November 08, 2005

ピッチピッチ パッツンパッツン ランランラン

月曜。
突如襲来した友人が「プロレス見せろ~」と吼えるので、11.7プロレスリングノア武道館、11.3ハッスルマニアを、立てつづけに見る。
鍛え上げられた身体が奏でる肉体言語のプロレスを堪能し、和泉流とHGのエンターテイメントを発揮した試合を絶賛する、ふり幅の広いプロレスファン2人。

素晴らしい試合を酒の肴に、ビール、カクテル、日本酒、白ワイン、赤ワインがどんどんと空いていく、月曜。試合を見終わり再生を止めると、テレビではスカパーの映像が流れていた。
それは13年前の平成4年の新日本プロレス、SGタッグの決勝戦だ。

長州力、橋本真也組vs馳浩、佐々木健介と言う、今では見られないカード。
完全にプロレス漬けになった頭で、試合を堪能する。なんと言っても、この4人の動きの素早さ、キビキビとした充実っぷりが、たまらなく素晴らしい。

いまや鬼嫁の夫として知られる佐々木健介選手は、当時26歳。この、

13a

若々しさがたまらない。
すごいね、青春ド真ん中な表情だ。

いまや、いろんな意味で話題の長州力さんも、当時は41歳。かなりのグッドシェイプ。この、

13b

全く出てない、下腹が素晴らしい。
これで素早い動きでエルボー、ラリアットを放つのだ。このキビキビした動きは、僕の心をとらえて離さなかった。
僕は言う。

「すごいな、長州。キビキビ動いてるよ。さすが13年前だな」
「13歳も若いと、こんなに違うんだな」
「僕も13年前は、これくらいキビキビ動いていたけどな」
「当たり前だ!」

13年前、僕は18歳。
お昼にバイキングで焼肉5人前を食べ、中ジョッキを2杯空け、お腹も苦しくならずに「午後の仕事」を普通にこなしていた。
当時はよく、
「きめんは燃費悪すぎ!」
などと言われていたが、むしろこの量の食事を、あっさり消費できるほうがよほど恐ろしい。

今の僕は、13年前の長州よりもはるかに若いけどな。
全然キビキビしてないな。
プロレスラーってすごいな。

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November 01, 2005

「ハッスルマニア2005」のご案内、届く

珍しくスカパーから葉書が届いた。
見れば「ハッスルマニア」と言う、イベントの案内だ。

レイザーラモンHGさんがインリン様と対決したり、高田モンスター軍がハッスル軍と抗争したりしている、一部では妙に盛り上がっている「イベント」である。

だいたい、スカパーからPPVの案内が「葉書」で届くのは初めてかもしれない。
いまや空前の格闘技イベント「PRIDE」ですら、そんなものは届いた試しがない。それを考えると、スカパーがどれだけこのイベントに力を入れているかが分かる。

まあ、思ったほど人気が出ていないので、梃入れのための行動、と言う見方も出来なくないが。

ところで気にになったのが、

hasuru1

このかっちょいい葉書の、表の切手の欄。
普通であれば「料金別納」とか、会社名が書いてあったりするのだが、そこに書いてあったのが、これ。
どん。

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「料金別納郵便 ハッスル」

なんじゃこりゃ?
高田総統があの格好で料金を支払ってたら、総統(!)面白いんだけどなぁ。

年末の「TWINZ」の演出上のいいヒントになるかもしれないし、チョット考えておくかな。
そして今年もこんなやつ

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が、出て来て
「誰も分からない」
とか、批判されるのであろう。

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September 19, 2005

ノア9・18武道館G+観戦記っつーか三沢さん

プロレスという競技は奥深いゆえ、困ったことに
「10年やって一人前」」
というような風潮がある。

プロスポーツとして10年もやったら、普通「引退」が見えてくる世代。その年代でようやく一人前といわれるのは、因果な世界である。

で、三沢光晴さん。
全日本プロレスで昭和56年にデビューした、今はノアの社長さん。巨人の監督騒動で騒がれてる、原辰則さんが昭和56年入団なので、三沢さんのプロレスキャリアがどれだけのものかを感じさせます。

同時に、プロレスファンにとって三沢さんは、
「タイトルのかかったシングルマッチに異常に強い」
人として、知られています。
それもそのはず。
スタン・ハンセンさんを破り、初の三冠ヘビー級についてから13年間、
「挑戦者として挑んだ試合で負けたことがない」
のです。
困ったほど強く、反面ここ一番に頼れるお方。それが三沢さん。

だったのですが。

9・18日本武道館で行われた、チャンピオン・力皇猛さんに挑んだ試合で、王者の猛攻を受け、三沢さんは負けてしまいました。13年ぶりに味わう屈辱。

もう数年前から、三沢さんの衰えは指摘されてまして。
ジャイアントグラム(GG2000)で見せるような華麗な飛び技は年々減り、動きもスピーディーでは無く、社長業の忙しさからかお腹もだいぶしんどくなっていました。

なので今回の試合は、「まだこれだけ出来る」と言うことを見せ付けて欲しかったのですが、残念ながら三沢さんは負けてしまいました。
まあ、力皇さんの怒涛の攻めも素晴らしかったので、仕方ないとも思うのですが、GG2000的な言い方の
「リバーサル」
でほとんど技を切り返さずに負けてしまったことに、物足りなさと切なさを感じてしまいました。

プロレス界に新しい時代が来るのは素敵なことなのですが、なんとも淋しいですねぇ。
勝負の世界の厳しさなので、当然ですが。

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September 13, 2005

DDTが福島に来たよ

「DDT」とは、「強力殺虫剤」だったり、「デンジャラスドライバー天龍の略」だったりしますが、ここではプロレス団体の「ドラマチックドリームチーム」のお話で進めます。

元々渋谷発の映像などを使った新しいプロレスということで、プロレス誌よりも先に若者向け雑誌やNHKなどに取り上げられてきたDDT。普段は東京を中心に回っているのですが、年に1度の福島大会が先週土曜日に行われました。
なんで福島かと言うと、昔、沢田亜矢子さんとの離婚騒動で話題になった「ゴージャス松野」さんが、プロレスラーとして(認めて良いかはともかく)DDTで試合してるんですが、松野さんが福島出身なんですね、その縁です。

ベガルタのラジオも、バーベキューの準備もポイして、福島へゴー!

会場はとってもゴージャスな雰囲気。
どれくらいゴージャスかと言うと、

SANY0358

このくらい。

さて。
DDTの試合は、映像を駆使してそれまでのストーリーを説明してくれるので、一見さんにもわかりやすいのがポイント。問題なのは、この日の福島大会をまとめる技量が僕にないこと。
なのでポイントだけ抑えてみました。

・DDTのエース、高木三四郎さんとマイミクになった

鳥の唐揚げ買ったら、三四郎さんに握手してもらいまして。
「mixiも入ってますよ」と話をさせていただき、マイミク登録していただきました。mixi分からない人すいません。

・ヨシヒコ選手にサインをもらった

ヨシヒコ選手って言うのは、DDTの時代を担うホープなのですが、この日は調子が悪くだるそうでした。サインを書く目もなんだか、

SANY0359

うつろでした。
坂井選手に支えられながらサインを書いていたので、多分体調が悪かったのでしょう。早く良くなってもらいたいものです。

ちなみにこの日僕は、次の日のバーベキューに着ていく服を購入。それがこの、

SANY0369

「ユニオンTシャツ」
説明は省きますが、ようは「鉄人」とか「東京」とか入ってるTシャツだと思ってください。
これを買ったときに、目がうつろなヨシヒコ選手にサインを入れていただきました。

やさしい団体だ、DDT!

さらに売店の猪熊選手に、
「これ洗わないほうがいいですよ。ボロボロになりますから」
と洗濯時の注意点まで、聞いちゃいました。

親切な団体だ、DDT!

ちなみに、DDTは未だに宮城県には未上陸。
なので僕の中では、プロレスリング・ノアよりも新日本プロレスよりも、ベガルタ仙台よりもサッカー日本代表よりも楽天イーグルスよりも、DDTの選手のほうが、めったに見られない
「スーパースターズ」
と言うポジションです。

いまだ、賛同者は無し。

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August 28, 2005

8/28みちプロ(に出たMr.カラスコ)観戦記

そんな訳で既報の通り、PRIDEを無視して「みちのくプロレス仙台大会」に行ってきました。

michi1

今回の目玉は、なぜかメディアに露出できない「ダイナマイト東北」選手(↑)や、特別参戦の「獣神サンダーライガー」選手。
そして東北Jrヘビー級のチャンピオン「TAKAみちのく」選手に、「影虎」選手が挑む大一番。

今大会はこの影虎選手の奮闘が素晴らしく、僕も試合中、何度も絶叫しました。近い将来、みちのくプロレスを背負って立つ選手だと思います。

さて、そんな流れとは真逆な一戦が、第2試合に組まれました。
みちプロ名物8人タッグに、楽天イーグルスのMr.カラスコが参戦致しました。

michi3

すっかりセミレギュラーとして、定着しつつあるカラスコさん。もはや風格も感じられます。
この大会の模様を、動画できっちり押さえてきたので、順を追っていきましょう。

まずは入場シーン。サルサのリズムに合わせてダンスを踊ります(約12.8M)

~2005/9/6 削除しました~

WindowsMediaEncorderでの変換に失敗したので、容量大きいです。ご了承ください。

そして、相手チームの岩手県議会議員、ザ・グレート・サスケさんのチームの入場を待ちます。
選手コールのときまでは大人しくしていたカラスコさん。選手コール終了と同時に、消火器発射!

michi4

リング上と場内を、混乱の渦に巻き込みます。
しかし、ここはプロレスのリング。プロレスラーたちがこの暴挙を許すわけがありません。今年岩手で楽天の試合が無かったことに腹を立てたのか、サスケ選手が猛然とカラスコさんに突っかかり、ジャイアントスイングを仕掛けます(約16.4M)

~2005/9/6 削除しました~

何とかチームメイトの、パイナップル華井選手に助けられたカラスコさん。青色吐息とはこういうときに使う言葉なのでしょう。しかし、場外で沼二郎選手と密談するその様子は、何かを狙っているようです。

michi2

そしてカラスコさんは、消火器で試合に介入することに成功。
試合途中に、トップロープの佐藤選手に消火器を発射し、チームのピンチを救います(約1.9M)

~2005/9/6 削除しました~

しかし、そんな奮闘も空しく、気仙沼二郎とエル・サルセロス・ハポネセスwithMr.カラスコチームは、敗退してしまいました。
先日、フルスタ前で行われた試合で受けたパワーボムの借りを、今回は返すことが出来ませんでした。
しかし、試合後の明るい表情は、彼がこの試合に満足できた証拠でもありましょう。

michi5

退場時のムービーはこちら(約5.1M)

~2005/9/6 削除しました~

パリーグはプレーオフ進出チームも決まり始めてますし、年末に向けてカラスコさんの出番はまだまだ増えそうな感じがいたします。
ちなみに僕個人としましては、

kimekara

カラスコさんとの2ショットに成功。
みちプロの試合内容に大満足しつつ、カラスコさんとも触れ合えた、貴重な1日になったのでした。

動画は容量大きいので、そのうち消します。
お早めにどうぞ。

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August 26, 2005

週末はPRIDEでヒョードルvsミルコがある

今週末8/28は、「PRIDE」があります。
今回の目玉は、ミドル級トーナメント決勝戦に加えて、ついに実現する人類最強を決める対決、「ヒョードルvsミルコ」です。
この格闘技界どころか、世間一般をも巻き込んだ盛り上がりっぷりは、すさまじいものがあります。

そしてその試合が今週の日曜に行われると言うことを、
僕はついさっき気がつきました。

いやあ、PRIDE好きな人とか格闘技ファンの方には申し訳ないんですけど、全然気になっていませんでした。つーか、今日気がつかなければ、多分試合が終わるまで知らなかったでしょう。そんくらい興味が無いです。

確かにPPVの生中継を買っていた時期はありましたが、今回は脅威の\3,150-ですからね。1番組で。高けーよ! よく専門誌などで、
「PRIDEのワンマッチのギャラは、プロレスラーの年収に匹敵する」
なんて、PRIDE上位思考な書かれ方をしてますが、その選手のギャラの高騰で、視聴者に煽りが来るわけですから、たまったもんじゃありません。
金額に見合った満足感を与えて頂きたい。

じゃあ、28日は何をするのか?

結局なんだかんだと、家でPRIDE見てるんじゃないの? そんなことはありません。僕にとっては、PRIDEを上回るほどのビッグマッチが控えているのです。それは、

「みちのくプロレス 仙台大会」

です。
PRIDEが聖地「さいたまスーパーアリーナ」ならば、みちプロも聖地「中山ニューワールドテニスコート」で大勝負です。

今大会は、真夏のリーグ戦「鉄人(てつんちゅう)」で優勝した「影虎」選手が、東北ジュニアヘビーのチャンピオン、「TAKAみちのく」選手に挑む大一番です。
加えて、新日本プロレスの「獣神サンダーライガー」選手の試合や、謎に包まれたマスクマン「ダイナマイト東北」選手の試合も組まれています。
プロレスファン的には、南国の雰囲気を持つルード軍団「エル・サルセロス・ハポネセス」の戦いも見逃せません。

また恐らく今大会は、来年4月に旗揚げ予定の仙台市第4のプロスポーツ団体、「仙台ガールズプロレスリング」(通称:仙女)の里村選手の挨拶もあるのではないかと思われます。

これだけでも話題てんこもりなのに加えて、ここに来て大変な情報が入ってきました。それは、楽天イーグルスのマスコット「Mr.カラスコ」が、仙台大会に参戦することが決定いたしました。
しかもその参戦過程が凄い。リンク先から抜粋しますと、

「Mr.カラスコが、8月28日(日)仙台大会の試合に参戦することが決定した! 24日のフルスタ宮城正面広場・特設リングで開催された「WRESTLEフルスタ」に突如として乱入し、新崎人生の念仏パワーボムを食らって敗退。リベンジを狙っているとかいないとか…。 」

お前、何やっとんのじゃあ!
いくらルチャリブレ(メキシコ語で自由への戦い)志望のカラスコとは言え、180cm108kgの人生選手のパワーボムを喰らっては、たまったものではありません。
恐らく復讐に燃えて、ありとあらゆる手段を使ってくるものと思われます。乱入、消火器、etc…。カラスコウォッチャー必見。

こいつはもう、見逃せないぜ!

そんな訳で、みちのくプロレス仙台大会は、28日15時開始です。
PRIDEの試合は16時開始なので思いっきり被ってますので、今回は完全スルーとなります。HDDレコーダー? まあ気にしちゃいけない。

会場で、カラスコと握手!

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August 25, 2005

がんばれ矢島アナ

ズームインSUPERのメイン司会、羽鳥アナが夏休みのため、ズームインサタデー担当の矢島アナが臨時司会を行っている。

この矢島アナ。プロレスリング・ノア中継の実況を担当しているが、自他共に認める「プロレスラブ」な人である。どれくらい「プロレスラブ」かというと、ズムサタHPのコラム「ヤッシーズ・ハウス」の中で、以下のようなマニフェストを掲げたほど。
以下抜粋。

理想の番組を目指す為、新党「方舟」を旗揚げしようと決意しました。
政権公約は次の通りです。

1、プロレスリング・ノアの敬慕
2、国民総プロレスファン化の促進
3、ズムサタ内での、プロレスの情報公開の加速
4、プロレスによる景気回復
5、プロレス外交による世界平和の実現

お前大丈夫か? と突っ込みたくなるほどの公約内容です。

矢島アナは実況に若干難があり、噛む、試合に入り込む、人(解説者)の話を聞かない、などの欠点がありますが、それを補ってあまりあるほどの、選手名、団体名、技名の知識、正確さを持ち合わせております。
プロレス復権に向けて、是非とも頑張っていただきたいお方です。

そんな矢島アナが、今朝のスームインSUPERでやってくれました。

今朝は台風情報にあわせて、週末の24時間テレビのPRを行っていました。
ここに登場したのが、天気予報師の木原さんと、天気予報師の免許を持つ石原良純さん。天気予報師同士が同じ番組内で顔を合わせるなど、めったにあることでは無く、スタジオ内も軽い興奮状態です。

ここで矢島アナがやってくれました。

「このお二人がツーショットと言うのは、めったにありません」
「奇跡のツーショットです」
「まるで、三沢と武藤のようです」

スタジオ内、失笑。僕、大爆笑。

いいぞ矢島アナ。このままガンガン行ってもらいたい。
ただ、実況はもう少し頑張って欲しい。小橋vs健介戦を見直すのもいいけど、実況も聞きなおしてね。

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August 17, 2005

プロレスリングノア皆瀬大会観戦予定でしたが

地震で間が開いちゃって、すっかりテンション落ちてますが、8/15ノア皆瀬大会のお話の続き。

6年連続でノア皆瀬の無料プロレスを見に行こうとした、きめんと愉快な仲間達。
前日夕方の天気予報では、ピーカン32℃の予報だったのが、当日は「これでもか」と言うほどの豪雨。
試合会場はキャンプ場なので、試合開始までの時間は飲食いに費やそうと、前日の天気予報を受けてバーベキュー用の食材をすでに購入済み。ここで引くことは出来ません。

昼前には雨が上がる、と言う予報を信じて、皆瀬に向かいました。

しかし、道中途中の「あら伊達な道の駅」で提案を受けます。

「このままじゃバーベキューは出来ない。今なら引返せる」

バーベキューとプロレス観戦という、甘美な楽しみをここで放棄していいのか?
多数決を取った結果、あっさり仙台へUターン決定!
一行は、食材を積んだまま、奥松島へのルートを取りました。
しかし、車を走らせてから、今度は別な意見が飛び出します。

「今日って、『松島花火大会』じゃないのか?」

携帯で情報を確認し、宮城県観光管理課へ連絡しました。

「今日って松島の花火大会ですか?」
「はい、そうです」
「花火大会は雨でもやりますか?」
「決行します」
「道路状況はいかがですか?」
「今はピクリとも進まないので、公共交通機関でお越しください」

Uターン直後、奥松島でのバーベキューは中止。
ついていない…。一行はさらに思案し、僕の家の極近所の公園を提案してきた。そこには、屋根がある休憩所があるのだ、

「なんで朝5時半起きで出てきたのに、歩いて10分の公園でバーベキューしなきゃならんのだ?」

僕の悲痛な叫びは、天をも揺さぶった。
さらに強くなる雨。1時間ほどして近所の公園に着いたが、そこには「フリーマン」な先客がいた。邪魔をするにも悪いので、僕らはそこを後にした。

事態は悪化する一方。
最後の提案として、僕は山間の河川敷を提案した。しかし、
「大雨の日に川に近づいてはいけない」
と言うのは、箸を持てるか持てないかの子供ですら知っている常識。
当然のように、

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荒れ狂う川。
いくら食材が勿体無いとは言え、こんなところでバーベキューをするのは、命を捨てるようなものです。大自然の怖さを存分に味わった僕ら。
結局、

tigur

僕んちの庭で、肉焼いたよ。
朝5時半に起きて、なんで午後1時から自分のうちの庭で肉を焼かねばならんのか?
もう、訳が分からない。

肉はうまかったけどな。

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August 15, 2005

今年で6年連続のNOAH皆瀬

今日8/15は、毎年恒例プロレスリング・ノアの皆瀬大会です。
平成の大合併により皆瀬村が無くなりまして、今年から湯沢市としての開催になります。

NOAH旗揚げ年から、5年連続で通っていた僕ですが、今年もお友達連中と皆瀬に向かいました。
なんと言っても特殊な業務のため、あまり遠出が出来ない現状。この皆瀬大会が、僕のお盆休みの「オアシス」になること間違い無し。

だったんですが…。

ついていないことが連続で重なり、今年は行けませんでした。
なので、こんな時間に今日も普通に更新してます。
ただ、今日は思いのほか疲れたので、詳細はまた明日。

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July 19, 2005

ムシキング・テリーのDESTINY

イヤになるくらい書いていますが、「プロレスリング・ノア 東京ドーム大会~DESTINY」を生観戦してきました。

正直なところを書いてしまうと、単純に試合内容だけなら昨年のドームのほうが上でしたし、満足感も高かった。今年はそれに比べると、若干の「引っかかり」があるんですよ。面白かったんですが、「こうならもっと良かった」と言うのがありまして。

まあそれは贅沢な話ですし、何より昨年同様、充実感に溢れ、素晴らしい興行だったのは言うまでもありません。でなければ、僕もドームで泣いたりしませんし。
だいいち、その「引っかかり」をここで説明するには、あまりにも僕は若すぎる。

そんな訳で、ここではみんな注目「ムシキング・テリー」さんに焦点を絞ってみました。

その昔、ストロング小林(金剛)さん(バイオマンにも出演した元プロレスラー)は言いました。

「タイガーマスクが出てきて、プロレスの客に女性や子供が増えてしまい、雰囲気が変わった。キャーキャー言うようになった。元々プロレスは、薄暗い静かな中で屈強な男たちが、ゴツゴツ肉体をぶつけるものだった」

確かに70年代のプロレス映像は、スーツの男性が多いように見えます。
ただ、もしそのままだったら、プロレスは今以上の「ローカルスポーツ」になっていたと思います。子供客が増えたからこそ、80年代初頭の新日本プロレスブームがあったのではないかと。

子供の視線は、いつの時代もピュアで真剣で、そして厳しい。本音がはっきり出ますから。
反対に、子供の支持を受けられるのは、それがどの世界においても「本物」であるという証拠なんじゃないでしょうか。

ノア東京ドーム大会というのは、多くのファンが注目し、今後のプロレス界を占う大一番です。
その大会開始前に聞こえてきたのは、軽快なリズムの「ムシキングサンバ」。運命の試合を見届けるために集まったプロレスファンは、不思議な面持ちでリング上の、

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踊るムシキング達を見つめていました。

そして試合。
「ムシキング・テリー」と言う選手の戦いを、子供達は真剣に、プロレスファンは子供の反応を気にしながら、まるでデパートの屋上のヒーローショーのような感覚で見ていました。
テリーが素晴らしい攻撃を見せると、オーロラビジョンに映る真剣な子供達の顔と言ったらもう、

musi3 musi5

これですから。
僕の中で、なんとも言えない嬉しさがこみ上げてきました。

試合はテリーが「ミストクラッシュ」で勝利。
遠くから子供達の大歓声が聞こえてきました。はっきりとは分からないけど、子供達にも気に入ってもらえたかな?

僕には、「特撮やアニメヒーローとプロレスは同じ」と言う考えがありまして。
まず対決の導入があり、対立概念があり、試合の序盤は小技でダメージを与え、終盤に敵の必殺技を受けきったヒーローが、自分の必殺技で敵を倒す。
たまに必殺技で倒せない強い敵が出てくるけど、そういう相手には、めったに出さない技で倒す。

首相撲 → 投げ技 → 相手の必殺技を受ける → スペシウム光線 → シュワッチ
力比べ → チョップ → 相手の必殺技を受ける → 豪腕ラリアット → ガッツポーズ

ほら、ウルトラマンさんも小橋建太さんも、戦い方は一緒じゃないですか。

だから事前説明さえちゃんと出来てれば、プロレスは子供受けするんじゃないかな。
格闘技が若者を捕まえている間に、プロレス界がチビッコファンを独占してしまえ。

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July 18, 2005

東京ドーム帰り

東京ドームから戻ってきました。
ベストバウトは「小橋vs健介」で、文句無しです。
全て出し切ったので、今日はもう上がります。
ホットパンツ。

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July 17, 2005

ノアドーム勝敗予想

いよいよ明日に迫った、プロレスリング・ノア東京ドーム大会。
週末じゃないんで、安い新幹線チケット買えないから、行きだけ高速バスを買いました。しかも4列シート。ドーム着く前に体力切れそう。

さて。
ジュッテイムさんとノアドームの勝敗予想をしてみました。なので今日のblogは、プロレスファンでないと意味が分からない、趣味丸出しの内容になっています。しかも、かなりの長文。
第1試合から、決まり手付きで丁寧にどうぞ。

第1試合
杉浦 貴、SUWA、青柳政司 vs 菊地 毅、百田光雄、中嶋勝彦
きめん:○SUWA (FFF) 中嶋
テイム:○青柳 (ハイキック) 中嶋

第2試合
モハメド ヨネ、森嶋 猛 vs 本田多聞、潮崎 豪
きめん:○ヨネ (キン肉バスター) 潮崎
テイム:○ヨネ (ダイビングギロチン) 潮崎

第3試合
田上 明、佐野巧真、泉田 純、永源 遥 vs 斎藤彰俊、越中詩郎、井上雅央、川畑輝鎮
きめん:○泉田 (隕石) 川畑
テイム:○越中 (侍ドライバー84) 泉田

第4試合
ムシキング・テリー vs ブラックマスク
きめん:○テリー (フォレストキング) ブラック
テイム:○テリー (ヘラクレスプレス) ブラック

決まり手見て「なんだこりゃ?」と思うかもしれませんが、「多分こういう技で決まる」と、技名まで予想してみました。ちなみに僕もテイム氏も、「ムシキング」で遊んだことはありません。

第5試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合
金丸義信 vs KENTA
きめん:○KENTA (ブサイクへのヒザ蹴り×2) 金丸
テイム:○金丸 (タッチアウト×3) KENTA

今大会もっとも予想の難しい試合。「こうなって欲しい」のと「でも、こうなりそう」との、激しいせめぎあい。強さvs期待値の戦いです。

第6試合 GHCタッグ選手権試合
鈴木みのる、丸藤正道 vs秋山 準、橋 誠
きめん:○秋山 (スターネスダストα) 丸藤
テイム:○丸藤 (不知火・改) 橋

勝敗云々よりも「橋がどれくらい行けるか」に主眼を置いた試合。基本的に勝敗予想は、相手と逆を付いているので、僕の予想はかなりのギャンブルです。

第7試合 GHCヘビー級選手権試合
力皇 猛  vs 棚橋弘至
きめん:○棚橋 (スリングブレイド×2) 力皇
テイム:○力皇 (裏無双) 棚橋

ノアは基本的に「予定調和」な世界だから、その切り崩しをぜひ棚橋にお願いしたい。イマイチプロレスファンの評価が低い棚橋だから、GHC取ったらいろんな意味で楽しくなりそう。力皇は直前の体調不良が影響しそうで心配。

第8試合
小川良成  vs 天龍源一郎
きめん:○天龍 (ラリアット) 小川
テイム:○小川 (4の字ジャックナイフ) 天龍

マニア垂涎の試合。こう言うのをドームでやれちゃうのがノアの強み。この試合は勝敗関係ないからなぁ。天龍を納得させた小川が、次期シリーズで天龍と組む姿というのも見たい。

第9試合
小橋建太 vs 佐々木健介
きめん:小橋 (ラリアット) 健介
テイム:健介 (垂直落下式DDT) 小橋

「プロレスの凄み」を伝えてくれる試合。ドームの天井が張り裂けそうなチョップの音を、お互いに響かせて欲しい。僕は、ムーンサルトプレス→ラリアットと睨んだけど、テイム氏は橋本の魂をしょった健介がこの技で決める、と。どちらもありそう。

第10試合
三沢光晴 vs 川田利明
きめん:川田 (パワーボム) 三沢
テイム:川田 (47:52 ジャンピングハイキック) 三沢

この試合だけは予想が被ってもいい、と言う判断でこのような形に。
僕は伝説の 三冠パワーボム→パワーボムと予想したけど、テイム氏はこだわりのジャンピングハイと予想。彼は勝負タイムまで予想してくれました。
川田のジャンピングハイといえば、ウイリアムスとの三冠戦での フロントキック→延髄ラリアット→ジャンピングハイキック が未だに印象深い。

勝負の分かれ目は、三沢のエメフロ、TD91を川田が堪えられるかどうか、かな。川田も相手の技を受けすぎちゃう傾向があるので。

プロレスラーに付き物な「怪我」だけが心配だったけど、セミ、メインとも体調万全で挑めそうなのが大変うれしい。
特に川田選手は、15日までハッスルで試合をしておりましたが、無事完走。さすが。
何より、川田選手はインリン様とタッグマッチで対決し、必殺の「M字固め」で固められましたが、

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エビ固めで切り替えして、3カウント奪取。さすがの強さを見せつけました。
(直後にノーコンテスト裁定が下りましたが)
危ないところでした。もしもここで川田選手が負けたら、明日のノアドームのメインが、
三沢vsインリン様
になってしまうところでした。

極上のドームプロレスをお願いします。

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July 11, 2005

追悼 橋本真也殿

正直なところ、僕はその選手があまり好きではなかった。

団体のエースとしては丸っこい体型、あまり上手ではないグラウンドテクニック、何より、僕の好きなプロレスラーを、ボッコボコに蹴り倒すその姿。僕にとっての彼は、「敵」である期間のほうが長かった。

だがしかし。
敵対するその選手の姿を見ていた期間の、なんと長いことか。結局のところ僕は、敵としてみていたその選手の強さを、認めたくなかっただけ。90年代のプロレス界において、彼の力強さは他のレスラーから抜きん出ていた。その力溢れる蹴り技、重さ十分の打撃技は、プロレスラーの強さを十二分に知らしめていた。

破壊王・橋本真也選手、逝去。享年40歳。

あまりにも若すぎる、早すぎる死。
同年代の武藤も蝶野も三沢も川田も、いまだ現役。一世代前の長州力、天龍源一郎でさえもリングで試合をしているのに、それはないだろう、橋本!

04年に長期欠場の元となった痛めた右肩手術を行い、最近はリハビリ中だった。恐らく復帰の舞台は、新日本プロレスのリングで蝶野と組んで、若手をバッタバッタと蹴り倒す。そんな姿を思っていた。しかし、あまりにも非情な結末。第一報を聞いたとき、僕は全身の血の気が引いた。

橋本選手は強かったが、僕個人の意見では、負け試合のほうが印象に残っている。

トニーホームに異種格闘技で負けた試合。
GIクライマックス1回戦で、馳浩に負けた試合。
IWGP戦で、藤波にグラウンドコブラで負けた試合。
IWGPのV10をかけて、武藤に負けた試合。
柔道王・小川直也に負けた試合。
ZERO-ONE旗揚戦で、三沢・秋山組に負けた試合。

手元にある、橋本選手表紙の週刊プロレスを、ざっと取り出してみたが、

hasimoto

やっぱり、負けた表紙のほうが多い。
ただ、負けながらも表紙を獲得し、印象深い試合をしたのは、橋本選手のほうだったと言えよう。

僕は初代タイガーマスクでプロレスにはまった世代だが、もっとも熱中してみていたのは、橋本選手を初めとする闘魂三銃士と、全日本プロレス四天王の時代。その、自分と近しい世代の、デビュー直後の若手の頃から見てきた選手が亡くなるというのは、悲しさを飛び越して、ただひたすらに辛い。不意打ちだっただけに、なおさら辛い。

橋本真也選手の早過ぎるご冥福を、心からお祈り致します。
願わくば、天国のリングで「爆勝宣言」が鳴り響かんことを。


追悼の意をこめ、blogデザインを喪に服しております。

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July 01, 2005

スコット・ノートンのプロ魂に学べ!

~閑話~

週刊ファイトに連載中の、新日本プロレス・棚橋選手のコラム中に、大変興味深い記事があった。
記憶を元に抜粋。

「スコット・ノートンとファミレスに食事に行ったときのこと。
ノートンはメニューの中から、チキンステーキを注文した。チキンステーキが運ばれてくると、ノートンはおもむろに鳥の皮を剥いた。皮は脂身が多いからだ。
しかしノートンは、そのチキンステーキを持って水道に向かうと、水でソースを全て洗い流して戻ってきた。そして席に戻ると、味のないチキンステーキを黙々と食べていた。
ノートンの、プロ魂に衝撃を受けた」

と言う内容。

scot

スコット・ノートンさん(↑)は、188cm、150kgのミラクルボディのプロレスラー。元・アームレスリング世界王者という肩書きに偽り無く、新日本プロレスの常連外国人として、IWGPシングル、タッグの王者に輝くなど、実績も申し分ない方です。

今年で44歳になるノートンさんですが、未だにそのパワー、スタミナには衰えを見せず、新日本プロレスの最前線で活躍しています。

上記の棚橋選手のコラムは、そのノートンさんが普段どれだけ摂生し、自身の肉体の維持に努めているかというのを、如実に表したお話であるといえます。

~閑話休題~

きめんぐみは、未だにダイエット中であります。
もう5年以上ダイエットを続ける、その道の第一人者です。

その僕が、どれだけ普段の食事に気を使ってるか、それを如実に表したお話があります。

ある日のこと。
きめんぐみは会社の同僚と食事に行きました。向かった先は、食べ呑み放題のお店。ダイエットの最大の敵であります。そこで、会社の同僚は、きめんぐみの驚くべき食生活を、目の当たりにしました。

以下、同僚のコメントです。

「きめんと食事に行ったときのこと。
きめんはメニューの中から、牛肉の食べ放題を注文した。
牛肉が運ばれてくると、きめんはその牛肉をお湯でゆすいで、味の無い牛肉をそのまま食べていたんです」

僕のストイックな食生活が浮かび上がります。
同僚は続けます。

「味の無い牛肉を食べたきめんは、「やっぱ無理」と言って、それ以後、お湯でゆすいだ牛肉を、胡麻ダレポン酢に浸けて、おいしそうに食べていた。
きめんのダイエット魂に、衝撃を覚えた」

いやあ、うまかった。
一晩で4kg太った。

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June 10, 2005

プロレスちゃんこ小鹿

有名人の店になんざ、用事はないので、行くこともないのですが。
そもそも、仙台在住で有名人の店なんて、皆無に等しいんですが。

一応あるんですね。
「プロレスちゃんこ小鹿」
と言う、有名なお店が。

親不知を抜いた火曜日に、何の因果かこちらの「プロレスちゃんこ小鹿」でお昼を食べてきました。

このお店は、元・プロレスラーで現・大日本プロレス社長の、グレート小鹿さんが経営するちゃんこ屋さんです。ただ、知られてはいるものの、言ったことのある人が少ないのも事実。その理由を勝手に予想しますと、

1)「プロレス」と言う単語で、引いてしまう客がいる
2)そもそも「グレート小鹿」って誰よ?
3)つーか、「大日本プロレス」ってなにさ?

と言った辺りだと思います。
入る前から、三歩下がられちゃちとキツイ。なので、ここでお昼を食べた僕が、三歩下がった皆さんを二歩くらい進めて見たいと思います。

まず、グレート小鹿さんと言うのは、70年代に全日本プロレスで活躍した選手です。大熊元司選手とのコンビ「極道コンビ」で、アジアタッグ戦線を盛り上げました。

プロレスのうまさには定評があり、「プロレスの歴史書」によると、あのジャイアント馬場さんが、
「小鹿や大熊と言うのは、目立たんが筋金入りの実力者だ。だからこそ未知の外国人の偵察役が勤まる」
と、火の付いていない愛用の葉巻を落としながら呟いたほどの、実力者です。

そして小鹿さんは、あの「マテ・アシカラズ」の元ネタとなった、「ミル・マスカラス」選手にシングルマッチで勝った経験もある程です。

そんな選手が仙台でちゃんこ屋をやっているんですよ。行かないのは勿体無いでしょう。
と言うことで、17時までのランチタイムに間に合い、ちゃんこ屋なのに冷やし中華を食べてきました。普通に美味しかったです。

ところが。

店内には女性店員一人だけ。どうもランチ時刻を過ぎたためか、店内も閑散としています。小鹿さんもいません。
「来る時間ずらせばよかった」
そう思いながら、食事を続ける僕。そうこうすると、店の奥から店長らしき方が店員に声をかけながら、フロアに現れました。何の気なしに顔を見上げた僕の目の前には、グレーと小鹿さん本人が立っているじゃありませんか!

特にファンでもないのに、僕は少し興奮気味です。
「あ、いらっしゃい」
「ど、どうも」
よく分からない返事を返す、客の僕。このときの印象を、一言で表すならば、

kojika

と言った感じでした。
それくらい驚きました。

そんな訳で、食事も美味しく店内も広く、小鹿さんもいるのでおすすめです。唯一残念なのは、郊外店なので車の場合はお酒を飲めないところでしょうか。

ちなみにプロレスファンにだけ通じる、

kojika2

こんなウィットにとんだポスターが目印です。
キミもプロレスちゃんこ小鹿で、コンフー・キッドと握手!

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June 08, 2005

ノアのドームに行きますよ

7・18 プロレスリング・ノア東京ドーム大会に行くため、購入するチケットをどれにしようか迷ってたんですが、昨年新聞社のチケットを購入したら、凄くいい席だったのです。
なので今年は、ノアの会場で直接買おうと思っていました。自分とこで売るチケットは、そりゃあ良い席でしょうから。

そんな訳で昨日、ノア仙台大会を見てきました。

宮城県スポーツセンターの取り壊しが決まったので、この会場でプロレスが開かれるのも恐らく、3~4回と言うところでしょうか。感慨深げに会場に入ります。三沢社長のサイン会を横目に、チケット販売所を探します。なかなか見つからないので、売店にいた仲田龍リングアナに聞いて見ました。

「東京ドームのチケットありますか?」
「会場では、売ってないですよ」

ガーン!!

良い席を買おうと思ったら、判断が裏目に出ました。「良い席はお早めに」って、案外言葉だけじゃないんだと知りました。

ところで、東京ドーム。
「三沢vs川田」 「小橋vs健介」 と、二大黄金カードを発表した後、特に動きが無かったのですが、ここに来て
凄いのが発表されました。

「ムシキングテリー デビュー戦」

誰だ?
つーか、次にどんなカードが発表されるのか? と業界もファンも注目する中、「ムシキング」って…。
掲示板にもリンクはっときましたが、かいつまんで説明しますと。

musi

「ムシキングのトーナメント大会に自信満々で出場した三沢選手が、悪の陰謀にかかり負けてしまった。再戦を要求し、研究所で特訓する三沢選手。そんな中、ある選手が秘密の部屋をのぞくと、そこには被った者を未知の力に導く、伝説のマスクがあったという」

プロレス関係ないじゃん!
ムシキングも関係ないじゃん!

ちくしょう、おっもしろいなぁ。
プロレスが格闘技に押され、人気低迷といわれる中、ノアの東京ドーム大会は「プロレス復興の切り札」とか、凄いこと言われてたのに、当の主催団体はこのマイペースっぷり。素敵だ。

東京ドームで、ムシキングテリーと握手!
そういうイベント希望。

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May 23, 2005

お詫びと訂正

今日は、お詫びと訂正です。
土曜日の「宮城県スポーツセンター、閉鎖」の日記で、

> 最近では、プロレスリング・ノアがGHCヘビーをのぞく、全てのタイトルマッチを宮スポでやっています。

と書きましたが、大間違いでした
GHCJrタッグは、丸藤・KENTA組が初代チャンピオンになってから、宮城では防衛戦はやっていません。(NOAH公式記録
菊池・金丸組の、IWGPJrタッグと勘違いしていました。
お詫びして、訂正致します。

って言っても。
「言われてもわかんねーよ!」
って人が多いと思うんですけどね。

僕の把握している限り、ここ読んでる人で2人くらいしか分からないと思うんですよ、このこと。でも1回気になると、止まらないもんで、今日仕事中に間違いに気付いてからずっと、
「なんだよ間違ってるじゃん。早く直さないと」
って思ってました。小心者な者で。

当店は「blog界の極東」とは言え、世界どこからでもアクセスできますからね。
自分の把握している限り、間違った情報は載せたくないものです。それが自分の好きな、得意ジャンルであるならなおさらです。

「宮城県スポーツセンター」「閉鎖」

の単語でGoogle検索すると、ここが5番手に表示されますから。
そういう部分は大事に、こだわっていきたいですね。

そう考えると、週刊、月刊で雑誌作ってる人って、やっぱり凄い。

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May 21, 2005

宮城県スポーツセンター、閉鎖

かったるく週末を過ごしていた僕の耳に、ラジオから衝撃的なニュースが飛び込んできました。

「宮城県スポーツセンター、来年3月で閉鎖。来年度中に解体」

ショーーックッ!!
河北新報webから、チョット引用します。

sp_center
「宮城県教委は19日までに、老朽化が進んでいる県スポーツセンターを閉鎖する方針を決めた。施設利用は来年3月末までとし、来年度、解体工事に着手する予定。県営体育館としての施設機能は、同県利府町の県総合運動公園(グランディ21)の県総合体育館に集約する。県スポーツセンター体育館は1964年のオープン。」

来年3月って、もう1年も無いですけども。築40年じゃあ、しょうがないですかねぇ。
で、ここまで僕が悲しんでいるのは、ここが「地方のプロレスの聖地」として、全国のプロレスファンに知られた場所だから。まあ「札幌中島体育センター」ほど、有名ではないかもしれませんが。
ちなみに歴史がある分、名勝負も数多く行われています。

昭和43年 ブルート・バーナードが大木金太郎の耳を角材で殴打し、そぎ落ちる
昭和50年 ジャイアント馬場vsジャンボ鶴田の、ファン投票シングルマッチ
昭和60年 猪木・坂口vs藤波・木村 飛龍原爆で藤波が猪木からフォール勝ち
平成 2年 第2次UWF興行 前田vs鈴木、高田vs中野、山崎vs宮戸
平成 9年 リングス 前田日明vsビターゼ・タリエル

まあ偏りつつ、一部を抜粋してみましたが。
最近では、プロレスリング・ノアがGHCヘビーをのぞく、全てのタイトルマッチを宮スポでやっています。

この宮スポのいいところは、仙台駅前から徒歩でもいけるところ。しかも最大で7000人収容可能な競技場は、メジャー、インディー団体問わず、重宝されてきました。

宮スポが無くなるということは、仙台のプロレス事情が大きく変わってしまいます。宮城県は、「グランディ21」と言っていますが、ここは「宮城スタジアム」と並び、悪名高き「交通の便の悪いところ」ですから、集客は望めません。大体利府町ですから、「○○プロレス 利府大会」になってしまいます。

仙台市内でプロレスのできる会場を、チョット考えてみましょう。

「Zepp仙台」
仙台駅から徒歩0分。アクセスの便利さはダントツ。でも、最大800人弱しか収容できず、メジャー団体の興行は不可。

「ニューワールド中山 テニスコート」
みちプロ仙台大会のメイン会場。集客は1000人可能ですが、試合は見難いです。だって、テニスコートだもん!

「仙台市体育館」
地下鉄沿線で便利ですが、第1競技場は新日GI公式戦、全日CC決勝戦、スーパーJカップ3rdのいずれも満員に出来なかった、広すぎる会場。プロレスには不向きです。

「仙台スタジアム」
猪木祭りかよ!!

「フルキャストスタジアム宮城」
UWFインターかよ!!

んー、いずれもイマイチ。
3000人くらいの会場がベストなんですけどね。いいところが見つからないと、仙台のプロレス事情が大きく変わってしまうので、関係者の皆さまは頑張っていただきたい。

個人的には、「仙台市青葉体育館」がお勧めです。

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