジナル10(テン)の一角。ベガルタ仙台は13年ぶりにJ2を戦うシーズンとなった。
トータルJ2で9年、J1で14年のシーズンを過ごし、12年残留し続けたJ1から降格し、2022シーズンは13年ぶりにJ2での戦いである。
J2は厄介である。
J1なら落ちないために引き分け狙いで少ない勝ち点の上積みは重要だ。しかしJ2は逆だ。J1昇格を狙うなら1つの引き分け、1つの敗北が命取りとなる。どんなに苦しい試合でも、同点での試合終了直前でも、勝ち点3を狙うためにゴールを狙い続けなければならない。
それとは反対に、J3と言う地獄の釜の底が開いたために、J2残留を目論み引き分けでの勝ち点1を狙う守備の堅いチームもある。そのゴールをこじ開けるのも至難の業だ。
技術的にレベルが~と言うのも関係ない。
天皇杯で社会人チームやJ3や大学生に負けているチームに、そんな常識が通用するはずもない。負けるときは負けるのである。
前回2004年シーズンは間違いなく油断があった。
多少選手が抜けても層が薄くなっても、またすぐに昇格できると思っていた。だが現実は0-4、0-5、0-1で開幕3試合で得失-10と言う地獄。
それを皆が覚えているので、獲得選手も予算的にも油断は無かった。
だが、逆にそれらの準備がどこか楽観視してる部分が無かったか。
新潟相手に押されまくりの0-0でスコアレスドロー。
この2年、ホームでつまらない試合を見せられ、昨年からホームで3試合続けて無得点。正直物足りなさしか残らなかった。
これから良くなるのかどうかわからないが、少なくとも昇格に必要な勝ち点3を得られずに1試合を消化した事実だけが残った。
残り41試合。
試合数はそんなに余裕もなく、待ってはくれない。
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